GAY高齢者

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おはこんばんちは〜

今回も日曜日に行われたGAY プライド・パレードについてお伝えしたいと思う。

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パレードを見に行く前にヘルズキッチンのゲイ友テッドくんのアパートに行ったことは前回お伝えした。アパートに行くために42nd ストリートを歩ていると、レインボーカラーのミッキーマウスのTシャツを着たグループとすれ違った。銃乱射事件で49人の方が亡くなったゲイクラブPulseはオーランドにある。オーランドにはディズニーランドがある。だから、犠牲者の哀悼のために有志がレインボーカラーのミッキーマウスのTシャツを作成して着用しているのだと思った。

すると、テッドくんのパーティで、先ほど見かけたレインボーカラーのミッキーマウスと同じTシャツを着たGAY GUYがいた。「そのTシャツはどこで手に入れたのですか?」と聞いてみた。彼は身長は180cm以上の金髪碧眼!人間サイズのKENようで、イケメンである!初めてお会いした。人間サイズのKENくんは、ウォルトディズニー社に勤務していて、今年ディズニーが初めてGAYプライド・パレードに参加するので、そのために作られたTシャツだと教えてくれた。オーランドの事件とは全く関係なかったのだが、悲しい偶然になってしまった。

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このレインボーカラー・ミッキーがTシャツの胸にプリントされていた。

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初参加のディズニーをはじめ多くの企業が参加しているGAYプライド・パレード。企業のフロート(山車)はお金を掛けているのでとても派手だ。低音がズンズンと響くスピーカー搭載で音楽もガンガン流れている。おまけも配っている。

GAYセックスには必須の潤滑油/ルーブリカンツであるKYのフロートは、どうみてもペニスだった!!!さらに真っ白い白い紙ふぶきが宙に発射!!それは敢えて書かなくても分かると思うが、でも敢えて書かせていただく(笑)!「射精」を彷彿させる以外の何物でもなかった!!!何度も拙ブログで書いているのではあるが、また言わせていただく(笑)。KYとは日本語の「空気読めない」ではなく、GAYドラマ”Queer as Folk”でブライアンとジャスティンが初めて結ばれた時に使われたルーブであ〜る。

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先端には穴が〜〜〜!きゃぁーーーー、リアルだ!

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乗っている青年はきっと「ミスターKY」に違いない!白い紙ふぶきが発射!!!射精!!!!COMING!!!! 

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宇宙船のようだ!ちなみに、”K-Y® True Feel Silicone Lubricant”と書かれている。商品名だ!!アピール度はすごい!!

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マーチする人もいっぱいいて派手派手なセクシー企業フロートばかりではなく、音楽もなくフロートもない地味な団体もあるのである。誇り(プライド)を持ち問題提起をしている。毎年パレードを見るたびに、ずっと気になっている、ある団体がある。今年も彼らは行進していた。その団体とはSAGE USA。Services &Advocacy for GLBT Elders (SAGE)。LGBT高齢者のための奉仕と支援をする団体である。

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車椅子に乗ってマーチ!!お揃いTシャツはブルーで爽やかだ!

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若者もお年寄りも一緒にマーチ!

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毎年バスをチャーターして行進している。

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親は日本に、一人だけの子供である私はアメリカ。親は歳を重ね高齢者になり、今まで全く気にも止めていなかった親世代であるお年寄りに目が行くようになった。お年寄りは小さく、地味な服を着ているというイメージがあった。白人や黒人は体が大きく背も高い人が多いので、杖をついて歩っていても私がイメージするお年寄り=小さい、ではなく、それにカラフルな洋服を着ているし、スターに負けないくらい派手なサングラスもしているし、お年寄りとは全く思っていなかった人たちが実はお年寄りだったという事実を目の当たりにした。これまでのイメージが覆った。それに、マンハッタンにお年寄りが多いことに気付く。

同居もしていないし、しかも遠くにいるという思いっきり親不孝をしている。せめて親と同世代のニューヨークの高齢者に対して何かしたいと思った。高齢者でもGAY高齢者のために何かできないかと思ったのである。ネットで調べると現代の若者世代と違ってクローゼットのGAY高齢者が多く、また世代的にGAYに対して差別意識を持っている人が多いので老人ホームなどストレートの人々と一緒に暮らすのは難しく、またパートナーも子供もいない人が多く、80年代、90年代はじめのエイズ・クライシスで友人を失った世代が高齢者になるので「孤独」については深刻であるという問題点が書かれてあった。私も高齢者となった場合、同じような問題に直面するわけで他人事ではない。

そういえば毎年GAYプライド・パレードで見かける高齢者団体ではボランティアを探しているかもしれないと思ったが、団体の名前が分からない。それで、いくつかの言葉を入れて(Gay elderly NYC Volunteer)で検索してみた。SAGEの名前がヒットした。

SAGEではボランティアを募集していた。

話し相手や散歩や買い物の手伝いなど出来るかもしれないと気軽に思ったのだが、実はボランティアになるにはそう簡単でなかった。まずは週一回開催される説明会に参加して、何が出来るのかを担当者と個人面談をして自分の持っているスキルがボランティアに生かされるどうかを確認されるらしい。

うううう〜、英語は完璧でないので話し相手には無理かもしれない。アメリカ人の口に合う食事を作るのは無理そうだ。力仕事はできない。医療系でも介護系でもないので直接的な手助けにはならない。プライド・パレードで一緒に歩く、それはできるかもしれないが、自分がいかに役立たずかを認識した。orz!!!
ORZ1111しかし、ボランティアとして活動できるように初歩的な訓練もしてくれるという。おおおおおおーーー!

まずは説明会に参加してみようと思う。どういう状況なのかを実際に知るというのは重要だ。こんな役立たずでも何かできるようになりたい。その際はご報告したいと思う。

正直な気持ち、他人を助けるより実の親をという気持ちもあるが、現実問題として生活の基盤を捨てるのは難しい。辛い・・・。だが、しかし・・・。だが、しかし・・・。だが、しかし・・・。アメリカの高齢者状況を実際に見るのも役に立つかもしれないと思う。実際に見てみたいと思う。

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企業がLGBTQコミュニティーをサポートしているということを示すために(彼らがお金を使ってくれる大切な消費者であるから)行っているきらびやかな演出はGAYプライド・パレードを見る醍醐味ではあるが、LGBTQコミュニティーを消費社会からではなく、福祉の面で支援している団体の存在を世間に知らせることもこのパレードを開催するという重要な意義のひとつだと思う。私のように、パレードをきっかけにして知ることもあるのだから。

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