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ゲイ・ガイズの裸を見て育った、たまたまのような桃!

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5月にLAにルームメイト氏とジャスティンを訪ねて行った時、新居のお祝いに桃の木を買った。

ジャスティンがブーゲンビリアが欲しいと言ったが、「桃の木がいい」と言ったルームメイト氏の意向を大きく
尊重して買って、一緒に植樹した思い出の木である。

ルームメイト氏のことが大好きだったので、友情よりは私の恋の方が勝ったこともあるが
新居祝いだったので、家の持ち主のルームメイト氏の欲しいものを贈りたかったのである。

ジャスティンはルームメイト氏のお宅を出ていく時に、彼が購入して植えた植物も掘り返して
家具と一緒に持っていたそうであるから、もしブーゲンビリアを贈っていたら、
ジャスティンと一緒に引っ越していたんだろうなと思う。
その時は2人の関係が険悪だったのが伺えるエピソードだ。

ルームメイト氏はその桃の木をメグミ・ピーチと名付けてくれた。
昨日、メグミ・ピーチの実が熟し、「今からメグミ・ピーチを食べま〜す」というテキストが写真と共に送られて来た。


実が熟して食べごろになったメグミ・ピーチ。写真から伝わって来る空気がまさにLAだ。

***

メグミ・ピーチ・ツリーはルームメイト氏のプールサイドにある。
モーツアルトを聞かせると植物が元気に大きく育つと聞いたことがある。
LAのメグミ・ピーチはモーツアルトではなく、ルームメイト氏をはじめ、
かわいいハンサムなLAのゲイガイズの裸を見て、すくすくと育ち、実らせ、熟したのである。

絶対〜おいし〜いにちがいない。

過去の私のブログを読むと、桃太郎が私にも出て来るといいなぁと書いてあった。
自分で書きながら、胸が痛く、涙が出そうになった。

***


ルームメイト氏にプレゼントした桃の木。2008年5月。


いい具合に産毛(!?)もある桃はまるでたまたまのよう。きゃっ!
睾丸を英語ではtesticalsという。睾丸は通常2つあるので複数形のsを忘れずにね!
そうそう口語ではBALLS(玉)と言う。これも複数形だよ。GOLDEN BALLとは英語では言わない(笑)。

***


手は、KENのたまたま~とはしゃぐルームメイト氏であるが、あれから約4ヶ月後、
この桃が食べられるようになったとは嬉しくも感慨深いものであ〜る。

2

今日は記念日。

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人には祝いたい記念日があると思う。
お誕生日は生まれたことを記念して祝う日だし、結婚した日を記念するのは結婚記念日で、
年を重ねるごとに銀婚式、金婚式という名称がつけられて祝う。
真珠婚式とか、プラチナ婚式も確かあったような。

……ネットで調べてみたら、結婚の記念日はたくさんあった。
ウキィペディアをどうぞ。

アルミ婚式なんていうのもあった!!!

結婚20年までは毎年記念日の名称がつけられてあったが、それ以降は5年おきだった。
20年までは記念日を作って毎年祝うを目標にとにかく継続してくれ〜の気持ちが見えるような気がした。
20年経ったら別れることもなく、祝うのは5年置きでいいやぁ〜の気持ちからなのだろうか。

結婚75周年を祝うのが、プラチナ婚式だそうで、これから私が結婚して、
女子の平均寿命を生きて天寿を全うしたとしてもプラチナ婚式をするのは無理である。

そういえば、子供の頃、祖父母の金婚式を祝ったのは覚えている。
ちなみに金婚式は結婚50年だ。
周囲が結婚しているのは当たり前のように思っていたが、結婚を維持してそれも何十年というのは、
とっても大変なことで偉業だと思う。私にはできそうにもない。

***

ところで、今日は私の記念日である。

何の記念日かというと、ジャスティンと出会った日がちょうど一年前の今日である。
East VillageのEastern Blocというゲイバーだ。
ゲイバーに行きたくとも一緒に行ってくれるゲイの友達がいなくて、女友達を説得して誘って行ったら、
ジャスティンに出会った。
こそれこ運命の出会いだ。

