6

SAY YES!! ゲイからのプロポーズ!?

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***

ジャスティンから電話があった。
今日、ルームメイト氏の家から引っ越すことのだという。
明日、早速ジャスティンの部屋には新しいゲイがハウスメイトとして入居するらしい。

私がLAに行ったのは3週間前。
そして私が帰った翌日に、ジャスティンはペットとして蛇を買い/飼い、ルームメイト氏が激怒。
ジャスティンが引っ越すことになった。
いまだに信じられない。
私は来週、またLAに行くのだが、ルームメイト氏の家にはジャスティンはいない。

ジャスティンがいて、そしてルームメイト氏がいて、ルームメイト氏がいてジャスティンがいるのが、
当たり前だと思っていたがそうではなくなってしまった。

ルームメイト氏のメールはジャスティンが冷たいという話ばかり。
それはそうだ。
「出て行って欲しい」と言われた人に笑顔で接するなんてことは出来ないと思う。
お互い仲直りしたそうだが、それでも大きな溝ができてしまった。
ルームメイト氏がヒステリックに怒ったのは想像がつく。
オネエが入って、とってもとってもネチネチしていたに違いない。

「まだルームメイト氏との間に赤ちゃんを作る計画はそのままなの?」
とジャスティンが質問してきた。

ジャスティンに絶対ルームメイト氏を子供の父親として選択するのは止めた方がいいと言われているから、
答え難かったが、正直に言った。
「うん。そう思っている」
「もし赤ちゃんが産まれたらルームメイト氏から援助をもらって一緒に暮らすの?」
「その可能性はないと思う。ニューヨークでシングルマザーで私がひとりで子供を育てると思う」

ルームメイト氏のことは好きだが、根底のところで信頼してない。
好きな男ができたら、ロマンスに燃えて子供は二の次になるかもしれないと思っているから、
だったら最初からルームメイト氏に頼ろうなんて全く思っていない。
ゲイを父親に選ぶということは、そういうことである。
もちろん、LAで家族として暮らすのことを考えると幸福感で胸がいっぱいになるが、
ルームメイト氏が他の男と恋愛しているのを見るのは今の私にはつらい。

「じゃ、父親になるのは誰でもいいわけでしょう? 経済的援助は必要じゃないんだったらさ」
「それは、そうだね。私は子供が欲しいわけで、パートナーは欲しいとは思っていないから」

父親は誰でもいいと言いながら、ルームメイト氏がいい。
それは好きだからでもあるが、彼の外見が我が子に少しでも遺伝してくれたらとは思わずにはいられない。

「俺ではどう? 俺さ、弁護士になるし、一緒に赤ちゃんを育てようよ」
「えっ?」
「メグミと俺は本当の友達だしさ。ゲイでも父親がいた方が子供にはいいよ。それに時々、プラハをチェコから呼んでさ、3Pしてさ、それはそれで楽しいと思うよ」

これって、ゲイメンなりのストレート女性へのプロポーズ!?

愛しのプラハの君との3Pもありの楽しい生活!?

ところで、最近友達から90年代のラブソングのCDをもらったのだが、
1曲目はドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌チャゲ&飛鳥のSAY YESだった。
SAY YES♪の部分がジャスティンに言われた時に頭の中で流れた。

ルームメイト氏と違ってジャスティンには恋愛感情が全くないから、家族として暮らすには楽かもしれない。
ジャスティンが私に恋愛感情を持たないのも知っているし、それで苦しまない。
それに親友と呼べるのはジャスティンだ。
ジャスティンが恋したら友達として相談にのれると思うし、セックスをしてもセックスと割り切ってしているのを
知っているから全くもってOKである。
しかし、ルームメイト氏が恋しているのを間近で見るのは辛いし、他の男とセックスをしている事実を受け止めるのも厭だ。
だったら、ジャスティンの方が楽で、嫉妬に苦しむという無駄な精神活動をしなくて済む。
それに父親として家族として経済的援助もある・・・かもだ・・・。

