8

「ありがとう」「こんにちは」の大切さ

<br /> TitleDPNY.jpg

***

今日も私はワシントンDCにいる。
気分は沈んでいる。

***

ニューヨークのスーパーマーケットやドラッグストアの店員の大半は黒人かヒスパニックで、
「Hello」も「Thank you」も決して言わない。
笑顔はない。
たまに言われたら驚く。
非常に驚く!有り得ないからだ!
他の店員との話に夢中になっていることが多く、品物をスキャンしてくれないので待たされることも多い。

そしてワシントンDCもスーパーマーケットやドラッグストアで働くのは黒人かヒスパニックだ。
不機嫌なニューヨークでも銀行の窓口では「Hello」を言ってくれるが、ワシントンDCの窓口のヒスパニックの男性は
「Hello」も「Thank you」も言わなかった。
スーパーマーケットではニューヨークよりも態度が非常に悪かった。
アメリカでは品物は店員が入れてくれる。
DCは袋が有料なので持参したビニール袋やエコバッグに入れてくれるのだが、その店員はビニール袋にも入れようともせず、
「Hello」も「Thank you」も言わなかった。
「入れてください」とお願いしたら嫌々入れた。

***

心が弱っている私には、DCの店員の、いかにもアメリカ的な態度に慣れているにもかかわらずかなり応えた。

***

日本に帰ると、サラリーマンのおじさんの高圧的な態度には辟易するが、
それ以外はお店のサービスといい、街の清潔度といい、トイレの美しさといい、電車や新幹線のきれいさといい
何でも世界最高である。

ニューヨークの店員に慣れているのでコンビニの店員さんから丁寧に扱いをされた時
私はセレブか、このコンビニの筆頭株主とでも思っているのかしら〜と思った
(店員さんに利益をもたらすから笑顔なのだろうかと勘違いしたのである)。
誰にでも丁寧で親切なのが日本のサービス業である。

***

ニュースでも報道されているが、私のゲイ友も日本人の秩序正しい行動に驚いていた。
「カトリーナでもタイでも中国でも災害の後には略奪、レイプとやりたい放題なのに日本人はしなかった!
素晴らしい!驚いたよ〜!」

***

実家に帰った時、我が故郷の農村を歩いた時に小学生も中学生も私に「こんにちは!」「こんばんは!」
と声を掛けてくれた。

無礼で笑顔を見せるのも損だと思っているアメリカ人に囲まれて暮らしているので、
こんな見知らぬ茶髪の奇妙なおばさんに声を掛けてくれるなんてと驚き、感動した。
恥ずかしかったが、私もちゃんと挨拶をした。

***

アメリカは世界一の経済&軍事大国。
非常事態の日本を助けてくれる国。

アメリカ合衆国民は、中国の人民と同じく貧富の差は激しい。
人種間での経済格差がある。

庶民には想像もできないくらいのビリオネアもいる。
部外者は危険だから歩かない方がいいという地区もある。
保守的な州もリベラルな州もある。
ゲイが手をつないで安心して歩ける地域もある。
女性の地位が高い。
いいところはたくさんある。
でも、挨拶はできない、お礼も言えない、笑顔なんてとんでもないと思っている不幸な人々もたくさんいる。

***

日本は今不幸のどん底だが、ちゃんと礼儀を守り、挨拶ができる子供達がいる。
だから未来は明るいと思った。

心が弱っている時に、他人の笑顔や挨拶は元気をくれる。

***

4月中旬に日本に帰る。
しばらく数ヶ月滞在する予定だ
USELESSな私。
何もできないけど、せめて高齢の父母のそばにいようと思う。

がんばっぺ福島!!

***


五重塔の石塔も日本から贈られたという。

4

混迷と感謝の気持ちと桜

<br /> TitleDPNY.jpg

***

プルトニウムは半減期までに2万4千年かかるとワシントン・ポスト紙に書かれている記事を読んだ。
ちなみに半減期とは英語ではそのまんまHalf Life。
アルクの英辞郎によると「体内に取り込まれた薬物などの半分がその効力を失うまでの期間。」とある。

人間長生きしても100歳である。
2万4千年かかると言われても現在この世にいる全人間が生きている間はバリバリの効力を発している!というのが分かる程度で実際のところピンと来ない。
「2万4千年かかる」というのは実際に誰も結果を見たことがないので分かるはずはないのになぜ分かるのだろうという
科学者に笑われる疑問を持つ。
食べ物などで口から入る分には差し支えないが、吸って肺に入ると健康障害が起きると記事にあり、
風と一緒に飛ぶものなのかどうなのかについては書いておらず不安が募る。

