サンノゼ・San JoseにあるGAY BARと政治的見解

おはこんばんちは〜

ブリザードの前にニューヨークに着陸したので暴風雪は避けられたが、テキサスに出張に行った友人は帰りのニューヨーク行きの飛行機がキャンセルになってしまい足止めにされてしまい2日遅れで帰って来たという。。さっきまでは日中立っているだけで肌がジリジリするサンノゼだったのに、ブリザードのニューヨークを経験するとは不思議な気持ちであ〜る。

交差点で横断歩道を渡るところは雪かきがされていないので小さな山になっていて渡るのが大変💦

***

さて、サンノゼ・San JoseにあるGAY BARをご紹介したいと思う。

現在はサンノゼ在住のGAY友ジャスティンにAppleコンピュータ本社の近くにある世界的なホットポット(火鍋)チェーン、小肥羊火鍋(Little Sheep Mongolian Hot Pot)で食事をしてから連れて行ってもらった。
Appleコンピュータの本社ってここにあるんだーと感激したのは言うまでもない。

ジャスティンはよく一人でも来て「ひとり火鍋」をするくらい大好き!!

サンノゼにあるGAY BARは3軒。
ニューヨークのウエストビレッジ、チェルシー、ヘルズキッチン、サンフランシスコのカストロのようなGAYエリアはないようだ。

ダウンタン(街中)には2軒あり、便利なことに隣同士にある。GAYな街、ニューヨークでさえ2軒並んでGAY BARがあるということはないと思う。

最初に連れていってもらったのは、おおおおおおー!その名はSplash Bar!!
「スプラッシュ!!」

懐かしい響きだ!!
嬉しい気持ちになる。

ジャスティンとも何度も行ったが、閉店しまったニューヨークの伝説のGAYダンスクラブ!かわいいGo Go Boysが踊るキャンパスナイトがあったSplash!と同じ名前だ!

Splashがサンノゼに移動!?

サンノゼのSplashもダンスクラブのようで
1階も2階もダンスフロアーになるんだろうなと思わせる広さだった。
連れて行ったもらったのは木曜日の夜。
残念ながら閑散していた。まばらな人〜(涙)。
しかし、金・土は大混雑するらしい。
お店の人によると600人から700人は来店するという。WOW!
おしゃれなインテリア!
2階はパティオもあり、タバコが吸える。
オープンエアーなので気分がいい。

混雑しているSplashにまたいつか来たいものであ〜る!!!

Splash Bar(スプラッシュバー)
65 Post Street
San Jose, CA 95113
http://www.splashsj.com

隣のMac’s Club(マックスクラブ)は、ダンスクラブSplash Barよりはこじんまりとしていてカウンターがメインな感じのとてもカジュアルなバーだった。
隣のSplashよりも人がいた。

奥はパティオになっている。
サンノゼは気候がいいのでこの季節でも寒くないのでパティオにもそれなりに人がいた。

Mac’s Club(マックスクラブ)
39 Post St, San Jose , CA
San Jose, CA

2軒のGAY BARがお隣同士!

上記の2店から車で10分にある3軒目のGAY BAR、Renegades(レネゲーツ)。
サンノゼは車社会。ストリートカー(ちんちん電車)があるが、街の中心にある上記のGAY BARから行く場合は、ニューヨークのように流しのタクシーがないのでUberかLyftに乗って行かなければならない。
車の免許がない私にとってはニューヨークやサンフランシスコでないととても住めないことを実感する。
ターゲットやトレーダージョーズなどがあるモールのすぐ側にある。
街の中心のGAY BARよりはとても賑わっていた。トランスジェンダーのお姉さんもいてワイワイ楽しそうだった。
奥にはパティオがあり、タバコを吸う人もいて楽しそうに歓談していた。

Renegades(レネゲーツ)
501 W Taylor St, San Jose, CA 95110

親しみ感がいっぱい!

ジャスティンは車の運転をしているのでお酒は飲まなかった。
が、時々、鯨飲してしまうという。朝起きたら顔に傷があった事件が1月に発生!
なぜ怪我をしたかは記憶になかったという。
どうやって家に帰って来たかも覚えていないという。
ブラックアウト!

ジャスティンと 私は、毎日飲まなければならない方のアル中ではなく、呑み始めたら止められない止まらない、楽しいままでは終わらない、記憶を失くして何かやらかして怪我をしたりというアルコールが引き金となり事件を起こしてしまう方のアル中だ。
このタイプもアル中、アルコーホリックというらしい。
お酒を呑んだらいけないタイプの人間に当てはまる私たち。
同じアル中DNAーーー!
ジャスティンのことが激しく分かる。
唯一、回避する方法は呑まないことなので、呑まないように必死に心がけている。
ダイエットと同じだ。

シラフでGAY BARで語り合う。
ジャスティンのユーモアのセンスは時を隔てていても変わってなく大笑いした。
ジャスティンの面白さは私の笑いのツボにしっかりはまる。

しかし、政治的な話になるとジャスティンの考えと私の考えが正反対であることが判明した。
トランプ支持者だった。
ジャスティンは移民には大反対の立場。
私は外国人で移民だ。
「私が母国に帰ればいいと思っているの?」とは怖くて聞けなかった。
移民がアメリカ人の仕事を乗っ取っていると考えている。

