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ペドロ・アルモドバル監督の最新作を鑑賞。

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ペドロ・アルモドバル監督の最新作The Skin I Liveをサンシャインシネマで鑑賞した。
アントニオ・バンデラスが超久しぶりに(20年ぶり!!)ペドロ・アルモドバル監督の映画に出演しているということで話題になっているが、
そんなことが些細なことに思えるくらい、ぶっ飛びのストーリーだった!!

いやぁ〜、それにしても驚いた!!!

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暴力や過激な性描写がたくさんあるとアメリカの映倫がR指定にする。
この映画は17歳以下は鑑賞できないR指定映画である。

The Skin I Liveは、暴力シーンも性描写も出てくるが、私の基準では目を背ける程の過激さはない。
しかし想像もしなかったストーリーなのだ。
びっくりした!!


驚きのストーリーで、ぶったまげたぜ!

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それと、20数年前、私が大学生だった頃の出来事を思い出した。

***以下、ネタバレにつながる思い出なので、ご注意ください***

私は毎晩飲んだくれの不良学生であった。
飲み友達の一人に、東京医科大学の学生がいた。
男子である。
彼とは夜中、新宿は2丁目付近の路上で出会った。

当時もケータイはあったがかなり巨大で高額だった。
10万円ぐらいはしたのではないだろうか。
持っている人は私の知り合いで1人しかいない時代である。
珍しかった!

東京医科大生も私もケータイは持っていなかった。
お互い家電の番号を交換して、電話で約束してからいつも会っていた。

思い出せばインターネットもなかったから、よく友達とは電話で連絡していたなぁ〜。


マイケル・ダグラス。映画「WALL STREET」より。ケータイ電話、でかい!

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医大生といえばお金持ち!という定説を破ることなく、お金持ちだったようで、いつもごちそうしてくれた。
毎晩出歩いていた私にとって、おごってくれる友達というのは大変嬉しい存在であった(汗)。

医大生の友達には彼女がいた。
しかし、別れてしまった。
元カノは、かつては男だったが、手術して女になったトランスジェンダー。

喧嘩すると元は男なので力が強くて、殴られると痛いと言っていた。
膣も手術で作った。
ピアスと理論的には同じなので、棒状のものを入れておかないと塞がってしまう。
これもピアスと同じで、棒状のものを徐々に大きいサイズにして広げる。
女性の膣は精液を受け入れるように出来ているので何もしなくても大丈夫だが、
人工のものなのでセックスの後はきちんと洗浄しなくてはいけない、など
男から女になることの大変さを教えてくれた。

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医大生の友達はゲイではなかった。
私も当時、そういう元男性が好きだったので話が合った。
今思うと、元男だった女の人が好きな男子だった。
別れた後の寂しさを紛らわすために飲んだくれていたのだろう、
いつの間にか疎遠になってしまった。

そんな過去を思い出させるシーンがペドロ・アルモドバル監督の最新作The Skin I Liveに出て来た。

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ところで、この映画には原作があることを発見。
お仏蘭西人クライム作家のティエリー・ジョンケの『蜘蛛の微笑み』。
原題は、Mygale
英語のタイトルは、Tarantula

映画のストーリーがあまりにもぶっ飛びだったので原作もぜひとも読んでみたい!!

何度も言っちゃう、本当にびっくりした!


ティエリー・ジョンケは2009年に55歳で亡くなっている。