今年のHalloweenは場末のゲイバーでのコスチューム・コンテスト!

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***

私の近所にあるゲイバーは場末という言葉が似合う。
そのゲイバーの名前はThe Boiler Room
お客さんはヘルズ・キッチンのThe Ritzにいるようなハイファッションのゲイメンとは違う。

年齢層はまちまちだが高い人が多い。
おしゃれな洋服に身を包んでいるというわけでもなく、体をバリバリに鍛えている人ばかりでは決してなく、
街ですれちがってもゲイだとは思わないかもしれない。
普通のおじさんが多い。
(ゲイメンといえばのステレオタイプのゲイばかりではないということを言いたいのだが。)

週末、ヘルズ・キッチンのThe Ritzに来るのは州外からのゲイでそれこそニューヨークのゲイバーに行くんだ!
と気合いが入っているからもしれない。

近所のゲイバーは、英語で言うとこのLAID BACK、つまり気取っていないところがいいのだ。

The Boiler Roomで話をしたゲイマンによると10年前はThe Boiler Roomはクールなゲイバーだったらしい。
ハンサムなバーテンダーがいることがその片鱗かもしれないが、信じ難い。
現在、共和党の大統領候補として選挙運動中のジュリアーニ氏がニューヨーク市長時代に禁止してしまったらしいのだが、
GO-GOボーイといえば、全裸でバーカウンターに立って踊っていたという。
全裸で!!
その時代にニューヨークのゲイバーに来てみたかった。

ところで、LAに帰ってしまたゲイ友のジャスティンくんと過ごした最後の夜は、ヘルズ・キッチンでもウェスト・ビレッジでもなく、イースト・ビレッジにあるゲイバーズ(The Boiler Room、The Urge、Eastern Block、The Boys Room、Phoenix、The Boys Room)にお別れを言いに行った。

The Boiler Roomではハロウィーンにコスチューム・コンテストを開催するからおいでよ〜と私の大好きなバーテンダー、ショーンくんに言われた。
彼に言われたのなら行かないわけには行かない。

ヘルズ・キッチンのPOSHでも同様にコスチューム・コンテストがあるので行きたかった。
POSHは女1人でも行けるゲイバーである。
しかし、パレードが行われるウエスト・ビレッジと同じダンタウンという理由と近所であるということで、
私は場末のゲイバー、The Boiler Roomに行く事にした。

***

私のハロウィーンのコスチュームといえば、馬!
実は、毎年同じ。それには理由がある。
人気!だからだ。

街を歩くと写真を撮られる!
馬はフォトジェニックなのだ。

しかし、今年は女子高生に「ポニィ〜!ポニィ〜だ!一緒に写真撮って〜」とワシントン・スクエア・パークで言われ、
馬ではなくポニーに間違えられたことは心外だったが、背が低く、小太りなのでポニィ〜と言われても仕方がない。

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ひとりさみしく場末のゲイバーで酒を飲むポニー、もとい白馬とドラッグクィーン。

***

コスチューム・コンテストの開催は午前1時30分。
場末のゲイバー、The Boiler Roomに行き始めて以来、初めて体験する大入り満員。
こんなに大勢のゲイメンをこのバーで見たことがない。

実はウォッカ・マティーニを2杯飲み、かなり酔っぱらってしまった。
誰が入賞したのかも分らず、アパートに帰る。
ウォッカ・マティーニは1杯でいつもノック・アウトされるのに2杯もいただいたから、
もう正体不明〜!
それに大好きなバーテンダーが金髪の美しい女性を同伴していたから、嫉妬の炎で焼かれそうになった。
女は女に嫉妬する。

もし、ジャスティンくんがLAで私のような新しいfaghugに出会うことがあったら、嫉妬の炎で焼かれるどころか、
炎上して火柱ものだ。

LAに彼が帰ってからも毎日電話で話している。
正直なことを言えば、私はHalloweenはどこにも出掛けず、1人アパートで過ごす予定だった。
ジャスティンくんを失った痛手は大きい。

「そんなこと言わないで遊びに出掛けろよ。また一緒に遊べる新しいゲイを探せよ!!
ま、ボク以上の奴はいないとは思うけどさ〜」。

彼に励まされて結果的には出掛けたわけなのだが、彼の言う通りなのだ。
ゲイバーでゲイマンに会っても、ジャスティンくんほど、異国から来たゲイバー好きな女に興味を抱いてくれるゲイはいない。それをあらためて感じたHalloweenの夜だった。

***

The Boiler Roomで激写したコスチューム!
他にも創作的なコスチュームがありましたが、そこはDeeeeep!New York的にセレクトしてみた。

ハローキティもいた。
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ちょっと怖かった……。Hell(地獄)〜o!キティか(笑)中身はおじさまです!