ジャスティンが父親。
心がぐらぐら揺れる。

4

卵子とプラハ

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ウエスト・ビレッジを歩いていた時、前方から知った顔が見えた。
プラハの君のニューヨークの元ボーイフレンドだった人だ。

2回、会ったことがある。
B BarのゲイナイトとTherapyでプラハの君と一緒にいた時に彼も他のゲイの友達と来ていたのであった。
貧乏学生のプラハの君の面倒(アパートに住まわせてお小遣いをあげて・・・)をみていた彼は
プラハの君より一回り上だ。
プラハの君が文句ばっかり言って、いつも落ち込んでいるから、プラハの君はそのボーイフレンドから振られたのだ。

そのボーイフレンドは「いつも憂鬱なキミとは別れたい・・・」と泣きながら、そしてフェラチオをしながら言ったという話はプラハの君から聞いていた。
プラハの君のしゃべり方は女性的ではない。
女性的なのはルームメイト氏だ。

「ハ〜イ」と私から声を掛けた。
「私のことを覚えている?」
「うん。覚えているよ。ごめん、名前は?」
「メグミ」
「そう、そう、メグミだった。久しぶり」
「あのー、ごめん、お名前は?」
「マイケル」
私も彼の名前は覚えていない。

「プラハの君とは連絡取っているの?」
「うん。今度、パリに行くから、ついでプラハに行こうと思ってさ」
「え〜?プラハの君に会うの?」
「うん」
「よろしく言ってね」
「うん、伝えておくよ。じゃ〜ね」

という短い会話だった。
プラハの君のニューヨークの元ボーイフレンドはマイケルは私のことに全く興味がないのが分かる。
お互い同じ男を好きだったのに、もうちょっとフレンドリーに接してくれてもいいのになぁと思った。

その夜、プラハの君にメールを送る。
ニューヨークの元ボーイフレンドに偶然に会ったこと。
彼が会いにプラハまで行くと彼が言っていたこと。
ジャスティンとは会ったばかりで、また会いにいくこと。
そしてジャスティンの友達のゲイとの妊娠を考えているけど、
プラハの君が父親になってくれてもいいと都合のいいこともしっかり書いた。

返事が来た。

ニューヨークの元彼が現在も忘れずに連絡を取ってくれていることに感謝しているんだ。
会う場所も時間ももう決まってる。
精液は送るよ。ジャスティンの友達のと混ぜで使えば最高の赤ちゃんができるに違いない。
その前に、ジャスティンの友達が父親としてふさわしいか彼のペニスの写真を送るように。
僕が判断するから。
いつプラハに来るの?夏?秋?
案内するよ。

・・・と書かれてあった。

赤ちゃんが授からなかったら、プラハに行こうかなと思った。
ルームメイト氏も好きだが、プラハの君も好きだ。
ニューヨークのゲイ・シーンは死んでしまったも同然!プラハに進出である!

ルームメイト氏はハンガリー系だし、プラハの君はチェコだし、国も民族も違うが、
共通するものが外見にも精神性にもある。憂鬱なことが多い。

***

私も自然に母の胎内で受精し、育って、この世に生まれたが、この自然がこんなにも大変なのかを思い知らされる毎日。
体外受精の専門医に会ったが、問題は子宮ではなく、卵子がいかに若いかということらしい。
若い女性から採取した卵子を使っての受精卵だと妊娠の成功率がぐーんと上がるらしい。
男性が1日より自分より若い女性を求めるのは生殖の本能、そう卵子が若い方が我が子を残せる率が高いからだと思った。