「トランプは大統領候補者で初めてレンボーブラッグを壇上で広げた人だ!だから支持している」。

仲良くしていた人がホモフォビアだった。GAYは気持ち悪いとか、私がレズビアンだったら友達の縁を切ると言われた。
他の部分は話も合い、一緒にいて楽しかった。しかし、GAY GUYSと仲良くすることは私の人生であり、ホモフォビア発言は許せなかった。
説得してみたがホモフォビアのままで、次第に会うことはなくなり、すっかり過去の人になってしまった。
先方にしてみれば気持ち悪い私と縁が切れて嬉しく思っていることだろうが、それはお互い様で結局「合わなかった」のだ。

そんなこともあり、しかし、ジャスティンのことを思い出の人にはしたくない。
未来の思い出も共有したい人物である。

ジャスティンが撮影のない週末には私のアパートに泊まり、一緒にGAY BARに行って遊んでいた頃、アパートに帰った時に私が言う「ただいま〜」をジャスティンは今でも私への挨拶に使う。”TADAIMA—” そんなお茶目なジャスティン。
だが、政治的信条は真逆なジャスティン。

ジャスティンは朝が早いので夜10時には3軒目のバーを後にして、私が滞在するAirBnB(いわゆる民泊)まで送ってくれた。
「また会おう!TADAIMA–!! ははは〜」と言葉を交わしてハグして別れた。

お互い東と西と遠くに住んでいて頻繁に会う友達ではない。しかし、とても大切に思っている友達だけに悩む。
政治の話はしないで付き合うという方法もあるわけだが。

思い出のアルバム!
でも過去の友達にはしたくない!!


ジャスティンとプラハの君と。今年の夏で10年になる!!


ジャスティンとウエストハリウッドのGAY BARで。


ニューヨークに滞在していた頃のジャスティン。体触られまくり。モテモテだった!

2

平日の夜のセラピー

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おはこんばんちは〜!

久しぶりに平日の夜、THERAPY/セラピーに出かけた。

使い古された感のある紹介文だが、「THERAPY/セラピー」とは心理療法のセラピーではなく、ヘルズキッチンにあるGAY BAR、”THERAPY”のことである。

なぜ平日の夜にGAY BARであるTHERAPY/セラピーに行こうかと思ったのか?

その夜、ブロードウェイショー” An American in Paris”『パリのアメリカ人』をゲイ友カールくんと鑑賞した。
翌日も平日なのに二日酔いの危険を冒してまで(笑)、THERAPYに行くことを突き動かしたのは、” An American in Paris”『パリのアメリカ人』のモダンバレエが圧巻で素晴らしかったからなのだ!!!

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An American in Paris”『パリのアメリカ人』のポスターである!パリと言えばのエッフェル搭とLOVE LOVEストレートカップル!

感動のあまりそのまま家に帰るのが嫌だった。私の場合、二日酔いで困るのは自分だけ。しかし、人の命を預かる医師のカールくんは週末は浴びるほどミックスドリンク(カクテル)を飲んで酔っ払ってクレイジーになっても、平日はきちんと睡眠を取るためにアルコールはそんなに飲まない。的確な判断をするためには良質な睡眠が必要なのだ。

感動した感動は胸にしまって浸透させるよりは発散したかった。お酒をほとんど飲まなくなり私はすっかり真っ当な人間になっていたが(笑)、感動とお酒の融合でキラキラ〜したくなった!!THERAPY/セラピーに行こうとダメ元で誘ったところ、カールくんも同じ気持ちだったようで、久しぶりに平日の夜に、THERAPY/セラピーに行くことに!!!YAY!!!

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THERAPYに行く前に(笑)、『パリのアメリカ人』についてお伝えしよう。

JAZZのスタンダードになっているジョージ&アイラ・ガーシュイン兄弟による曲をベースにした映画 ”An American in Paris”『巴里のアメリカ人』をミージュカルバージョンにして昨年ブロードウェイでの公演が始まった。映画は1951年(昭和26年)。昨年、トニー賞も受賞。舞台になっているパリでも上演され好評を博してニューヨークはブロードウェイで上演されたらしい。

『巴里のアメリカ人』というよりは『もてもてマドワゼル』と改題した方が内容に合っていると思うくらい、お仏蘭西人の可憐なバレリーナがアメリカ人にもお仏蘭西人にももてもて〜だったのだ。愛か?お金か?誠意か?愛か?スターダムか?愛か?に揺れ動く話だった。ハリウッド映画をベースにしているのでお話はハリウッド的でハッピーエンディング!!!これがお仏蘭西映画的だったら、エンディングは結果をはっきり提示せず自分で考えてください的か、病気で死ぬか、殺人事件が発生して悲劇で終わって、悩んだまま辛い気持ちで沈みながら家路に着いたかもしれない。

いかにもの定番過ぎるハッピーエンディングだったので、逆にそれはあり得ないだろうというカールくんは言っていた。お仏蘭西的の結末の方が超現実的ではあるが、幸せに終わったのでほっとしたのも事実だ。

“I Got Rhythm” 、”The Man I Love” 、”‘S Wonderful”など知っている曲がたくさんあったので、英語が分からなくても乗り切れる!!

バレエがいっぱいのダンスがワンダフル!!!

秀逸だったのは、もてもてマドモアゼルのバレリーナ、リセがプリンスパルになったモダンバレエの公演シーンが劇中にある。それがファービラス!!!!不思議な振付とロマンチックな演出で魅了された観客は一体になった!そんな感覚になったくらい劇場が感動に包まれた!!

その他になんと言っても主人公のアメリカ人の画家ジェリーを演じるダンサーが素敵だったのだ!!

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彼が主人公を演じた、Garen Scribner/ギャレン・スクリブナーさんであ〜る!!

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うわーーーーーーー!!

