0

GAY不倫泥沼!?『アフターグロウ』2回目の観劇。 大好評で9月まで公演延長に!!

おはこんばんちは〜!

GAY友ジョーが、2回目の”Afterglow”『アフターグロウ』のチケットをお誕生日としてプレゼントしてくれた。

さらに嬉しいことに、GAY友のジェイクが、脚本&演出のS.アッシャー・ゲルマン氏とお友達なので紹介してくれるという。

真ん中のジョシュと右のアレックスが結婚している。左がダリアス。オープンリレーションシップの2人。カップルのマンネリになってしまったセックスに刺激を与えるだけの役割のはずだったのだが・・・。不倫!? 三角関係に陥ってしまい・・・というお話である。

***

ヘルズキッチンにある劇場の前に行くと、ジョーがすでに来ていた。
開演は午後7時半から。

ジョーは3人の友達といた。
彼らはチケットのキャンセル待ちだという。
チケットは完売!
GAY GUYSの口コミで広がり、人気上昇中らしい。
おおおおおお〜!!

ジェイクと彼氏のデレク、ジェリーとデリーも到着。
仕事が忙しく抜けられないということで一緒に観劇予定だった2人は来られず。
6人で観劇することに。

***

前回では女性の観客は私ひとりだったが、
白人女性2人組、若いコリアンの女性3人組もいた。

韓国人の腐女子だろうか? 

話している言葉でコリアンと分かった。
女子トイレで会ったから。

***

開演前、私ひとりで地下のトイレに行き、開演時間が間近だったので、3階までがんばって階段をかけ登る。

若くはない。
息が上がる。

はぁ〜はぁ〜はぁ〜

舞台写真が飾られている小さいロビーに、ジェイクとデレクと話している男性が目に飛び込んで来た!
会ったことはないし、写真だけどしかっと記憶している!

脚本&演出のS.アッシャー・ゲルマン氏だ!

「アッシャー!!」とおもわず叫ぶ!

「はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜」

ジェイクは私が嬉しくて興奮して息が上がっていると勘違い!

「そんなにアッシャーに会えて嬉しいの?」

違うつーの(現代日本語風)

舞台の演出家というと尖っているイメージがあったが、物腰が柔らかい。
公演前に会えて非常に嬉しい!

S.アッシャー・ゲルマン氏!若い才能!サインをいただき記念撮影!

***

演出を変更したそうだ。インターミッションをなくし、かつ前回より15分短い内容になっているという。

短縮変更!?

上演時間が短くなっているということは、

見所のひとつである、全裸シャワーシーンが消滅!?

それとも増えてる??
へへへへ〜

気になる点はそこか?とジョーに突っ込まれる(笑)

どんな風に変更になっているかジョーともどもワクワク!

全裸シャワーシーンは消滅か? 継続か? それとも増えているのか?

***

*** ご注意!以下ネタバレ内容も含むのでお気をつけてください!***

観劇後、ジョーと話し合った結果、セリフやシーンが削られていたり、バーのシーンのセットが変わったりしたが、大筋の変更はなかった。

シャワーシーンの変更はなし!!!

私が気になっていた、代理母の父親はどっち? ジョシュ? アレックス?
新バージョンでは言及されていなかった。
ジョーに聞いたところ、前回ではジョシュというセリフがあった。

2人の精液を混ぜて受精させる方法もあると聞いたことがある。お芝居の2人はその方法ではなかった。
そういえば、アレックスは複雑な家庭で自分のDNAは残したくないようなセリフがあった。

セックス中を連想させるもだえ声が聞こえる時間が前回よりもはるかに短かった(残念!)。
「(ペニス)を抜くよ」のセリフも割愛されていた(これも残念!)

改めて気が付いた点なのだが、不倫!三角関係に陥ってしまう原因だ!

ジョシュはいつでもアレックスからアテンションが欲しい。
かまって欲しいタイプなのだ。

アレックスは大学での研究が忙しい。
疲れて自宅に帰って来ると、ジョシュのかまって!かまって攻撃が始まり、うんざり。うざい!!

だから、マッサージセラピストでセックスだけの関係のダリアスがアレックスの代わりにジョシュと時間を過ごしてくれたら逆に嬉しい。

ゼリウスは自分もセックスしているし、知っている相手!
だがら、安心。
そんな気持ちから2人で会うことにOKしたのだった!!

だが・・・。

***

公演後、S.アッシャー・ゲルマン氏が「アクターとも話がしたい?」に聞かれ、もちろん即答である!「はい!お願いします!」

出演している3人の俳優さんに挨拶と記念撮影をさせていただいた。
近くで見ると繊細で美しい感じが伝わってくる。
みんな驚くくらい優しい!!!!

イケメン俳優3人をご紹介しよう!!

私も観客もあなた達のチンチンもタマタマも見てます!

結婚しているカップルの夫でブロードウェイのプロデューサー、いつも構って欲しいタイプのジョシュ。
夫に構ってもらえない寂しを埋めるためか、セックス相手だと思っていたダリアスのことを愛してしまうジョシュを演じるブランドン・ハイジンセン(Brandon Haagenson)。

ブランドン・ハイジンセン!かまってくんで、恋人を作ってしまうジョシュを演じる。

***

公演後、記念撮影。風邪を引いてしまったと言っていた。全裸のお芝居だからか?役者は体が資本!気をつけてください!ところで、バイセップスがセクシー!

***

夫がセックスパートナーを持つことに寛大だったが、性欲処理ではなくなり「愛」を感じていることを察知して傷つく化学を研究しているアレックスは、ロビー・シンプソン(Robbie Simson)が演じる。

ロビー・シンプソン。夫が他の人を好きになっていくのを目の当たりにして苦悩するイケメン化学者アレックスを演じる。

***

全裸を知っているだけに、とてもドキドキの私。彼の隣にいるよ〜(ドキドキ)!笑顔が素敵!!

***

自宅アパートでマッサージを生業にしているダリアス。
顧客の結婚しているカップルとセックスを楽しむだけのはずが、ジョシュに惹かれて、GAY不倫泥沼!? 
人の夫だと知りながらも止められない恋に悩むダリアスを演じるのはおパトリック・ライリー。

好きになってはいけない男性を好きになってしまい号泣するダリアスを演じるのはパトリック・ライリー。

***

全裸姿を知っているだけに、彼の隣にいてもドキドキの私!最高にかわいい笑顔!!!!!

***

「全裸でお芝居するので、体には気を使っているのですか?」
と私的に一番気になる質問を全員にする。

「特にしていないよ」とのお返事。
そこはプロ!努力を敢えて言わないのかもしれない。

お腹が出てしまうので舞台に出る前には食事はできないだろうし、体毛もちゃんと処理しなくてはいけないだろうし・・・。
と、あれこれ想像するだけで幸せな気持ちになっている(笑)。

***

3人の俳優のセクシャリティーはGAY!!
それを知って激しく安堵!!!!

ストレートの俳優もGAY GUYの役を演じることができるわけで、役柄と実際の人間は全く違っても「演技」なのだから問題はないのだが、先ほどまで男性とLOVEシーンをしていたのに楽屋口や帰るお家に彼女や奥さんが待っていて〜となるとファンとして非常にがっかりする。
夢を思いっきり砕かれた感じになる。

ストレートの俳優の場合、ストレートである女子の自分にも彼女や妻になれる可能性があるかも!という仮想恋愛に持ち込むことも可能。

だが、私はのわがままな個人的な希望では、私生活でもGAYであって欲しい!!
女とは愛を語って欲しくない!ない〜!ない〜!ない〜!!ない〜!!

GAY俳優がストレートの役を演じて女優とLOVEシーンを演じるのは全然気にならないのだが。

***

記念撮影後、ヘルズ・キッチンのゲイバーBARRAGE(バラージ)にみんなで行くことに。
演出&脚本のアッシャー・ゲルマン氏にいろいろ聞くことができた。
その続きは次回に!

大好評で上演期間が9月22日までに延長された!!
ニューヨークにお越しの際はぜひぜひ!!!

大好評につき公演延長!!!EXTENDED!!!おめでとうございます!

0

2回目の観劇!気になるのはアソコだけではない〜

おはこんばんちは〜〜

夏バテ気味の今日この頃。
皆様もお気をつけて!

***

先月の拙ブログでオフブロードウェイのGAYお芝居“Afterglow”『アフターグロウ』を観劇してきたことをお伝えした。

結婚して5年。ルールを破らない限り他の人とエッチしてもOKというオープンリレーションシップのニューヨーク在住のGAYカップル。
代理母が妊娠中で出産を控えている。

セックスを楽しむだけの相手のはずだっのが、夫のひとりが恋をしてしまい、婚姻関係に暗雲が垂れ込めて・・・、というお話。

セックスだけの性欲処理の関係のはずが「好き」になってしまう。夫と恋人とのシャワーシーン。

***

衝撃的だったのが、登場人物3人全員が一糸纏わぬ姿。

生まれたままの姿。

素っ裸。

全裸。

それも鍛えられた贅肉のない筋肉質の体〜〜

ペニスも睾丸も丸見え〜の演技が8割を占める!
ポルノではないので「挿入シーン」はない!というのを一応付け加えておこう!

こういうお芝居を観てきたことをGAY友とストレート女子の仲間のグループチャットでGAY友に報告するやいなや、みんな「観(見)たい!」

ということで、残念ながら仕事の関係で参加できないGAY友も数人いたが、前回も一緒に観たカールくんとジョーを含めた7人のGAY友とまたまた観劇することになった!!!

嬉しいことにジョーがお誕生日プレゼントとして私の分のチケットを買ってくれた!!
ううううう〜〜、ありがとう!

なんとGAY友のひとりが、なんと演出&脚本のS.アッシャー・ゲルマン氏とお友達とのことで、公演が終わったら会ってくれるという!!

***

3人の白人イケメン俳優のペニスや睾丸を見たいという気持ちも否めない!!!
そこは本能だもの。

しかし、GAYやストレートというセクシャリティーに関係なくカップルの関係について考えさせられる。
結婚していても他の人を好きになってしまうことがあるのだ!!

ステージのセットも工夫されていて、エンターティメントとしても素晴らしい。

2回目なので、前回よりも英語の内容がもっと理解できるのではないかと思う。
妊娠中の代理母の父親はどっちの夫(ジョシュかアレクッスか?)なのかを確かめたいと思う。

***

演出&脚本のS.アッシャー・ゲルマン氏とのミーティングについてもご報告したいと思う。

写真では写っていない下の部分にみんな興味津々。男性器の露出以上にエンターティメントとして楽しめるお芝居であることは確かだ!

2

GAYお芝居『アフターグロウ』を観劇。なにかと全裸シーンが多かった!

おはこんばんちは〜!

