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今年のHalloweenは場末のゲイバーでのコスチューム・コンテスト!

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Deeeeep!NY 〜女の夜遊び〜にもどうぞ!
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恋をするにも実のらない。デートするもうまくいかない。
しかし、めげないラブ・ストーリー(か!?)を毎週連載形式でお送りしています!

***

私の近所にあるゲイバーは場末という言葉が似合う。
そのゲイバーの名前はThe Boiler Room
お客さんはヘルズ・キッチンのThe Ritzにいるようなハイファッションのゲイメンとは違う。

年齢層はまちまちだが高い人が多い。
おしゃれな洋服に身を包んでいるというわけでもなく、体をバリバリに鍛えている人ばかりでは決してなく、
街ですれちがってもゲイだとは思わないかもしれない。
普通のおじさんが多い。
(ゲイメンといえばのステレオタイプのゲイばかりではないということを言いたいのだが。)

週末、ヘルズ・キッチンのThe Ritzに来るのは州外からのゲイでそれこそニューヨークのゲイバーに行くんだ!
と気合いが入っているからもしれない。

近所のゲイバーは、英語で言うとこのLAID BACK、つまり気取っていないところがいいのだ。

The Boiler Roomで話をしたゲイマンによると10年前はThe Boiler Roomはクールなゲイバーだったらしい。
ハンサムなバーテンダーがいることがその片鱗かもしれないが、信じ難い。
現在、共和党の大統領候補として選挙運動中のジュリアーニ氏がニューヨーク市長時代に禁止してしまったらしいのだが、
GO-GOボーイといえば、全裸でバーカウンターに立って踊っていたという。
全裸で!!
その時代にニューヨークのゲイバーに来てみたかった。

ところで、LAに帰ってしまたゲイ友のジャスティンくんと過ごした最後の夜は、ヘルズ・キッチンでもウェスト・ビレッジでもなく、イースト・ビレッジにあるゲイバーズ(The Boiler Room、The Urge、Eastern Block、The Boys Room、Phoenix、The Boys Room)にお別れを言いに行った。

The Boiler Roomではハロウィーンにコスチューム・コンテストを開催するからおいでよ〜と私の大好きなバーテンダー、ショーンくんに言われた。
彼に言われたのなら行かないわけには行かない。

ヘルズ・キッチンのPOSHでも同様にコスチューム・コンテストがあるので行きたかった。
POSHは女1人でも行けるゲイバーである。
しかし、パレードが行われるウエスト・ビレッジと同じダンタウンという理由と近所であるということで、
私は場末のゲイバー、The Boiler Roomに行く事にした。

***

私のハロウィーンのコスチュームといえば、馬!
実は、毎年同じ。それには理由がある。
人気!だからだ。

街を歩くと写真を撮られる!
馬はフォトジェニックなのだ。

しかし、今年は女子高生に「ポニィ〜!ポニィ〜だ!一緒に写真撮って〜」とワシントン・スクエア・パークで言われ、
馬ではなくポニーに間違えられたことは心外だったが、背が低く、小太りなのでポニィ〜と言われても仕方がない。

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ひとりさみしく場末のゲイバーで酒を飲むポニー、もとい白馬とドラッグクィーン。

***

コスチューム・コンテストの開催は午前1時30分。
場末のゲイバー、The Boiler Roomに行き始めて以来、初めて体験する大入り満員。
こんなに大勢のゲイメンをこのバーで見たことがない。

実はウォッカ・マティーニを2杯飲み、かなり酔っぱらってしまった。
誰が入賞したのかも分らず、アパートに帰る。
ウォッカ・マティーニは1杯でいつもノック・アウトされるのに2杯もいただいたから、
もう正体不明〜!
それに大好きなバーテンダーが金髪の美しい女性を同伴していたから、嫉妬の炎で焼かれそうになった。
女は女に嫉妬する。

もし、ジャスティンくんがLAで私のような新しいfaghugに出会うことがあったら、嫉妬の炎で焼かれるどころか、
炎上して火柱ものだ。

LAに彼が帰ってからも毎日電話で話している。
正直なことを言えば、私はHalloweenはどこにも出掛けず、1人アパートで過ごす予定だった。
ジャスティンくんを失った痛手は大きい。

「そんなこと言わないで遊びに出掛けろよ。また一緒に遊べる新しいゲイを探せよ!!
ま、ボク以上の奴はいないとは思うけどさ〜」。

彼に励まされて結果的には出掛けたわけなのだが、彼の言う通りなのだ。
ゲイバーでゲイマンに会っても、ジャスティンくんほど、異国から来たゲイバー好きな女に興味を抱いてくれるゲイはいない。それをあらためて感じたHalloweenの夜だった。

***

The Boiler Roomで激写したコスチューム!
他にも創作的なコスチュームがありましたが、そこはDeeeeep!New York的にセレクトしてみた。

ハローキティもいた。
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ちょっと怖かった……。Hell(地獄)〜o!キティか(笑)中身はおじさまです!