イケメン!!ハンサム(って死語?)!!眼力がすごい!!!鍛えられた肉体!!

photo by Eszter and David photo by Eszter and David

『パリのアメリカ人』がブロードウェイデビューらしい。サンフランシスコ・バレエでソリスト(準主役)をしていたという。本物のバレエダンサーがキャスティングされたから素晴らしいバレエだったのだ!!バレエ公演はセリフも歌も唄わないがミュージカルは両方が必須!!歌も上手だった!!
イケメンで歌も上手でバレエが本業であるバレエダンサーってワンダフル過ぎる!!!

ギャレン・スクリブナーさんのサイトはこちら〜!

「もてもてマドワゼル」を演じた女優さんも本業はバレリーナ。英国のロイヤルバレエ団に所属するリアン・コープさん。

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ところで、バレエ/モダンバレエが素晴らしいということは振付師がスゴイ人に違いないとPLAYBILL/プレイビル(無料で配布されるパンフレット)を見てみる。

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Christopher Wheeldon/クリストファー・ウィールドン氏。イギリス人。名門のロイヤルバレエ学校出身!!ロイヤルバレエ団とニューヨークシティバレエでも踊っていた。また出身ロイヤルバレエ団で振付もしているという今をときめく人物だった!!『パリのアメリカ人』では演出家も兼任している。昨年、っこの『パリのアメリカ人』でトニー賞の振付賞を受賞。やはり、スゴイ人だった!!!!!

検索すると、1973年生まれの43歳。GAYであることを公表している!!!!!!!!!WOOOOOOOOOOOOOOW!!!!!
イヴォ・ヴァン・ホーヴェ氏にクリストファー・ウィールドン氏!GAY演出家の舞台は素晴らしい!!

Photo by Cheryl Mann. via http://www.4dancers.org/

Photo by Cheryl Mann. via http://www.4dancers.org/


右側が今をときめく振付師、元ロイヤルバレエ団員のクリストファー・ウィールドン先生!!眉目秀麗!!!ポーズとパイセップスにときめく〜!!

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カールくんは私の感動の理由を「ダンスがいっぱいで英語のセリフがそんなになかったからだね〜」と意地悪を言う。でも真実。しかし、バレエファンではないカールくんもモダンバレエ公演シーンは見応えが十分で感動したと言っていたのだ!お芝居もミュージカルも英語が分かると面白さは倍増する。しかし、残念なことに英語を理解できない場合も多々ある。しかし、『パリのアメリカ人・ミュージカル』はストーリーを予習すれば、ダンスがなんと言っても素晴らしいので、ストーリーが追えず「????」が頭の中にいっぱいあってフラストレーションが溜まるということがないので「嗚呼!感動した!!」と英語を母国語としない我々にとって心から思える作品だと思う。

kirakiraline

それでは、いざ〜!THERAPYへ〜!!!

平日の夜にはドラッグクィーンのショーがある。その日は、ペパーミントちゃんとチェリー・ヴァインさんのお二人による歌謡ショウ!!!


左が、ペパーミントちゃんで右がチェリー・ヴァインさん。

お客さんは若者のグループがいっぱい!!観光客なのか近所に住むGAY GUYSなのだろう。隣のテーブルのグループと話をする。アラブの某国からの青年だった!!!!おおおお〜!びっくりするくらいハンサム。物欲しそうな顔をしていたのか、焼き鳥にとっても似た鶏肉の串刺しでソースはクリーミーなサテーをくれた。ありがとう!!

約2年前テキサス州はオーティンにちょっとだけ住んだことがある。オースティンはニューヨークと違って野外イベントでのアルコール飲酒がOKなのでどこに行ってもTito’s/ティットというウォッカのドリンクを販売するテントがあり、どのお店に行ってもTito’s/ティットが全面に置かれているので、検索した結果、オースティン産のウォッカということが判明。


テキサス州オースティンの名産Tito’s/ティットのウォッカ!!マーケティングに力を入れているのだろ、ニューヨークでも購入できる!

カールくんはウォッカが大好きなので、カールくんとハニーくんカップルへのお土産に1本を買ったところ二人ともに大変気に入ってくれた。2人のお家に常備されるアルコールなり、ホームパーティでは定番アルコールになった!カールくんがTHERAPYにもなんとオースティンの名産ティットが置いてあることを教えてくれた。オーダーして飲む。クセがなくてすっきりしている!!

グループで来ているお客さんがいる中、一人でぽつんと座る金髪の青年がいた!!どう見てもTRANSMAN/トランスマンだ!!!もしかしてGAYトランスマン??? カールくんに「トランスマンだよね?」と聞くと「違うよ」という返事。向こうには気付かれないようにこっそりでもじーっと見たらカールくんの言う通りだった。ルー・サリバン氏のようなGAYトランスマンと知り合いになりたい願望が強すぎて、かわいい男性を見ると全員トランスマンに見えてしまうという今日この頃の私。

ドラッグクィーンのお姉さまは万国共通で毒舌であ〜る!

チェリー・ヴァインさんは、レディガガの“Applause”/アプローズ の替え歌、”Menopause”/メノポーズ「更年期」を熱唱!!!!!接尾辞 ”ause”が同じだから韻を踏んでいるので笑えるのは笑えるのだが・・・。カールくんは「YOUの歌だ!!!!」と大騒ぎしたことを付け加えたくはないが付け加えておこう(LOL)「うううう〜うううう〜〜るせーーー!!」「メノポーズ、更年期で悪かったな〜あああああああああああああ」。

ペパーミントちゃんとチェリー・ヴァインさんの歌とダンスは抜群だ!!!
ペパーミントちゃんと言えば扇風機を前に置いて長い髪の毛をビヨンセのようになびかせるのが彼女の芸風。ペパーミントちゃんを久しぶりに見たが、扇風機と髪をなびかせるのは全く変わらずで、歌舞伎の大向こうさん風に「待ってました!!」と声を掛けたい気分だった!