オフブロードウェイのお芝居を観てきた。

タイトルは”Afterglow”(アフターグロウ)。日本語では「残光」、「余韻」などと訳される。

カールくんから「面白そうだから『アフターグロウ』というオフブロードウェイのお芝居を観に行こう」と誘われ、送ってくれたリンクのあらすじを読むと絶対観なくちゃと思わせる内容だった!!

数日後にブロードウェイが大大大好きなジョーからも誘われ、ハニーくんもリアムくんもアンディーさんも誘ってみんなで観に行くことに!!

***

絶対観なくちゃと思わせた『アフターグロウ』のあらすじとは・・・(ホームページから超訳)

ニューヨーク在住の結婚しているGAYカップルはオープンリレーションシップ。
ある晩、一人の青年を2人のベッドに招く。

その夜以来、3人のGAY MENが各々思っている愛、忠誠について、それぞれ折り合いをつけて受け入れなければならなくなり、将来の信頼が疑問視され、婚姻関係は揺らぎ、コミットメント(責任をもってかかわること、誓い)が試されることに・・・。

オフブロードウェイのGAYお芝居『アフターグロウ』のPLAYBILL(パンフレット)の表紙。男性3人の脚。結婚指輪をしている手が重なっている手は? 夫? セックスだけの相手の手? どっち? 意味深だ!!

***

「オープンリレーションシップ」とは、婚姻(恋愛)関係を続けながら、他の人とエッチをしてもOKという関係。カップルによって規則は異なるらしい。肉体関係だけで恋愛はしないとか、他の人とセックスしたい時は3Pでするとか、相手の家(アパート)に泊まらないとか。

GAY友ジャスティンがその昔ニューヨークに滞在していた頃、年上のGAYカップルと知り合い、Threesome(スリーサム、日本語では3P)をした。関係が長くなるとセックスが退屈になり、ジャスティンの参加が2人の起爆剤になったらしい。

2回まで3Pしたらしいが、カップルの一人がジャスティンを気に入り、一方がそれに嫉妬して面倒臭くなったので二度としない(会わない)!!と決めたと言っていたことを思い出した。

ジャスティンから3Pの写真を見せてもらったり、そのカップルをGAY BARで紹介された。懐かしい思い出である。

***以下、ネタバレの内容を含むのでご注意!!***

ヘルズキッチンにあるダヴェンポート劇場のロフトの客席は漢数字の二のようになって、ステージを挟むようになっていた。

ステージには、シーツのようなものが何かを囲んでいるように上から吊るされていた。
私たちが座るとスピーカーから「はっ、はっ、はっ、はぁーーーん」という声が聞こえる。

これって!?
みんなで顔を見合わせる。

”Someone is moaning???”

誰かがよがってる???
セックスしてんの???

あえぎ声が次第に大きくなり・・・。セックスしているのだろうか???と想像が膨らむ。

ちなみに・・・
to moan あえぎ声・ヨガリ声を出す

客席の照明が暗くなり、あえぎ声が次第に声が大きくなる。

「うわぁーーん、あーーーーー、ううううーー、アアアアアアアー!!!!!!」

クライマックスを迎えたか?と思ったら、「(ペニスを)抜くよ」というセリフが聞こえた。
これはとても衝撃的でみんなで顔を見合わせた!

そして垂れ下がっていたシーツが落ちた!!!!

***

そこにはベットに横たわる3人の男性が!!!
裸だった!!

肌色のパンツを履いてるのだろうと思ったら、体が横になるとペニスが見えた!!

WOOOOOOOOOOOOW!

3人とも全裸だった。
3人のペニスが丸見え!!

「ルーブ(潤滑油)でベットがベトベト!」というセリフがあったりなど、Threesome(スリーサム、日本語では3P)が終わった後の生々しいシーンが繰り広げられる!!

***

対面の客席をふと見ると、視線は俳優の股間に!!!!!!
私も俳優のお顔ではなく、ペニスを見てしまっているし、
俳優さんかがむとお尻の割れ目から見える睾丸から目が離せず、凝視している自分に気が付き、ドキドキしてしまった!!
演技が超リアルである!!

***

下記写真の真ん中がジョシュ(プロードウェイのプロデューサー)。左が、アレックス(化学者)で、2人は結婚して5年になるGAYカップルだ。
左が、ジョシュの知り合いのダリアス。マッサージセラピスト。彼を自宅に呼んでThreesome(スリーサム、日本語では3P)!

3人とも脂肪が全くない締まった肉体で、体毛も陰毛も処理されていてツルツルである。
3人ともイケメンである。

真ん中のジョシュと右のアレックスが結婚している。左がダリアス。カップルのマンネリになってしまったセックスに刺激を与えるだけの役割のはずだったのだが・・・。

***

2人は結婚しているが、オープンリレーションシップ。
自由にセックスしていい。

2人の間の決まりごとは、”We have one rule. No sleepovers.”
たった一つ、泊まらないこと!!
ジョシュが言った。
相手のアパートに泊まらず帰ってくれば、エッチしてもOKということだ。

セックスだけの関係だったら何も問題はなかった。
しかし、ジョシュはダリアスに惹かれ、好きになってしまう。

ジョシュとアレックスは代理母が妊娠中で赤ちゃんの誕生を待ち望んでいるというのに、
ジョシュのダリアスへの恋愛感情が抑えきれず、アレックスとの婚姻関係に甚大な影響を及ぼしてしまうことに!!!

鍛えられた体のイケメン俳優!!GAY BARでのシーン

***

以前から拙ブログにも書いているが、若いGAY白人の問題は、GAYであることで差別されて社会的な苦しみや家族へのカミングアウトを語る次元ではなくなった。
法律的にも結婚ができて、お金があれば代理母を使って我が子が持てる状況で家庭を堂々と持てる。
そういう状況の中で、どう2人の関係を築いていくかにフォーカスされている。

カールくんとハニーくんカップルは、オープンリレーションシップではない。
が、カールくんが一時期よろめいてしまったことがあったが(エッチはしていない)、2人で乗り越えた。
お芝居の登場人物に己を重ねてしまう部分もあったはずだ。

アンディーさんは「このお芝居に全く共感することはないなー」という発言。
彼は恋人もパートナーも作るつもりはなく、シングルを謳歌している。

GAY GUYSの話を聞いていると、男同士だからこそ理解できる「男の性欲」。
質より量。新しい相手を求める男の性。
だから、性欲処理のセックスならしてもOKというオープンリレーションシップが成り立つのだと思っていた。
男性という生き物は「性欲」と「大切にしている人」を完全に分けられるものだとばかり思っていた。

しかし、性欲解消だけの相手だったのに、恋してしまうということもあるのだ。
そこは人間だもの、簡単に割り切れるものではないはずだ。

結婚しているカップルに恋愛問題が絡むと不倫ということになり、法的な問題もあり、子供もいる家庭なので簡単に別れるという訳にはいかない。
GAYカップル(アメリカの白人)が直面する問題は、ストレートカップルと同じであるということを改めて知らされた。

***

全裸でのシャワーシーンもある。

このお芝居は、なにかと全裸のシーンが多く、若い白人男性の裸をいっぱい堪能できる。
それが、大きな見どころなのは否めない(きゃぁーーーー、赤面〜!!)

via: http://afterglowtheplay.com ステージで実際に全裸でシャワーを浴びているシーン!!!!!

***

出演者は3人だけ。
セットも出演者が変えるという方法で、シンプルだけどアイディア満載のセットデザインに感激した。

結論は出ておらず、観客のそれぞれに任せるという脚本であった。

演出と脚本を手がけるのは、S. ASHER GELMAN (S.アッシャー・ゲルマン)氏。
ワシントンDCの郊外出身。
今回が初めてのお芝居ということだ。
GAYユダヤ人。
旦那さんとニューヨークに住んでいるとのこと。

彼らの実話なのか? 友人の話なのか?
気になるところではある。 

via: http://www.broadwayworld.com
演出と脚本のS.アッシャー・ゲルマン氏。今後の作品が楽しみだ!!若いなー

***

なんと約80人の観客のうち、女性は私ひとりだった!!!!!

おおおおおおおお〜!!!
GAY友みんなが感動!
自分も感動!

「ファグハグ・オブ・ニューヨーク」としてファグハグ女王として君臨できるだろうか(笑)!?

『アフターグロウ』のオフィシャルサイトはこちら〜
***観劇は18歳以上***
http://afterglowtheplay.com/

Today TXのアプリを使ってを購入するとディスカウントチケットが入手できる。

公演は8月19日まで!!
ニューヨークにいらっしゃる機会があればぜひぜひ!!
超おすすめ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

劇場の外で!ポスターとPLAYBILL!

***

追記:タイトルのタ”Afteglow”(アフターグロウ)は、訳せば「残光」、「余韻」だが、どちらがぴったりするのだろうか?と観劇後ずっと考えている。

Merriam-Websterの辞書によると、
1: a glow remaining where a light has disappeared
2: a pleasant effect or feeling that lingers after something is done, experienced, or achieved basking in the afterglow of success

「余韻」だと楽しい出来事の後も引き続き感じている気持ちなので、悲劇的な結末を予想している私的には余韻だとは思えない。

私は光が消えた後に残る、残光の方が邦訳としては合っていると思う。

もし日本語タイトルをつけるなら、「消えゆく光」とか「愛の残り香」はどうだろう?

2

1973年のGAY BARにタイムスリップしてしまうミュージカル

おはこんばんちは〜

“The View Upstairs”『ヴュー・アップステアーズ』というOff Broadwayミュージカルを観た。

GAY友のひとりに社会派の弁護士がいる。彼のクライアントはお金持ちではなく庶民。彼が大推薦しているミュージカルだ。
そして、主人公やメインの登場人物がGAY GUYSでお話の舞台がGAR BARということもあって、ニューヨークに戻ったらすぐに観なくてはと思っていた。

日本語が片言しか話せないとずっと勘違いしていた(汗&笑)GAY友タイガくんを誘って一緒に鑑賞する。

無料で配布されるパンフレットのPLAYBILL

***

シアターは地下鉄駅Bleecker Street(ブリーカーストリート)のすぐ側にあるCulture ProjectのThe Lynn Redgrave Theater。

ロビーを通って劇場に入るとBARがあった。
開演間近だったのでもう少し早く来て何か飲めば良かったなーと思った私。
しかし、後で判明するのだがBARではなく、このBARがステージだったのだ。
舞台が高い位置にあるのではなく、客席がひな壇状になっている作りだった。

座席がテーブル席というのもあり、GAY BARのお客さんとして鑑賞できるようだ。
その席のチケット代は93ドル。
私たちの席は一番安い席。46.50ドル。
一番後ろだったがステージと客席の距離がとても近いのでオペラグラスは不必要!くっきりはっきり見えた。

開演直前、あるGAY GUYが座席にいる私たちに、
「私ね、このBARでピアノを演奏している人が好きで来てるの。素敵なのよ、彼」とフェミニンに話しかけて来た。

突然で驚いた!
俳優さんのひとりで、これも演出の一環だった。
演技だとは分かっていてもGAY BARのお客さんのノリで普通に話し掛けられたので、びっくりした!!

photo by Kurt Sneddon via http://www.theviewupstairs.com/
観客も「アップステアーズラウンジ」の客になる!