カール・ラガーフェルドもいた。
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彼のドキュメンタリーを観に行きたいな。

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***

プラハの君が旅立つ前日、3人で会えれば会おうという約束をしていた。

会ってすることは、決まっている。

ご想像の通りであ〜る。

プラハの君とジャスティンくんは約束のGOOD BYE FUCK!
そして私が加わって、ゲイメン2人とストレートの女の、夢の3P実現か!?まで話は進んでいた。
夢の3Pの根底には、ゲイメン2人がお互い性的に刺激し合えば女とできる余力があるかもしれない!というのがある。

たびたび書いているが、英語で3Pと言っても通じないので、ご注意。
Threesomeでございまぁ~す!

ジャステインくん曰く、プラハの君は私とのいちゃいちゃで興奮するくらいだから、バイセクシャルの可能性有り。
ゲイだと思っているものの本人が気が付かないでバイセクシャルかもしれない。
つまり、女ともできる!!

ジャスティンくんとセックスしたことに関して一切、嫉妬も感じない。
これで私たち3人が肉体的にひとつになるような気がして、もっと身近な存在になるような気がしていた。

またプラハの君に会えると私はドキドキしていた。
キスだけで別れたくなかった。

しかし、近所のゲイバーで隣に座り、話したゲイの青年は興味で、どんなもんなのかと女性とセックスをしたが
「おぇ〜!GROSS!!!二度としたくない!!」と言っていた。

プラハの君にそう思われたら?
それはそれで一生彼は私のことを忘れないかもしれない。
彼とセックスしたい!
しかし、素敵なニューヨークの思い出としての私でありたい。
複雑だ。

***

私のアパートの花瓶に生けてある、プラハの君から贈られたピンクの花を見てジャスティンくんは
「嫉妬する~」と言っていた。
彼がいないところで私達2人が会っていたからだという。
しかし、また3人で会えるのだ。嫉妬はなくなって欲しい。

***

結局、プラハの君の都合がつかず会えなかった。
彼は約束をしてスケジュール通りに行動するということが苦手。

ゲイメン2人のGOOD BYE FUCK!も夢の3Pも実現することはなかった。

***

プラハの君が帰国した夜、「奴から電話があった」とジャスティンくん。
「ええええ~? なんで私には電話をくれないで、ジャスティンには電話したの?嫉妬するぅ~」
「ボクは花をもらわなかったぞ」
「花なんかいらない。最後のお別れのメッセージが欲しかった」
とお互い、プラハの君をめぐって嫉妬し合う。
半ば本気だ。

ジムでワークアウトしていたので電話が取れなかったらしい。
ジャスティンくんは残された彼のメッセージを聞かせてくれた。
「今、JFK(空港)です。ジャスティン、キミはとってもかわいくて、サイコーだった。ぜひ、プラハに遊びに来てくれ。
メール・アドレスはメグミが知っている。元気で!!」

「私の名前も出てきたけど、メールアドレスを知っているってだけ。それだけぇ~。あ~ん!やっぱり肉体関係がある方が強いんだね。嫉妬するぅ~」
と大袈裟に泣いているふりをする。

「プラハはきっとJFKでセックスした相手全員に電話を掛けているはずだ。ボクだけじゃないよ。きっと……」
「う~ん。残念ながら、そうかも……。じゃ、お花は私だけ?」
と勝ち誇った顔をして、顎を上げる私。いじわるだ。

「メぇ~グぅ~ミぃ~。ゲイなんて皆、そうさ。やることしか考えていない。ボクはone of them。
全然スペシャルじゃない。誰もボクのことを愛してくれない」
と人差し指を目頭につけて涙を拭くマネをする。