カール・ラガーフェルドもいた。
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彼のドキュメンタリーを観に行きたいな。

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プラハの君が旅立つ前日、3人で会えれば会おうという約束をしていた。

会ってすることは、決まっている。

ご想像の通りであ〜る。

プラハの君とジャスティンくんは約束のGOOD BYE FUCK!
そして私が加わって、ゲイメン2人とストレートの女の、夢の3P実現か!?まで話は進んでいた。
夢の3Pの根底には、ゲイメン2人がお互い性的に刺激し合えば女とできる余力があるかもしれない!というのがある。

たびたび書いているが、英語で3Pと言っても通じないので、ご注意。
Threesomeでございまぁ~す!

ジャステインくん曰く、プラハの君は私とのいちゃいちゃで興奮するくらいだから、バイセクシャルの可能性有り。
ゲイだと思っているものの本人が気が付かないでバイセクシャルかもしれない。
つまり、女ともできる!!

ジャスティンくんとセックスしたことに関して一切、嫉妬も感じない。
これで私たち3人が肉体的にひとつになるような気がして、もっと身近な存在になるような気がしていた。

またプラハの君に会えると私はドキドキしていた。
キスだけで別れたくなかった。

しかし、近所のゲイバーで隣に座り、話したゲイの青年は興味で、どんなもんなのかと女性とセックスをしたが
「おぇ〜!GROSS!!!二度としたくない!!」と言っていた。

プラハの君にそう思われたら?
それはそれで一生彼は私のことを忘れないかもしれない。
彼とセックスしたい!
しかし、素敵なニューヨークの思い出としての私でありたい。
複雑だ。

***

私のアパートの花瓶に生けてある、プラハの君から贈られたピンクの花を見てジャスティンくんは
「嫉妬する~」と言っていた。
彼がいないところで私達2人が会っていたからだという。
しかし、また3人で会えるのだ。嫉妬はなくなって欲しい。

***

結局、プラハの君の都合がつかず会えなかった。
彼は約束をしてスケジュール通りに行動するということが苦手。

ゲイメン2人のGOOD BYE FUCK!も夢の3Pも実現することはなかった。

***

プラハの君が帰国した夜、「奴から電話があった」とジャスティンくん。
「ええええ~? なんで私には電話をくれないで、ジャスティンには電話したの?嫉妬するぅ~」
「ボクは花をもらわなかったぞ」
「花なんかいらない。最後のお別れのメッセージが欲しかった」
とお互い、プラハの君をめぐって嫉妬し合う。
半ば本気だ。

ジムでワークアウトしていたので電話が取れなかったらしい。
ジャスティンくんは残された彼のメッセージを聞かせてくれた。
「今、JFK(空港)です。ジャスティン、キミはとってもかわいくて、サイコーだった。ぜひ、プラハに遊びに来てくれ。
メール・アドレスはメグミが知っている。元気で!!」

「私の名前も出てきたけど、メールアドレスを知っているってだけ。それだけぇ~。あ~ん!やっぱり肉体関係がある方が強いんだね。嫉妬するぅ~」
と大袈裟に泣いているふりをする。

「プラハはきっとJFKでセックスした相手全員に電話を掛けているはずだ。ボクだけじゃないよ。きっと……」
「う~ん。残念ながら、そうかも……。じゃ、お花は私だけ?」
と勝ち誇った顔をして、顎を上げる私。いじわるだ。

「メぇ~グぅ~ミぃ~。ゲイなんて皆、そうさ。やることしか考えていない。ボクはone of them。
全然スペシャルじゃない。誰もボクのことを愛してくれない」
と人差し指を目頭につけて涙を拭くマネをする。

「ジぁ~~ャスぅ~~ティ~~ン!そんなことないよぉ~!みんな、アンタのことが大好きよ」
ドラマ入ってしまった私達は抱き合い、「キュート!ゴージャス!ハンサム!」と、お互いを褒めちぎるだけちぎった(笑)。

ささないことでジャスティンくんに対抗意識を持ったことに罪を感じる。
花や電話メッセージはどうでもいい。
私たち3人が知り合って一緒に過ごした時間があったということだけでいい。

***

ジャスティンくんとプラハの君に会いに来年の夏にチェコ共和国へ行こう!と話している。
私の場合は夢実現のためという目的も含まれている。

3人でセックス。
ゲイメン2人とゲイの心を持つと信じているストレートの女のThreesomeだ。

夢と希望は叶えられてしまったら、つまらない。
未来への夢と希望と生きる力のために実現しなくて良かったのだ。
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夢は生きる活力であ〜る!

