6

オンライン広告に出す!!

<br /> TitleDPNY.jpg

***

ストレートの男性と出会うのは諦めた。

ちょっと恋心を抱いたストレートの男性だが、実は一緒に暮らすことを考えるとげんなりしてしまった。
例え暮らしても3年経てば嫌になるのは容易に想像できるし、そう確信する。
私は男性と共に暮らすということには向かないタイプの人間だと思う。

恋愛の対象にならなくてもゲイのルームメイト氏と一緒に暮らす方ことの方が現実味を帯びているし、
彼が夫やパートナーと暮らしても私が近所に住み、彼の身近で暮らすことの方が私の幸せのような気がしている。

それに最近、ゲイの日本男児であるカケル青年と知り合いになり、週末ゲイバーに行ったり、食事をしたりして
確信したのだが、私はゲイガイズが大好きなのである。
家族というものが欲しくてストレート男性に近寄ることこそが私にとって不自然であることに気がついたのだ。

ゲイガイズが好き・・・といっても恋愛関係を期待しているわけではなく、
自分を性的な対象とはみない異性で、しかも気が合う男の友達といるととても楽しいのである。

ところで、人間欲張りである。

ルームメイト氏に「ニューヨークでもっとゲイの友達が欲しいぃ〜・ストレートの男はいらん」と言ったところ、
じゃ、オンラインでゲイの友達を求める広告を出せばという話になった。

で、ルームメイト氏が私の書いた下手くそな英語を英語らしく、そしてゲイ・ガイズに魅力的に映るようにと
構成・添削してくれた。
私のため・・・と言いつつも、どんなゲイが私の広告に反応してメールを送ってくるかを
見てみたいという彼の「家政婦は見た!」的な気持ちがあるのを感じだ。

こんな文面はどうだろうと送ってきてくれた後に、
「嫉妬するぅ〜。僕がニューヨークのウィル(ドラマWill & Grace:ゲイマンとストレート女性の友情物語)になれないのが悲しい」
とメールが来た。

私は馬鹿である。
恋愛で嫉妬してくれなくても彼がまだ見ぬ私のゲイ友達に嫉妬している!
そう思うと嬉しくて仕方がない。

実際、誰も広告に応募してくれず、結局新しい友達はできないままで終わるかもしれないが、
ルームメイト氏と広告を出そうという話になり、文面を考えて、メールで何度もやり取りしたことが
何よりの幸せだったりする。

***

オンラインの広告に出してみた。
恋人募集ではなく、ゲイ友募集の広告だ。
みなさんの期待を裏切って申し訳ないが(笑)、これが私の生きる方向性だ。
監修はルームメイト氏。
反応はくるだろうか?

ストレートの女の友達募集広告よりも恋人募集の方が彼らにとって興味はあるだろうが、
万が一、ジャスティンのような物好きが現れるかもしれない。

気になって、実は落ち着かない。