「ジぁ~~ャスぅ~~ティ~~ン!そんなことないよぉ~!みんな、アンタのことが大好きよ」
ドラマ入ってしまった私達は抱き合い、「キュート!ゴージャス!ハンサム!」と、お互いを褒めちぎるだけちぎった(笑)。

ささないことでジャスティンくんに対抗意識を持ったことに罪を感じる。
花や電話メッセージはどうでもいい。
私たち3人が知り合って一緒に過ごした時間があったということだけでいい。

***

ジャスティンくんとプラハの君に会いに来年の夏にチェコ共和国へ行こう!と話している。
私の場合は夢実現のためという目的も含まれている。

3人でセックス。
ゲイメン2人とゲイの心を持つと信じているストレートの女のThreesomeだ。

夢と希望は叶えられてしまったら、つまらない。
未来への夢と希望と生きる力のために実現しなくて良かったのだ。
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夢は生きる活力であ〜る!

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お別れの贈り物は『全米ゲイバー・ガイド・ブック!!』

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ゲイの友達、ジャスティンくんがLAに今朝、帰った。
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車の中にいる彼の後ろ姿を見送る。朝日が眩しかった。

さっき着いたよって電話があった。
「メグぅ〜〜ミぃ〜!I already miss you」とドラマチックにわざと叫んでいた(笑)。

イースト・ビレッジのゲイバー、Eastern Blockで知り会って、ちょうど2ヶ月。
怒濤の2ヶ月間だった。
ともにゲイバー好きのアルコホーリック(よく言えば酒好きだが、アル中の友だ)で意気投合!

数字で怒濤の度合いを表してみた。

・ゲイバーに一緒に行った回数……562回。
・キスした回数……326回。
・ペニスを見た回数……127回。
・胸を揉まれた回数……23回。
・「どうしてストレート・カップルがゲイバーにいるの?」と質問された回数……47回。
・ジャスティンくんが恋の相手を見つけたため私を見捨てた回数……1万回。
・私がジャスティンくんの乳首を吸った回数……1回。
・ジャスティンくんのお尻の穴を見た回数……2回。

(注意:数字は適当です(笑))

***

ジャスティンくんからお別れのプレゼントをいただいた。
ジャスティンくんの愛読書だ。
使い込んでいる。表紙がボロボロだ。
2004年の古いものだけど、ゲイバー好きな私のためにと、全米のゲイバーが載っているガイドブックだ。
いつか車でロード・トリップして全米、全てのゲイバーに行こう!とジャスティンくん。
ゲイバーのオーナーになるのが私の夢だ。

もう一冊は映画好きの私のために。
GAY CINEMATHERAPY

ゲイマンが悩んでブルーになったり、ひとりぼっちで寂しい時や心を癒されたい時に観るおすすめセラピー映画を集めた本だ。
ゲイマン・インサイドで、かつ独居の私には最適な本!?

この本は、一緒にアッパー・ウエスト・サイドに住むおこげとゲイガイの共著だ。
私たちも負けずにゲイバー・ガイド・ブックを共同で執筆だ!
全米ではなく全世界ゲイバー・ガイド・ブックはどうだろう!

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ジャスティンくん、ありがとう!私のことを知ってくれているギフトで感涙!
モデルはジャスティンくん@拙宅

***

ところで、最後の週末はハローウィーン・ウィークとも重なって最高に狂乱な時を過ごした。
その話を数日に渡って書こうと思う。

***

補記:過去の拙ブログを読んで号泣。
ゲイマン2人、ジャスティンくんとプラハの君が手をつないで、私がプラハの君と手をつないでイースト・ビレッジの
ストリートを3人で歩いた9月を思い出したからだ。
これもニューヨークだからできること。

プラハの君も母国チェコ共和国に戻り、ジャスティンくんも帰ってしまった。
それを改めて認識。
涙が止まらない。

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Splash考

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ジャスティンくんのニューヨークでの仕事が終わった。
終わったらすぐLAに帰る予定だったが、ちょっとだけ引き伸ばして私のアパートに滞在することになった。

私のアパートはワン・ベット。
居間と寝室がある。
ジャスティンくんは居間に寝て私は自分の部屋で寝る。
一緒の布団には寝ない。
一応、書いておく。

私の希望でSplash(ゲイ・ダンス・クラブ)に行くことにしたのだが、ジャスティンくんはSplashが大嫌い。
来ているお客さんはフレンドリーじゃないし、チェルシーの他のゲイバーもそうなのだが、
なんとなくお高く止まっているという表現が合うのは否めない。
確かにヘルズ・キッチンのゲイバーやイースト・ビレッジの方が気軽にゲイメンと話せる。

