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妄想して悶えて泣きそうになる。

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大学の同級生Aさんから電話があった。
東京からであ〜る。

「ブログに書いてあったけど22歳の大学生とは付き合ってんの? 全身ブランド男と!?」

「付き合ってはいないよ!テキスト友達だよ!でも、キスはしたよ〜!22歳と!うふふふ〜」
と22歳を殊更強調し、これみよがしに自慢する私。

大学の同級生Aさんには思春期のかわいい息子さんがいる。

「母親としたら自分と同じ歳の彼女を連れて来たらそりぁ怒るよね?」
「怒るってもんじゃないわよ」と同級生Aさん。
「エッチはもちろん何もしていなよ。キスだけだよ」

「キスだけでもとんでもない。親に知れたら中国から毒入り餃子が送られて来るよ。気を付けた方がいいよ〜ははは〜」
ひえ〜〜!中国から毒入り餃子!
同級生Aさんは笑いながら言っていたが、電話の向こうでは母親として目が怖かったかもしれない。
「世の中には歳差のカップルは多いし、がんばってね〜」と応援もしてくれた。

実際問題、母親としたら息子の年齢の約倍もある女を彼女として連れて来たら・・・?
結婚したいんです!って言ったら?

私には子供はいないので想像すると、
息子に年増の女・・・は、人生の肥やしだけに留めておいて欲しい。
それ以上は望まないでいただきたい!と思う。

万が一、付き合うようなことがあっても私は彼の人生の伴侶ではなく、「肥やし」として頑張りたいと思う(笑)

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しかし、肥やしとして若い彼の人生に貢献したいと思った矢先、お金の価値感の違いと彼への信用について
このまんまテキスト友達止まりでいいかなぁ〜と思ったことがあった。

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金曜日は、午前11時から夜11時まで12時間ずっと22歳中国人大学生テキスト交換をしていた。
私はニューヨークの街を歩きながら、地下鉄に乗る前、バスの中、コーヒーを飲みながら、
チャーリーのアパートでも、ゲイバーの中でもずっとである。
中毒である。

そのテキストの会話の中で今度の彼の買い物は「エルメスのベルト!600ドル」ということが判明!
またもやバブリーな話で驚く!
H&Mやユニクロの10ドルや20ドルのベルトじゃダメなの?
なぜエルメスの600ドルのベルトじゃなくてはいけないの?
どうして?
なぜ?

10ドルや20ドルじゃ安物過ぎるのであれば100ドルくらいでもいいんじゃないだろうか。
22歳の大学生が600ドルもベルトに使う必要はあるのだろうか。
テキストで質問するのはは余りにも行数が限られているので今度会ったら本人に直接聞いてみようと思った。

***

そして夜まで彼がボストンにいるのを教えてくれなかった。
ずっと午前11時からテキストしてるのに、ボストンに行くことを教えてくれないなんて!
移動中の車の中で私にテキストを送っていたに違いないが、ひとことボストンに行きます!ってなぜ言わない!?
予定もすぐに変えるし、信用がおけない感じがする。

***

夜、ヘルズ・キッチンにあるチャーリーのアパートに行く途中、
「今、NBAを観ている」とテキストが来た。
「本物を観ているの?それともテレビで?」
「本物だよ」

チャーリーのアパートに到着。
チャーリーとチャーリーの友達2人のゲイガイズがいた。
みんなと話をしながらも、22歳中国人大学生からいつでもテキストが来てもいいように私はケータイを手に持っていた。

私はチャーリー達に22歳の大学生がNBAをボストンで観戦中であることを伝えた。
「ゲイでNBA好きな人いる?」とチャーリーに聞く。
「いても少数派だと思うよ」

他の2人もNBAについて全く何も知らない。
私も知らない。
22歳の大学生はゲイに変体すると確信しているチャーリー。
だから私は、これみよがしに、
「彼、ストレートだよ!ストレートはバスケに野球好きだもん!」と狂喜乱舞する!

22歳中国人大学生からテキストが来た。
「ゲーム、全然つまらない!退屈だよ〜」

チャーリーに彼からのテキストを見せると、
「ほらね、ゲイだからバスケットボールが退屈なんだよ!!」。

ストレートYAY!!と喜んだのは一瞬だった。
やっぱり彼はゲイだ!
嬉しいけど、悲しい。けど、嬉しいけど、悲しい。
いつものループが・・・。

***

「好きじゃないのになんでNBAなんて観るかな?もしかしてブラック好きなのかな?」と私。

チャーリーも友達2人もなんとブラックとエッチをしたことがある。
「筋肉いいよね〜」と友達の一人。

特定のある男性に興味がある!と言っていたが、その男性とはブラック・ガイズ!!
22歳中国人は黒人男性に惹かれるのだ!

「やっぱりボトムだよね〜。黒人男性にやられたいって思っているんだね〜。
彼は筋肉と大きなペニスに惹かれているんだね。バスケの選手の体は大きいし鍛えられて素敵だし!
黒人でも白人でもアジア人でも彼が組み敷かれているのを想像するのは、見たいけど、辛いよ〜〜〜」と私。

見たいけど・・・という発言にチャーリーも他のゲイガイズ2人も声を出して笑う。

22歳中国人大学生がバックで挿入されている図を思い浮かべ、
見たいけど、やっぱり、ああああ〜〜、見たくない!!!!
でも、見てみたい!!!
女心は複雑だ!
複雑か!?

妄想をかき消そうとチャーリーが作ってくれたMALIBUベースのカクテルをぐいっと飲み、
真相を高めなければならない。

「ブラック・ガイズに興味があるんですか?」

ドキドキしながら、送信ボタンを押す。
直ぐに返事が来た。
「はい!!!」

***

私がクラッシュした彼は中国本土からアメリカに来た留学生。
22歳。
彼女もいたけど、男性に興味があるかも〜I AM NOT SURE!と言っている。
その彼が好きなのはブラック・ガイズだった!!!
想像していなかっただけに衝撃が走った!


好きな彼の好きなタイプ!?

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コメントをいただきありがとうございます。
疲労困憊につきお返事は後で致します!