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お別れの贈り物は『全米ゲイバー・ガイド・ブック!!』

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ゲイの友達、ジャスティンくんがLAに今朝、帰った。
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車の中にいる彼の後ろ姿を見送る。朝日が眩しかった。

さっき着いたよって電話があった。
「メグぅ〜〜ミぃ〜!I already miss you」とドラマチックにわざと叫んでいた(笑)。

イースト・ビレッジのゲイバー、Eastern Blockで知り会って、ちょうど2ヶ月。
怒濤の2ヶ月間だった。
ともにゲイバー好きのアルコホーリック(よく言えば酒好きだが、アル中の友だ)で意気投合!

数字で怒濤の度合いを表してみた。

・ゲイバーに一緒に行った回数……562回。
・キスした回数……326回。
・ペニスを見た回数……127回。
・胸を揉まれた回数……23回。
・「どうしてストレート・カップルがゲイバーにいるの?」と質問された回数……47回。
・ジャスティンくんが恋の相手を見つけたため私を見捨てた回数……1万回。
・私がジャスティンくんの乳首を吸った回数……1回。
・ジャスティンくんのお尻の穴を見た回数……2回。

(注意:数字は適当です(笑))

***

ジャスティンくんからお別れのプレゼントをいただいた。
ジャスティンくんの愛読書だ。
使い込んでいる。表紙がボロボロだ。
2004年の古いものだけど、ゲイバー好きな私のためにと、全米のゲイバーが載っているガイドブックだ。
いつか車でロード・トリップして全米、全てのゲイバーに行こう!とジャスティンくん。
ゲイバーのオーナーになるのが私の夢だ。

もう一冊は映画好きの私のために。
GAY CINEMATHERAPY

ゲイマンが悩んでブルーになったり、ひとりぼっちで寂しい時や心を癒されたい時に観るおすすめセラピー映画を集めた本だ。
ゲイマン・インサイドで、かつ独居の私には最適な本!?

この本は、一緒にアッパー・ウエスト・サイドに住むおこげとゲイガイの共著だ。
私たちも負けずにゲイバー・ガイド・ブックを共同で執筆だ!
全米ではなく全世界ゲイバー・ガイド・ブックはどうだろう!

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ジャスティンくん、ありがとう!私のことを知ってくれているギフトで感涙!
モデルはジャスティンくん@拙宅

***

ところで、最後の週末はハローウィーン・ウィークとも重なって最高に狂乱な時を過ごした。
その話を数日に渡って書こうと思う。

***

補記:過去の拙ブログを読んで号泣。
ゲイマン2人、ジャスティンくんとプラハの君が手をつないで、私がプラハの君と手をつないでイースト・ビレッジの
ストリートを3人で歩いた9月を思い出したからだ。
これもニューヨークだからできること。

プラハの君も母国チェコ共和国に戻り、ジャスティンくんも帰ってしまった。
それを改めて認識。
涙が止まらない。

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Splash考

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ジャスティンくんのニューヨークでの仕事が終わった。
終わったらすぐLAに帰る予定だったが、ちょっとだけ引き伸ばして私のアパートに滞在することになった。

私のアパートはワン・ベット。
居間と寝室がある。
ジャスティンくんは居間に寝て私は自分の部屋で寝る。
一緒の布団には寝ない。
一応、書いておく。

私の希望でSplash(ゲイ・ダンス・クラブ)に行くことにしたのだが、ジャスティンくんはSplashが大嫌い。
来ているお客さんはフレンドリーじゃないし、チェルシーの他のゲイバーもそうなのだが、
なんとなくお高く止まっているという表現が合うのは否めない。
確かにヘルズ・キッチンのゲイバーやイースト・ビレッジの方が気軽にゲイメンと話せる。

ジャスティンくんが一人で土曜日に行った時、愛飲のラム、キャプテンモルガンを置いていないのにもかかわらず、
偽って別のラムをサーブされたことに激怒して、二度とSplashに行くもんか!!と言っていたのだ。
そのバーテンダーはダンくんはではないことを彼の名誉のために書いておく。

Splashでは飲まないと1セントも持参しなかったジャスティン。
そこまで嫌(きら)っている。

私はダンくんとちょっとだけ話して幸せになる。
ちなみに彼が愛用しているアンダーウエアはH&Mのものだという。
お手ごろな価格で、デザインがキュートだ。

今回のメインの目的は大好きなGO-GOボーイ、ブランドンくんをジャスティンくんに紹介しようと思ったのだ。
写真は見せてある。
ジャスティンくんは「今夜の相手はブランドンかな~」と冗談を言っていたが、眼がキラリんと光っていた。