ジャスティンくんが一人で土曜日に行った時、愛飲のラム、キャプテンモルガンを置いていないのにもかかわらず、
偽って別のラムをサーブされたことに激怒して、二度とSplashに行くもんか!!と言っていたのだ。
そのバーテンダーはダンくんはではないことを彼の名誉のために書いておく。

Splashでは飲まないと1セントも持参しなかったジャスティン。
そこまで嫌(きら)っている。

私はダンくんとちょっとだけ話して幸せになる。
ちなみに彼が愛用しているアンダーウエアはH&Mのものだという。
お手ごろな価格で、デザインがキュートだ。

今回のメインの目的は大好きなGO-GOボーイ、ブランドンくんをジャスティンくんに紹介しようと思ったのだ。
写真は見せてある。
ジャスティンくんは「今夜の相手はブランドンかな~」と冗談を言っていたが、眼がキラリんと光っていた。

GO-GOボーイが登場し、お立ち台やバーカウンターで踊り始めるが、ブランドンくんは現れない。
彼の登場を待つ間、ジャスティンくんはいろんなゲイガイズに声を掛けられていた。
どこでもモテモテだ。

一人、しつこい男がいた。
ジャスティンくんは嫌な顔をせず対応していたが、その男は別のゲイバーに行こう!行こう!とうるさい。
これは私が助け舟を出さなければならないと思い、「彼は私のボーイフレンドです」と言ってみた。
男は諦めずに、「証拠にキスして見せてよ」と言い出す。
私はキスしてジャスティンくんの股間をさすった。
男は諦めて消えた。

***

結局、ブランドンくんは現れずだった。
それにしてもいつ行ってもブランドンくんはSplashにいない。
もう踊っていないのだろうか。
それとも大きく羽ばたくべく、GO-GOボーイは辞めてしまったのだろうか。
もう彼を見ることができないと思うと残念だ。

ジャスティンくんに「メグミが行こう、行こうって、しつこく言うから来たのに、Splashつまんねぇ~」と言われ、
ドーンと落ち込む。

ダンくんは見てるだけで幸せにしてくれる美青年バーテンダー。
しかし、ブランドンくん以上に心をときめかすGO-GOボーイがいない。

Splash……。
ミラーボールがきらきら輝いていて胸がときめかずにはいられなかったのに。
悲しいことに、つまらない場所になってきたのは事実だ。

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お花とキスと。

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***

プラハの君は突然電話を掛けて来ては、私の予定なんかおかまいましに「会おう!」と言う。

最後のデートはメトロポリタン劇場でオペラ、アイーダを観劇後にヘルズ・キッチンのゲイバーに行こうと言っていたのだが、予定が変更になり私とはオペラは観にいけない。
だけど、今、イースト・ビレッジにいるから会おうというのだ。

一緒にオペラを観ることを楽しみにしていたのだが、結局は近所のゲイバーに行くことになり、がっかり。

きっと一緒に観に行きたい素敵なゲイが見つかったのだろう。
私なんかはどうでもいい存在。
それを分かっていて付き合わないとイライラするだけ私が損をする。

予定をしっかり決めて行動するジャスティンくんとは大違いだ。
振り回されるのがプラハの君。
藝術家だから仕方がない。

B BARのゲイナイトに行く。
そこにはファッション関係者のゲイガイズが多いので、みんなファッショナブルだ。
その中に、一人知った顔を発見!
ジャスティンくんと一夜の関係を持ったゲイガイだ。
挨拶に行くと私のことを覚えていた。
先週、私とジャスティンくんをヘルズ・キッチンのゲイバー、The Ritzで見かけたという。

プラハの君には詳細を言わない。
自分がセックスした相手のセックス相手を知って嬉しい気持ちには少なからずともならないと私は思ったからだ。
実際はどうかは分からない。

すると、プラハの君の元彼もB BARに登場!
プラハの君は驚いていたが、彼らに合流。
「ボクともキミともセックスができる」とプラハの君の元彼が一緒にいた男性を紹介。