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Applause”/アプローズ の替え歌、”Menopause”/メノポーズ「更年期」!!はははは〜(汗)!おばさんをネタにするな〜(笑)!!嘘です!いっぱいネタにしてください!!!

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歌謡ショウが終わったのは零時半。即行でキャブに乗って帰る。
「久しぶりの平日のTHERAPY、楽しかったね〜」とカールくん!

キャブの中で、2人で『パリのアメリカ人』のモダンバレエシーンの振付のモノマネをする。アバンギャルドな振付なので素人がするとお笑い風で可笑しい!!!

ブロードウェイの素晴らしいモダンダンスに、ペパーミントちゃんとチェリー・ヴァインさんのお二人の毒舌!歌謡ショウが同じ夜に楽しめて、イケメンGAY GUYSに囲まれて、劇場からGAY BARまでは徒歩10分以内で移動できる!距離的に狭い世界にいろんな楽しいことがいっぱいあるニューヨーク!!だから、 I ❤️ NEW YORK!!!!

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劇場の入り口には記念撮影用にパリの背景が用意されている!!” A Japanese in New York”「ニューヨークの日本人」はそれなりに暮らしている w(笑)LOL!

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ところで、ミシシッピ州の反LGBT法関連のニュースが報道されたのでご報告を!

ブルース・スプリングスティーンに続き、カナダ人のロックシンガー、ブライアン・アダムスも「セックスオリエンテーションを理由に人権を奪う法律」に反対してミシシッピ州で開催されるコンサートをキャンセルしたという。
ニュースはこちら〜

音楽の力でミシシッピ州の反LGBTの法律が消滅する日はもうそこだ!と思いたい!ミシシッピ州にもノースキャロライナ州にも行く機会は特にないが、もしあったら行かない〜と私ごときで申し訳ないが非常に微力でも決意している!

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ブルース・スプリングスティーンと同世代で、同様に素敵なおやじぶりである!!立派な精神が外見にも!!と思う。

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やんわりとであったが、断固拒否には違いない!

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最近、ずっと中国ネタを書いているが、今回はニューヨークの話を。
実は、楽しい話題ではなく、頭に来て、かつ悲しい話だ。

***

ROCKETというゲイのパーティーがあって、以前はアマリアというクラブで毎週金曜日開催されていた。
最近、場所を移してチェルシーの西の外れにあるクラブQUOというところで開催されている。
新バブリー・チャイナくんと先週一緒に行ったのもソコである。

今回はカールくんとダイスケくんとROCKETに行った。
クラブに入る前に大きな山のようなセキュリティーの黒人男性に写真付きID(身分証明書)を見せる。

*写真付きID(身分証明書)について
カールくんやダイスケくんは運転免許証を見せているが、
私はこれまでの人生車の運転をしたことがない。
つまり運転免許証は持っていない。
しかしニューヨーク州の交通局では身分証明証として運転免許証と同じ形のカードを発行してくれるので
私はソレを携帯している。
カードにはちゃんと区別するためにNon-Driver Photo Identificationと書かれている。

発行してもらうにはビザの種類他のいろいろ条件がある。
連邦政府が発行するのではなく、州政府がだ。
だから州によってカードの素材もデザインも違う。


ニューヨーク州の運転免許証のサンプル写真。ニューヨーク州なのでナイアガラの滝や摩天楼のイラストがデザインされている。

***

セキュリティーの黒人男性に「女性はゲストリストに載っていないと入れません」と言われた。

えええええ〜〜〜!!!

このROCKETはアジア人が嫌いで、アジア人の大勢のグループだと「今夜はプライベートパーティーなので」とやんわり入店を断るのである。
白人にはそういうことはしない。

「入れないの???」と質問する。
セキュリティーは「プロモーターに聞いてみて」と言われ、カールくんがいつもドアに立っている無愛想の白人男性に聞くと同じをことを言われた。
カールくんとダイスケくんは入店OK!
ゲストリストにないと入れないというのは体のいい入店拒否であ〜る!!
そうなのだ!
女である私は入れない。
そ、そ、そ、そんな〜。

***

私は「帰るから2人で楽しんでね!」とアパートに帰ろうとしたが、
カールくんもダイスケくんも私が入れないなら行かない!と言う。

ううう〜(泣)、やさしい。
友情だ!

「朝早いし、アパートに帰りたいから2人で遊んで」と言い続けたが、
2人も断固として「違うところに行こう」と言う。
いじけて言ったわけではなく、踊ってお酒を飲むよりは、アパートでゆっくり本を読みたい気分だったのだ。

***

そんなやりとりをしている間、防弾チョッキを身にまとったNYPD(ニューヨーク市警)の刑事が
十数人ドカドカ〜とやって来た。
刑事のバッチをクラブで働いている人に開いて見せている。
映画やドラマでしか見たことがない姿を生で見て感動!!
WOW!

クラブが法を守り営業しているかどうか、立ち入り検査のようだ。
未成年者にお酒は売っていないか?
ドラッグを吸引している者はいないか?
ドラッグの所持等で逮捕者が出て、閉鎖されたクラブやパーティーもあるらしい。

ゲイクラブだけに集中してインスペクションをするという話もある。
嫌がらせ!?