***

時は現代、ニューオリンズで事業を始めようと物件を探しているニューヨーク出身のGAY黒人の若者ウェス。
ビルの物件の内部をチェックしていたところ、なんとタイムスリップしてしまった!エイズ危機のずっと前、インターネットもない時代の1973年の6月に!!
その物件は当時、”Upstairs Lounge”「アップステアーズラウンジ」というGAY BARだった!!

オフィシャルサイトはこちら〜

ロサンゼルスで創立された全米で最初のGAY教会のニューオリンズ支部が”Upstairs Lounge”「アップステアーズラウンジ」に正式な場所が見つかるまで一時的に置かれていた。登場人物のひとりは牧師だ。

***

現代の若者が44年前にタイムスリップするので、変なファッション!変な髪型!スマホがない!SNSがない!と時代の違いが笑いのネタになるのはまさにタイムスリップ劇の定番である!

このミュージカルのスパイスとして重要な役割を果たすのが、グラミー賞を受賞している歌手&俳優のNathan Lee Graham(ネーサン・リー・グラハム)演じるウィルだ。オネエ系で、毒舌で話も面白く、華もあってフラムボイアントなキャラクターだ。
それにしても唄が最高に上手!!
演技もとっても面白い!!

photo by Kurt Sneddon via http://www.theviewupstairs.com/
扇子を持って唄うオネエ系GAYのウィル!このミュージカルのスパイス!!

***

******ネタバレを含む内容なのでご注意!*********

この物語は、1973年GAYプライドウィークの最終日曜日にニューオリンズにあったGAY BAR ”Upstairs Lounge”「アップステアーズラウンジ」で火災が発生し、32人が亡くなった事件を元にしている。当時、GAY BARはアンダーグランドな存在。劇内でも警官が来てハラスメントをする。
火災の原因は放火。ヘイトクライムではないかと誰もが疑うが、「違う」ということだ。犯人と思われるGAY GUYは素行が悪く、”Upstairs Lounge”「アップステアーズラウンジ」を追い出された。事件後、自殺してしまった。

かつてない多くの犠牲者を出したにもかかわらず、ルイジアナ州政府はお悔やみのコメントを出さなかった。カトリック、ルーテル、バプテストのキリスト教会は犠牲者の追悼式をするのを認めなかった。理由は敢えて書かなくても明白。GAY BARで起こった火災で犠牲者の大半がGAYだったからだろう(涙)。

***

私たちに話し掛けてくれた俳優の役名は「フレディー」。男性の格好をしていたが実はトランスセクシャル。
ファッションデザイナーの主人公ウェスがBARにあるもの、カーテンやガムテープを使ってドレスを作る。
1973年にはまだまだ登場していないマドンナ風の衣装だ。フレディーはゴージャスなドラァッグクィーンになった!

胸キュンのロマンスも描かれる。

主人公ウェスとGAY BARの客パトリックが恋に落ちる。パトリックは白人。
白人と黒人とのカップルは珍しくもなんともないが、1973年の当時、ストレートでも悪法は撤廃されたとは言え、まだまだ偏見があって大変だったと思われるが、GAYカップルでは太陽の下で手をつなぐということは数十年待たないと堂々とはできない。

きっとその点も作者は伝えたかったのではないかとタイガくんの意見である。

photo by Kurt Sneddon via http://www.theviewupstairs.com/
恋に落ちたウェスとパトリック!そしてオネエキャラ全開のウィル!

***

エンディングに近くなるほど、緊張感が高まる。
悲劇が来ることを知っているから。

現代に戻って来たウェスの最後のセリフが胸に刺さって涙が出た。
昨年6月に発生した49名が犠牲になったオーランドのGAYクラブPulseでの事件についても言及していた。

時間軸が元に戻ったら、恋に落ちた2人は引き離されてしまう。
そこも涙なしには観られない。

新海誠監督なら時間を超えて2人は結ばれるというハッピーエンディングにしてくれるはずだ・・・と泣きながら思う。

***

ところで、このミュージカルの作、演出、作詞&作曲の全てをこなすのは28歳の青年、Max Vernon(マックス・ヴェーノン氏)だ。
WooooooW!
またまた若い才能!!

via http://www.theviewupstairs.com/ 弱冠28歳!若き才能!今後のショーも観てみたい!

ショーの終わりに「AIDSエイドのために寄付をしてください!キャスト全員のサイン入りのPLAY BILLは25ドル、ネイサン・リー・グラハムとの記念撮影は10ドルです」というアナウンスがあり、タイガくんが「寄付してネイサンと記念撮影しよう!」と10ドルを払ってくれてくれた。

白人も黒人もヒスパニックも出演している。アジア人がいないのが残念だが、やはりいろんな人種が混じっているショーでなければショーじゃないと思う今日この頃。

タイガくんも同意見で、「diversity・ダイバーシティー(人種の多様性)がないとつまんないよね」

ネイサン・リー・グラハムとの記念撮影!!AIDS基金に寄付される!

***

原作、脚本、演出、作詞&作曲もこなす若い才能が作り出したミュージカル。
今年5月まで上演される予定である。

2

3年で30回!意地と執念で当てた“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』!

おはこんばんちは〜!

台風が上陸して大雨など甚大の被害をもたらしているとニュースで読みました。お住いのご地域は大丈夫ですか?ご無事を祈っております。また猛暑も続いているとのことで体調など崩さないようにご自愛ください。

今回はまたまた観劇して感激したミュージカルについてです。お付き合いくださいませ!

kirakirarainbow

ブロードウェイのミュージカルは私にとっては高額だ!

でも観たい!!

そんな庶民が安く観劇する方法がある。以前にもお伝えしたが、当日劇場窓口で購入する当日券のRUSH TICKET(ラッシュチケット)やくじ引きで当選したら購入できるLOTTERY TICKET(ロッタリーチケット)でだ。

お金持ちのためだけに上演していないのがこれまたブロードウェイの良い所でもあ〜る。

あるミュージカルの演目を3年の間に約30回のクジ引きを申し込み(!!)、やっと最近、当たったので、観劇してきた!!

やったーー!!やったーーー!やったーー!

以前は劇場に直接行って、紙に必要事項を書かなければいけなかった。寒い冬に劇場に出向き、当たらなかった時の心に感じる寒さは、夏の今、思い出しても心が凍てつく。最近はオンラインで申し込むデジタルロッタリーになり、当選か否かはメールで前日に知らせてくれる。劇場に行く手間も省け、それこそ当たるまで毎日申し込めるのだ!!チケット代はオンラインでクレジットカードで支払う。チケットはスマホのデジタルチケットまはたプリンアウトできる。

なぜ、ここまで頑張ったのか???

そんなに観たいのなら高くても正規のチケットを買ったらと言う人もいたが、どうしでもクジで当てて観たかったのだ!
そのミュージカルの公演が始まって間もなくの3年前。GAY友カールくんと一緒にチャレンジしたのだが共に外れた。その後、カールくんが他のGAY友とクジを申し込み、当たって観劇したのだ。しかもGREATな内容だと聞かされ、悔しい気持ちでいっぱいになった。だから、何かなんでもクジで当たって観たいと思った!!
意地だ(笑)!!

というわけで、意地と執念で当たったミュージカルは、“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』だ!
2013年トニー賞最優秀ミュージカル賞に輝く!!
受賞後の盛り上がった時も挑戦したが、外れたことを一応伝えておこう(笑)。

直訳の『変態/倒錯ブーツ』よりは、SMの女王様が履くようなヒールの細い膝上まであるブーツなので超訳で『女王様ブーツ!』はどうだろうか?
派手でゴージャスなGAY GUYをQUEEN(女王様)とも言うので。

KKB-T-2016
劇場はGAYエリアであるヘルズキッチンの一画にある。ウエスト45丁目の8th AVEと9th AVEの間。列を作って入場する人々!

KB-I-1

その昔、“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』の映画を観たことがあるが、正直なことを言うと、感動しなかったという記憶がある。なぜだろう?
下記は映画のポスター。映画会社はMIRAMAXだ!

kinky-boots-movie-poster

当時は無名の俳優さんだったが、現在は大スターになっている“12 Years a Slave”『それでも夜は明ける』のイギリス人俳優のChiwetel Ejiofor(キウェテル・イジョフォー)が主役のドラァグクイーンのローラを演じた! 


↑ 今見ると、非常に肉感的で艶めかしく色っぽいキウェテル・イジョフォー演じるローラだ!

KB-I-1

ミュージカルの感想も正直に言おう!

「笑いもあり、胸がジーンとする涙の感動もあり、ラブロマンスもあり、ダンスも歌も素晴らしく、最高に面白かった!!!!星五つ!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️」

kirakirarainbow

ところで、英語のミュージカルを理解するのは大変だ。
問題なく理解できる日本人は非常に羨ましい!!

高校一年生からアメリカに住み始め、高校も大学も大学院もアメリカという中国人のGAY友さえ、ミュージカルの半分は分からないと言っている。だから、私が理解できなくても当然ではないかと安堵はするが、劇場で理解した方が断然楽しい!だから、結末を知ることになっても気にせず予習をして、観劇後は復習もして理解を深める、ということを一応している。

映画を観たことがあるが、何せ2005年の公開だったので10年も前のこと。ほとんど忘却の彼方だ。印象だけで細部までは覚えていなかった。オフィシャルサイトや観劇ブログなどであらすじを読んだり、メインの曲もyoutubeで聴いた。

なんと楽曲を全部作詞・作曲をしたのは、Cyndi Lauper/シンディー・ローパー!!彼女が唄った”TRUE COLORS”『トゥルー・カラーズ』はGAYコミュニテイのスタンダードナンバーになっている。GAY GUYSに大人気のスターのひとりだ。

TCcl
シンディー・ローパーが全曲の作詞&作曲を手掛けている!!”Girls Just Want to Have Fun”や”Time after Time”が好きだった!80’sを代表する曲だ!

KB-I-1

以下、少々あらすじと感想をお伝えする。

***** ストーリーについてはネタばれ内容を含むのでご注意 *****

舞台はイギリス内陸部の地方都市ノーサンプトン。靴の老舗メーカーの街としても有名。実話をもとに映画もミュージカルも製作されている。
セリフの英語は英国アクセントだった。

老舗の紳士靴メーカー“Price & Son”「プライス&サン」の跡取り息子チャーリーは、家業を継がず、フィアンセと都会ロンドンに引っ越したところ父が突然死。チャーリーの工場の紳士靴は品質は良いのだが、デザインが時代遅れで価格は高めで安い靴に押されて売れない。多額の負債を抱えて倒産寸前。従業員もいるし、今後を悩むチャーリーはロンドンに戻り、パブで飲んだ帰り、路上で喧嘩に巻き込まれている女性を助ける。その女性は、ドラァグクイーンのローラだった!!