私の卵子がちゃんとあるのか機能しているのかの検査結果を待ってる。
今は、LAじゃなくてプラハに逃避行したい。
疲れている。


「なつかしい」と思わず言ってしまうくらい時が経ったジャスティン(左)とプラハの君(右)に真ん中、私の写真。

5

ストレート女も大変なのだ。

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ルームメイト氏が自宅にゲイの友達(全員肉体関係があるに違いない)を招待し、ジャスティン以外のハウスメイトも加わりメモリアルデーBBQを満喫している様子がアメリカ大陸の正反対の端っこにいてもビシビシ伝わってきて、羨ましい気持ちと取り残されているような寂しい気持ちと全米のいや全世界で最高峰のゲイの街でもあるニューヨークにいながら誰もゲイの友達がいなく、かつ大好きだったヘルズ・キッチンの某ゲイバーからは追い出されるほど乱行を働き、私のニューヨークのゲイ生活は死んだ!と嘆き悲んでいるわけだが、そのやり場のない嘆きをぶちまける矛先は、当然のことながらルームメイト氏になった。

朝、テキストを送った。
「この週末はお酒も飲まず、ゲイバーにも行かず、私のGay Man Inside Meの生命がニューヨークでは断たれて、悲しい・・・」

速攻で返事が来た。
「何を言っているのよ。ゲイの人生はあなたが思っているほど全然楽しくもないし大変なんです。ストレートの女性として生まれたことに感謝して生きなさない!!!」

***

ルームメイト氏もジャスティンもゲイが選択だったら選ばない、大変な人生だからだと言う。
35歳をすっかり越えた独身の女の人生だって大変だ。
しかも子宮内膜症に子宮筋腫に不妊症の女をどんな男がいいと思ってくれるのだろか?
女は男と違って子供を孕み産むという生殖活動に限りがある。
そんな簡単にセックスの相手が見つからないし、女はゲイのように気軽にセックスできない。
私に至っては子宮に腫瘍を抱えている身ではセックスは痛くて辛いものだし、
1000人斬りなんて官能小説だけかと思ったが、現実にあり得るのがジャスティンだ。

普通の家庭が築けないとルームメイト氏もジャスティンも嘆いているが、私だって同じだ。
「あなた、お風呂にする? それともご飯にする?」なんて仕事から帰って来た旦那を玄関で三つ指ついて
出迎えるなんては絶対ないだろう。ってこれが普通の形と思っているあたりもう普通じゃない!?
子供のためにクッキーを焼いたり、ピアノを弾きながら一緒に歌を唄うことをしたいと思っていても
思うだけで終わってしまうかもしれない。

ストレートの女だって世間一般で言われている普通な幸せを堪能して生きることがことができないのだ。

***

ところで、LAのゲイの街、ウエスト・ハリウッドでこんなことができて幸せだった。
下記写真参照。
ルームメイト氏のハウスメイトさんに「私はTOPよ」と頭を入れようとした。
私のこういうことにものってくれる遊び心があるのがたまらなくいい。

こういうことがニューヨークではできないと思うと悲しくて、嘆き死にしそうな勢いなのだ。
やはりこういうことを幸せと感じる私にとって「普通の幸せ」はいらないのかもしれない。
そう求めていないのだと今思った。


ウエスト・ハリウッドのゲイバーの前で。撮影はルームメイト氏。だから、ヘルズ・キッチンのゲイバーを追い出されたのだろうか? 記憶がないのだが・・・。

2

さみしさを紛らわしてくれるのはKEN。

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今日はメモリアル・デー(戦没者追悼記念日)で祝日。
LAに住むルームメイト氏からはおはようの挨拶とともにBBQ(バーベーキュー)をするという楽しそうなテキストが送られて来た。バックヤードでBBQとはまさにアメリカである。
メモリアルデーと7月4日の独立記念日といえばBBQをするといっても過言ではない。

七輪でする日本の焼き肉とはちと違う。
もっと大きなグリルを使って焼く。
「まさにアメリカのBBQ」の経験はこれまで2回だけ。
ニュージャージーにお家がある家族持ちの方に招待された。


