ブロードウェイのあるミュージカルを観に行った。その時に配布される無料のパンフレットのPLAYBILLに掲載されていた広告を見て魂が揺さぶられた。
6月12日の未明にフロリダ州のオーランドのGAYクラブ”PLUSE”で起きた大量殺戮事件で失われた49名のためのチャリティー・シングル曲の広告だった。
自宅に帰り、検索してみた。ブロードウェイの大大大スター達60人とミュージシャンが25名が集まり、チャリティーのためにハル・デヴィッド作詞&バート・バカラック作曲で1965年のヒット曲“What the World Needs Now Is Love”『世界は愛を求めている』をレコーディングしたことが分かった。
購入された金額のなんと100%がオーランドにあるThe LGBT Center of Central Floridaに寄付される。寄付しても 必要経費など引かれて実際に届くのは少ないと聞いたことがあるので、100%とはすごいことだ!!大スター達の思いを感じる。衝撃以上の衝撃過ぎる事件だった。
事件直後の6月15日にはレコーディングされている。その行動の早さにも感銘を受けた。

via http://www.celebuzz.com
CREDIT: “Broadway for Orlando”
上記写真は、参加したスターの写真だ。時計回りに、『天使にラブソング』のウーピー・ゴールドバーグ、GAY GUYとストレート女子の友情を描いた『ウィル&グレース』のジャックを演じだショーン・ヘイズ、大人気で話題のミュージカル『ハミルトン』の脚本・音楽・主演をこなすリン・マニュエル・ミランダ、ミュージカルの女王だと私が思うイディナ・メンゼル、サラ・ジェシカ・パーカーの夫で、映画に舞台に大活躍のマシュー・ブロデリック、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』のアナのクリスティン・ベル、キャリーといえばのサラ・ジェシカ・パーカー、『アニーよ!銃を取れ』主演のバーナデット・ピーターズ。
他にグロリア・エスティファン、キャロル・キング、ネイサン・レイン、ロージー・ペレス、ビリー・ポーター・・・!!!総勢60名!
そうそうたる顔ぶれだ。
残念ながら我らがジャスティンことランディ・ハリソンは参加していないようだ(『キャバレー』で全米ツアー中)。
こちらがスターのメッセージとレコーディング風景のyoutubeである。
冒頭に登場する俳優でミュージシャンでラジオ番組のホストも務めるセル・ルデツキーがみんなに声を掛けてチャリティーレコーディングが実現したとのことだ。彼はピアノも弾いている。
私はこの動画を観ながら、胸がいっぱいになり泣いてしまった。
What the world needs now is LOVE, SWEET LOVE
世界が今必要としているものは、愛、優しい愛という歌詞で始まる。
一部の人だけじゃなくて、みんなに🎵
胸に突き刺さる
素晴らしい歌は時代を超えて人々の心に届く。
*** 購入方法!***
日本のiTune ストアで購入できる。
タイトル名“What the World Needs Now Is Love” または“Broadway for Orlando”で検索してください。
シングル曲250円。
もちろんアメリカののiTune ストアでも!
アメリカのiTuneへのリンク
$1.29。
こちらが発売元のブロードウェイ・レコードのサイト!
CDも発売されているがアメリカとカナダとプエルトリコのみ発送と書かれている。
犯人はクローゼットのGAYと言われている。生まれ育った家庭の宗教との関係が取りざたされたが、犯人亡き後、推測でしかない。GAYで生まれた自分を憎まず、自分と同じセクシャリティーの他の人々も憎まないことができたら・・・。第三者が言うのは簡単だが。
一曲だけだが、それでもPLUSEの犠牲者の家族とLGBTコミュニテイーの助けになればと思い、私も購入した。
PALYBILLの広告を見るまで、ブロードウェイのスターが集まってチャリティー曲を録音したというのは知らなかった。遅れてではあるが、今回、知ることができ、少しでも本当に少しだが協力できて良かったと思う。
GAY GUYSやトランスジェンダーはブロードウェイが大好きだ。華やかなステージと伸びやかで美しい歌声は夢を与えてくれる。彼らが大好きなブロードウェイの大スター達が感動的に唄い上げている歌とともに愛とサポートと思いと祈りを送っている。スターの祈りと思いと歌とで彼らの魂が安らかに、そしてご家族や友人が穏やかに暮らしていける日が来る事を祈る。
チャリティーのグループ名は、Broadway for Orlando『ブロードウェイはオーランドのために』。
このネーミングにブロードウェイが亡くなった49名とLGBTQコミュニティーの心に寄り添っていることが感じられてまたもやジーンとくる。
ところで、余談ではあるが、”What the World Needs Now Is Love”『世界は愛を求めている』は映画『オースティン・パワーズ』(97年公開)でオースティンがヴァネッサ(エリザベス・ハーレイ)とのロマンチックなシーンで流れる。単なるBGMだと思っていたら作曲したバート・バカラック本人が登場してピアノを弾きながら登場して驚いた!
