感激のあまり気を失う!

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完璧なシックスパックでセクシーな肉体!や透き通る肌でシンメトリーの整った顔!しかも無駄な脂肪が皆無なパーフェクトボディの男性を見て、「美しすぎて倒れそう〜」とか「気を失いそう」とか「気絶しそう」などど、セクシーさや美しさを形容するために失神系の動詞を使う。

実際、皆さんは気を失ったことはありますか?

胸は苦しくなっても気を失うまでの経験はない。しかし、実際に気を失って救急車で病院に運ばれた男性がいるのだ!

先日、拙ブログでもお伝えしたブロードウェイのお芝居A VIEW FROM THE BRIDGE『橋からの眺め』。その上演中、ロドルフォを演じるラッセル・トヴェイの上半身裸を見た直後失神してしまった男性観客がいたのだ!!

ゲイ友カールくんがその記事を送ってくれた。
1月28日のこと。
記事はこちら。
http://www.digitalspy.com/lgbt-spy/news/a782156/russell-toveys-naked-torso-actually-causes-a-man-to-faint-during-a-view-from-the-bridge-on-broadway/

このお芝居は先日カールくんと鑑賞。
拙ブログの記事はこちら。
https://megdon.wordpress.com/2016/01/19/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%80%82%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%80%8E%E6%A9%8B%E3%81%8B%E3%82%89/

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男性は、ラッセル・トヴェイの大ファンで6時間掛けて車を運転してニューヨークはブロードウェイまでお芝居を観に来た。

姪っ子とのラブシーンで、ロドルフォが上半身裸になる。
そこで、気を失ったのだ。

下記写真の右側のラッセル・トヴェイの上半身裸 を見た直後に失神!!!

Production images by Jan Versweyveld © Broadway.com

Production images by Jan Versweyveld
© Broadway.com

そのシーンは、カールくんと私は見ることができなかった。うううー、残念。激しく残念。同じ空間にいながら本物の裸は見られなかった!!ラッシュチケットなので席は端っこ。舞台全体が見えなかった。しかもラブシーンは舞台の奥の奥で行われていた。前でやって欲しかった!!!

お芝居は15分間中断!!!

失神した観客は病院に運ばれた。

検査の結果、心臓などの問題はなく、感激のあまり意識を失ってしまった!!ということだった。

本当に本当に本当に男性はラッセルくんの大ファンいやファンどころか大好きだったのだ!!この日をずっと楽しみにしていたに違いない。感極まって失神!!!俳優冥利につきるではないか。

元気になって二日後の日曜日のマチネには行けたとのこと。
それは良かった!!

上半身裸の次は、エディおじさんとラッセルくんとのキス!!という衝撃のダブルキスのシーンがある。ニュースになっていないということは、きっと堪えて堪えて持ちこたえて、再度失神までは至らなかったということだろう。しかし、悶絶して呼吸困難にはなったはずだ。

思い出してもエディおじさんとロドルフォの男同士のキスは衝撃的なシーンだった!
このお芝居に関して全く何の知識もなく、50年代に書かれた戯曲なのに、まさか、まさかこういう展開になるとは予想だにしなかった。

ラッセルくんが好き過ぎて失神してしまった男性にとって、大好きな彼の裸&キスシーン!が目の前で観られて最高のお芝居だったに違いない!それにラッセルくんも男性客のことは忘れずに覚えていてくれるだろう。大好きな彼の心に残る!!嗚呼、ロマンチックだ!

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さて、原作の劇作家アーサー・ミラーはロドルフォをクローゼットのゲイとして描いたのかどうかがずっと気になっていた。

ネットで台本を見つけて読むが英語力がないのかGAYということについては書かれていなかった。ふとロドルフォを演じたイギリス人俳優ラッセル・トヴェイのウキペディアをチェックしたところ、GAYをカムアウトしていると書かれていた!!!

演出家が誰なのかも調べていないことに気付き、映画も作品は監督のものであるので舞台も同じはずと調べたところ、演出家はベルギー人のIvo Van Hove(イヴォ・ヴァン・ホーヴェ)。「Ivo Van Hove」と「GAY」という検索ワードで「GAY DIRECTOR」という検索結果が目に飛び込んできた。とても有名な演出家のようで恥ずかしいことに全く知らなかった。彼もGAYであることを公言していた。

Ivo van Hove (Photo by Pavel Antonov)

Ivo van Hove (Photo by Pavel Antonov)


演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ氏は1958年生まれ。ロマンスグレーで素敵だ。

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エイズ・クライシスを描いたテレビ映画Angles in Americaの舞台演出も手がけていたようだ。

A scene from 'Angels in America' | Photo by Jan Versweyveld

A scene from ‘Angels in America’ | Photo by Jan Versweyveld

ある記事を発見!
ゲイ雑誌、”OUT magazine”の11月19日の記事からの超訳PLUSカッコ内は私の加筆。
http://www.out.com/theater-dance/2015/11/19/russell-tovey-juggling-broadway-and-looking

演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェはエディおじさんとロドルフォの間にある隠されてる同性愛エロティックを白日のもとにさらす。ゲイであるラッセル・トヴェイをクローゼットのゲイであるロドルフォにキャストすることで2人の関係はリアルに!!! そして、同性愛エロティックはダブルキスの間に絶頂(射精!ejaculation)に達するのであ〜る。

ということで、アーサー・ミラーはロドルフォをクローゼットのGAYとして描いたのだった!!イヴォ・ヴァン・ホーヴェの演出によって、言葉では直接的に語られることのないロドルフォがGAYという事実にさらに真実味を持たせるためGAYの俳優を起用したのだ。私の疑問は解決した!