これがBBQ(バーベキュー)グリル。蓋が開く。チャコール(炭)で焼くのだ。かなり大きい。

***

ルールメイト氏から写真が送られて来た。
プールサードでテーブルを囲んで7、8名の男(絶対全員ゲイだと思うが)がビールを飲んで笑顔で写っていた。
「いいなぁ〜」。

しかし、男達の中にジャスティンの姿はなかった。

***

誰からもBBQ(バーベキュー)には誘われなかったし、自分主催で何かしようとも思わなかった。
私はひとりでルームメイト氏からの写真を眺めて、この写真の中に飛び込めたらと思った。
でも、LAにはまだ行けない。
ここは辛抱の時だ。
ルームメイト氏が幸せなら、それでいい。

ところで、ニューヨークにはゲイの友達がいない。
全米一のゲイの街なのに・・・。
マイク(拙著Deeeeep! New York!の執筆の時はお世話になったが)はすっかり音信不通だし、ゲイバーで知り合って2、3回一緒に遊んだことのあるゲイガイもいたが、メールを送っても返事はないし、先週お宅にお邪魔したゲイガイは電話番号も交換していないし、名前すら覚えていない。
ジャスティンが一番の友達だった。

これまでのゲイの友達がいなくてもゲイバー行っていたし、GO-GO BOYのブランドンくんを観賞して喜んでいたこともあったのだが、ヘルズ・キッチンのゲイバーからはつまみ出され、私のニューヨークGay Man Inside Meライフは砂漠状態。いや、もう死んだも同然だ。
今はゲイバーに行って呑んだくれるよりは体のことを考えて体力をつけるのが先決だと分かっていても
さみしいものだ。

ジャスティンもルームメイト氏も遠いLA。
サンフランシスコのスコットともまめに連絡を取っているし、彼は6月にニューヨークに来る予定だ。
私のゲイガイズはみんな西海岸。

ルームメイト氏からいただいたKENにいただいた服を着せて私はファイヤーエスケープ(非常階段)のお庭で写真を撮った。
心なしかKENがさみしそうに見えるのは私だけだろうか?


このピンクの花はDinathus(ダイナサス)という名前で、撫子の仲間だそうだ。

10

ゲイとストレート女のカップル

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一体、この世には作曲家コール・ポーター&リンダ夫妻のように(二人の関係の伝記映画De-Lovelyについてはこちら。)夫となる人がゲイだと分かって結婚している女性、カップルはどれくらいいるのかが気になりサーチしてみた。
ゲイ好きな女は世界で私一人なはずがない。

ところで、ゲイ+ストレート女のカップルには大きく3つに分けることができると思う。
己のセクシャリティはゲイだと知っていても社会的なプレッシャーで結婚している場合、結婚してからやっぱり男が好きだと気がついた場合、コール・ポーター&リンダ夫妻のようにゲイということを最初から告白していて結婚してる場合・・・。

***

サーチした結果、本来の目的ではない手記に巡り会って考えさせられてしまった。

子供4人を持つ妻32歳(ケンタッキー州あたり)の手記だ。
夫がゲイバーに行き、不特定多数の男と関係を持っていることが発覚。
夫は同性愛者ということを否定したが、それは子供や両親という家族を気にしてであり、社会的な立場が崩れることを恐れてであった。男性に惹かれる気持ちを否定して結婚したが、好きなものに心も体も結局行ってしまう。

妻は映画『ブロークバック・マウンテン』を観て、自分と全く同じ状況に涙してしまったと書いてあった。
つまり、今は亡きヒース・レジャーが演じたイニスは妻とセックスをする時、妻の体位を変えて、後背位(バック)するが、妻もまさにセックスの時はずっとそうだったからだ。
ちなみに、英語ではdoggy style(ドギー・スタイル)という。お犬さまと同じポジションだからだ。

数少ない性経験ではあるが、ストレートとのセックスでは、お互い盛り上がって愛がある時は男性はそれこそ正常位で見つめ合いながら射精する。愛があると感じる時であり、2人がひとつになったような瞬間である。
しかし、ゲイの旦那またはボーイフレンドではそれがない。
女の顔や胸はセックスの時に絶対見たくないものだろうし、ましてや女の中に入っているという事実が完全に萎えさせてしまうのだろうというのは想像に難くない。
それは非常に悲しいことである。
妻は悲嘆にくれたに違いない。