ローラのバックダンサーズの”エンジェルズ”にも会い、チャーリーはドラァグクイーンの悩みに気付く。彼女たちが履くヒールがすぐに壊れてしまう。男の体重を支えるようにできていないからだ。チャーリーは起死回生のアイディアを思い付く!ローラに協力してもらって、ドラァグクイーンのための靴を作るのだ!!!!

グッドアイディアと思ったものの靴工場のストレート白人男の従業員から反感を買う。ローラがドラァグクイーンで黒人なので、GAY差別と人種差別の気持ちがあるのだ。

さて、さて、どうなるのだろうか???

kirakirarainbow

現在のローラは三代目。Alan Mingo Jr(アラン・ミンゴー・ジュニア)氏が演じる。カナダ版のローラを演じて、今年の3月からニューヨークのブロードウェイの舞台に立つ。今秋で四代目ローラに変わるようである。
AMJ-KKB-2016
三代目ローラのAlan Mingo Jr(アラン・ミンゴー・ジュニア)氏。キンキーブーツを履くとで2m以上の背の高さになるはずだ!迫力ある!

KB-I-1

クジで当たった席は、二階のボックス席だった。上手方向から舞台の全体像が見える最高の席だった!!!税込で42ドルである。3年がんばった かいがあった!

ううううううううううううぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー(涙)

しかも、ローラが舞台から見上げる度に、ローラが私の方を見るので、何回も目が合ったのであ〜る!!!
嘘は言っていない!本当なのだ!
他のキャストとは目は合わない!ローラだけなのだ!

「きゃぁーーーーーーーーーーーーーーー!ローラったら、もしかして私のこと好き!?愛してしまった!?」

私の妄想&勘違いだと理性では分かっていても目が合うってとっーーーーても嬉しい!!

KKB-2016-1
無料で配布されるPLAYBILL。意地と執念で獲得した席から。ステージを見渡せ、ローラと目が合ってしまう最高のボックス席だった!

KB-I-1

実は、こういう妄想&錯覚&勘違いの経験は以前もあったのであった・・・。

東京在住のGAY友カケルくんと宙組トップスター凰稀かなめさんの退団公演を東京宝塚劇場に観に行った時、幸運なことに席がセンターど真ん中だった。オペラグラスから凰稀かなめさんを見るたびに目が合うのである。

「いやーーん、かなめさまぁーーー、そんなに熱く見ないで〜〜〜〜!」と興奮、ドキドキ!!

カケルくんもなんとまあ凰稀かなめさんと何回も目が合ったと言う。「私だけを見だんだよ〜」、「いや〜ボクだけですよ」と2人で言い争っていたら(もちろん冗談で)、隣のおばさまが「いえ、私を見ていたのよ〜」と笑顔で言ってきた。そして3人で声を出して笑った!!

センター席はどの列でも、銀橋のど真ん中に立つトップスターと目が合っていると錯覚に陥ってしまうように作られているファンジーなドリームシートなのではないだろうか?

錯覚・妄想・勘違い・幻とはいえ、スターと目が合うとドキドキ感が増してミュージカルもお芝居も宝塚もさらにさらに楽しくな〜る!幸せにな〜る!

https://kageki.hankyu.co.jp/ ©Takarazuka Revue Company

via https://kageki.hankyu.co.jp/
©Takarazuka Revue Company


↑ この瞳が私〜〜を熱く〜〜見たのだ!錯覚&妄想とはいえ至福の時であった!

kirakirarainbow

“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』をさらに盛り上げるのはローラのバックダンサーズのANGLES(エンジェルズ)!!
ドラァグクイーンのお姉さま方6人のグループだ!敢えて言わなくてもいいとは思うが、下記の写真の7人、ローラもエンジェルズも生物学的には男性である。

踊りも衣装もとっても素晴らしかった!!男性でしかも鍛えているダンサー&俳優なのでとても筋肉質!ぷるぷるした脂肪がなくて腕や足の筋肉の張りが美しくファービラス!!ハイヒールを履いて踊っているのでセクシーでゴージャス!!

バク転もする!!ジャンプして開脚180度で着地したりもする!!アクロバティックでもあるのだ!

またこのハイヒールが、彼女達をセクシーに見せるのだ!!!
GAY GUYSが女性のふりをしてよくするのだが、ブリトニーやビヨンセのように首を動かし髪の毛をなびかすような仕草!これが大大大好きな私。ANGLES(エンジェルズ)が連発するのでノックダウンされてしまった!!萌え〜〜〜!!
ワンダフル!エンジェルズ!最高!!!セクシー!!


↑ ローラとエンジェルズのお姉さま方!

KB-I-1

ミュージカルと言えば歌だ!!

観劇する前の予習で、全曲の作詞&作曲はシンディー・ローパーと知っていたわけだが、実際舞台で聴いてみると、ポップで覚えやすくて元気が出る曲だった!2013年のトニー賞音楽賞とグラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞している!やっぱり世間も認めているわけだ!

最近、舞台を観て胸がいっぱいになって終演後は涙で顔がぐちゃぐちゃになってしまっていた。しかし、“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』は泣くことはなく、幸せな気持ちになり、元気にさせてくれるミュージカルだった!!

kirakirarainbow

感動!感激!楽しいミュージカルなので、さらにいろいろ知りたくなり、スタッフについて調べてみた!

映画では監督!お芝居やミュージカルでは演出家!監督や演出家で作品が決まる!!

演出家は、Jerry Mitchell(ジェリー・ミッチェル)氏。振付も担当する。トニー賞の演出賞は逃したが、振付賞は受賞している。私が大大大尊敬するGAYを公言している映画監督ジョン・ウォーターズの映画”Hairspray”『ヘアスプレイー』のミュージカル版や*”La Cage aux Folles”『ラ・カージュ・オ・フォール』の振付もしている。ドラァグクイーンのショーがいっぱいだった。これもクジで当たって観劇した!『ラ・カージュ・オ・フォール』でもジェリー・ミッチェル氏はトニー賞を受賞。彼もGAYを公言している!!

* ”La Cage aux Folles”『ラ・カージュ・オ・フォール』とは・・・
オリジナルはフランスのミュージカル。1997年にThe Birdcage『バードケージ』というタイトルでリメイクの映画が公開された。ドラァグクイーンのショークラブを経営するGAY MANと大人気ドラァグクイーンのGAYカップルの息子が結婚することになって・・・。GAYカップルはロビン・ウィリアムズとネイサン・レインが演じた。
tbc
The Birdcage『バードケージ』のポスター。映画もミュージカルも面白かった。今は亡き名優ロビン・ウィリアムズがGAY MANを演じる。

KB-I-1

ミュージカル版の脚本は俳優のHarvey Fierstein(ハーヴェイ・ファイアスタイン)が手掛けた。ダミ声なので、声を聞くとハーヴェイ・ファイアスタインだと分かるくらい特徴的な声だ。ロビン・ウィリアムズ主演で女装して家政婦を演じた大ヒット映画”Mrs. Doubtfire”『ミセス・ダウト』(93年公開)のGAYの弟役で出演している。
ハーヴェイ・ファイアスタインもGAYを公言している!!

下記の写真は左から、演出&振付のJerry Mitchell(ジェリー・ミッチェル)氏。真ん中は、俳優でもある脚本のHarvey Fierstein(ハーヴェイ・ファイアスタイン)。右側はご存知Cyndi Lauper/シンディー・ローパー!!

KB-I-1

舞台セットも今流行りのマッピングプロジェクションではなく、俳優の手でセットを動かし、裏側にすると別のシーンに早変わりする。メジャーのブロードウェイだが手作り感があるインディーな雰囲気にも感動した。工夫とアイディアが素晴らしい!!

演出&振付のミッチェル氏とは以前にも他のミュージカルで一緒に組んだこともあるDavid Rockwell(デビッド・ロックウェル)氏が担当。建築家としても活躍している。

演出家ジェリー・ミッチェルはお話の舞台になっているノーサンプトンに出かけて工場の写真をたくさん撮ってきて、ロックウェル氏にイメージを伝えたという。またファッションショーも2人で一緒にたくさん見学して作ったという。

こちらのサイトから〜

 © 2012 ballogphoto.com

© 2012 ballogphoto.com


↑ 上記の工場シーンにもびっくりするアイディアがいっぱい!靴の棚を動かして裏側にすると・・・別のシーンの全く別のものに早変わり!!

KB-I-1

衣装デザイナーはGregg Barnes(グレッグ・バーンズ)氏。ロケッツのクリスマススペクタキュラーも手がけ、ミュージカル”Follies”『フォーリーズ』のリバイバルでトニー賞衣装デザインを受賞している。

Gregg Barnes(グレッグ・バーンズ)氏が舞台で使用されたブーツにについて語っているサイトがあったので、抜粋してお伝えする。
そのサイトはこちら〜

via wwd.com

via wwd.com


↑ Gregg Barnes(グレッグ・バーンズ)氏が描いた衣装デザイン画!美しい!ゴージャス!

演出家ジェリー・ミッチェル氏はブーツに関して確固たるヴィジョンがあった。「ブロードウェイで使われているダンスシューズはヒールの部分が大きい。それを履いては欲しくはないんだ。スチレットヒール (高くて細いかかと)でなくてはいけないんだ!!」

“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』は実話を基にしてるので、実際に作られたブーツがある。クレイジーで格好いいブーツなのだが、いかんせん品質が悪いので、ダンサー達や俳優が怪我してしまうのではないかと心配だった。

男性の体重を支えて、ランナウェイを歩くだけでなく、踊れるブーツを作らなければならないという課題があった。7インチ(約18cm)のスチレットヒールでは男性ダンサーはバランスが取れなかった。だから、7inchi (約18cm)のスチレットヒールに見えるトリックを施した。

ブロードウェイで使われるシューズはT.O. Dey(T.O. デイ)とPhil LaDuca(フィル・ドゥッカ)の2つの会社ににオーダーメイドで作ってもらっているので、舞台のキンキーブーツも彼らに作ってもらった。

舞台にはレールや溝があるのでスチレットヒール (高くて細いかかと)では溝にはまってしまい踊れない。舞台セットデザイナーにお願いして数を減らしてもらった。

このブーツを履いて踊るのでダンサー達はたくさん理学療法(マッサージなど) を受けている。

デザイナーのGregg Barnes(グレッグ・バーンズ)氏も自分がデザインしたKINKY BOOTS(キンキーブーツ)を履いたらしい。

「すごく履き心地が悪く、何十年にわたって『何てことないことよ!誰でも履ける!』と言って4インチ(約10cm)のハイヒールを女優さんに履かせていて悪かったなーと思っています。いい勉強になりました!!」

© Matthew-Murphy via via wwd.com

© Matthew-Murphy


↑ スチレットヒールを履いて踊るためにはヒールのトリック➕ダンサーや俳優の汗と血の努力が!!!見た目はゴージャスだが履きこなすのは大変だ!

