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胸の谷間に赤い花びら。

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恋をするにも実のらない。デートするもうまくいかない。
しかし、めげないラブ・ストーリー(か!?)を毎週連載形式でお送りしています!

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LAから長期出張中のゲイ、ジャスティンくん。
ゲイバー、Eastern Blockで初めて会ったのは8月末。
そろそろホームタウンであるLAに帰る日が近付いている。

チェルシーのギャラリーに行き、その帰りにウエスト・ハイウェイに平行して走る、歩行者専用の道路を歩く。
サイクリングもジョギングもできる道路になっている。

道端に赤い花が咲いていた。
名前は分らない。
可憐な花だった。
ジャスティンくんはその花びらを一枚取った。
花びらにキスして私の胸の谷間に入れた。
私はお礼に、花びらを一枚取って、彼のパンツの中に入れた。

私たちは見つめ合った。
そして、笑った。

その視線の先にあるのは友情しかない。

私は生まれ変わったらゲイマンになりたい!とジャスティンくんに言った。
しかし、彼はストレート・マンになりたいと言った。

物心つく前からQueerであったらしい。
祖父母は気持ち悪がって子供頃から今日に至るまで、口をきいてくれないらしい。
2人いる兄弟も彼がゲイであるので連絡してこない。
完全無視。
離婚した父も。
唯一ジャスティンくんを愛してくれる家族は母親だけ。

「家族に受け入れてもらえないのが一番辛い。ゲイのティーンエイジャーの自殺率は高いんだよ。
選択でなく、そう生まれてきただけなのに、拒否される……。子供の時は大変だよ。からかわれるし……。
しない苦労ならしない方がいいよ……」

「生まれ変わったらゲイマンになりたい!」と言った私は軽はずみだったのか。
軽はずみな発言だったと思われても、私がゲイガイズを愛していることはジャスティンくんが一番知っていると思う。
肉体的には結ばれないとしても惹かれる。

ゲイの精神が宿っていると信じ、ゲイメンを愛してしまう女がこの世にいるのである。

出会いがあれば、必ず別れがある。
ありきたりの言葉だが、私の状況がこんなにぴったり当てはまる言葉はない。

ジャスティンくんが去った後、私はまたニューヨークでひとりぼっちだ。
(ちょっとドラマ入ってる!?(ドラマチック過ぎ!?)
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