北京旅行記。その4。女心を分かって欲しかった。YESはNOであることを。

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しばらくしてバブリー・チャイナくん中国人大学生21歳がホテルの部屋に戻って来た。
私の顔色を伺っているのが彼の顔の表情に出いていた。

同郷の女はどうしたのか?をまず聞いた。

ところで、同郷の女の名前は日本名でも通じる名前でしかも英語にもありイタリアにもありで、
日中伊英語圏共通だ。
よく不倫をするアナウンサーの名前と同じあ〜る。

同郷の中国人女は24時間のレストランに行き、友達と連絡が取れるまで待つという。
安全なところなの?と気になって聞いた。
大丈夫なところらしい。

私は彼女とはどんな知り合いで過去どんな関係があったのかを聞いた。

去年の夏、お互い好意を持ち、酔った勢いでセックスをしたという。
「それで、そのセックスは良かったの?」と私。
「ううん、良くなかった」。

「でも良くなくてももう一回しようと思ったんでしょう。私は日本に帰るのにそれまで待てなかったの?
わざわざここでしようなんて思わなくてもいいじゃない」
「彼女が積極的で誘われたら断ることができなくて・・・。セックスはしていない。ここではできないって言った」

「これで人口13億になる理由が分かったわ!」

中国人だからではなく若さゆえの性的衝動なのだが、怒りは中国の人口問題にまで発展!

抑えられない性衝動・・・
私にも見覚えがある。
しかし、私は自分のことを棚に置いて責めまくる。

***

「立場が逆だったらどうする?
アナタが東京に来て、私が男性を連れて来て、
それも元彼氏か性的に関係のあった人で、
始終ベタベタして、日本語ばっかりしゃべって全然分からなくて、
しまいには隣のベッドでmake outを始める・・・」

「それは嫌だ」

「でしょう? 私はそんなことしない。私達が恋人同士でなくても、あなたに不快な気持ちを起こさせるから
そういう男性は連れて来ない。気を使うのよ」

「でもボクはした」

「そう、私のことをレスペクトしていない証拠だし、あなたは私に恥をかかせた。わざわざニューヨークから来て
こんな経験をするために来たんじゃないわ。セックスしてもいいけどと言ったけど、本当にするバカはいないわ!
日本に留学するんでしょう? 日本語のYESはNOだったり、NOがYESだったり、言った言葉通りを受け止めてはダメなのよ。気持ちを汲まないといけないのが日本文化なのよ。心を読む文化なのよ!バカ!アホ!間抜け!!」

「ごめん。分からなかった。はっきり言ってくれないとボクは分からないんだ」

中国人に空気を読め!というのは無理だったのだ!!
私も恋する乙女になってハッキリ物を言えない状態になっているのが悪かった。
ダメならダメと言うべきで、女を連れて来るというのをOKと言うべきではなかった。
アメリカに10年住んでいても心は日本人。
しかし、彼には私の恋心を読んで欲しかった・・・。

英語も中国語も動詞は主語の後に来るので、話の結論が即分かる。
しかし、日本語は動詞が文章の最後にあるので、話を最後まで聞かないと分からない。
この言葉の構造を理解した上で、アメリカ人とも中国人とも付き合う必要がある。
心を読んでとお願いするのが無理なのだ。
はっきりと言った方がいいのであ〜る!

私ならなんでも許してくれると思われたのも腹だたしい。
言語道断!!!!!!!

***

「許してくれないの?」
「朝、ここを出るから。顔も見たくない」

「ごめん・・・。[不倫好きな元アナウンサーと同じ名前]が北京にいるから会いに来たんじゃなくて
メグミさんが来るから北京に来たんだ。彼女のためにはわざわざ来なかった。
[不倫好きな元アナウンサーと同じ名前]が田舎に帰って来ても会わないと思う。
好きじゃないし。彼女にもアメリカのベスト・フレンドが来るって言った。
何でも話せる人だって。ボクの大切な人だって」

ベスト・フレンド・・・
好きな人ではないのね・・・

「お父さんに言われたけど、ボクは肝心なものを失うって。大切なものを失うって。
それは本当だったんだ。ボクは大切なものを失う・・・」

バブリー・チャイナくんは頭を抱えながら、泣いた。

「私だって泣きたいよ。でも、こんなことでは泣かない。アンタなんかに涙を見せない」

バブリー・チャイナくん、泣いている。
抱き締めてあげたい。
しかし、彼に触れたいとは思えなかった。
あの後で・・・。

***

「死んでしまいたい。窓から飛び降りて死にたい」とバブリー・チャイナくん。
「じゃ飛び降りて死ねばいい」と冷たく言い放つ私。
バブリー・チャイナくんは更に悲しそうな目で見る。