KB-I-1

衣装デザイナーGregg Barnes(グレッグ・バーンズ)氏のお話を読んでさらに感動した。主役のローラを演じる俳優さんもエンジェルズのダンサー&俳優さんも足の痛みに対処しながら頑張っているんだ!!簡単に踊っているように見える。さすがプロフェッショナル!そうなるまでの苦労と努力に涙だ!!!

kirakirarainbow

ところで、実話をもとにした“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』。
実際にリアルにKINKY BOOTS(キンキーブーツ)を作った男性は現在はどうしているのか?
気になる!気にならない?

検索してみたところ、現在の状況が判明!!
こちらのサイトだ!

チャーリーさんではなく、実在の人物はSteve Pateman(スティーヴ・ペイトメン)氏。会社名もPrice&Son(プライス&サン)ではなく、1898年創業のWJ Brookes(WJ ブルックス)だ。

KINKY BOOTS(キンキーブーツ)を作って会社を再建した話は90年代末にBBCのドキュメンタリーで紹介されて一躍有名に!
しかし、すぐに競合する外国の会社が登場し、格安で販売するようになる。KINKY BOOTS(キンキーブーツ)を作るきっかけとなった同じ問題が再び発生!!さらに追い討ちをかけるように、取引先のアメリカの会社も倒産し、結局工場は2000年にたたむことになった。本物のKINKY BOOTS(キンキーブーツ)はノーサンプトンのミュージアムに展示されているという。

映画やミュージカルはハッピーエンドで終わっているが、現実は厳しいというのを思い知らされる。
KINKY BOOTS(キンキーブーツ)のお話は真実だったが、その後の事実を知り、複雑な思いに駆られる。

チャーリーさんことスティーヴさんは今年54歳(下記写真)。靴作りとは関係ない仕事だが、現在は消防士をしているという。
元気にご家族と暮らしているとのことで安心した。

kirakirarainbow

さらに、舞台になったノーサンプトンが気になり、検索してみた。

ノーサンプトンは靴メーカーの街!
ノーサンプトンを代表する高級靴メーカーを紹介しているをサイトを発見!
こちら〜

歴史は900年にも及ぶという。19世紀には5,000の会社があったらしい。現在は数は少なくなってしまったが、英国を代表する高級紳士靴のメーカーが現在でも靴を製造している。ファクトリーショップもある!

英国御用達のJohn Lobb(ジョン・ロブ)、Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)、Edward Green(エドワード・グリーン)など、一足10万円以上する高級紳士靴メーカーだ!名前だけは知っていたがノーサンプトンがゆかりの地だったとは!! 私は一応女なので(笑)、高級紳士靴は履く機会はないが、贈り物にするにしてもかなり高額だ!しかし、手入れして履けば一生ものの靴に違いない。

高級靴ばかりではない!庶民でも購入可能な靴メーカーもノーサンプトンにはあった!Dr. Martin(ドクターマーティン)だ!

ドイツ人のマーティン医師の発明のブーツだったがノーサンプトンの会社が特許権を購入したらしい。トレードマークの黄色のスティッチを入れたブーツを1960年に生産・販売を開始!そしてパンクロッカーに大人気のブーツに!!

kirakirarainbow

KINKY BOOTS(キンキーブーツ)をきっかけにして、ノーサンプトンの靴メーカーまで、気になって調べてしまった!!

英国は未踏の地。ロンドンでお芝居を見て、ノーサンプトンにも足を伸ばして、高級紳士靴メーカー巡りして、ミュージアムに展示されているという、本物のキンキーブーツを見るという旅をしてみたい。

ところで、日本語での『キンキーブーツ』が公演中とのことだ。できるなら日本語 ヴァージョンも観劇したい。母国語である日本語で観た方が内容をもっとできるから。GAY友カケルくんによると日本語 ヴァージョンもブロードウェイ・ヴァージョンとはまた違ってGOODらしい!!

ほとんどのブロードウェイの作品はGAY GUYSによって作られていると言っても過言ではない。その中でも、主人公がストレート男女ではなく、ドラァグクイーンのお話だから、GAY MENのパワーが集結して、キラキラ〜と最高の輝きを放ってる作品と言ってもいいと思うのだ。父とGAY息子との確執についても語られていて、その表現法が胸を打つ。

シンディー・ローパーが作詞作曲した最後の曲“RAISE YOU UP/JUST BE”『元気付けるよ!/キミらしく』(私の超訳であしからず)をフリ付きで(とっても覚えやすいかわいいフリなのだ!さすがジェリー・ミッチェル氏)口ずさみながら劇場を後にした。“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』、また観たい!!

kirakirarainbow

さて、本物のキンキーブーツはヒールが高すぎて無理と諦めているのは私だけではないはず。劇場の外にはローラになれるパネルが設置されてあるのだ!

アナタも私も“KINKY BOOTS”(キンキーブーツ)を履いたローラになれる!!

FKKB-2016

最後に、どうしても言いたいことがある!

***ストーリーのネタバレの内容を含むのでご注意***

ローラとの工場再建以外にもチャーリーの恋愛ロマンスも並行して語られている。工場主チャーリーがフィアンセを振って、ドラァグクイーンのローラと恋人関係になり、数年後に結婚!二人でビジネスを盛り上げていくーーーという話ではないのがとてもとても残念なのであ〜る!!そういう展開があってもいいのではないだろうかと妄想して身悶えする私であった!!KINKY BOOTS『キンキーブーツ』 女王様編というタイトルで私の妄想世界で別物語が進行している(笑)。

kirakirarainbow

BFO16-s

6月、オーランドのGAYクラブ”PLUSE”で失われた49人の命。

ブロードウェイの大スターが集結してチャリティ曲を録音した。

グループ名はBroadway for Orlando!!

“KINKY BOOTS”『キンキーブーツ』の初代ローラでトニー賞最優秀俳優賞を受賞したBilly Porter(ビリー・ポーター)も参加して唄っている。

購入金額のなんと100%がオーランドのLGBTセンターに寄付される!
オーランドのGAYコミュニティーに愛と支援を送ろう!

往年の大ヒット曲、”What the World Needs Now Is Love”『世界は愛を求めている』。
作曲家バート・バカラックと作詞家ハル・デヴィッドのコンビの曲だ!

日本のiTune ストアで購入できる。

タイトル名“Broadway for Orlando” または “What the World Needs Now Is Love”で検索してください。
シングル曲250円。

もちろんアメリカののiTune ストアでも!

オーランドのGAY GUYSに愛を送ろう!!
BFO16-s

5

VOGUEの、ダンスの方の由来を知って観劇している人はどれくらいいるのだろうか? 

おはこんばんちは〜

日本は猛暑とのこと。お体大丈夫ですか?

こちらニューヨークも涼しいと思ったのも束の間、暑さがカムバック。夜10時なのに外を歩くと汗がたらたらと流れるくらい暑いです!

small-dots

さて、ブラジルはリオで開催中のオリンピック。

連日、テレビにかじりついて観戦しまくり、疲れていると言いたいところだが、テレビでもネットでも全然観戦していない。

しかし、人並みに一応ニュースだけは押さえておこうと思いネットでニュースを見たところ、激しくイケメンの選手の写真に遭遇〜〜〜!久しぶりに”男性”にトキメキを感じてしまった!!彫像よりも美しい肉体!!素敵なもっこり!!ピンク色の小さな乳首!

イギリス人の平泳ぎで金メダルを獲得したイギリス人のアダム・ピーティ選手。二十歳だそうだ!

えっ?二十歳って!?『リカちゃんのやさしいパパ』ピエール氏にあんなことやこんなことをしようと妄想して激しく落ち込んだ時の気分によーーく似ている今の気持ち。冒涜しているようなーー背徳の気持ちだ。日本では二十歳は立派な成人だが、アメリカでお酒が解禁なのは21歳なので、まだまだ若いというイメージが拭えない。

しかし、正直に言おう!オリンピックの健全なスポーツマンシップとは別なところで妄想の宝庫なのは言うまでもない。腐女子とGAY GUYSにはたまらない期間だ!

4年前のロンドンオリンピック(2012年)の時のBuzzfeedの記事で、タイトルは『オリンピック? それともGAYポルノ?』というのがあった。

柔道にしろレスリングにしろ男同士が真剣に絡んで(組み合って)対戦しているその姿や水泳選手が競技用パンツのままハグしている様子を見たら、そう考えてしまうのは我々にとっては自然だ。

記事こちら〜。2012年の記事!4年前のオリンピックってロンドンだったんだね〜

4年後の東京オリンピックにアダム・ピーティ選手は出場するだろうか? 彼は24歳になる。24歳は立派な大人だ。24歳になったアダム・ピーティ選手を大々的に応援(つまり妄想)しようと思う。

small-dots

ところで、私と同様にオリンピックには興味はない興味がないアメリカ人のGAY友テッドくん。
オリンピックは観ていないが、20回も観たそうだ。
何を20回も観たかというとコレだ!

THE ROCKETTS(ザッロケッツ)だ!

ニューヨークのクリスマスの風物詩のひとつで、毎年クリスマスシーズンに公演がある。その程度は知っていたが、調べてみると、観客動員数は毎年二百万人。大人気のショーだ。ロックフェラーセンターにあるラジオシティミュージックホールで1932年(昭和7年)に始まり、今年で84年になるという。ほー、長い歴史!クリスマスだけのショーだったが今年は夏の公演も。

宝塚歌劇団に心を奪われている今日この頃。ニューヨークで宝塚に代わるものは何だろうと思った時にロケッツの広告を見た。それでショービジネスに詳しいGAY友テッドくんに観たことがあるなら感想を聞こうと思ったところ、20回も観ているという返事だった。

うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!スゴイ!

テッドくんが観劇20回してもまだまだ感激が続いているロケッツ!!観なきゃだ!

そういえば、宝塚の下級生によるラインダンスもロケット(単数)と呼ぶが、ロケッツ(複数)とはラインダンスのことを言うのだろうか? むむむむむ〜、混乱してしてしまう。調べてみると、The Rockettes(ザッ・ロケッツ)というのがこのダンスカンパニーの名称だということが分かった。

夏のショーのタイトルは、”New York Spectacular” 『ニューヨークスペクタキュラー』。(8月7日が千秋楽だったので公演は終了している)

New-York-Spectacular

high-heel

観客は家族連れが多かった。ちらほらGAY GUYSも!

劇場に入るのにバッグの中身チェックに、金属探知機で身体検査ととても厳しいのに驚く。

音楽が流れ公演がスタート!!

“Welcome to New York”という歌とともにロケッツのダンサーが登場!!