ゲイバーの周辺には麻薬の売人がうろうろしている。
ゲイバーだけでなく、ストレートのクラブにもうろうろしている。
「あの人、売人だよ」と教えてもらったことがあるが、ギャングのような格好もしていないし、
見た目では分からない。
一見するとどこにでもいる、普通の黒人男性だった。

近所のゲイバーではある男性が激しく入店を拒否されていた。
それは過去、ドラッグで問題があったからだそうだ。
ドラッグで完全に閉店・閉鎖されたら、クラブやバーとしても死活問題がかかっているわけで
入店を拒否するのは当然だ。

***

ところで、女性刑事はゲイクラブに来ているどのゲイガイズよりも男らしく、
多分レズビアンじゃないかとカールくんと話していた。

***

結局、カールくんもダイスケくんもROCKETに行かなかった。
「友達なら一緒に楽しむものだよ!」とカールくん!
ダイスケくんも「2人だけでは楽しくないですよ」

2人の熱い友情を感じることができた!
しかし、2人につまらない夜を過ごさせてしまったと申し訳ない気持ちもある。

***

ホットでかわいいゲイガイズが集まることで有名なパーティーなので
ホットでかわいいゲイガイズはホットでかわいいゲイガイズを呼ぶ連鎖反応があり、
またホットでかわいいゲイガイズに会いにまぁまぁのゲイガイズも集まってくるという
人気のパーティーで、主催者として嬉しい循環のパーティーであることは間違いないのだが、
アジア人ということで入店を拒否し、女ということで入店を拒否するROCKETに
果たして未来はあるのだろうか?


ヘルズ・キッチンの新しいゲイバー、Bar-Tiniにも行って来た。
ここは小さいが、たのしい雰囲気のバーで☆は4つ!☆☆☆☆ ハンサム白人が多い!!!

6

北京に行ったらもちろんゲイバーに行きます!

<br /> TitleDPNY.jpg

***

最近、カールくんより会う回数も多く、チャットもよくするようになった中国人のゲイ友ジャッキー。
ちなみにジャッキーは身長187cmである。
中国本土の出身である。
歯科医師を目指して歯学部に入学すべく勉強中である。
ジャッキーも優秀!
そして、やさしい!ケチじゃない(笑)!

***

実は、私の中国語の家庭教師はジャッキーのデートの相手である。
家庭教師もゲイである!

アメリカにおいての恋人になるプロセスには決まりがある。
まずはデートを経て(お試し期間)、付き合っていけると決めたら、交際を申し込むという過程がある。
2人はお試し期間中である。お試し期間中でももちろんセックスはありである!

2人はデート中の関係なので、中国語の勉強にはジャッキーも一緒に来る。
発音指導はジャッキーがしてくれる。
バブリー・チャイナくんより遥か遥か上手に教えてくれる。
ジャッキー曰く「多分、バブリーくんの中国語はなまりが強いんだよ」。

ところで、カールくんと他のゲイ友と食事をした時に中国語でおいしいという意味である
好吃!を言った後、あっしまった!韓国語でも言わないと!とカールくんに気を使い
「ましそよ〜」とも叫んだ(笑)!
バブリー・チャイナくんと出会って、韓国熱は少々冷めてしまい、ご存知の通り、中国にすっかり傾倒している。

熱が冷めてしまったと言ってもジェジューーーン♥♥♥が出演しているドラマはオンラインで観ている。
だが、しかし、ジェジュン全然格好良い役ではないので、つまらない!!!
上野樹里がお情けで無理矢理付き合ってあげている役なんだもん!
暗い過去があって影のある青年の役だったらいいのに!
残念!


ジェジュンの役は「間抜けな役」でファンとしては悲しい(泣)

***

ジャッキーの友達のひとりが北京在住ということで、紹介してもらうことになった。
お友達もゲイである。
北京のゲイバーを教えてくれるということである。
東京やニューヨークのようにたくさんはないようで、3軒くらいだそうだ。

ソウルでは残念ながらゲイバー訪問はできなかったが、北京ではできそうである!
やった!

バブリー・チャイナくんにも北京のゲイバーに行こう!と既に伝えていて、彼も了承済みである。
バブリー・チャイナくんに「タイプの男性が見つかるかもね!!!」と言ったが、彼は絶句していた。
が、行く気は満々のようであ〜る!

北京のゲイバーでバブリー・チャイナくんががタイプの男性と知り合い、ホテルにお持ち帰り・・・。
私は外で待つか、一緒に参加してスリーサム!?
複雑ではあるが、私はそれはそれで受け入れるであろう。

そういえば、私達が知り合ったのはニューヨークのゲイバーであ〜る(笑)。

ところで、中国では飲酒の年齢に関する法律がなく、何歳からでもお酒が飲めるらしい。
さすが、中国五千年の歴史!!!
酒は百薬の長と古代中国から言われているのを忘れてはいけない!

***

北京のゲイバーに行く!と気合いも入ったのだが・・・。

某パーティーで、初めて会ったゲイガイズと話をしていた時に
チャーリーが私が好きな男性はゲイなんだと彼らに言った。

「違うかもしれないよ」と分かっていても私は言ったが、
チャーリーが「絶対ゲイだよ!男に興味があるストレートなんかいない!
ゲイだよ!ゲイだよ!」と言われ、激しく傷つく。

傷つくということは認めたくないとか、真実を突かれたとか、そういうことだ。

バブリー・チャイナくんに構っている時間が無駄のような気がして来た。
私の女性としての価値には限りがある。
体は衰え、生殖機能も衰え、全て衰える方向に向かっている。
浮かれている場合ではないような気がして、ドーーーーーンと落ち込む。

いつも心って相反する感情に左右される。

***

ジャッキーが励ましてくれた。

「中国語を勉強していれば、きっとストレートの中国人に巡り会えるから〜!」

英語を勉強していてもストレートのアメリカ人には出会えなかったが(笑)

12

午前2時半の地下鉄での出来事は現在の日本を反映!?

