混迷と感謝の気持ちと桜

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プルトニウムは半減期までに2万4千年かかるとワシントン・ポスト紙に書かれている記事を読んだ。
ちなみに半減期とは英語ではそのまんまHalf Life。
アルクの英辞郎によると「体内に取り込まれた薬物などの半分がその効力を失うまでの期間。」とある。

人間長生きしても100歳である。
2万4千年かかると言われても現在この世にいる全人間が生きている間はバリバリの効力を発している!というのが分かる程度で実際のところピンと来ない。
「2万4千年かかる」というのは実際に誰も結果を見たことがないので分かるはずはないのになぜ分かるのだろうという
科学者に笑われる疑問を持つ。
食べ物などで口から入る分には差し支えないが、吸って肺に入ると健康障害が起きると記事にあり、
風と一緒に飛ぶものなのかどうなのかについては書いておらず不安が募る。

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屋内退避している実家の母と電話で毎日話しているのだが、日に日にストレスが募り、不安を感じているのが分かる。
遠くにいる私でさえ上記のような新聞記事を読んで不安になるのだから、原子力発電所から50マイル以内に住んでいる父母そして我が故郷の人々のことを思うと胸がつぶれる。
無力で非力な自分が情けない。

何を信じて何を頼ればいいのかがよく見えない状況のようで、
政府の発表が撤退を転進、撤退を転進と言い換えた大本営発表と重なるようだ。

大学時代の親友Aさんが、クロネコ・ヤマトの宅急便が東北への配達を開始したということで我が実家に食料品や日用品を送ってくれたという。
クロネコさんは「日にちは分からないけど必ず届けます!!」と言ってくれたという(涙)。
配達員も外に出る仕事で放射能に怯えながらに違いない(涙)。

遠くにいて何もできず申し訳ない。
ありがとうとしか言えないけど、感謝の気持ちでいっぱいだ。


日本では花見も自粛するというニュースを読んだ。国難の非常事態だからこそ桜を見て元気に!というのは欧米的な発想なのだろうか?

混迷と感謝の気持ちと桜」への4件のフィードバック

  1. りこちゃん

    お友達が津波で亡くなれたんですか・・・
    お辛いですね・・・
    ご冥福をお祈ります。

    りこちゃんの第三者のいい加減な対応についての怒りも分かります。
    言うのは簡単ですが避難にしても簡単に避難できないから大変なんですよね〜

    りこちゃんがいつか近い将来心から笑えて笑顔になれる日が来るようにと祈っております。
    日々の生活で思い出しては泣いてしまうとは思うけど、がんばっぺ!!

    福島さ帰っで、余裕がでぎだら、仙台の叔母を訪ねて、そして岩手の方にも行ってみたいと思っています。
    でも福島から来たと分かると温泉にもホテルにも泊めてもらえないと聞き、心が痛んでいますが、きっとすぐに改善されると思っています。

  2. >>国難の非常事態だからこそ桜を見て元気に!というのは欧米的な発想なのだろうか?

    アタシもこんなときだからこそ桜でも愛でて元気にって思ってました…。
    現実問題厳しいんですかね…。
    逆に気持ちが落ちてしまいます…改めて不幸を実感させられるようで…。

    • りこちゃん

      そちらはいかがですか?
      アメリカの西海岸(カリフォルニア州)はヨウ素剤が売れ切れだそうです。

      「花見を自粛せよ」と言っているのは天罰発言の石原都知事ですので、
      あまり言いなりにならない方がいいかと私も思っています!

      桜を愛でて元気になって欲しいです!

      • こちらは…どぅなんでしょう…
        アタシが気にしてないからヨウ素を買いに行かないせいか、これと言って変化はないですね…。
        でも色々な場所でチップをRed Crossへ寄付っていうのは見ます。
        先々週、高校のクラスメイトが津波で亡くなったって連絡が入って、その日にカフェに寄ったので、ついポロっと地震の話をしてしまい…。未成年店員さん、何も言わずにラテをご馳走してくれました。
        次の週に行ったら、4月からチップを寄付するって張り紙が出てて涙が出そうでした。ま、今回の被害、本当に大きいですしね…社会的な動きになってるんでしょうね。
        てか、西海岸のヨウ素売り切れとか、東京の買占めとか…
        事務所のクライアントの中には福島の親の移民を早める手はないかって人もいました。
        広島や長崎で被爆した人の中には90歳までだって生きてる人もたくさんいたと聞きました。
        津波で、いきなり命を奪われた人が沢山いたり、家も全部失った人が沢山いる中で、衣食住揃っている人間がギャーギャー自分勝手なコトをしているニュースを聞くと腹が立ちます。核実験とかしてたアメリカやフランスの過剰反応とか…。
        何もできない外国人が自国に帰るのはエネルギー削減になるのでイイと思います。でも、精神的に、去られた方の気持ちを考えると腹が立ちますし、離れたくても離れられない人に「避難したほうがいい」とか言うのもムカつきます。自分は逃げ帰るくせに。
        友達の、「マスクをするのは被曝防止というより花粉防止だよね~」って笑い飛ばしてくれたことがせめてもの救いでしたね…
        案外被災者の方が強くて穏やかな気がします…生きてることに感謝してるから。
        ぶっちゃけアタシも帰国時に地震きてたら津波で死んでてもおかしくないんで他人事じゃないですよね~…生死の問題。

        Megumiさんも気をつけて帰国してくださいね☆
        そして故郷の桜を愛でてチョットでも元気になってください。
        離れて暮らす方が心は痛みますから、実際に現地で過ごす方が、たとえどんな状況であれアタシはイイと思います。
        Emailや電話ではネガティブになりがちでしたが、この間Skypeで話して、やっとアタシも家族と話せて笑えた気がしましたし。

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