***

屋内退避している実家の母と電話で毎日話しているのだが、日に日にストレスが募り、不安を感じているのが分かる。
遠くにいる私でさえ上記のような新聞記事を読んで不安になるのだから、原子力発電所から50マイル以内に住んでいる父母そして我が故郷の人々のことを思うと胸がつぶれる。
無力で非力な自分が情けない。

何を信じて何を頼ればいいのかがよく見えない状況のようで、
政府の発表が撤退を転進、撤退を転進と言い換えた大本営発表と重なるようだ。

大学時代の親友Aさんが、クロネコ・ヤマトの宅急便が東北への配達を開始したということで我が実家に食料品や日用品を送ってくれたという。
クロネコさんは「日にちは分からないけど必ず届けます!!」と言ってくれたという(涙)。
配達員も外に出る仕事で放射能に怯えながらに違いない(涙)。

遠くにいて何もできず申し訳ない。
ありがとうとしか言えないけど、感謝の気持ちでいっぱいだ。


日本では花見も自粛するというニュースを読んだ。国難の非常事態だからこそ桜を見て元気に!というのは欧米的な発想なのだろうか?

2

世界のスターばかりではない。ニューヨークのアジア系ゲイガイズも日本を応援している!

<br /> TitleDPNY.jpg

***

世界のスターが日本救済のためにリリースした”Songs For Japan”。
売り上げは日本赤十字に義援金として寄付されるという。
アメリカではまずi tune ストアで発売された。
$9.99。
私も購入した。

***

世界のスターばかりではない。

ニューヨークのアジア系ゲイ・ガイズも日本をヘルプ!

月に一回、ミッドタウンの韓国レストランで開かれるゲイ・パーティがある。
先月2月にカールくん達と行った。
95%がアジア系のゲイガイズだった。
異国の地にいると、アジア系に囲まれるとほっとする。

入場料は無料なのだが、今月は入場料を日本をヘルプするためにチャージするということを
ゲイ友ジェリーから聞いた。

ジェリーはABC。
ABCとは、An American-born Chineseの
それぞれの単語の頭文字を取った言葉で、アメリカで生まれたチャイニーズつまり中国系アメリカ人のことである。
両親が中国人。
アメリカで生まれ、育ち教育も受けているので全くの「アメリカ人」だ。

***

ジェリーは、
「ニホンノミナサン、ガンバッテクダサイ!オウエンシテイマス!」
と日本語でメッセージをくれた(涙・涙・涙・涙・涙)
日本語を勉強したことがあるので、しゃべられる!

パーティーは先週の金曜日だったので終了している。
夜遊び気分になれなかったので行かなかったのだが・・・。

アジア系ゲイガイズのサポートに感動した。


応援メッセージをくれたジェリー!キラキラ笑顔が彼のトレードマーク!ゲイを公言しているので顔を出してもいいよと許可をいただいている。

***

がんばって日本!
がんばって東日本!
がんばっぺ東北!
がんばっぺ福島!

ワシントンDCの桜も生まれ故郷の日本を応援している!!!

6

日本の桜は今年で99歳! ワシントンDCで元気に咲いている!

<br /> TitleDPNY.jpg

***

ワシントンDCにいる。
今日、ポトマック川の桜を見に行った。
ニューヨークのブルックリン植物園の桜は何度か見たことがあるがワシントンDCの桜は初めてだ。

国難の非常事態に日本の日本人もまして被災された方々は花見だなんて言っていられないだろう。
暢気な海外在住の日本人だと言われるかもしれない。
しかし、いてもたってもいられず桜を見たいと思った。

ブルックリン植物園の桜はボタン桜というらしく、私が知っている「桜」とは違ったが、
ワシントンDCの桜は日本の桜だった。

***


桜!!日本の桜だ!!!!

桜を見た途端、涙が出た。

「桜ぁあああ!日本ーーーーーーーーー!!」

とても寒かったが、花見はいつも花冷えだったことを思い出し、また涙が出た。

***

ワシントンDCの桜は日本から贈られたことは誰でも知っていると思うが、
ネットで調べたところ、桜が日本からワシントンDCに来て来年で100年になるという!!!
おおお!
東京都(当時は市)が贈った。

詳細はこちらへ。
米国ワシントンDCの桜物語。


桜とワシントンモニュメントと

***

日本の桜は99歳!
ワシントンDCで元気だ!!
本国、日本の桜も大丈夫!!!

励みにならないかもしれないが、
少しでも励みになればと思い桜の写真をお届けする!


騎馬隊のポリスマンと馬と桜!

***

また桜祭りが開催されており、有料イベントの入場料は赤十字を通して日本へ送金されるという。

***

がんばって日本!
がんばって東日本!
がんばっぺ東北!
がんばっぺ福島!