セクシーなブラジル人のバイセクシャルだ。
そして、元彼はバイセクシャルのブラジル人と今夜、セックスをしたいとプラハの君に告白したものだから、
プラハの君は落胆。

落胆した結果、「ペニスが欲しい~。もっと違うクラブに行きたい!」と言い出す。
彼が行きたいクラブはクルージング(ゲイマンがセックスの相手を探すこと)をする場所として有名。
女性が入り難い。

私はB BARの前でプラハの君と別れた。
「元気でね!」
これで二度と会うことはないだろう。
最後のデート。

あっけなかった。

***

翌日、突然、私のアパートのドアブサーが鳴った。
インターカムに出ると、なんとプラハの君だった。
ドアを開けると、花束を持った彼が登場。
「ニューヨークでありがとう!」とカードと花束をくれた。
ボクの大好きな色だと言って。

男性から花束をもらったことがあっただろうか。
嬉しくて涙が出た。
男に走ったと思っていたが、私を忘れてはいなかった。

修士号を取るためにプラハの大学院に行くという。
修了したらまたニューヨークに来たいと言っていた。

セックスはなかった。
しかし、軽くクチビルにキスして別れた。
お花とキスで私は幸せだ。

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いただいたお花とセクシーな胸毛!は東欧の香りぃ~

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何よりも悲しいこと。

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***

プラハの君と私が呼ぶ、チェコ共和国はプラハ出身のゲイガイは、LA 出身でニューヨークに長期出張中の
ジャスティンくんとヘルズ・キッチンのゲイバーPOSHに行った時に知り合った。

ジャスティンくんとプラハの君はセックスしている。
しつこいようだが、俗に言う肉体関係がある。

だが、しかし、セックスした後も普通に会うことができて、気まずい雰囲気がない。
ぎこちなさも全くないし、お互い「やったよ……。それで……?何か?」
という感じで私にとってはそれがとっても不思議だ。

好きになってしまうなどの感情の問題は発生しないのだろうか?
2人に別々に聞いてみたら「かわいいとは思うけど好きにはならない」と、ほぼ同じ返答だった。
それに、お互い好きなタイプではないのが結論だ。
ジャスティンくんは小柄な黒髪が好きだし、プラハの君はTシャツがはち切れそうな筋肉マンが好きだ。

2人ともニューヨーク滞在中に十数人いや数十人とセックスをしている。
その間に私は敢えて公表しなくても明白なのだが、0(ゼロ)だ。

***

ところで、プラハの君からテキスト・メッセージが送られて来た。
ボーイフレンドと別れたと言う。
慰めるべく国際おこげ賞受賞賞品であるNaked Boys Singing The Movie
観に行くことにした。

彼と観に行ったのは大正解だった。
「おおおおぉお〜!うぅあぁぁ〜!ペニスがいっぱいだぁ〜!!」
と狂喜乱舞していたからだ。

複数のペニスを観て喜ぶのはゲイメンしかいないとつくづく思った。
ストレートの男性は泌尿器科の医師以外、見たくない、触りたくないと思っているはずである。
レズビアンの女性にとっては論外かもしれない。
ストレート女性もゲイメン同様にペニスは好きだが、あくまでも好きな男性のペニスであって、一般の男性性器は
視覚的にはグロテスクと思っている。
その証拠に、積極的にポルノ雑誌を購入して男性のペニスを鑑賞して楽しんだりはしない。
女性は視覚的な生き物ではないからだと思う。

ペニスが一番大きい俳優が登場する度に私の耳元で「大きい」と囁き、一番、筋肉モリモリの俳優が出てくると
「やりたい」と私の耳元で囁き、何度も何度も「ペニスを見てメグミは濡れたか?」と私の耳元で囁いてきては
私の手を握り、自分の股間を握っている。

銀幕に広がる全裸の俳優とペニスを観て興奮したというよりもプラハの君が接近して耳元に囁きかけてくることで
私の耳に吐息がかかり、興奮した。

耳は感じる。

ところで、映画の観客は私たちを含め10人程度で、私以外は全て男性であった。

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喜ぶ人と観るのがいい。

***

映画を観た後、映画館の近所にある、ゲイ・ダンス・クラブSplashに行く。
近所にいるのなら、バーテンダーのダンくんに挨拶しなきゃと思ったからだ。

プラハの君はダンくんについて「バーテンダーにしておくのはもったない。俳優とかモデルになればいいのに」
と発言。
ダンくんの美しさは一般人のではない。ブラピと同じくお金が稼げる美なのだ。