音楽と舞台セットとダンサーの3つの要素がまとまってそれはそれは豪勢で豪華で感動で胸がいっぱになる。

題名にもあるようにまさにスペキュタクラー/spectacularそのまんまだ。豪華で、壮観で、華々しい!

セットはプロジェクションマッピングを多様していた。場内にもプロジェクションされている。美しく巨大だった。ミュージカル”An American in Paris”『パリのアメリカ人』でもセットはプロジェクションマッピングを使っていた。今後の舞台セットの主流はプロジェクションマッピングなのかもしれない。


↑セントラルパークのシーンでのプロジェクションマッピング!!!ステージや劇場内にもプロジェクション(映写)されていて豪華絢爛の一言!!!

high-heel

ザッ・ロケッツのダンサーの方々も美しく、それにしても脚は長かった!!とても!!
ダンスだけでなく、お話仕立てになっているので俳優や子役も登場するし、ダンサーは女性だけではなく男性もいる。

playbill-rss-2016-1
無料のパンフレット!ロケッツのダンサーが表紙だ!

ニューヨークの名所を紹介するのがストーリーのメイン。場面(場所)ごとにロケットダンサーが登場してラインダンス的なものを含めて踊るのだ。クリスマスのストーリーは毎年同じだとテッドくんが言っていた。ダンサーは入れ替えがあるので全て同じではないだろうが、基本は変わらないらしい。多分、夏バージョンのショーも季節が違うだけでストーリーの展開は同じだと思う。同じとはいえ、20回観に行ったというのは本当に彼の心を掴んでいる。彼の中の必須クリスマス行事になっているのだ。テッドくんが20回も観た気持ちが分かった!本当にスペキュタクラーなのだ!!詠嘆した!!!!「うわぁぁぁぁぁぁ〜」。

high-heel

ファッションアベニューである7番街も舞台になった。ファッションといえば雑誌”VOGUE”(ヴォーグ)なのだろう。マドンナの大ヒット曲”VOGUE”『ヴォーグ』の曲とともにステージがファッションショーとなり、ロケッツダンサーがゴージャスなドレスを纏い、ランナウェイを踊り、そしてあのVOGUE(ヴォーグ)のポースを決めていた。

このシーンを観ながら、私はあるトランスジェンダーのことが頭をよぎった。


↑”Strike A Pose” ロケッツダンサー達がVOGUE(ヴォーグ)のポースを決める!!

diamondkei

話は、ロケッツからドキュメンタリー映画に飛ぶ。

1990年公開の“Paris is Burning”、邦題は『パリ、夜は眠らない』というドキュメンタリーを7、8年前に観た。

PIB90

監督はジェニー・リビングストン。名門イェール大卒の女性。セクシャリティーは不明。1991年にサンダンス映画祭で大賞を受賞している。

リビングストン監督のオフィシャルサイトはこちら。

このドキュメンタリーはVOGUE(ヴォーグ)についてである。ファッション雑誌の方ではなく、マドンナの大ヒット曲”VOGUE”『ヴォーグ』についてでもなく、アンダーグランドだったダンスの方のVOGUE(ヴォーグ)についてだ。

撮影期間は、1987年から89年までの3年間。圧巻のVOGUING(ヴォーギング)シーンはもちろんのこと、何人かのVOGUEダンサーのインタビューを中心に構成され、アンダーグランドであった黒人やラテン系のGAYやトランスジェンダーの舞踏会/VOGUE(ヴォーグ)文化を伝え、白人のGAY世界とは全く別の黒人やラテン系GAY世界を映像で見せている。

daiamond

にわか勉強で申し訳ないが、VOGUE(ヴォーグ)について説明させていただくと・・・

ファッション雑誌”VOGUE”(ヴォーグ)のモデルのようにきらびやかになりたい!!踊りのポーズもファッションモデルが決めているポーズを使って発展したのがVOGUE(ヴォーグ)。70年代にハーレムで黒人のドラッグクィーンから始まったらしい。黒人やラテン系のGAYやトランスジェンダーの世界で花開いた。

ファッションショーのランナウェイをセットしたクラブはBALL/舞踏会と呼ばれ、VOGUE(ヴォーグ)を踊る。審査員もいて、日常の生活では浴びれないスポットライトと歓声を浴びるのだ。しばしば皮肉的な罵声も。シャネルやエルメスなどお仏蘭西の高級ファッションブランド会社のことを英語ではファッション・ハウスというので、各グループのことをHOUSE(ハウス)と呼んでいた。

GAYやトランスジェンダーであることで家族に認められず家出した若者も多く、ハドソンリバーの埠頭や桟橋で寝泊まりして、衣装は万引きして調達して踊っていた。なりたいものになれる場所であり、日常ではGAYを隠して生きているが本当の自分になれる場所だった。ウォールストリートのビジネスマンのようなスーツを着て踊ったり、ストレート男性になってみたり、ファッションモデルになったり、女優になったり、憧れの姿になれる場所だった。

社交界である舞踏会で踊り、職業はファッションモデルで、着ているのはお仏蘭西の高級ブランド服・・・。乙女なら誰でも一度は夢見ただろう。簡単に手に入れることはできない、実現するのは一部の限られた人だけだ。だけど、そのクラブで集まってVOGUEを踊れば、ファッション雑誌から抜け出た、みんなが憧れているファッションモデルになれるのだ。分かる、その気持ち!!!

マドンナが80年代の末にチェルシーのクラブ、The Sound FactoryでVOGUE(ヴォーグ)/VOGUING(ヴォーギング)を見た。そこで、インスパイアーされて曲が作られ、リリースされたのは1990年で、全世界のヒットとなった。

daiamond

先に述べた、ロケッツのショーを観劇中に、私の頭によぎったトランスジェンダーの女性とは、ドキュメンタリーに登場しているヴィーナス・エクストラバガンザ(Venus Xtravaganza)のことだ。写真の彼女だ。

VXPIB90-1

黒人&ラテン系の一部のGAYコミュニティーだけで流行っていたVOGUE(ヴォーグ)が世界の表舞台でランナウィで華々しく踊られているのを見たら彼女はどう思うのだろうか?

*** 以下、ネタバレの内容があるので、今後ドキュメンタリーを鑑賞しようと思っている方は読まないでください! ***

ヴィーナス・エクストラバガンザは若くてとても美しい。華奢で可憐で危なっかしい。18歳の時にザ・ハウス・オブ・エクストラバガンザ/The House of Xtravaganzaのメンバーになる。男の子に生まれたが女の子になりたいトランスジェンダーと分かって家族に恥ずかしい思いをさせたくないと14歳でニュージャージー州の家を飛び出す。生活費はエスコートサービスで稼ぐ。つまり売春だ。客がトランスジェンダーと分かると罵詈雑言を浴びせ、窓から逃げたこともある。

「経済的にも困らない甘やかされたお金持ちの白人の女の子になりたいわ。素敵な服を着るのがなんの問題もないような。郊外の主婦は夫に欲しいものを買ってもらい夜はベッドを共にして夫が求めるものをあげている。私も結局は同じことをしているのよ」とヴィーナス・エクストラバガンザは語る。

VXPIB90
ドキュメンタリーのもうひとつのポスターになっている。

d-diamond

悲劇が起こる。

こういう仕事だから何があるとは思っていたが、それがヴィーナスの身の上に起こったと、ハウスのママ(リーダー)であるアンジー・エクストラバガンザによって語られる。

ヴィーナス・エクストラバガンザは、ドキュメンタリー撮影中に亡くなる。1988年12月21日。ニューヨークの安ホテルで絞殺死体で発見される。殺されて4日後に。遺体はベッドの下に置かれていた。誰も遺体確認に来ないので火葬ができず、アンジー・エクストラバガンザがヴィーナスの家族に情報を渡した。

衝撃と共に胸が苦しくなった。「結婚したいの。好きな男の人と一緒にいたいわ。車も欲しい。性転換して完全な女の子になりたいのよ。白い教会で結婚式を挙げたい。高級ブランドのファッションモデルになりたい」とカメラの前で夢を語っていた。享年23歳。

ve1988

ヴィーナス・エクストラバガンザ!

あなたが煌びやかなファッションでランナウェイを歩いたVOGUEの舞踏会は、あなたがなりたかったように、世界中の注目を集め、世界中からお客さんが見に来るショーのひとつになった。
あなたの時代では叶えられなかったが、時を経て想いは通じたように私は感じた。

しかし、生きていて実際の目で確かめる方がいいに決まっている。生きていれば51歳。ロケッツには年齢的に加入はできないかもしれないが、特別枠でランナウェイをVOGUING (ヴォーギング)できたかもしれない。ロケッツの若いダンサーよりもキラキラしているに違いない。

ゴージャスで素晴らしく、お金もたくさん掛かっているに違いないショーだったからこそ、彼女について思わずにはいられなかった。

daiamond

VOGUE(ヴォーグ)は、Hip Hopのように黒人文化で生まれたダンスをマドンナが取り入れて・・・というのはどこかで読んで知っていた。しかし、それが、黒人やラテン系のGAY&トランスジェンダーのアンダーグランドのコミュニティーで開花したとはドキュメンタリーを観るまで恥ずかしいことに知らなかった。

ドキュメンタリーに出てくる本家本元はマドンナのVOGUE(ヴォーグ)よりも複雑で激しくて毒があって切なくて扇動的で情熱的だった。

観客の中で、どれくらいの人が、このショーで踊られているダンスのVOGUE(ヴォーグ)/VOGUING(ヴォーギング)の由来を知っているのだろうか?

そんなのことはどうでもいいのかもしれない。

人々が歓声を上げて楽しんで、子供達が大人になってもショーの素晴らしさとVOGUE(ヴォーグ)のインプレションは残るのだから。

high-heel

歌舞伎の見得と宝塚のトップスターの大羽根!観客がとっても期待しているものだ。楽しみにしているものだ。そして、ロケッツといえば”eye-high kicks” 〜目の高さのハイキック/脚上げ〜だ!!最後のシーンで、ロケッツのダンサーが待ちに待ったアイハイ・キックスを踊る!!!拍手大喝采!大歓声が巻き起こった。私も叫んだ!!!!彼女たちのアイハイ・キックスを覆い尽くすように幕が降りる。音楽はフランク・シナトラの” New York New York”だった。最近は涙腺が弱いのか? 簡単に感動してしまうのか? 涙が溢れて止まらなかった。GAY友テッドくんもきっと英語で言うところのoverwhelming/オーバーウェルミング状態、圧倒されて胸がいっぱいになるのだと思う。

涙を拭いながらラジオシティ・ミュージックホールを後にした。

夢を実現するためにニューヨークにみんなやって来る。絞殺されてしまったヴィーナス・エクストラバガンザも大大大スターになったマドンナもそして一向にダメな私も。

歌詞のこの部分で胸がいつもジーンとする!『ここでやっていけるなら、どこでもやっていけるさ🎵 キミ次第さ〜🎵 ニューヨーク🎵 ニューヨーク🎵』。


↑ロケッツ十八番のEYE-HIGH KICKS/アイハイ・キックス!!

diamondkei

ところで、本家本元を本物を見てみたいと思い、調べてみるとVOGUE(ヴォーグ)ナイトを開催しているGAYクラブは次々と閉店してしまったが、現在は毎週木曜日にXL LOUNGEで開催されているらしい!踊るのは無理だけど、行って見てみたい!!

