愛は憎しみも包み込む

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おはこんばんちは〜!

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イーストビレッジにある教会(St. Mark’s Church-In-The-Bowery、創立は221年前。日本は江戸時代。年号でいえば寛政の改革で有名な寛政の時だ)の横を通ったらフェンスにレインボーカラーのハートが紐でくくり付けられていた。

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“LOVE OVER HATE”『愛は憎しみを包み込む』と書かれてあった。オーランドのゲイクラブで発生した痛ましい銃乱射事件で亡くなった方々の追悼のためにあるのだと思った。

教会のお庭には何十のオレンジ色のTシャツに名前と年齢が書かれていた。まるで墓石のようだ。強烈に心に語りかけてくる。
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フェンスに掲げられているパネルを読むと、銃の犠牲になった若者の名前と年齢を記し魂を慰めるとともに銃で犠牲になる者がいなくなるようにと願いを込めて行っているという。
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また十数枚あるパネルにはアメリカの銃についての現状が書かれていた。若い命が銃によって奪われているアメリカの現実を切々と訴えている。オーランドのゲイクラブで犠牲になった方々の多くは未来のある若者だった。下記のパネルは、”Stand-your-ground law”という『自己防衛法』と言われる法律が22州にあり(ちなみにニューヨーク州はない)、正当化された殺人の割合は50%以上も増加している、と書かれている。

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ニューヨークの人気ゲイバーTHERAPYにカールくんと他のゲイ友3人で行く。入店の前のセキュリテーチェックは以前よりも厳しくなっていると感じた。ID(身分証明書)を見せるだけではない。カバンやデイパックを持っている人は、セキュリティーガードから開けるように促される。フラッシュライトで照らしながら隅々まで調べていた。私もバッグを開けて見せた。実際、大きいカバンを持って店内を歩いている人を見かけた時、もしかして武器がーーと、そんなあるわけないだろうと思っていても恐怖を感じた。その持ち主は荷物を預かってくれるところに預けていた。どうするのか動向が気になって見てしまった。このご時勢、コピーキャットが現れないとも限らない、ドキドキしてしまった。

2階に登る階段の横の壁一面にレインボーとハートの大きなでオーランドの事件への哀悼が描かれていた。ハートが泣いているように見える。写真が暗くて申し訳ない。
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いつものごとく盛り上がっていたが、店内のセキュリティーガードの人数が増えていた。

discoball16ディスコボールのディスコボールがキラキラ〜と踊る人たちを輝かせている時に、惨劇が起こったと思うと動悸が早くなり胸が苦しく辛い気持ちになってしまった。世の中、いろいろな大変なこと(イギリスの国民投票や地震や大雨)があるが、私の中で衝撃となり今だに大きな傷が胸に・・・。
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明日はゲイプライド・パレードである。

オーランドで事件があったからといって中止にはならない。オーランドのためにも立ち上がってそれこそ”PRIDE”『誇り』を見せる時だ!

愛は憎しみを包む。パイ包みのパイのように憎しみを覆い、愛に変えていく。
そう思いたい。そう信じたい。

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