しかし、見つめ合いながら相手は射精しても結局、私の場合、関係は破綻したわけで、重要だけどそれほど重要でもないと思う。

手記によると妻と夫は離婚。
夫は離婚をしたくなかったらしいが妻はゲイの夫を許せなかった。

ゲイでなくても不特定多数の女性とセックスしていることが発覚したら?
相手が女性でも離婚したに違いない。
パートナー以外とセックスすることは不誠実で裏切り行為だからだ。

***

今の私はもやもや〜の若い時と違ってセックスすることが第一ではない。
何がなんでもしなくてはいけないという時代もあったことはあった。
性的に涸れているとも言われる。
セックス第一ではないといっても私も女である。
性欲はあるが、セックスを習慣的にするということから長年離れて生きているのでなくてもよくなった。
セックスは習慣になると必要不可欠なものになると思う。

だから、セックスを全く期待しないゲイの好きな人との関係は私にとって大丈夫なことなのである。
セックスを必要不可欠と思っている人には分からないとは思うが、そういう人間もいるのである。
そうは言ってもセックスが相手を選ぶ第一だと思っていたし、楽しみにしていたこともあった(遠い目)。

***

ゲイとストレート女性のカップルが全て不幸なわけではなく、
知人から聞いた話だが、ニューヨークで8人の孫がいるゲイ+ストレート女性のカップルがいるという。
おじいちゃんといっても若いそうだ。
彼の子供3人は全員ストレートで全員結婚しているらしい。
知人が言ったのだが、自分のセックス・オリエンテーションも大切だが、家族を第一に考えるゲイもいるわけで、
ルームメイト氏はそういうタイプのゲイかもしれないよと励ましてくれたのだ。

***

ところで、ルームメイト氏と私の場合は後背位ではなかったということだけは伝えておこう。
知りたくないかもしれないが・・・(笑)。


サングラスを掛けているKENも素敵だ!

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19

心のお庭

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先週の話である。

ジャスティンが家主であるルームメイト氏の許可なしに飼った蛇のことでかなり頭に来たルームメイト氏が
「ジャスティンに退去命令」を下した後、言い過ぎだったのではないかとくよくよ悩んでいた。
「それこそ仕事しているの?」と問いたくなるくらい私にジャスティンとの揉め事をテキスト&メールで
逐一報告してきては、ドンドンと落ち込んでいるのが見えた。

そしてニューヨーク時間深夜0時に電話が掛かってきた。
ルームメイト氏の声の背後に音や人の声がするので、どこか外にいるのだろう。
「どこにいるの?」と聞くと、ホームセンターの植物のコーナーにいるという。
「落ち込むと植物や花を見ると心が落ち着くのよ」と言う。

ルームメイト氏のお母さんも素晴らしいお庭を持っているし、ルームメイト氏もお母さんの影響なのだろう、ガーデニングが好きでしかもセンスがある。LAに行った時に、ルームメイト氏と一緒にお花(インパチェンス)や名前は知らないが柴のようなものを植えたり、メグミ・ピーチを植樹したり、シャベルを持って土にさわり、心が和んだ。

癌の恐怖に、ゲイを好きになり我が子の父親と考えていることの周囲の反対、大量にお酒を摂取し、ジャスティンが人を轢いてしまうくらい衝撃を与えたゲイとのワン・ナイト・スタンド、ゲイは女性に恋愛感情は持たない事実を再認識・・・。再検査の結果、癌ではなかったが、次の段階を考えると怖い。
未来を覗ける鏡があるのならば私は母になっているのか、どうか見てみたい。

恐怖や不安を紛らわせるためにゲイバーに行って酒を飲むことはもうしない。
アルコールは人を陽気にさせるし百薬の長とも言われているが、私の場合はネガティヴにさせる魔物の代物だ。
「落ち込むと植物や花を見ると心が落ち着くのよ」と言ったルームメイト氏の言葉といつもコメントをくださるmomoさんの言葉を思い出した。

お花を育てよう。
私のお庭を作ろう。
ファイヤーエスケープ(外付けの非常階段)にお庭を作ろう!