2

宝塚OGによる『シカゴ』ニューヨーク公演を観劇!男役と男とドラァグクイーンとGAY

おはこんばんちは〜

暑い!!
熱波だ!!!
体感温度100F (38℃)のニューヨーク!

昨晩は、きゃりーぱみゅぱみゅのライブがニューヨークで開催されたらしいが、私はリンカーンセンターでの宝塚OGによるミュージカル『シカゴ』の千秋楽についてご報告したいと思う。

b_simple_10_1L
b_illust_95_2L

初日の翌日21日に、ニューヨークタイムズ(New York Times)とガーディアン (The Guardian)に宝塚OGによる”Chicago”の批評が掲載された。

観劇する前に、二紙の批評記事を読んだ。

ちなみに、ニューヨークタイムズはアメリカで、ガーディアンはイギリスの新聞だ。

ニューヨークタイズムの批評家は、チャールズ・イッシャーウッド氏(男性)。
ガーディアンは、エマ・ブロッケス氏(女性)。

ciNT
ニューヨークタイズムの演劇批評家チャールズ・イッシャーウッド氏

EB
ガーディアンの演劇批評家エマ・ブロッケス氏

ニューヨークタイムズはこちら〜
ガーディアンはこちら〜

ニューヨークタイムズのチャールズ・イッシャーウッド氏は『シカゴ』の大ファンで何十回もブロードウェイで観ている筋金入りの大ファン!
一方、ガーティアンのエマさんは基本的に『シカゴ』が大大大嫌い!!
対極にいる二人の批評だ!!

*** 本編『シカゴ』について*** 

ニューヨークタイムズのチャールズさんの批評記事のタイトルはこう書いてある。
「シカゴは(アメリカの)中西部というよりは日本だった」。
寿司屋さんにマグロバーガーを持って行くようなものとか(つまり無駄なこと)、訓練はされているが腰のひねりや手の動きが甘い!踊りは、柔軟剤に浸かったみたいにキレがない!新しいものが全くなかった!!!とネガティヴな意見をバシバシ!!

しかし、初日のメインキャストの峰さを理さん、和央ようかさん、朝海ひかるさん、初風諄さん、磯野千尋さん、T.OKAMOTOさんの各キャストの良かったところもしっかり細かく書いている。よーーく見ているのに驚いた!!さすがニューヨークタイムズの演劇批評家!

ガーティアンのエマさんは、真逆でこれまで鑑賞した『シカゴ』の中でサイコーに良かったと絶賛。星は3つ。でもやっぱり『シカゴ』だからなぁーーとボソっと言っている。熱唱しない歌い方が好き!熱唱しないので、テレビ番組の『アメリカンアイドル』の2回戦には宝塚の出演者は誰も行けないけど、それは良いことだと言っている。彼女は『アメリカンアイドル』も嫌いなのかもしれない。

またエマさんは、 “heteronormative” 「異性愛者はノーマル」などの(ジェンダー関連の)単語を普通に口にする(LGBTQについてオープンな)ニューヨーカーの観客には目立ったイデオロギーがない宝塚のようなショーは実に面白い。男の役を女性が演じたところが素晴らしいと絶賛!
( )は分かりやすくするために私の言葉を追加した!

女性だけの劇団なのでイデオロギーがあるはずと思っている人には、宝塚がジェンダーやイデオロギーについて言及しないので、イライラしたようだったとエマさんは書いている。彼女は主義主張にも疲れているのか?

*注:エマさんは“heteronormative” 「異性愛者はノーマル」という単語を使っているが、彼女は、「ヘテロセクシャル(男女の愛)が正常である」とは言っていないので誤解のないように!

*** TAKARAZUKA ENCORE(タカラヅカ・アンコール)について ***
ニューヨーク公演には本編が終了した後にいわゆる宝塚のレビューが行われた!

ニューヨークタイムズのチャールズさんは本編ミュージカルが終わってから私の本当の楽しみが始まった!と言っている。余程、本編の”Chicago”がお気に召さなかったようだ。
アンコールでは、ラスベガスのショーを彷彿させる。ラインダンスやオリジナルの“Glory to Be Takarasiennes” (タカラジェンヌに栄光あれ)and “Takarazuka, Home in My Heart.”(宝塚わが心のふるさと)を含む9曲が披露されたと書いてあった。

チャールズ氏は、TAKARAZUKAの”Chicago”は私の中に心に残ることはないが(ううううー、残念だ)、TAKARAZUKAの名前の由来であるホームタウン(本拠地)の宝塚に行って『ベルサイユのばら』、『激情〜ホセとカルメン〜』、『愛と青春の旅立ち』を観てみたいと締めくくっていた。行く気満々のようであ〜る!!

ガーディアンのエマさんは、フレンチカンカン(ロケットダンス)とシナトラやポリスの曲は良かった!!と言っていたが、他の日本語の曲はお気に召さなかったようで、『テレビジョッキーの熱湯風呂』や『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』のように彼女の目には映ったようで、この番組を例えに使っていた。トンデモに見えたのだろうか???

えええええええええ〜!そ、そ、そんなーー

やっぱり、とにかくエマさんは『シカゴ』は嫌いらしい。
真逆な二人の批評だった。

***

エマさんの批評の中にあったが、宝塚にイデオロギーがなくて不満だった人がいたという話。GAYやレズビアンやトランスジェンダーが禁断ではなく日常の世界のニューヨーク。LGBTQの関連のニュースは何かしら毎日報道される。女性だけの劇団なので、レズビアンだけの劇団とかフェミストの劇団などと何か主義主張があって劇団を設立したに違いないと思うのはニューヨーカーには自然だ。しかし、宝塚は『清く、正しく、美しく』の通り、発足当時は、少女たちに清く正しい修養を過ごさせるために花嫁養成学校のような役割があって、女性だけの歌劇団になったという話は有名だ。ニューヨーカーが期待していたのとは違う女性だけの劇団設立の経緯なのである。

ニューヨークタイズムのチャールズさんには、宝塚市の宝塚大劇場に行って欲しいと思う。先のブログでも書いたが、私も宝塚の宝塚大劇場で観劇して、また行きたい!!!と思ったからだ。宝塚は大劇場で観るのが醍醐味。食堂もレストランも売店も完備され、やさしいおもてなし!近くには温泉もある!!(というか温泉があるから宝塚歌劇団が設立されたのだが)。

東京は日比谷界隈を出ると現実世界の別世界になってしまう。しかし、大劇場は劇場を出ても余韻にずっと浸れる。街全体が宝塚歌劇団を愛しているから!!

TDG2016
チャールズ・イッシャーウッドさん、ぜひ行ってください!そして劇評を書いてください!!!

b_simple_10_1L
b_illust_95_2L

さて、さて、上記の批評を読んだ後、千秋楽に行ってきた。7月24日(日)午後2時から。

僭越ながら私の感想を〜〜

『シカゴ』はアメリカのミュージカル。イギリスのミュージカルやお芝居が多いが、MADE IN AMERICAなのであ〜る。
初演は1975年。今年が20周年を迎えるロングランのミュージカルでブロードウェイ史上初らしい。
『ベルばら』を20年間ズーーーーっと公演していると考えるとすごい!!!
シンプルなセットと衣装なので経費が掛からないのも一因かも。ブロードウェイの『シカゴ』を数年前鑑賞した。

ジョン・カンダー作曲、フレッド・エッブ作詞、フレッド・エッブおよびボブ・フォッシー脚本。振り付けはボブ・フォッシー。トニー賞受賞。
映画の『シカゴ』も第75回(2003年)のアカデミー賞作品賞を受賞している!

簡単なあらすじは、時代は禁酒法時代。シカゴにある女性刑務所が舞台。夫殺しなど殺人を犯した女囚たちと刑事専門弁護士と裁判の話。
詳しくは、こちらのオフィシャルのサイトをどうぞ!

作曲家ジョン・カンダーと作詞家フレッド・エッブはミュージカル&映画『キャバレー』も作った。

そして二人はGAYを公言している!!!

はっきり言おう!ストレートでは『シカゴ』は作れない!!!!!

2人はロマンティックな関係ではなくクリエイティヴな同志だったようだ。悲しいことに作詞家のフレッド・エッブ氏は2004年に亡くなっている。


作曲家ジョン・カンダー氏(左)は今年89歳でお元気のようだ。作詞家フレッド・エッブ氏(右)。

bowler

席はなんと前から2列目。左端。直接劇場に行って購入したが、日本の宝塚では劇場に直接行っても前から2列目は買えない。無理だ!
2列目だと思っていたら、さらに1列目の前に補助席で2列が増設されていた。日本人と思われる方々が座っていたのできっとツアーで日本から来た方々かもしれない。

playbill-lc2016
パンフレットであるPLAY BILL。無料で配布される。中は白黒プリントで写真は全くない!

映画の印象の方が強いので映画出演の俳優と合わせてみる。メインキャストは役替わりなのだ。千秋楽のキャストはビリー・フリンを姿月あさとさん。映画ではリチャード・ギアが演じた弁護士。朝海ひかるさんがロキシー。映画では最近すっかり顔が変わってしまった(驚)レネー・ゼルウィガーだった。舌足らずの甘い喋り方が今でも印象に残る。ヴェルマは湖月 わたるさん。セクシーなキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じた。“ママ”・モートンが杜けやきさんで、映画ではクイーン・ラティファ。ロキシーの夫、エイモス・ハートは磯野千尋さん、映画ではジョン・C・ライリーだ。

chicago_movie2002
左からヴェルマ、ビリー・フリン、ロキシー。映画の『シカゴ』は大好きだ!!

bowler

こちらがTAKARAZUKA OGヴァージョンの” CHICAGO”のポスター。拙宅の近くにも貼られている!!日本語でも書かれてある!ポスターの中心はビリー・フリンの峰さを理さんだ。
tchicago-poster

bowler

舞台では初めて見る歴代トップスターの方々。登場してくると拍手とYAYの大歓声の嵐だ。日本では拍手だけで残念ながら歓声はない。しかし、ここはアメリカ、ニューヨーク!映画館でも特にホラームービーだと観客が大騒ぎ!もちろん劇場でも感動して素晴らしいと歓声が起きる。歓声がすごかった!!!YAAAAAAAAAY!!!きっとOGさまも観客の反応の良さに感激したに違いない!