<br /> TitleDPNY.jpg

***

アメリカでは既にデジタル放送になっているのだが(日本も既に?)、デジタル放送のレセプターも購入せず、
古い太っている(笑)テレビをDVD鑑賞用に使用している。
これで全く不便はない。
ドラマはDVDで一挙に観れるし、現在放映中のドラマもTVの前に座って決まった時間の放映を待たなくても
インターネットで自分の都合に合わせて観られる。
ニュースはラジオで聴き、インターネットで読む。

しかし、最新のテレビ受信機が欲しい。
お金がないから最新のテレビが買えないわけなのだが、
夏ぐらいまでにはをお金を貯めて「痩せているテレビ」買いたい!!!と思う毎日である。

***

なんでテレビの話をしたかといえば、冬季オリンピックを観たいのに観ることができず、
イライラ〜&悲しいのである。
冬季オンリピックはNBC(アメリカのTV局)が独占放映権を握っており、インターネットでも観ることができる。
で、専用のブラウザをダウンロードすれば観られるというので、指示に従ったのだが、
さっぱり観ることができない。
私のmacたんのせい?
PC(Windows)なら観られるの?
原因がよく分からない状況で、えーーーん!
こんな時、コンピュータが詳しいダーリンがいたら〜と他力本願になるが、いないものは仕方がない。

どうにかして近日中に観たいと思っている次第だ。
余り親しくないけど、コンピュータに詳しい知人に連絡してみようか、とも考えている。

***

こんな私の悲しいテレビ事情の中、浅田真央ちゃんとキム・ユナの女子フィギア・スケート・シングルの競技があった。
私の友達、周囲の知人ともそんなにオリンピックに興味がない。
オリンピックのことを知らなくても人生楽しく生きて行けるのも確かだ。

***

あるパーティーの後、一緒に帰ろうと、ヨーハンとイーサンくんと私で午前2時半に地下鉄に乗った。
風邪で咳き込みながらも夜遊びをした。
ニューヨークは日本と違って24時間走っている。
ヨーハンもイースト・ビレッジに住んでいるので、よく一緒に帰る。
イーサンくんの生みの両親は韓国人だが、育ての両親はアメリカ人のユダヤ人。
自らのことをユダヤ人と言う。
養父母には「ゲイ」であることは秘密にしている。

アメリカではユダ教を信仰している人が「ユダヤ人」となり、人種は関係ない。
しかし、ヨーロッパにおいては「ユダヤ人」は人種・民族的という定義らしく、
キリスト教に改宗しても「ユダヤ人」のままである。
この違いはなかなか分かり難いものだが、東欧から移民してきたユダヤ人に教えてもらった。
ヨーロッパでの差別も含めて。

イーサンくんは見掛けは思いっきりアジア人だが、心は全くアジアのかけらもない。
アジア人の友達もカールくんが初めての友達だという。
何度もイスラエルに行っているし、典型的なユダヤ系アメリカ人である。
生物学的には「親」が住む韓国に興味があり、また日本や中国などのアジアにも最近興味を持っているということだ。

***

前置きが長くなったが、ここから本題だ。

午前2時半の地下鉄。
私たちは酔ってはいたが、ほろ酔い程度で、激しく酔ってはいなかった。

別に隠すこともなくゲイ的な話題で盛り上がった。
チェルシーとアスター・プレースにあるスポーツ・クラブ、David Bartonについてだ。
サイトはこちら。
チェルシーのジムは23丁目にあり、外からも様子が少しだけ見られる。
体も素敵なハンサムな男性が鍛えているのが見られるのである!!

目の保養のために時々前を通るが、アスター・プレースでは全く中の様子が見る事ができない。
イーサンくんはDavid Bartonのジムのメンバーだそうだ。
98%はゲイガイズ。
トレーナーはまぁまぁだそうだが、来ている人達は格好良い人ばかりで、それが動機(モチベーション)にもなっているという。
「単なるマシーンを使っての運動でも、周囲にハンサムな男がいれば気合いが入る!!!
全然違う!!」
とイーサンくん。
そりぁそうだ。
女子も少しはいるそうだ。
じゃ、私もゲイガイズに混じって体を鍛えようかと思ったが、ジムは嫌いだし、あっさり諦めた。
それにメンバーシップ代も決して安くない。運動嫌いの私には無駄である。
クーパー・アンダーソンにもそこで会ったそうである。

しかし、イーサンくんは緊張して何も言わなかったそうだが、今度は「Hi!」って言ってみようかなぁと言っている。
彼は大物クローゼット・ゲイと言われている。
ジャスティンは彼とすれ違った時に色目で見られたらしく、あの目はゲイだ!と言っていた。
ヨーハンも「ボクの友達もクーパー・アンダーソンにDavid Bartonに会ったよ!」

体鍛え
出会い求めて
今日も行くDavid Barton

字余り。
読み人:菊楽恵

***

David Bartonの話題の次は、女子フィギア・スケートの話に。
イーサンくんは生中継で観たそうで、やはり真央ちゃんよりキム・ユナの方が遥かに上手だったという。
冬季オリンピックを観ていると韓国の選手が大活躍していて、自分の生みの親が住む韓国に行きたい!とイーサンくん。