出会ったのは木曜日。
2日後の金曜日には私のアパートに泊まりに来て、レーバーデーの週末3日間をゲイバー三昧で過ごした。
あれから一年である。

ジャスティンにEastern Blocの外観の写真と
出会って1周年の記念日であることをテキストする。

『今、授業中! ” LOVE YOU”』と返事が来た。

単位を取るために夏休み返上で講義を受けているのだ。
ジャスティンから” LOVE YOU”と言われるのは本当に嬉しくなる。


運命の出会い〜!? Eastern Bloc

6

リオからの絵葉書と抱き締めてくれる人と……

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すっかり秋の気配で、夏が去ってしまったようなニューヨーク。
暑かったのは7月の始めぐらいだったような気がする。
空の色と空気の重さは、人をみしい気持ちにさせる。
なぜなのだろう。

***

季節の変化がさみしい気持ちにさせるが、実は、私の心は安定している。
こうしてコンピュータに向かい、ブログを更新しているのがその証だ。
ストレートの男性に恋心を抱いたが、すっかりその気持ちはなくなってしまい(えええ~?と自らも驚く)、
現在は恋をしていないので、脳のケミカル・バランスが安定していて、本来の自分の体に戻ったような気分だ。

恋もしていないし、お酒も止めたし、ちょっと退屈になりそうだったが、
その代わりに別の刺激で充実している。
現在、ホラー映画を鑑賞し、ホラー小説を読み、ドキドキしている。

***

ところで、今日、アレックスからの絵葉書が届いた。
彼は友達の結婚式でブラジルは、リオ・デ・ジャネイロに行っていた。
絵葉書よりも送り主の方が先にニューヨークに着いて、先日ディナーを共にしたばかりだ。

文面はこうだった。
「絶対、リオ・デ・ジャネイロを好きになるよ!ゲイがいっぱい!ゲイの街だよ!」

直接アレックスからも話を聞いたが、ニューヨーク・ゲイの100万倍はハンサムらしい。
アレックスは彼はストレートだが、ビーチに行ったときに私のために、
なんとゲイビーチにちょっとだけ足を伸ばして見て来てくれたのだ。
友情を感じる時である(笑)。

ブラジルは男女共に美しい人が多いと聞く。
ゲイに限らず、ストレートの男性も美しいらしい。
というか、アメリカのストレートの男性が美についてこだわらなさ過ぎなのかもしれない。
日本男児もヨーロッパ・ジェントルマンも平均して皆美しい。

ブラジル人は、美しくなるための努力が半端ではないから美しいらしい。
美しさは努力してこそ得られるものなのだ。
美しくなる努力をかなり怠っている現状なので、お恥ずかしい限りだ。
私もその点は見習いたいと思う。
こんなぶよぶよのお腹をして、リオ・デ・ジャネイロには行ってはいけないらしい。
で、腹筋50回を試みた(笑)。

今年の海外に行く計画は、年末の里帰りで日本のみだ。
来年こそはヨーロッパと南米はブラジルに行きたい。
もちろんゲイバー探訪もありの旅であ~る。
この我が目で、ブラジル人がどれくらい美しいのか確かめたい!


美しい人しかいない!?というリオ!本当なのだろうか?

***

ところで、来月、ルームメイト氏がニューヨークに私を訪ねてくるかもしれない。
「ニューヨークで恋人が見つかるといいね」と言ったら、
「恋人探しにニューヨークに行くんじゃなくってメグドンナを抱き締めに行くのよ」。

もう、いやぁ〜ん。
そんなことを言ったら、心がときめていしまうではないか。
せっかく落ち着いたのにぃ〜!!