***

まず私はすみれを購入した。
宝塚ファンであるからだが。
そのすみれをケータイで写真に撮って早朝、ルームメイト氏に送った。
ニューヨークは雨が降っていた。


まだまだ寒いニューヨークの朝。カナディアン・ヴァイオレット。

***

ルームメイト氏からすぐに返事が来た。
「かわいいぃ〜。『あなたが愛する人々はあなたの心のお庭』と言われているのよ。」

「すみれを買いました。じゃ、ルームメイト氏は私のお庭ですね」と返事を送った。
「すみれは部屋の中に入れて、温かいお水をあげてね。お庭はあなたで、私はメグミのお庭のお花のひとつよ」

そっか。愛する人々がお花や植物という意味で、自分の心のお庭を彩っているということなのか。

***

今日は窓辺に置くプランターに花を植えようと、インパチェンス、ヴァーベナ、ツタ、コリウスを
チェルシーのお店で購入。
ツタは夏にぐんぐん伸びるのでゴージャスになるという友達の助言にしたがった。

プランターや土は重いので近所のホームセンターで買う。
ニューヨークでは木のプランターが流行っていると友達が言っていたが、確かにホームセンターにはたくさん販売されていた。それにゲイカップルが購入していたので、やはり私も木のプランターを求める。

アパートの室内に新聞紙を敷いてガーデニングをした(笑)。
ファイヤーエスケープにお庭ができた。
かわいいだろうか。バランスは大丈夫だろうか。
評価とアドバイスを知りたくてルームメイト氏とジャスティンに写真を送る。


私が植えましたプランター。

ジャスティンは「ニューヨーク・シティのかわいいお庭だね」
ルームメイト氏は「美しい!!あなたが大好きです」

2人とも遠くにいるが、心がとっても近くにある。そんな気がした。
私の心のお庭ではルームメイト氏はどんな花だろうか?
ジャスティンは? 花じゃなくって蛇かな(笑)?

あなたの好きな人は心のお庭ではどんな花ですか?

***


師匠であるルームメイト氏の作品。

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12

ゲイの友達とロマンチックに大好きなゲイマン

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LAに行った時、ジャスティンは仕事に行ってほとんどの時間を勉強に費やして、30分間セックスをしていた。
セックスの相手は掲示板で出会った男の子で私と話している時もテキストのやり取りをしていて、1時間後、
ピンポーンとドアがベルが鳴った。

わざと私が出て、どんな男とセックスするのかを確認した。
ジャスティンは「早く消えて〜」と私に小声で言った。

ゲイばかりが住むルームメイト氏のお宅ではそういうことはOK!だし、みんな別に気にも留めていいないようだった。
セックスは秘め事ではなく、太陽のもとで行われている健康的なことなのだ。
ちなみに、男の子はボトムで痛がってできなかったとジャスティンが言っていた。

ジャスティンは勉強を優先しお酒もゲイバー行きも止めた。
だからゲイバーに行かないで映画を借りて一緒に過ごそうと提案してくれたが、私はルームメイト氏を選んだ。
ジャスティンは冗談ぽっく「俺はもう愛されていないんだぁ」と言っていた。

「ニューヨークの冷蔵庫では食べ物が何も入っていなかったな。
ベーコンも卵もリンゴも買って冷蔵庫に入れておいたから好きに食べなよ」
とルームメイト氏のお宅で言ってくれたのはジャスティンだった。