日章旗と桜

6

この危機である本を思い出した。「東京に原発を」

<br /> TitleDPNY.jpg

***

フクシマ・ダイイチの状況は良くなるどころか悪化する一方で、
3号機原子炉 が損傷しているかも〜というニュースが流れ背筋が凍っている。

「自主避難を呼び掛け=原発20〜30キロ圏」とも報道され、物資が届かないだけだから?
放射能漏れが深刻だから???

我が父母は大丈夫なのだろうか?
我が親戚は?
友は?
福島県民は?
日本は?
——————————————–

この原発の危機で私は、ある本のことをいつも思う。

その昔、友達のお姉さんが環境派で、原発に反対していた。
必ず読むようにと本を渡された。
現在の東京都庁が建設中だった。

広瀬 隆著の「東京に原発を!」であ〜る。

原発が安全なら東京都庁の新庁舎を西新宿の浄水場跡に建設しないで、原子力発電所を建設すべきではないか。
送電線も鉄塔の建設もする必要はないので費用もかからないし、発生した電気をすぐに供給できるという内容だった
と記憶している。

当時、もっともだと思った!


広瀬 隆著 「東京に原発を! 」

***

偉い人達は知っていたのである。
安全ではないことを。

日本は原子爆弾を広島と長崎に落とされた被爆国である。
壮絶な地獄のような被害を身を以て知っていた。
だから、首都東京から離れている田舎に原子力発電所を建設したのである。
私が生まれ育った農村地帯には原発から作られた電気を首都圏に送る送電線と鉄塔が立てられている。
威圧的で怖い。

原子力発電所のおかげで地元は雇用をはじめ恩恵を受けたのも事実。
しかし、まさかこんな状況に陥るなんて。
受けた恩恵以上の災難が降り掛っている!

でも、がんばっべ福島!!(涙・涙・涙)

——————————–
ところで、 毎日新聞のサイトである毎日jpに、私の故郷の町の近隣の町について書かれていたので、転載する。

リンクはこちら。

しらかば帳:「東京に原発を」 /長野

 16年前、福島県南部・棚倉町の住民が、東京都の青島幸男知事(当時)に「東京にも原発を造ってほしい」と約2500人分の署名を添えて提案したことがある。行動の主は、福島第1、第2原発からの電力を首都圏へ送る高圧送電線沿いに住む人たちだった。

 彼らは何も本気で主張したわけではない。リーダーの男性は「東京の人々に、電気を自由に使える生活は、送電線や原発を地方が受け入れたから成り立っていることを考えてほしい」と言った。一見とっぴな提案は、大都市と地方のあり方への問いかけだった。東日本震災で電力不足に陥り、計画停電が行われた首都圏では、くしくも棚倉の思いを実感することになったはずだ。

 福島第1原発に近い南相馬市から飯田市へ避難してきた約100人は「いつかはこうなると心配していた」と口々に言った。筆者もかつて福島県に赴任して、同じ不安を感じていた。災害は人ごとではない。明日は我が身だ。【仲村隆】

——————

祈ることと応援することしかできないけど、「がんばっぺ福島!!」

——————

8

少しでも貢献できること・・・

<br /> TitleDPNY.jpg

***

母国の国難ともいえるこの状況に胸を痛め、落ち込んでいる。

夜遊び(ゲイバーで飲んで踊って飲んで)は私の人生の全てと言っても過言ではなかったが、
辛い生活を強いられ、ろくに食べるものもなく、家族を亡くした人々を思うと
夜な夜な出掛けるなんてできない。
カールくんをはじめ全てのゲイ友からのお誘いは断っている。

***

朝、ドアのブサーが鳴った。
この時間帯からするとUPSか郵便の配達だ。
インターカムに出るとなんとカールくんだった!
ずっとカールくんとも会っていなかった。

「サプラーーーズ!!生きている?」とカールくん。

***

出掛けようとしない私を心配して来てくれたカールくん。
しかし、「ニュースは落ち込むから全く見ていないし、読んでいないよ〜」と全く日本の状況(原発)のこともあまり知らず、
リビアのことも「そういうことがあるんだね〜」程度で、フクシマ・ダイイチからの放射能がカリフォルニアに到達するかもしれないとあれこれ
リサーチしているジャスティンとは対極にいる。
カールくんは全く気にしてないというか、ある意味、典型的なアメリカ人だ。
他民族多種多様の文化の国なので、興味や心配の対象はそれぞれ違う。
同じ方向に行く日本とは全く違う。