ディオンヌ・ワーウィックが唄ってヒットしたと思っていたら、ジャッキー・デシャノンという女性歌手が唄って大ヒットした。元々はディオンヌ・ワーウィックのために作られて曲らしい。
ドラマチックでいい曲だなーと思うとバート・バカラック作曲だったりする。
GAY GUYSが大好きなドラマ”Glee”『グリー』でも使われていて、チアリーダーのオーディションで踊って唄われたアレサ・フランクリンが唄った”I Say a Little Prayer”『小さな願い』が私の中では記憶に残っている。
“What the World Needs Now Is Love”『世界は愛を求めている』を世界最初に唄ったジャッキー・デシャノン。バービーみたいだ。楽譜の表紙!75セントと書かれている!
Summer Street(サマーストリート)に前回に続き、第2回目の先の土曜日も参加してきた。
8月の土曜日のみ3週に渡り、セントラルパークからブルックリンブリッジまでの往復アベニュー&ストリートが朝7時から午後1時まで車の通行が閉鎖されて、自転車、ジョギング、ウォーキング、スケボーやローラーブレイドする人々に開放されるニューヨークの夏のイベントである。
前回よりも参加者の数が少ないように感じたのは、猛暑のせいだろうか? それともニューヨークを脱出してビーチに行っているからだろうか?
購入したBroadway for Orlandoの“What the World Needs Now Is Love”『世界は愛を求めている』を早速聴きながら、太陽の光と熱波にクラクラしながら、がんばって歩った。
生きていれば何か良いことはあるはずなのに、若くして他人の暴力で亡くなってしまった彼らを考えると辛くて胸が張り裂けそうだ。事件から2ヶ月が経った。
めぐみさま
まだまだ酷暑続く日本ですが、NYも暑そうですね(;´д`)
私は数日前から風邪引いてしまいました(^^;
喉イガイガ、くしゃみ鼻水鼻づまり…典型的な風邪でございます。この季節にひくのは初めてかもしれませんが、薬も使いつつ長引かないよう色々試してます。マヌカハニーをなめてみたり、vitCを多目にとったり…ひき始めには効くのかもしれませんが、ひいてしまうとなかなか難しいようです(^^;
めぐみさんもご自愛ください!
さて、今回も素晴らしい情報ありがとうございます!
このあと、早速iTunesストアでGETします^^
LGET記事の際に「我らがジャスティンことRandy」とうたってくださるのが非常に嬉しく誇りに思います^^
SNS仲間も喜んでます♪
ラストの「生きていれば何か良いことはあるはずなのに、若くして他人の暴力で亡くなってしまった彼らを考えると辛くて胸が張り裂けそうだ。事件から2ヶ月が経った。」に激しく同意しつつ、めぐみさんのお人柄をもしのばれます。凄惨な事件を風化させない、今回のチャリティーに匹敵する有意義なblog活動、心より感謝しています( ˘ ³˘)♡
(もちろん萌え記事も必須(*^^*))
Yumikoさま
おはこんばんちは〜
お風邪の具合はどうですか?夏風邪は長引くのでお気をつけてください!私は夏風邪も引くことが多いので辛さがよーく分かります。暑いのに寒いんだけど暑い・・・。冬の風邪のほうがまだ楽なような気がします。養生してください!
そんな体調の悪い中、コメントありがとうございます!!
Yumikoさん、iTuneでGETしていただいたんですね〜!嬉しいです!!
100%寄付なので全額寄付されます。Yumikoさんの愛がオーランドに届きます!!今時、楽曲を買って聴く時代ではなっているので、そういう風潮では寄付が集まらないかなーと勝手に心配していますが、ベストセラーになっているようです!!
いろんな事件が次から次へと発生している現実。そうなんです、風化させてはいけないと思ったんです!Yumikoさんの励ましは頑張ろうというパワーの源になってます!ありがとうございます!!
写真がランディくんのキャバレーに変わっていますね!セクシーです!(乳首がかわいい!!)
Yumikoさん、ご自愛ください!!!元気になってくださいね!