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オープニングは裸の男達(湾岸労働者達)のシャワーシーンから始まった。かつてのGAYバスハウス(ニューヨーク版のハッテン場)を彷彿させ、「思いっきりゲイティスト!!」だとカールくんと小声で話して2人でドキドキした!それに、お芝居が始まる前にPLAYBILL(パンフレット)を開き、誰か有名な俳優はいないかをチェックした時に、ラッセルくんを見て私は「彼、セラピー(ヘルズキッチンのGAY BAR)で見たよ〜」と冗談で言った。「いそう〜」と答えたカールくん。私のGAYDAR/ゲイダーはしっかり機能していた。

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一番上の一番右がラッセル・トヴェイくんのヘッドショットだ!

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最後に、男性ファンを失神させてしまうほどの魅力的なラッセルくんの裸をどうぞ!
気を失わないでくださ〜い!

あ〜〜、ティッシュ!ティッシュ!鼻血ぶーーー!

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アメリカ人にはないイギリス人的な雰囲気(整形手術をしていない人工的じゃない素(す)の美しさ←いろいろ意見はあるとは思うが)を持つラッセル・トヴェイ!

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感激のあまり気を失う!」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 連鎖する告発の恐怖。演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェのブロードウェイ第二弾はまたもアーサー・ミラー!”The Crucible”『クルーシブル』 | Deeeeep! New York! 2016

  2. 梅梅さま

    おはこんばんちは〜

    こちらニューヨークは雪が降っています!

    A VIEW FROM THE BRIDGE『橋からの眺め』は実際にあった事件をもとにアーサー・ミラーが戯曲化にしたようです。

    アーサー・ミラーがGAYかバイセクシャルだったのではないかという梅梅さんのご意見。そうなのかもからと思いながらも、ゲイフレンドリーな方だったのではと思っています。最初間違えた『欲望という名の電車』の劇作家テネシー・ウィリアムズはGAYです!!

    映画も製作されて1962年に上映され、男同士のキス(エディおじさんとロドルド)が銀幕に初めて!!!登場したという歴史的作品だそうで、BL歴史本があれば絶対載せなくてはいけない作品です。ぜひ観てみたいです。梅梅さんも機会があればぜひぜひ!その時は感想をお知らせください!!

    脚本の素晴らしさ+素晴らしい俳優+美的感覚が素晴らしい演出家=A VIEW FROM THE BRIDGE『橋からの眺め』

    素晴らしいしか使っていませんが、本当に素晴らしいお芝居でした!

    TVドラマもイギリスものが面白いし、QAFもオリジナルはイギリスだし、イギリス人俳優は素敵だし、アメリカはいまだに精神的にも文化的にも独立できていないのかな?なんて思ってしまいます。

    長々と失礼しました!

    HAVE A GREAT WEEKEND!!!!!

  3. メグミさま☆

    おはこんばんちは〜拝借しました

    そうだったんですね〜たまに映画やテレビでそんな失神するシーンは見ますがまさか本当にいるとは驚きですね…皆さんもびっくりされたでしょうね〜

    私もメグミさんの記事を読んだ後しばらく考えていましたが、アーサーミラー自身がクローゼットのゲイだったのではないかと…。以前どなたかが言われていましたが、このように同性愛に関する書物を書く本人がそういうセクションマイノリティを持っているとか何とか…。

    なので、あの当時まだまだ同性愛とかに理解は少なかったでしょうし、かのマリリンモンローのご主人ではありましたが、バイセクシャルであったのかなあ…とか考えていました。もっと自由に生きたい気持ちが、この作品を書くことで何か発散とまでは言わなくても自身の中に秘めた物を昇華したかったのかも…とか様々考えさせられる内容ですね。

    やはりリアリティは演じる人や作る側の本来のそこまで追究しないとなかなか表現できないものなのでしょうか。きっと見ごたえのある舞台だったでしょうね〜ちょっと見えないシーンは残念ですが…しかも肝心なシーン?だし(泣)

    最後のイギリスの俳優さんの写真美しいですね。メグミさんの言われる通り、ありのまま、自然体で、ある意味不完全な中に本当の美しさを私個人は感じてしまいます。

    もサラブレッドで手入れの行き届いたものより、野生馬に感じる荒削りではありますが、その中に爆発するような情熱や生命力、そこにしかない輝きに惹き付けられます。

    長々とまたすみません。色々な視点から考えさせられる作品だったんですね。(カールさんもいい作品だったからち○びを千切る!と怖がらせてくれたんですね)ご無事で良かったです

    それではまた…゚+。(*′∇`)。+゚

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