こういうことを言ってくれる男性が私に恋愛感情を抱いてはくれなくても、
この地球上に存在することを感謝しなくてはいけないと思った。
今夜は殊勝な私である。

6

ある青年からのメール。

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ルームメイト氏が結婚していたことについて、ずっと書かずに伏せていたのは、
このブログを読んでいるくださる方々に対して、楽しい部分だけを見せようという意識が働いていたからだと思う。

人生、楽しいことよりも辛くて悲しくて惨めて頭にくることばかりだ。
だから、せめてブログだけでも楽しく書いてもいいじゃないかと思ったのだ。

でも、ゲイのルームメイト氏を好きになり、家族を持とうと思ってからというもの私の心には嵐が吹き荒れ、
何をしてもどこにいても、私の心は私とは別のところにあって電車は乗り過ごすし、
前向きな気持ちは失せて、洞窟の中にあった。
それはほぼ毎日書いていたブログを7月、8月はほとんどアップできなかったことにも如実に現れている。

ルームメイト氏は妻と暮らした3年半が最も自分が安定していた時間だと思い込んでいる節があり、
男の恋人もいて、しかも世間体を取り繕える妻もいて、騙していたとしても幸せだったのは想像がつく。
その妻の役割を私に求めてくる感じがあり、それが窮屈に感じ、彼の都合の良さに怒りを覚えた。
ルームメイト氏は心の空虚な部分を埋めようと必死なのが見えて怖かった。

好きな男性が要求するなら売春する女性もいる。
その男性は極端な要求をしても彼女のことが好きで、2人の間には継続している性的関係があるだろう。
しかし、好きでも私の場合は、彼が私に注いでくれるのは愛情ではなく、試験管への精子である。
心の結びつきがないまま子供を持つのは私が不幸せになると思った。

私は前妻に嫉妬したことはない。
彼女のことをかわいそうだと心の底から思った。
大好きで結婚までして一緒に暮らした男性がゲイで、しかも自分のことを騙していたなんて。
ルームメイト氏は鬼だ!
酷い男だと思った。

でも、女性も男性もある年齢になると結婚という社会的な圧力がある。

〜しなければならない〜

しかし、ゲイとしてオープンに生きて行けるようで、まだまだそうではない現実がある。
社会は、結婚して、子供を持ってという普通の型が標準となって作られているからだ。
それに我が子がゲイであることを知って、心から祝福できる親がいるのかどうかも疑問だ。

自分を欺くことでルームメイト氏の両親は息子の普通の結婚を喜び、ルームメイト氏も無駄に
親との確執をつくらなくて済む。
妻になった女性を騙したと簡単に責められないと思った。

結婚するまでに4年間も付き合ったらしいが、「結婚する前にゲイって気が付かなかったの?」
と問いたくもなるが、恋は盲目である。

しかし、妻からは「もっと男らしく」とよく言われ、選ぶ服も「男らしく」というのが注文がつき、
インテリアが好きなこともガーデニングが好きなことも文句を言われていたらしい。
文句を言いつつもまさか夫がゲイだなんて思いもよらなかっただろうが。

離婚後、心が激しく落ち込み、鬱になり、抗鬱剤の助けなしに日常生活を送ことができなくなったしまった
ルームメイト氏は、妻への代償を払っていると思わずにはいられない。

***

ところで、一通のメールが来た。
日本在住の日本男児からであった。
ゲイであると書かれてあった。

—————————————–

いつも楽しみに、ブログを拝見させていただいております。
いつも、コメントを残そうと思っても、なかなか言葉が浮かばず、諦めてしまいます。すみません。

この間の、ルームメイト氏のお話は、涙をながしながら読んでいました(;_;)

僕は、いつか自分が結婚をしなければならない時がきてしまうのが、恐くてたまりません。
家族が、自分をどんな目でみるのかと思うと、、、。そして、幸せになれるのかと思うと、、、。

ルームメイト氏の辛さは、痛い程わかります。

—————————————–

彼のメールを読んだ時に、私なんかでは計り知れない重圧をゲイガイズは感じているのだと思った。
私も心が痛くなった。

女性と普通に結婚して家庭を作り子供いて父親になり、他に恋人もいる生活が幸せだと思う一生クローゼットの
ゲイガイもいるだろうし、家族とは疎遠になってもゲイとして生きて行くのが幸せだと決めたSF在住のスコットのようなゲイガイもいるだろうし、ジャスティンの母のように一緒にゲイバーに行く友達感覚の親を持った幸せ者のゲイガイもいるだろうし、ゲイとして再出発を計り、幸せを必死に掴もうとしているルームメイト氏のようなガイガイもいるし、それぞれ感じる幸せも幸せの形も違う。