***

カールくんの興味と心配はもっぱら恋愛のことだった!
彼とは元通りになったようでノロケ話が続く。

恋話は平和な時だからこそできるわけで、衣食住に満ち足りていなかったら、
こんな楽しそうに話せない。

幸せな風景。
水や食べ物の心配はいらない、平和な風景。

そう思いながら、カールくんが嬉しそうに話す様子を見ながら、自分自身のことも考えていた。

***

これまでの私の悩みは比較すると貧乏だけど基本的に衣食住が満ち足りてしかも暇だったから、
まさに暇潰しの贅沢な悩みだったということに気が付いた。
ちょっと変わったこと、刺激が欲しかったのである。
我が母国が国難だというのに、こんな下らないことで悩んではいられない!!
我が祖国、日本が大変な時に!!
頭にずっと立ちこめていたアドレナリンのモヤが一挙に晴れた。
そうゲイでペドファイルのバブリー・チャイナくんへの固執が消えて、何が自分にとって、誰が自分にとって大切なのかが見えるようになった。
凡人だから極限状況でないと真実が見えないのである。

***

私は「行かない」と断ったが、カールくんが「どこかに行こう」と何度も何度も言う。
またアメリカ人的な発言で「自分を痛めるようなことをしても駄目だよ!人生を楽しまないと」と説得されて出掛けた。
少しでも日本の経済のためにと日本食レストランに行き、日系のマーケットに行った。

***

日本からの食品、お菓子、スナック、ジュースが所狭しときれいに並べられた棚を見て、私は泣いてしまった。
それも声を出して泣いてしまった。

本国日本ではこういう情景は見られないかもしれないと思ったのだ。
並べる商品もなく閑散としているスーパーマーケット、そんな情景が浮かんでしまった。
ニューヨークではキラキラに輝いている日本の商品だが、本国にはないのかもしれない・・・。

カールくんは「びっくりした!泣くなよ〜」と背中をさすってくれた。
浮かんだ状況を説明すると「それこそ妄想だよ!日本がそうなるわけないじゃない」とカールくん。

***

カールくんは日系のマーケットで日本から輸入されたお菓子や食品など150ドル分をご購入。

拙ブログの常連コメンテーターのどりこさんからたくさん昨年おみやげをいただいたのだが、
その中に「じゃがりこ」があった。
初めて私もカールくんも食したが、おいしくてびっくり!!
カールくんは今回の買い物でも数個買っていた。

***

日本車を購入するという大きな買い物ではなく、日本から輸入された食品を買うという小さなことしかできないが、
少しでも日本の経済が回っていくようにと願う毎日である。
また原発の放射能漏れが早急に解決しますように・・・!!


今回の災害で亡くなられた方、被災された方々に慎んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。

2

がんばっぺ福島!!放射能なんかに負けない!!

<br /> TitleDPNY.jpg

***

ネットのYOMIURI ONLINEニュースとUSTREAMで聴ける「ラジオ福島」によると、
福島県産の葉物野菜など摂取制限、政府が指示
つまり、暫定規制値を超える放射性物質が野菜から検出されたからだ(涙)。

恐れていたことが起こった。

親戚に農家が多く心配だ。
身内の心配で申し訳ない。

しかし、YOMUIRI ONLINEの別の記事では、こう書かれている。

枝野官房長官は23日午前の記者会見で、摂取制限が指示された野菜について、
「万一食用に供されたとしても、人体に影響は及ばないので、安心してほしい。
ただ、今後も(放射性物質の検出の)継続が予想されるので、できるだけ摂取しないことが望ましい」と述べた。

食べても人体には影響はない!!と言っている。
しかし、ずっと食べ続けると影響が出るから食べるなということなのだろうが、
その量もとてつもなく多く、牛乳なら30t(それくらい飲める人いますか?)、ほうれん草は4,200人分を
食べると影響が出るらしい。

***

私はこれらのニュースが流れた時に思い出したのは、
菅直人首相が厚生大臣だった時に、カイワレ大根をマスコミの前で食べて安全をアピールした姿だった。
O157 が検出されたというニュースが流れ、カイワレ大根が全く売れなくなった。
時期はいつだったか記憶が定かではなかったが、ネットで調べると1996年だった。

今回は首相として全て福島産の食材で料理したおかずを食べて安全をアピールして欲しい!!!
そう思うのは私だけではないはずだ。

これから春になり田植えも始まる。


今度は全て福島産の食材で料理したおかずを食べて安全をアピールして欲しい!!!

***

youtubeの読売新聞のサイトから

放水作業を見ると不安が軽減される。
決死の仕事。
すばらしい技術!
普通に2人の方が建屋の近くを歩いてる映像もあったが、大丈夫?

東京電力が特別に借り受けたドイツ製の生コン圧送機は22日午後、長さ58mの赤いアームをいっぱいに伸ばし、高さ46mの福島­第一原子力発電所4号機の建屋の上から、使用済み核燃料の一時貯蔵プールめがけて水を注いだ=東京電力提供 2011年3月23日公開

***

ロックフェラーセンターの日章旗!がんばって!!日本!がんばって!!東日本!! がんばっぺ東北!!がんばっぺ!!福島!!!


今回の災害で亡くなられた方、被災された方々に慎んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。