「日本人は韓国人が嫌いだから、活躍すると怒って韓国人を鞭で叩くんでしょう??」
と冗談を言うイーサンくん。
「嫌いじゃないよ。私は寧ろ愛しているわよ〜!!サランヘヨ〜だよ〜」
「何、サランヘヨ〜って?」
「韓国語でI LOVE YOU!だよ〜」
「韓国語ではジェジュンしか知らないと思ったら、他の言葉も知っているんだ」と言われる。
「そうなんだ。サランヘヨ〜、サランヘヨ〜」
と言っていると、突然、白人男性が私たちの前にやって来て、仁王立ちに。
見るからにストレート男性だ。
ヒゲもじゃ。

***

うっ、何者!?
ぎょっとした。
不安になり、怖くなった。
深夜2時半過ぎのニューヨークの地下鉄。
人はまばらで、黒人のホームレスが3人寝ている。
深夜、宿泊所代わりにしている。

何か不快なことを言われるのだろうか、心の準備を一瞬にしてする。
ゲイ的な話で不快になったホモフォビアか!?
暴力だけはあってはいけない。
しかし、こっちは男2人に女1人。

目には目を!
暴力には暴力を!

しかし、逃げるが勝ちという言葉もある。

***

ヒゲ白人男性が口を開いた。
「キミ、韓国人なの?」とイーサンくんに聞いてきた。
「彼女が韓国人で今ハングルを勉強して、韓国語も話したいなぁ〜って思っていて〜」

そういうことだったのね〜。
イーサンくんは「ボクは韓国人だけど、養子だから〜」と答える。
養子と何も迷わず言うのもアメリカ人的だ。

イーサンくんによれば、その男はずっと私達のことをちらちらと見ていたそうだ。
キム・ユナと真央ちゃんの話をしていたので私たちに話し掛けようと思ったのだろう。
が、「キミって日本人??」じゃなかったのが正直むむむむ〜、悲しい。

***

それにしても緊張した!
ホモフォビアではなく、韓国人を愛する男性で良かった!!!

しかし、TOYOTAのリコールもあり、真央ちゃんは銀だったし、午前2時半の地下鉄で「キミって日本人??」って目を♥♥♥マークにして白人男性から言われなかったこの出来事が現在の日本の状況を反映しているように思った。

日本の地位がガがガーーンと下り坂・・・。

しかし、落ちれば後は上がるだけであ〜る!

前向き!!
前向き!!
前向き!!

***

12

悪いことは重なる法則

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***

(つづき)

はっと目が覚めると目の前には眠っているカールくんの顔が・・・。
うっ、かわいいぃ〜。
お肌がつるつる。
しかし、眉間のキズは傷口が開いていて真っ赤だ。
足は私の脚の上に・・・。
カールくんの小型犬(マルチーズ)が私たちの間に寝ている。

カールくん、ジェジュン、カールくん、ジェジュン〜〜!
カールくんと知り合ったから東方神起のジェジュンが好きになったわけで、
頭の中で目の前の現実と妄想がぐるぐる〜。
カールくんの二の腕を思わず私の腕でぎゅーーと抱き締めてしまった!!

カールくんの二の腕♥♥♥♥

このままこの状況に酔っていたかったが、頭の中もぐるぐる〜だったはお腹の中もぐるぐる〜。
下痢!でそうもしていられず、バスルームに駆け込む。
「ぶりぶりぶりぶりぃ〜。どぴゃぁぁぁぁぁ〜〜ん」の音が聞こえてしまったらと体は熟女でも心は乙女の私は思う。

***

毎朝、目が覚めたら隣に彼がいるって、健康的で普通なことなのだが、
そういう状況は何年もないし、何がなんでも欲しいとは思わなくなってしまった。
隣に男がいたら、鬱陶しくてゆっくり眠れない!と思っていたが、
そろそろ復帰してもいいのではないかとカールくんの寝顔を見て思った。

***

朝、自宅アパートに帰ろうと思ったが、カールくんをひとり残して帰るのはしのびなく、
彼も私と一緒に過ごしたそうだったので、結局ずっと一緒にいる。
小型犬の散歩に行き、ランチを食べて、お茶を飲みながら、フィギアスケーターのジョニー・ウィアー
のドキュメンタリーをサンダンス・チャンネルで観る。
ジョニー・ウィアーは前回のオリンピックで観た。
かわいかったので私はしっかり覚えてた。

ドキュメンタリーを観て分かったのだが、ジョニー・ウィアーはゲイだった。
ペンシルヴァニア州のアーミッシュ村があるランカスター出身。
両親は藝術とは全く縁がない雰囲気。
コカコーラとテレビを観て過ごしているようなアメリカの田舎の人という感じなのである。
ジョニーはテレビで観たフィギュアスケートに触発され、「やりたい!ボクならできる!」と
12歳の時に自ら始めたというのも納得。
「とんびが鷹を生んだ」とはまさに彼の家族のことを言うのだと思う。
あの親で彼は美し過ぎる才能ある息子だ。

今度のヴァンクーバーの冬季オリンピックでアメリカ代表選手に選ばれている。
美しい男が堪能できる男子フィギュアスケート・シングルまで後少し!
カールくんと一緒に観ようと約束する。


かわいいぃ!ジョニー・ウィアー!