プラハの君は亜米利加人のボーイフレンドとSplashで出逢い、Splashのミュージカル・ナイトで別れを告げられたらしく
胸が痛い場所だと言っていた。

ダンくんに挨拶しただけでSplashを後にする。
次は、ヘルズ・キッチンのPOSHに地下鉄に乗って行く。
私たちにとっては思い出のPOSH。
私達が出会った場所である。

プラハの君はビールを飲みながら「別れるって言われた後、彼はボクのをフェラチオしながら泣いていたんだ。
キミはいつも落ち込んでいて不平不満ばっかり。それにどうぜ離ればなれになるし、辛過ぎるって……」。

両親からの援助があるとはいえニューヨークで暮らすには十分ではない。
亜米利加人のボーイフレンドがプラハの君の生活の全てを面倒みていたという。
そして別れても彼が母国に帰るまでは住む所も食べ物もお小遣いもくれるという。
なんていい人なのだろう。
別れてからも一緒のベットには寝ているがセックスは二度としないと宣言されたらしい。
それが悲しいとプラハの君は嘆いていた。

プラハの君のクチビルが切れていた。
どうしたのか?質問してみると、振られた彼は自暴自棄になって、通りでぶつかった誰かに殴られて唇を切り、
顔面血だらけになって一晩ストリートに寝たという。
一瞬、ヘイト・クライムかと思ったが、そうではないらしい。
そ、そ、そんな激しいことをするように見えないが、藝術家は激情家なのかもしれない。

***

POSHの次にTherapyに行く。
ペパーミント嬢のショーがあるのだ。
プラハの君はもしかしたら元彼が来るかもしれないと言っていた。元彼もペパーミント嬢のファンらしいのだ。
予想は的中。元彼が他のゲイ友と登場。

プラハの君は私を後ろから抱えるように座っていたのに、彼の顔を確認したら
「やっぱり大好きだ!!」と言って、さっさと元彼のところへ〜!

こういうのは慣れている。
怒ったり、がっかりしたりするだけ無駄と言い聞かせるが、そうは言っても悲しい。
プラハの君の元彼は筋肉隆々のヒスパニックだ。
やっぱり好き!と彼が言うのも頷ける。彼のタイプだからだ。

結局、ひとりでペパーミント嬢がホストを務めるカラオケ・ショーを観ながら、
ジャスティンくんにテキストメッセージを送る。
「プラハの君と会ったけど、元男登場でひとりぼっち。さみしいよ〜。セラピーにいるよ」
「まだ仕事中。ボクも行きたいけど楽しんでくれ」と返事をくれたのがせめてもの救いだ。

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ペパーミント嬢のテーマソング(!?) Aquariusにのって登場する!

ペパーミント嬢のショーが終わり、プラハの君は元彼とキャブに乗ってさっさと2人が住むアパートに帰ってしまった。
愛するプラハの君が幸せならそれでいいや。
ジャスティンくんで慣れているとはいえ、ひとり取り残されるのは寂しい。

***

それにしても、こんな悲しい気持ちになるのもプラハの君とジャスティンくんがニューヨークにいるからで、
彼らが去った後、私はひとりぼっちになり、この悲しい気持ちも過去になってしまう。
それが何よりも悲しいことに気が付いた。

現在進行形ではなく過去形になる……。

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もうふたつ、あった。お別れのセックス。

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***

ジャスティンくんが連れて行ってくれたパーティーはミートパッキング・ディストリクトにあるバーだった。
ゲイに関する話題は一切しないように!と言われた。
彼は仕事関係において彼のセクシャル・オリエンテーションについては公表していない。

飲み放題!食べ放題!イェ〜イのパーティー!!
彼の仕事関係のパーティーなので、ジャスティンくんはいろいろな人と話をしている。

ジャスティンくんしか知り合いのいない私たちはパーティーの喧噪とは離れてカウチに座る。
「もっと近くにおいでよ」と言われ、ここぞとばかりにピターと寄り添う。
太腿が長いので私はそこに頬杖をつく(つける位、長いのだ)

ジャスティンくんもそうなのだが、ゲイだからといって女の体を触るのは嫌いではないらしい。
私のお腹のぜい肉がお気に入りのようだ。
やめてくれ〜とお願いするもの触り続ける。
確かに筋肉隆々のゲイの体にないもの。それは、ペニスの他に妙に柔らかい女のぜい肉かもしれない。