メールを送ってくれた青年に、これから向かってくるであろう困難を乗り切るために、
「ニューヨークなら少しは楽に生きられるかもしれないよ」が私なりの助言だ。

私も日本を離れて、ニューヨークに移り住んで幸せだと思うひとりである。
住む場所を変えるのもいいと思う。

ルームメイト氏がかつて畏れていた気持ちが日本男児のメールを通して感じることができ、
彼はもしかしたら、今でも普通でありたいという呪縛のままで、一人前のゲイとして生きようとようともがいているのかもしれないと思った。

それにしても、ここまで考えるなんて。
私はまだ彼のことが好きなのに違いない。
ストレートの男性のことはいつの間にか忘れていた(笑)。

メールありがとう!

2

心の傷を癒すのは・・・。

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ルームメイト氏の精子を使って妊娠を真剣に考えていた時、抗鬱剤を服用していたことを告げられた。
それも服用を止めたばかりだということも。

アメリカでは、精神医学が日本よりは身近で、落ち込んでいれば精神安定剤や抗鬱剤を日本よりは簡単に処方してくれることぐらいは知っていたが、ルームメイト氏がと信じられなかった。
はじめて会った時に鬱で苦しんでいるとは思えなかったからだ。

自分のことはさて置き、父親は心身ともに健康な男性をだと思っていた。
それでルームメイト氏を父親にと思ったのだが、薬を服用しなければならない精神状態だったとは
正直驚いた。

抗鬱剤は気分をアップしてくれるがそれはとても人工的らしく、それはそれで苦しいと言っていた。
時々、突然悲しくなって泣くこともあると言っていたが、それは薬を止めたからはどうかは私には分からない。

6月にルームメイト氏を短い期間だが訪ねた。
その時、私を空港まで見送った後、パーキング・ロットで声を出して泣いたとニューヨークに帰った翌日、
ルームメイト氏からメールが来た。
私が帰ったことで、寝ている間に家を出て行った元妻を思い出し、振られたニューヨーク在住の彼を思い出し、
さらに恋人がいない現状を悲しみ、様々な思いが去来したからだと書かれていた。

かわいそうだなぁと思う反面、私がニューヨークに帰ったことよりも、恋人がいないことの方が
悲しいのが分かったので、彼には言わなかったが私も大泣きし、想ってくれない人のために必死に想っている
自分が哀れに思えて、涙は止まらなかった。

現在、何十人とデートしたが、結果『ミスター・ライト』に出会えなかったらしい。
セックスすると相手が興味を失ってしまうとこぼしていたが、それはルームメイト氏のテクニックがないからか、
ペニスが相手の好みに合わなかったからか、それは分からない。
反応がとても女性的なので、私はとても嬉しかったが(赤面)。

ルームメイト氏はマドンナも信仰する宗教の勉強会に最近入会した。
「幸せになるものの考え方」を学び、デートの相手が翌日連絡してこなくても落ち込まずにいられるという。
抗鬱剤の代わりに、宗教が彼の精神を安定させている。

しかし、宗教家は人生をどう幸せに生きるかを教えてはくれるが、恋人やパートナーのように
人生の幸せをシェア(共有)はできないのが難点だとルームメイト氏は言っていた。

宗教で精神が安定しているが、とても危なっかしく思えて仕方がない。

ところで、妻が出て行き、ルームメイト氏は母親にゲイであることを告白した。
母親は最初は困惑したらしい。
「今まで私が知っていた我が子は仮面を被っていた・・・。それに気がつかなかった・・・」
責めるのではなく、我が子の本当の姿を知らなかったことに困惑したのだ。

私が最初にルームメイト氏の母親に会った時に
「アナタがゲイが好きなのは分かるわ。美しいものね」と言ったその言葉通り、
ルームメイト氏の母親はストレートの仮面を捨てた息子も愛している。

恋人はいなくても、母親は身近にいるし、遠いが私も毎日、朝昼夜と連絡しているのだから、
幸せでいて欲しいと思うが、親よりも思いを寄せる女よりも宗教よりも、
恋人が何を差し置いても一番にルームメイト氏を幸せにするものなのだ。