ゲイメン・ゴシック・黒魔術メロドラマ Dante’s Coveを観賞。

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そろそろ新たなゲイメン・ドラマ・シリーズを観賞しなければならならいと思い、
そう「しなければならない」という使命感に駆られて、拙ブログにコメントをくださる方の
ご推薦のDante’s Coveのシーズン1のエピソード1を観賞した。

ちなみに、ゲイ専門チャンネルhere!で放映されたドラマで、
シーズン3は既にDVD発売済みだし、シーズン4まで続くのかもしれない。
・・・ということは、結構面白いのかもしれないと期待大だった。


Dante’s Coveのシーズン1のDVDジャケット。
左がトビーで、右がゲヴィン。二人はラヴラヴ恋人同士であ〜る。

***以下、ネタバレなので、ご注意!***

観賞後の感想は一言、つまらない。
がっかり。
期待大だったせいか、観ている途中から、睡魔に襲われ大変だった。
しかし、睡魔に襲われながらも睡魔から脱出できるポイントがいくつかあった。
そのポイントとはゲイ・ガイズのラブシーンである。

恋人同士のメイン・キャラクターである2人トビーとケヴィンのの体が美しい。
絶対、レーザーで脱毛しているだろうと思われる胸もお尻もツルルツの毛無しボティーは
筋肉隆々。
黒髪のトビーがボトムで金髪のケヴィンがトップ。
QAFと逆のパターンである。

こういう2人のラヴシーンならずっと観ていたいと思わせる★五つの2人のラヴシーンだ。
シャワーもベットの上でもお決まりの砂浜でもいろんなところで繰り広げている!

ところで、簡単にこの話の冒頭部分をお伝えする。
作りのいい加減さもある意味スゴいがもっと驚く話のスタートだったからだ。
「ブロークバック・マウンテンの呪い編」とも言える。

第一話の冒頭シーンの舞台は1840年のダンテ入江。
魔女にはフィアンセがいた。

彼のお家に手袋を忘れて取りに行ったら、なんとフィアンセがソファーに手を付いて、
バックから男にガンガン突かれているのを見てしまう!
フィアンセの男はゲイのボトムだったのである。

驚くセックス最中の二人。

魔女に見つかり、フィアンセのお尻から引き抜いた直後にもかかわらず、トップ・ガイのペニスはぷらぷらしていた。
驚きの余り、即効しぼんでしまったのだろう。
ま、放映上、勃起しているペニスは見せられなかったのかもしれないが。
そうトップの男の長い長い細いペニスは丸見え。

魔女は怒り狂って、トップの男に魔法をかける。
トップ・ガイは床に倒れ、全身を震わせ、ペニスも体の震えと共に左右にぶるぶると震えて、
悶えて直ぐに絶命する。

見所:ぶるぶるふるえる長いペニス。

愛する彼が浮気!
しかも、ボトムでやられている姿を見てしまう!
ガンガンに突かれて、スムーズにセックスが行われているとは、かなり経験もある証拠。
女性にとって、遭遇したくない出来事の上位に入ると思う。
現場目撃は避けたい。

魔女はフィアンセに二者選択を迫る。
「私の元に戻るか? それとも永遠の命を得るか?」

「この魔法を解くのは若い男が接吻をしたときだけさ。誰がこんな醜い年寄りに接吻なんかするかね。ハハハハ〜。
永遠に苦しむがいいぃ〜」
と二者選択は最初からなかったように後者を押し付ける。
眠り姫、白雪姫の如く、ハンサムで素敵な体を持つボトムなムキムキ・フィアンセを白髪のおじいさんにしてしまう!
それも接吻がなかったら永遠に!

ゲイガイとして一番辛いこと!醜くいおじいさんになって、セックスの対象にならない!!

魔女は愛するフィアンセにゲイガイとして致命的な魔法をかけるのである。

脚本家はその真意をついてゲイガイを恐怖に陥れるようにしているのではないかと思う。

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フィアンセは両腕を鎖で繋がれ、地下牢に閉じ込めらることになった。
そこがダンテ・ホテルとなり、物語の舞台なのである。
ダンテ・ホテルはレジデンス用の部屋もあり、そこにはゲイ、レズビアン、ストレートが住む。
メイン・キャラクターのトビーがそこの住人なのである。

おじいさんの呪いを解く、若い王子様は現れるのか?
が、エピソード1の重要プロットなのである。

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格好良いハンサムなゲイ・ガイズの裸、ラヴシーンを観るならばおすすめだ。
如何せん、ストーリーがつまらない。
残念。
しかし、引き続き第二話も観賞する予定であ〜る。

どんなラヴ・シーンが展開するのかが気になるからなのだが(赤面)。

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ところで、邦題について考えてみた。

Coveとは入り江という意味なので、訳せば「ダンテ海岸物語」だろうか。
内容からして「チャコの海岸物語」を彷彿させる「ダンテ海岸物語」は軽過ぎるかもしれない。

それに舞台がホテルなので、「ダンテ怨念ホテル」はどうだろう。
怨念は日本的なので、「ダンテ黒魔術海岸」がいいかもしれない。

ダンテといえば神曲だ。
だから「ダンテ呪いの地獄海岸」というのも怖さが増すので、なかなか良いタイトルだと我ながら思う(笑)。

「ゲイであることが発覚して、魔法を掛けられボトム・ガイと事実を知った魔女の怒りの怨念物語」。
これは、長過ぎだ。

さて、ケヴィン青年の俳優さんが素敵だった。長身で金髪で!
私のタイプです!
上記写真。

継父に「おかまなんかと一緒に住めるか」と言われ、ゲイであることを隠していたがバレバレだったのだ。
それにしても酷いオヤジだ!
ケヴィン青年も「こんなハゲと住めるか」と反論して出て行って欲しかったが、
同じレベルにならないために人の傷つくことは言わなかったのだろう。
継父からなじなれ、ケヴィン青年はクローゼットから飛び出し、
恋人トビーの住むダンテ・ホテルに行くのだが・・・。
ケヴィン青年はトップであ〜る(これが王子様のヒントになるかな)。