ゲイメンを口説く。

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確か先月だったと思うが、ABC（亜米利加の3大ネットワークのひとつ）の20／20というドキュメンタリー番組で、
性同一障害（sexual and Gender Identity Disorder)の子供たちについて放映された。

後天的ではなく、生まれながらにして体と心の性別が異なるのだ。
家族に理解されないことが多く、悲しいことに拒絶されて、10代での自殺率や薬物中毒になる率が高いと言う。

報道された家族は、親としての苦悩を語るとともに子供たちを理解して体が変化する思春期を前に
ホルモン治療を行うことを語っていた。

ミスター・レディーと言われる性転換手術をした人とゲイメンは違う。
ゲイメンは体は男のままで男性が好きだからだ。

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ところで、私は女性的な男性が好きだ。
フェミニンな人。
今時の日本男児はフェミニンらしいが、話し方や身のこなし方が柔らかくて、スポーツ好きじゃない人が好きだ。
首なんか傾げて話されたら、たまらない。
そういう男性となると大抵ゲイメンだ。

ゲイバーに行って、ゲイメンに囲まれているだけで幸せな気持ちになるし、ゲイメン・カップルが仲良く腰に手を回して
歩っている姿を見るだけでも心が温かくなる。

ABCの20／20を観て私は長い間、私自身のことで、はっきりしなくて悩んでいたことが分ったのだ。
私の場合は、女の体で、心がゲイメン（Queer）なのだ！ Gay Men Inside Meな私。
道理でゲイメンに惹かれてしまうわけだ。

レズビアンのドラマThe L Wordでも、私と逆の場合、男の体でレズビアンの男性が登場していたので、
私の他にもいるはずだと思う。

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ブランドンくんと熱い口づけを交わした夜。同じゲイバーでの出来事。
かなり酒に酔っていたので、異常なほど勇気が出た私は、バーカウンターの隣に座る、太めで金髪のかわいい男性に声を掛けたのだ。大福みたいで好みだったのだ。

私：「個人的な質問だけど、ゲイなんでしょう？」
金髪くん：「そうだよ」
私：「女の体で、心がゲイマン（Gay Man Inside Me）なんだけど、今夜、セックスしない？」
金髪くん：「え〜？　何て言ったの？」

再び同じ事を言う。

私：「女の体で、心がゲイマン（Gay Man Inside Me）なんだけど、今夜、セックスしない？」
金髪くん：「あっははは〜！笑ってごめん。女とはできないよ〜」
私：「バイセクシャルではないんだよね？」

バイセクシャルなら女性とできると思ったので、一応聞いてみた。
しかし、私の本命はゲイメンだ。バイは嫌だった。

GO-GOボーイでございます。

金髪くん：「違うよ。女性とは絶対できない！I Can’t!」

それでも私は負けずに、トップになるからと言ったが、つまり、攻める方になるからと説得したが、
はっきり断られた。

あっけなく私の野望は砕かれた。

しかし、金髪くんとは電話番号を交換し、友達になることにした。

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今回のナンパに懲りることなく、今後もゲイメンを口説いてみたいと密かに思っているのだが、
酔っぱらった勢いとはいえ、大胆にもナンパしたと自分自身でも驚いている。
実は今、思い出して恥ずかしい。

昨日、ブログのつづきがコレだったのだ。

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毒舌で同じく恋人がいないモテナイ亜米利加人の友達マスターベイターに、私の真実、女の体で心がゲイマン（Gay Man Inside Me）なんだと言ったら、
「単なる男好きなんじゃないの。ゲイメンに走るのはモテナイから。キミはストレートだよ。」と言われた。
そう言われて、基本的に男が好きだし、やっぱり私はストレートなのだと思ったのも事実。

でも、やっぱり、Gay Men Inside Me疑惑は拭えない。

Gay Man Inside Meだと思うんだけどなぁ。