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ゲイメン・ドラマにはまっている。2  queer as folk

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『Deeeeep!New York! 〜林檎の芯〜』

菊楽 恵著
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2年も前にシリーズの放映が終了した、ゲイメン・ドラマqueer as folkを今更ながら観始めて、はまってしまっていることを5月12日に書いたが、ファースト・シーズン(全部で22話)を今日、観終えた。

号泣。
涙なしでは観れなかった。
実はキーボードを打ちながら、今も泣いている。

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queer as folkのファースト・シーズンのDVD。

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なぜ泣いているか? ネタバレになってしまうが、それを承知で書きたいと思う。
この気持ちを誰かとシェア(共有)しないと今夜、寝れそうにない。

ネタバレになってしまうので、ご注意!

アメリカの高校にはプロム(prom)などという高校卒業を記念するダンス・パーティーがある。

ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』でもプロムが登場していた。
ドナが飲んではいけないアルコール(シャンパン)を飲んで酔っぱらってしまい問題になっていた。

プロムといえばこんな事件もあった。
プロムの当日、ニュージャージー州で3年生の女子が高校のトイレで出産し、生まれたばかりの赤ちゃんをゴミ袋に入れて捨てた事件。日本でも最近、似たような事件があったが、今から10年前の1997年に起きた。
彼女(Melissa Drexler)は15年の刑期を言い渡されて、数年後に出所。
子供の父親であったボーイフレンドが出所する彼女を迎えに行ったことが大々的に報道されたのを思い出す。
悲劇ではあったが、『幸せの黄色いハンカチ』だった二人の関係に感動した人は多かったと思う。
こちらのサイトでどうぞ。

私が初めてプロムの存在を知ったのは、高校の同級生がアメリカの高校に留学後に、プロムの記念写真を見せてもらった時だった。

友達はお姫様のようなシャイニーで胸が開いているキラキラしているドレスを着ていた。
隣には王子様と褒めるのも辛いがタキシードを着た外人の若者がいた。
それもかなりピィタァ〜と寄り添っていた。二人とも歯を見せて笑顔を作っていた。
背景は雲のようなものが曖昧に混じっているような紫だった。
決して日本で見かけたことはない色使いで、それもアメリカ的だった。

同じレベルだと思っていた同級生が、アメリカに行って帰って来たら、男の子と!それも外人の男の子と
一緒にきらびやかなドレスを着て写真を撮っていた。しかも、付き合っていた!

彼女がとっても大人に見えて、私が全く知らない世界を知っている彼女を羨ましいと思った。
女子校で、しかも男子と付き合ったこともない寒村出身の私にとって、プロムはカルチャーショックだった!

プロムとは私を含めて、誰かしらに何かしら衝撃!をもたらしてしまうイベントなのだ。
queer as folkでもそうだった。

*** 再度:注意!以下、ネタバレ! ***

ドラマ開始時は29歳だったモテモテ、ゲイメンのブライアンは30歳になり、彼に恋するジャスティンも18歳になって高校を卒業することになった。
ジャスティンが通う高校でもプロムが開催されるのだ!

ジャスティンは、プロムに童貞を捧げた愛するブライアンを招待したのだ。
高校生が年上のゲイ・ラヴァーを招待するということは、普通のことではない。
勇気がいることであり、controversy(議論)を巻き起こすのは容易に想像できる。

ブライアンはジャスティンの招待を断ったが、ブライアンはシニカルで事件を起こす(問題提起)のが好き!
それに何よりも密かに愛するジャスティンのためにプロムに行く。

ジャスティンはゲイであることをカミングアウトしているのだが、心良く思わない輩(やから)がいる。
実は、その輩とは曰く付きの関係のジャスティン。
ジャスティンとブライアンは衆人環視、ボールルーム・ダンスをして、熱いフレンチキスを交わす。


胸を熱くしたダンスシーン!最高のラブシーンだ!左が12歳年上のブライアン。右が若い恋人、ジャスティン。

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車で帰るブライアンを駐車場で見送り、パーティーに戻ろうとするジャスティン。
突然、輩(同級生の男子)が現れ、野球のバットで、フルスイングで殴ろうとしているのを目撃するブライアン。

「ジャスティン!」と叫ぶも既に遅し。
ジャスティンは頭を殴られ、崩れ落ちる。

意識は失い、血まみれで救急車で病院に運ばれるジャスティン。
ここでシーズン1が終了した。

一体、どうなるの? ジャスティン!
憧れのブライアンが来てくれて、踊ったプロムのダンス。
誰にもコミットしないブライアンが来た。だから、これからの展開が楽しみだったのに。

映画Brockback Mountain『ブロークバック・マウンテン』も真実をもとにしたBoys Don’t Cry『ボーイズ・ドンド・クライ』も主人公はヘイト・クラム(hate crime)の犠牲になったゲイ/Sexual and Gender Identity Disorderの話だった。

ジャスティンもホモホビアの手に掛かって死んでしまうのか?


辛すぎる話だった。現実に起こった話だとは思いたくなかった。Boys Don’t Cry。

単なるゲイメンの性愛を描くエロいドラマではないqueer as folk
衝撃な事件でファースト・シーズンが終るとは、想像もしていなかった。

***


セカンド・シーズンのDVDのパッケージ。ジャスティンが元気そうに写っている!ということは!?