ビリー・フリンを姿月あさとさん。

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

ヴェルマは湖月 わたるさん!手足が長くアメリカ人との共演でも引けを取らないはず。

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

朝海ひかるさんがロキシー。かわいらしい声だ!

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

歌も素晴らしかった!!74年に入団し2013年に退団した大御所の磯野千尋さんのロキシーの夫が唄う悲哀漂う『ミスター・セロファン』。That’s TAKARAZUKA!!これこそが宝塚の歌い方と唸った!!場内拍手大喝采!ニューヨークタイムズの辛口演劇批評家チャールズ・イッシャーウッド氏も絶賛していた!!!!!


男前な磯野千尋さんの歌は、That’s TAKARAZUKA!!これこそ宝塚だった!!

メインキャスト以外の卒業生も素晴らしかった。
20代から30代と若い方々だと思う。元気がみなぎっていた!!ウエストのくびれとゴージャスボディで目で追いかけてしまった方がいたので、帰宅後調べてみると元月組トップ娘役の女優さんだった。蒼乃夕妃(あおの ゆき)さん(前列右)。

ジャーナリストのメアリー・サンシャインはソプラニスタ(男性ソプラノ)のT. OKAMOTOさんが演じる。

男性だが女性オペラ歌手そのものの高い声とダイナミックな音量で圧巻だった。宝塚の男役とは対極のドラァグクイーン的でこれまたハートを鷲掴みされる。
そして、まさかのまさかの〜〜〜〜〜の展開にびっくり!!!「〜〜〜〜」は本編をぜひ観てください!なぜ、びっくりかは秘密。実は、本家本元のブロードウェイも観たのに全く覚えていない。宝塚OGの『シカゴ』は辛口演劇評家がボブ・フォッシーの『シカゴ』を完全コピーそのままで真新しさが全くなかったと酷評していたので(ヒドい)、本家本元のブロードウェイも同じ演出なのだと思う(そういうことで同じ演出だと思う私を許して〜!)。最高の驚きと盛り上がりだったのに!!!覚えていない自分にバカ〜と叫びたい。

気になったので、オフィシャルサイトで確認してみた。現在、ブロードウェイではR. Lowe氏がメアリー・サンシャインを演じる。下記写真。ドラァグクイーン的な写真なので、あのびっくりは本家本元のものからだと確信!!メアリー・サンシャインはOKAMOTOさんの方がチャーミングで断然かわいい!!逆酷評!

via http://www.newyork.com/ R. Lowe as Mary Sunshine (Photo: Jeremy Daniel)

via http://www.newyork.com/ R. Lowe as Mary Sunshine (Photo: Jeremy Daniel)

kirakira444png

『シカゴ』は映画もブロードウェイのミュージカルも両方鑑賞した。ミュージカルよりは映画の方が断然面白かった。舞台セットは最初から最後までは同じだし、衣装も同じで全く変化がなく、ミュージカルはつまらなかった!!!!

しかし、磯野千尋さんの『ミスター・セロファン』に代表されるように、日本語で聴くミュージカルナンバーは言葉が理解できたので本家本元のブロードウェイで鑑賞するよりもはるかに感動した!!!!ジーーン。ギャグも理解できて、実はミュージカル版も面白かったんだなーと思った!!

大人になってからアメリカに住み始めたので英語はとにかく大変。英語でのミュージカルの歌やお芝居は特に理解不能に陥る。予習をしないと楽しめない。映画は映像があるから分からないフレーズでも乗り切れる。という私の英語能力の状況で、日本語でのミュージカルはとっても楽しめた!!!

bowler

また『シカゴ』といえば、男女ともにセクシーな衣装も魅力のひとつ。ブロードウェイの『シカゴ』に比べると宝塚OGの男役は露出が少ない衣装だった。男役に同じような衣装をというのは無理だ。ムキムキ感が全く感じられないので、物足りないと思うニューヨーカーは多いと思う。

ブロードウェイ『シカゴ』男性の衣装はコレだ!!!
きゃぁーーーーー!セクシー!!ムキムキな胸板にバイセプッス!!
ロードウェイではこんなセクシーな男性が登場する!!!
宝塚の男役と現実の男を比較するものではないのだが、そこは文化を知らないニューヨーカーは比較してしまうだろう。

cboys2222

bowler

本編終了後、姿月あさとさん、湖月わたるさん、朝海ひかるさんの3人が幕の前に立った。「男の格好をしていますが私は女です」と姿月あさとさん。湖月わたるさんと朝海ひかるさんも「今は女性の格好をしていますが、宝塚にいた時は男性の役を演じていました」と語り、女性が男装する宝塚を説明した。英訳はステージの上に出る。3人がアンコールへと導いた。

メインキャストは公演によって変わるのだが、アンコールには歴代トップスター全員が登場する。

”TAKARAZUKA ENCORE”とキラキラの巨大文字電飾がステージに!おおおおおおおお〜〜〜!!

お馴染みの鮮やかなラインダンスの衣装で観客席からも登場!!通路でも踊る!宝塚大劇場かと錯覚!舞台ではラインダンスを披露!英語で言うところの High Kicks (ハイキック)が素晴らしい。

via http://www.theatermania.com/ (© Stephanie Berger)

via http://www.theatermania.com/ (© Stephanie Berger)

元雪組のトップスター水夏希さんも登場!!ヴェルマを演じる水さんを観るつもりだったのに間違ってチケットを買ってしまい本編では見れなかったので感動!!!8年ぶりの一方的の再会だった!!涙がダーーーッ。そして40年ぶりの再会の峰さお理さんは『宝塚わが心のふるさと』を唄った!歌声は70年代の『ベルばら』のレコードのままだった!さらに、さらに涙ダーーーッ。

宝塚の男役といえば黒燕尾も披露!!黒ではなく濃紺だった。
ヴェルマの湖月わたるさんもロキシーの朝海ひかるさんもラインストーンキラキラの燕尾服に着替えて登場!!!!さすがトップスター!!!格好いいいいいい!

最後には後光のように光る輝く大羽根を背負った元トップスターの3人が登場!!真ん中に姿月あさとさん、朝海ひかるさん、湖月わたるさんが!!『すみれの花咲く頃』を初風諄さんが歌った。今公演では出演されなかった歴代トップスターのOGさまは大きな羽根扇子を優雅に持って登場。


キラキラの燕尾服の宝塚OGの男役がズラ〜っと!!!圧巻!!!羽がゴージャス!!!

ここでもさらに涙が滝のように溢れた。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダーーーーーッと!

子供のようにしゃくりあげそうになったので必死に抑える。
ニューヨークで宝塚をそれも歴代のトップスターの方々を一挙に観れるなんて幸せ者!!!

カーテンコールは1回だったが、2回目があるのではないかと拍手がずーーーーーっと鳴り止まず、10分間は続いた。このまま帰りたくない!もう一度見たい!!私も叩けるだけ叩いた!「公演は終わりました」という英語のアナウンスが流れて、みんながっかり。この拍手を聞いて登場して欲しかった!!

bowler

『シカゴ』は腰を前後にフリフリのハンピングシーン(セックスシーン)もいっぱいある。レズビアンのセックスに見えてしまったが。それは置いといて、下品なセリフはいっぱい!脚を広げて股間が丸見えになってしまうボブ・フォシー先生のエロエロ振り付け!なので、現役のタカラジェンヌでは絶対実現できない演目だと思う。

宝塚歌劇を卒業して、艶のある大人の女になったからこそできるのだと思った。ファンも許してくれるのだろう。

次回は大階段も設置して、ぜひぜひ『ベルサイユのばら』をニューヨークで!!!

愛 🎵それは悲しく〜 愛 🎵それは切なく〜 愛 🎵それは苦しく

男役がセクシーな衣装を着なくていい。宝塚の男役をニューヨーカーに見せたい。レズビアンでもトランマンでもない、全く別のセクシャリティーである宝塚の男役。TAKARAZUKAオリジナルの独自の夢の世界の王子様を見て欲しい!

bowler

私の前の席に座った若い白人女性が声を張り上げ、ノリノリだったので、勇気を出して今回は話しかけてみた。

英語教師として日本に6年滞在していて宝塚のファンになったという。大劇場に行ったことがあるとのこと。今度退団する龍真咲さんのファンでファンクラブに入っているという。現在はカナダの国境近くの町に住んでいるが、宝塚を観劇するためにニューヨーク市に来て、3回も鑑賞した!という大ファンだった!!!
白人男性と一緒にいたがボーイフレンドではなく、GAY友に違いないと私のGAYDER(ゲイダー)が振り切れた。

bowler

この公演で、ある男役にときめいてしまった!!不測の事態だ(笑)!!
悲しそうで憂いのある眼差しの姿月あさとさん!
声も低音で素敵だった!!

“All I Care About is Love” をもう一度聴きたい!
リチャード・ギアのビリー・フリンを超えたと言っても過言でない!!
宝塚の姿月あさとさんを舞台では一度も観たことはないが、若い時も美しくて魔性的で神秘的だったに違いないと思う。
しかし、歳を重ねて、さらにその独特な秘密的なオーラが増したのではないかと思う。

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

via http://www.lincolncenterfestival.org/  © Maiko Miagawa and Nobuhiko Hikichi

b_simple_10_1L
b_illust_95_2L

『さよなら皆様』が終演後に流れるのではないかと予想していた。が、私の予想は大きく外れた。宝塚を観劇後、『さよなら皆様』が流れるといつも涙が出る。これから現実世界に戻らなければいけないから。

今度はいつ宝塚を観劇できるだろうか?

🎵 さよなら皆様

🎵 お別れいたしましょう。
🎵 また会うその日まで

🎵 さよなら皆様
🎵 さよなら ご機嫌よう!

aftertheshow333
終演後のDavid H. Koch Theater!みんな興奮冷めやらず!

bowler

あとがき的つぶやき〜:

またブロードウェイの”CHICAGO”を観てみようと思った!!今度は話が分かって楽しめるはずだ・・・と思う。

気軽に宝塚を観劇できないのがとても残念だ。
あっ!!!近くにブロードウェイがあった(笑)!!本命の好きな人とは付き合えないけど身近な仮の彼氏でいいかぁーの気分である。LOLOLOLOLOLOL

ところで、男性が女装しているのがドラァグクイーン。女性が男装しているのがドラァグキング。TAKARAZUKAは全くもってドラァグキングのショーではない。ドラァグクイーンもドラァグキングのショーもコメディーがメインだからだ。

正統派なお芝居を女性が男性を演じる。BOYS LOVEと同様にTAKARAZUKAもアメリカ人に分かってもらうには口頭での説明が難しい。特殊な世界だから。アメリカ人のGAY友には興味を持ってもらえず一人で観劇した。

百聞は一見にしかず!アメリカ人のGAY友に乙女ロード&秋葉原に行っていただき、かつ宝塚と歌舞伎を観劇して欲しい!と思う。