私の冷蔵庫には映画のフィルムが入っているくらいで何もなかった。
最近は卵や野菜が少しだが入ってはいる。

ルームメイト氏が私とゲイバーに行きたがっているのは、私とジャスティンのような関係になりたいのではないかと
ふと思った。

ニューヨークのゲイバーで知り合って、それからゲイバー・ホッピングに暮れて、しかも一緒にゲイをナンパして、クレイジーなパーティーに一緒に行き、しかもプラハの君というチェコ人のハンサムなゲイを性的に共有し、ルームメイト氏も私とジャスティンともセックスしてるゲイだし、友達以上の同志(コモラード)のような感覚が漂っているからで、それに勉強机に向かって勉強しているジャスティンの背中にひっついて「ジャスティン、匂いかがせて〜」とずーっと離れなかった姿を見たルームメイト氏は「2人の間には入れないわ〜。どうしていつもそうなの?」と言って飽きれていた。

ジャスティンはわざと私の目の前で下着を取り替えてペニスをふりふりさせたり、私をバスルームに呼んでおしっこをしている姿を見せたり、相変わらずエンターティナーであった(笑)。

ところで、ルームメイト氏もジャスティンもストレートの女友達がどれくらいいるかを競っている感じがした。
ジャスティンが「レベッカはどうしたの?」といきなりルームメイト氏に質問していたので、
「誰なの?」とジャスティンに聞くと、ルームメイト氏のストレートの女友達だという。
「他の女の目にくらんだのね。嫉妬ぉ〜」とわざと騒ぐと、
「全然〜、連絡を取っていないわ。今はメグミがいるからいいの」とルームメイト氏が言っていたが、
自分に引っ付いて来るおこげ(faghag)の存在で、自分が男性的にどれくらい魅力的かを競っているかのようだった。
女の友達で日本人がわざわざニューヨークから飛んできたということが、他のゲイにとって自慢のネタのような存在のような気がしたし、他のゲイガイズに自慢される気分も悪くなかった。

ジャスティンは仲の良いゲイの友達。
ルームメイト氏は大好きな男性でゲイだ。

***

私が近所のゲイバーで知り合ったゲイのアパートに車に乗って行ってしかもセクシャルな遊びをして顔も名前も覚えていない(コンドーム装着はしていたのはしっかり覚えているが)ということをジャスティンに伝えた時、ジャスティンは驚きのあまり人を轢いてしまった。
それからジャスティンから連絡が来たが、相手の怪我もたいしたことがなく、警察が来て違反切符で済んだようだ。
刑務所に行くような最悪な事態にはならなかった。
私の悪影響を遠いLAにも及ぼしてしまったようで、罪悪感を感じている。

「メグミがどんなことをしても俺は永遠に友達だから・・・」と電話の最後に言われたが、私が見知らぬゲイと関係を持ったことをかなり根に持っている表現だった。

***

ルームメイト氏には長いメールを書いた。
ジャスティンをはじめ私の友達がゲイとの間に子供を作ることを反対しており、ルームメイト氏は私のことは愛していないし、一緒に住む気もないとジャスティンにも言われたこと。他のゲイとセックスしたら嫉妬してくれるんじゃないかと思って見知らぬゲイのアパートに行ったこと。自分の気持ちがコントロールできずに困っていること。兄が死ななければ、母になりたいなんて思わなかったこと。もうニューヨークのゲイバーに一人では行かないし、新しいゲイを積極的に探そうなんて思わないこと。子供ぽっい行動だと反省しているから、二度としないと書いた。

(・・・もう大好きなヘルズ・キッチンのゲイバー某には行けないのかと思うと本当に悲しい・・・。)

そしてルームメイト氏からはこんな返事が来た。
「ゲイマンは女性には恋愛感情を持てないのは事実ですが、愛し続けるサポートを惜しまない友達です。私が愛している人が去って行きますが、私は私を愛してくれる人を裏切ったり去ったりはしません。6月に来た時にもっと話しましょう」

彼に恋愛感情を抱いている私には辛い表現ではあるが、ルームメイト氏が私が彼を好きで好きでいることを踏まえて
しかも「去らない」とまで言ってくれた。

***

ところでクリニックに再検査に行った。
「癌ではありません」と言われた。
癌ではなかった。

今度は体外受精の専門医に会いに行く。

***

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