プラハの君のハンサムな顔に見とれる。

「キミがPOSHで声を掛けてくれてボクは自信を取り戻したんだ。
インターンの仕事はうまくいかないし、期待したようにはニューヨークでセックスはできないし。
しかし、キミが声を掛けてくれて、しかもハンサムって抱きついてくれて、ボクは魅力的なんだって思えるようになった。
それから不思議なように他のゲイガイズから声を掛けられるようになって、ボーイフレンドもできたよ〜」

「それは良かったね。連絡くれないから心配したよ。あの時、住む所を転々としてたじゃない。今、どこにいるの?」
「ボーイ・フレンドのところにいるよ」
「ゲイバーで知り合って名刺をくれて、電話番号交換しても結局、コンタクトを取ってきたのはメグミだけだよ。
みんなセックスが終れば、それで終わりだ」
「……だって私、プラハの君のこと大好きだもん。インテリだし、ハンサムだし……、ゲイだし……」
「あの時、ボクが首筋にキスした時……、あの声を今も覚えているよ。本当に興奮した……」

彼の舌が首筋を這った。
あの時の感覚が蘇った。
もう一度して欲しいと思った。

彼は私の髪を指でそっと持ち上げた。
「ダメ、こんな公共の場所じゃ」と内心思うが、彼からは何もしてこなかった。

***

ジャスティンくんも私たちのカウチに来て私の隣に座る。
「プラハ、かわいいなぁ〜」と私の耳元で言う。
「彼氏できたみたいだよ」
「くそ〜。ボクがなりたかったよ」。

2人のハンサムなゲイガイにまたもや挟まれて幸せ。
それも2人とも私に密着している。
男2人はセックスをしていて、女の私はそれぞれとキスはしてペニスは握っているという仲。

一見すると、アジア系の不細工な女がハンサムな白人男性に寄り添われて何事!?と言ったかんじだろうか。
そんなことどうでもいい。他人がどう思うと関係ない。
両隣には私が愛するゲイガイズがいる。
その事実と現実だけ。
時よ〜!止まれ〜!

***

プラハの君と一緒にドリンクをオーダーしようとバーカウンターで立っていた時、彼は私の背後にいた。
私の手を取り、持っていった場所はジッパーから出したペニスだった。
「えっ!?」
驚くが手を引っ込めたりしない。
そうされたらお答えしなければ無粋というものだ。
彼は遊びたいのだ。
たくさんの人がいる。
気付かれないようにする。
私は前を見ながらポーカーフェイスをする。
” Are You Aroused?”と耳元で囁かれた。
“Yes, I am! Totally!”

ジャスティンくんもプラハの君も女性の私に対してこういうセクシャルな遊びが好きだ。

***

午前1時。
プラハの君はボーイフレンドが待つアパートに帰ると言う。
プラハの君を送りにジャスティンくんとバーからストリートに出た。
ジャスティンが言う。
「キスしようぜ」

2人はストリートで激しいディープ・キスをした。
音も聞こえる、舌も見える。本当に激しい。
抱き合うのではなく軽く腕をつかんでいる。
ニューヨークの街灯は暗いオレンジだ。
キスをする男同士を淫美に照らす。
ミートパッキング・ディストリクトの通りは昔ながらのコボル・ストーン(石畳)。
ジャスティンくんとプラハの君のキスが映画のワンシーンのような演出に一役買っていた。

ジャスティンくんもプラハの君はニューヨークを去る前に「GOOD BYE FUCKしようぜ!」と約束していた。
気軽だなと思わずにはいられない。

そしてプラハの君は別れ際にこう言った。
「メグミともするよ」。
友情の証にと……。
私にはクチビルに軽くキスをした。

***

ゲイマン2人からのセックスのオファー。
ご挨拶だとしても、現実にならなくても嬉しいことである事実には違いない。

プラハの君となら、正常位で致したい。
女を感じることができる体位だからだ。
つまり男性に組み敷かれていることを実感したいのだ。
それは、やはり私がプラハの君を男性として意識しているからに他ならないのだと思う。

ずっとしてないセックス。
男性が私の中に入ってきた最後は歯のクリーニングをしてくれた歯科医の指(笑)。

こんな自虐ネタを披露するのが終える時が来るのか。
しかも、相手はゲイメンだ。

ジャスティンくんもプラハの君も10月末には故郷に帰る。

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ジャスティンくんとプラハの君との違いは、したい体位に現れている!?

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