「明日の朝、メグミさんが別のホテルにチェックインするのを手伝ってからボクは発つよ。
河南省の友達のところに北京のあと行く予定だったから。明日、行く。それは言っていなかったけ?」

「アンタが北京の後、どこに行こうか私には関係ない。それにしても私の北京の旅行はアンタの性欲のせいで
最悪になってしまった・・・」

バブリー・チャイナくんの前で泣かないと決めたが、声を出して泣いてしまった。

彼は私の背中に触りながら「泣かないで。ごめんなさい。許して」と言ったが、
「私に触らないで!!!そんな汚い手で」と叫んで私は枕に顔を埋めて泣いた。


愛するKENを実家に忘れて来てしまい、博品館でりかちゃんのパパを購入。そして北京に同行。天安門!
中華人共和国万歳とある!

北京旅行記。その4。女心を分かって欲しかった。YESはNOであることを。」への8件のフィードバック

  1. 大人な女性、メグミさんにあっぱれ!!!!!です!
    僕が、バブリー野郎に重なる部分はないのですが、バブリー野郎側に
    なって読んでいくと、うんうん。。と御もっとも。。。
    すみません。。。(←なぜ俺が!?)って気持ちに追いやられ、と同時に、メグミさんの彼を愛する気持ちとは裏腹に、言うべきことをキツく言い放つ言動、でも心は乙女心をズタズタに傷つけられた一人のナデシコ。。。
    あぁ〜切ない!切な過ぎるっ!!!

    ところで、[不倫好きな元アナウンサーと同じ名前]とは???
    まぁそこまで気になることでもないですし、そんなBitch女の名前は
    興味ないどす!

    • FUMIさん

      バブリーくんに同調する部分・・・
      男の子だから性欲第一主義になってしまうところ・・・? かな?
      きゃっ。

      「不倫好きな元アナウンサー」とググれば出て来ますよ!
      同郷の女の名前が・・・!

  2. 大変な思いをされましたね~
    お疲れさまっス!!(-_-;)

    ただ今回、彼との距離を理解できたのは
    よかったのでは?
    部屋代出したわ、連れ込まれるわ、は
    あがったりやわ~ですが
    メンタルはすごく傷ついたけど、恵みさん自身のフィジカルに害するもの、は何もないのでまあこんなもんではないでしょうか?

    北京観光楽しんできてください。
    12億の民とゲイが待ってるぜぃ。

    • y-jaさん

      そうですね、仰る通り、心は傷つきましたが、
      確かに体は何事もなく・・・
      体内に挿入もなく無事です(笑)

      まさかの展開に、
      私ってブログにネタを提供するために生きているんだと思いました(笑)

  3. あ~、何度読んでも悔しい。。。
    なぜ恵さんがこんな思いをしなくちゃならないのでしょう?
    それでも彼にちゃんと自分の気持ちをぶつけた恵さんは素晴らしいです。
    心の傷が早く癒えますように。。。

    確かにバブリー・チャイナくんは若くて精神的にも幼そうだけど、
    若気の至りですまされる問題じゃない!(怒)動物じゃないんだから!

    怒りながら読んでいたのに
    [不倫好きな元アナウンサーと同じ名前]と連呼されてるところに
    ついクスっとなってしまいました。

    • 水無月さん

      心の傷はまだ癒えずです・・・。
      水無月さ〜〜ん、え〜〜〜〜ん(涙)

      どうしていつもうまく行かないのでしょうか(泣)?

      が、来月あたりにはまた新しい人を好きになっていることでしょう!
      今度こそうまく行きますように・・・!
      ははは〜

      ニューヨークで爆発したいです!
      ぜひいらしてくださいね☆

  4. バブリーチャイナくん、やっぱり若いっ。。言動が。(笑 

    >中国人だからではなく若さゆえの性的衝動なのだが、怒りは中国の人口問題にまで発展!

    恵さんっていつも文才があると思うのですが、一番好きなのは↑こういうところ。気持ちは激しいのに、文章になる時は客観的な部分が加わり、それが私にとっては可笑しくもある(すみません、、ちょっと不謹慎かな?)

    • akiさん

      彼ら一人っ子たちの行動を見て、
      中国の人口が13億人になるのは当然だなぁと思いました。
      思わず口に出して言ってしまった(汗)

      これからあっという間に中国の人口が20億人になって、
      地球は飢餓ですね。
      飢餓になったら、バブリー・チャイナくんと不倫大好きなアナウンサーと同じ名前の同郷の女が発端なのは言うまでもありません(笑)

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