GO-GOボーイが登場し、お立ち台やバーカウンターで踊り始めるが、ブランドンくんは現れない。
彼の登場を待つ間、ジャスティンくんはいろんなゲイガイズに声を掛けられていた。
どこでもモテモテだ。

一人、しつこい男がいた。
ジャスティンくんは嫌な顔をせず対応していたが、その男は別のゲイバーに行こう!行こう!とうるさい。
これは私が助け舟を出さなければならないと思い、「彼は私のボーイフレンドです」と言ってみた。
男は諦めずに、「証拠にキスして見せてよ」と言い出す。
私はキスしてジャスティンくんの股間をさすった。
男は諦めて消えた。

***

結局、ブランドンくんは現れずだった。
それにしてもいつ行ってもブランドンくんはSplashにいない。
もう踊っていないのだろうか。
それとも大きく羽ばたくべく、GO-GOボーイは辞めてしまったのだろうか。
もう彼を見ることができないと思うと残念だ。

ジャスティンくんに「メグミが行こう、行こうって、しつこく言うから来たのに、Splashつまんねぇ~」と言われ、
ドーンと落ち込む。

ダンくんは見てるだけで幸せにしてくれる美青年バーテンダー。
しかし、ブランドンくん以上に心をときめかすGO-GOボーイがいない。

Splash……。
ミラーボールがきらきら輝いていて胸がときめかずにはいられなかったのに。
悲しいことに、つまらない場所になってきたのは事実だ。

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お花とキスと。

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プラハの君は突然電話を掛けて来ては、私の予定なんかおかまいましに「会おう!」と言う。

最後のデートはメトロポリタン劇場でオペラ、アイーダを観劇後にヘルズ・キッチンのゲイバーに行こうと言っていたのだが、予定が変更になり私とはオペラは観にいけない。
だけど、今、イースト・ビレッジにいるから会おうというのだ。

一緒にオペラを観ることを楽しみにしていたのだが、結局は近所のゲイバーに行くことになり、がっかり。

きっと一緒に観に行きたい素敵なゲイが見つかったのだろう。
私なんかはどうでもいい存在。
それを分かっていて付き合わないとイライラするだけ私が損をする。

予定をしっかり決めて行動するジャスティンくんとは大違いだ。
振り回されるのがプラハの君。
藝術家だから仕方がない。

B BARのゲイナイトに行く。
そこにはファッション関係者のゲイガイズが多いので、みんなファッショナブルだ。
その中に、一人知った顔を発見!
ジャスティンくんと一夜の関係を持ったゲイガイだ。
挨拶に行くと私のことを覚えていた。
先週、私とジャスティンくんをヘルズ・キッチンのゲイバー、The Ritzで見かけたという。

プラハの君には詳細を言わない。
自分がセックスした相手のセックス相手を知って嬉しい気持ちには少なからずともならないと私は思ったからだ。
実際はどうかは分からない。

すると、プラハの君の元彼もB BARに登場!
プラハの君は驚いていたが、彼らに合流。
「ボクともキミともセックスができる」とプラハの君の元彼が一緒にいた男性を紹介。

セクシーなブラジル人のバイセクシャルだ。
そして、元彼はバイセクシャルのブラジル人と今夜、セックスをしたいとプラハの君に告白したものだから、
プラハの君は落胆。

落胆した結果、「ペニスが欲しい~。もっと違うクラブに行きたい!」と言い出す。
彼が行きたいクラブはクルージング(ゲイマンがセックスの相手を探すこと)をする場所として有名。
女性が入り難い。

私はB BARの前でプラハの君と別れた。
「元気でね!」
これで二度と会うことはないだろう。
最後のデート。

あっけなかった。

***

翌日、突然、私のアパートのドアブサーが鳴った。
インターカムに出ると、なんとプラハの君だった。
ドアを開けると、花束を持った彼が登場。
「ニューヨークでありがとう!」とカードと花束をくれた。
ボクの大好きな色だと言って。

男性から花束をもらったことがあっただろうか。
嬉しくて涙が出た。
男に走ったと思っていたが、私を忘れてはいなかった。

修士号を取るためにプラハの大学院に行くという。
修了したらまたニューヨークに来たいと言っていた。

セックスはなかった。
しかし、軽くクチビルにキスして別れた。
お花とキスで私は幸せだ。

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いただいたお花とセクシーな胸毛!は東欧の香りぃ~

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