***

もちろん、昨夜の出来事の話にもなった。
絶対DISMISSになると私は思っているし、証言するし、安心した方がいいって何度も何度も言った。
「あんまりお酒を飲まない方がいいよ」とかそういう説教的なことは一切言わなかった。
言われなくても痛いほど分かっているのである。
だって、酒癖は悪く、酒に溺れてしまう、他人から説教をうけるタイプの人間、それは私。
そんな私から言われても、説得力はないし。

***

激しいドラマの翌日、おだやかな一日を過ごした。

事件が起きた時、恋人のヨーハンは海外にいた。
もし彼がいたら、私はここまで必要とされなかった思う。
ERに付き添いで行くのも、精神的にサポートするのも、ベッドの中でカールくんを抱き締めてあげるのも
恋人の彼の役目。
私がしたくても必要とはされなかっただろう。
彼がいなかったから、その役割は私になったわけだが、非常に嬉しいのも事実。
カールくんとの距離がまた近くなったと思った。
人間、必要にされているって実感するほど嬉しいものはない。

***

ところで、ゆるぎない自信といつも堂々としているカールくんだが、
悪い事は重なる法則で、次々と悪いことが発生し、眠れない夜を過ごしている(泣)

「弱り目に祟り目」。

刑事法廷出廷は3月だ。

敵グループのヒスパニックの男子の怪我も酷くなく、もう回復していますように!!!

***


ジェジュンの二の腕〜♥

6

どんなことがあっても味方です!

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***

(つづき)

喧嘩両成敗という言葉があるように、事情はどうであれ、喧嘩をした両方が悪いと思う。
だが、しかし、事の発端は、しつこくしたカールくんだし、ヒスパニックの男子を殴ったのはカールくんだし、
アジア系金髪女子の髪の毛を引っ張ったのもカールくんだ。

「カール!アンタが悪い!酔ってしつこくしたアンタが悪い!殴ったアンタが悪い!悪の根源はアンタだ!!
医師としてあるまじき行為だ!!」
と客観的に見れば、確かにその通りである。

しかし、私は裁判官でも警察官でもない。
私は彼の友達だ。
だから、カールくんの味方だ。

***

母親にとってはどんなに凶悪な犯罪を犯した息子も愛おしいように、
罪を犯したのはまぎれもない息子でも、そんな息子の無実を信じるように、
どんなにバカな親と世間では言われようが、無償に信じるように、
私もカールくんを友達として信じているわけで、それこそ思い上がりなのは知っているが
私が彼の精神的サポートをしてあげなくて誰がする!?とまで思っている。

ポールくんは「これから友達が来るから・・・」とやんわり一緒にERに行くのを断った。
弁護士のジョージも「ボクもこれから友達が来るんだよね〜」と同じ反応だった。

誰もが飛んで来る火の粉は振り払いたい。
厄介なことには巻き込まれたくない。

カールくんの友達というなら「助太刀します!」とばかりに腕力はないし口喧嘩の経験しかないが、それでも加勢しようと思えばできたが、この国では「私は外国人である」という自分の立場をわきまえているし、その立場が危ぶまれるような、つまり法に触れるようなことはしたくなかったので、事が大きくならないように金髪の女子を押さえる努力をした。
我が身の保身をしたのは事実。

ポールくんのことも弁護士ジョージのことも「なんで一緒に来ないの?」なんて責めようとも思わない。
その気持ちも分かるからであ〜る。

***

かつて日本で窮地に立った時があった。
その状況をつくったのは私で、非は思いっきり私にあった。
客観的に見たら、私が悪いのは100%明らかだった。

友達だと思っていた人がひとりふたりと去っていた。
面倒なことには巻き込まれたくなかったのだと思う。
しかし、そんな悲惨な状況で、ひとりの友達が「どんなことがあっても(私の)味方だから」と言ってくれて、
精神的にも金銭的にも助けてくれた。
彼女のサポート(支え、援助)がなかったら、今、こうして能天気にニューヨークで暮らしてはいないと思う。
「味方だから」の言葉は、どんなに支えになったことか。

***

他の友人から非難をガンガン受けているだろうし、
「カールならやりかねんなぁ〜。自業自得」と他のゲイ友から陰で言われているだろう。
辛くて胸が痛く、夜も眠れないかもしれない。
自分が悪いのは本人が十分、分かっているのだ。

友達なら精神的に支えてあげるべきだと経験も踏まえて私は思う。
だから、カールくんの不利になるような発言は絶対しない。

***

ERでは医師がカールくんのキズを確認し診察し、診断書を書いてもらった。
キズは深刻な状況ではなかった。
お互い医師同士なので談笑をしている。

カールくんは今夜はひとりでいたくないと弱気な発言をする。
カールくんのアパートに行った。
近所のデリでスープを買い、アパートで食べる。
午前4時半・・・。

「もう寝ようか」

それぞれシャワーを浴びて、同じベッドに寝る。
カールくんとは初めてベッドを共にする。

「すごく不安だよ〜」とカールくん。
「大丈夫!大丈夫!全てうまく行く!心配しないで!」と言ってカールくんを抱き締めた。
我が子を守る母の気分になる。

しかし、カールくんのたくましい二の腕に母性本能は吹き飛び、
「ジェジュンと一緒に寝たらこんな感じかなかな〜〜♥♥♥」と別の「むふふふの本能」が一挙に吹き出し、
カールくんがストレートだったら、「いやぁ〜〜ん、あはぁ〜〜ん!私もめちゃくちゃにして〜」の状況になるのになぁ〜とまたもや不謹慎な妄想で頭でいっぱいになったが、睡魔に勝てず、そのまま眠りについた・・・。

***

法治国家に背くことをする悪い人を捕まえる人がいる。
警察官。
お金を払えば、法治国家のルールを有効に活用する方法を教えてくれる人がいる。
弁護士。
法治国家だから、悪いのはどっちでと裁きを下すことを生業にしている人がいる。
裁判官。

今回のことで、どっちが悪い!!と決めるのはその人達であって、友達の私の役割ではない。
「カールくんの味方だから」と彼に何度も言った。
それしかできないけれど、それが重い言葉というのも知っている。

***