まさかこんなことが・・・! ゲイバー騒然!

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***

(つづき)

警察官は2人。
ちなみに英語で警察官を呼ぶ時は、Policemanではなく”Police Officer”(ポリス・オフィサー)と言う。

1人の警官は敵のグループの事情聴取をし、1人は私たちの担当だ。
敵対するグループ・・・。
さっき観たばかりのミュージカル、ウエスト・サイド・ストーリーのジェッツとシャークスみたいだと
ふと思う私。

カールくんが説明をする。

状況はこんなかんじだった。
カールくんは女の子(白人)と踊ろうとしたら、白人女子は拒否をしたが、カールくんは諦めずしつこくした
(この部分は警察には言っていない)。
彼女が嫌がっているだろうと突然ヒスパニックの男子とアジア系金髪パンク系の
女子がカールくんに飛びかかってきた。
カールくんは「やめろよ」と軽くパンチしたつもりだが、相手は顔を切り、流血。カールくんも殴られる。

しばらくして、弁護士ジョージが登場。
かなり酔っている様子。
警察官に身分証明書を見せて弁護士であることを説明する。

敵のグループはこっちにやじを飛ばしてくる。
カールくんも応戦しようとするが、弁護士ジョージから「直接口を聞かないように」と諭されるカールくん。
敵グループの金髪レズビアンは「なにが弁護士だ!単なる酔っ払いじゃないか」と鼻息が荒い。

エリックは「酔いが醒めればきっと事態は収拾するよ」と慰めてくれる。
ヒスパニックの男子の血は止まったようだが、カールくんの額は切れていて、まるで旗本退屈男だった。
って、そんなことを連想してしまう私は不謹慎なのかもしれないが(汗)
他にも目の横に3この切り傷があり、向こうもカールくんを思いっきり殴っている。

旗本退屈男!眉間に月形のキズがあると思ったのだが、額だった。

***

警察官が「ここまでの騒ぎなので、当事者を一晩、留置場(Jail)に入れなければいけない」と言う。
そ、そ、そ、そんな〜、留置場って!
まるで犯罪者扱いじゃない!

留置場・・・。

つぎつぎと黒人の犯罪者(ステレオタイプなのは分かっているが)にカールくんが犯されてしまう!!!
・・・と、悪い方向に考えるが、でも喜んじゃう可能性も!?と不謹慎と思いつつ、
またこんなことを考えてしまう。

ところで、酔っていてもジョージは弁護士。
弁護士ジョージが交渉し、留置場にカールくんが泊まることはなくなり、
日時を指定されて刑事法廷に出るように言われ、紙を渡される。

***

ジョージは念のためにERに行って、医師に怪我の状況を診てもらい、診断書を証拠にした方がいいと提案。
カールくんは面倒くさそうだった。
HIVに感染するかもしれないってあれほど叫んでいたのに・・・。
カールくん曰く「これで感染する可能性は非常に少ないから大丈夫だよ」と余裕。

交通違反をし、警察官に口答えしたアメリカ人の友達は刑事法廷に出廷するようにその紙が渡されたし、
アルコールは飲んでいなかったが、紙袋に入れたビールの栓が開いていたのを警察官にストリートで
見つかった友達も刑事法廷に出廷するようにその紙が渡されたが、共にDISMISS(免訴)であった。
私は法律の専門家ではないが、きっとこのケースもDISSMISSだとは思う。
しかし、念には念を入れたが方がいい。
敵を侮ってはいけない。
それに顔のキズは冗談では済まされない。
私はケータイでカールくんのキズの写真を撮る。

「ERに行こう!カールくんの病院に行こう!一緒に行ってあげる」とカールくんに言う。

私たちはキャブに乗り、カールくんが勤務する病院に向かった。

***

カールくんはレズビアンと思われる金髪パンク女子が攻撃してきた時、髪の毛だけを掴んで、顔や体を殴らないようにしたとキャブの中で言った。
髪の毛は引っ張られればとっても痛いが、顔や体には痣が残らないからと行った。
あの状況でも冷静に気を使って喧嘩をしたことが判明。
「おまえ、すげーーーブス!と言い放ったのがむかついたのかなぁ」とカールくん。

あるアメリカ人のゲイ友は「レズビアンは怖い!基本的に男が嫌いだから。ストレートの女子は男が好きだからゲイにやさしい」と言ってことも思い出す。
「きっとカールくんが踊ろうとした女子のことが好きで取られると思って嫉妬したんだよ」と私。

あの激しいテンションの原因はドラッグをしていたからかもしれないと思う。
「普通」なら、カールくんの踊って〜愛嬌攻撃を笑って済ませることが出来るのに真剣に攻撃してからだ。
異常な行動だ。
それに彼女の目はイっていた。

***

ストレートの男子と違ってゲイガイズは暴力的ではない。
ゲイバーで殴り合いの喧嘩を見たことはないが、ゲイガイズは男である。
腕力がある。
金髪レズビアンはカールくんを殴り倒せると思ったのかもしれないが、
現実、女子は男子の力には及ばない。
彼女がナイフ等の凶器を持っていなかったのが不幸中の幸いだった。

(つづく)

まさかこんなことが・・・! ゲイバー騒然!」への10件のフィードバック

  1. 誠次さん

    あっ!この件でお返事するのを忘れたと思い出し、お返事しています!
    遅れてごめんなさい!
    愛をニューヨークから投げま〜す!

    いろいろ大変だったんですね〜。
    弁護士、商売ですから、口はうまいかも〜。
    でも、兎に角、現在はお元気そうで何よりです。

  2. メグミさん、後半も読んで一応内容もザッと理解したのですが。。
    メグミさん、他の読者の皆さん御免なさい。
    僕、カールさんにも非があるなぁと思いました。
    冷静に髪を引っ張ったと言うのも、レズであっても女性に手を出さないのは当然で、ましてや知らない女性を殴ったら、それこそ医師免許剥奪になってしまう恐れ大ですよ。。
    運が悪かったと言うのもあるかもしれませんが、「巻き込まれた」とは言えないですし。。
    メグミさん、気分害していたらすみません。

    • Fumiさん

      カールくんに非があるのは明らかです。でも、しかし、喧嘩両成敗だと私は思います。どっちも悪い。

      金髪女子の攻撃が激しかったから、髪の毛で防御なのは事実。
      本文には書いていませんが、カールくんは金髪女子からまるでプロレスの折りたたみ椅子のようにたくさん鋲(びょう)があるパンク系のバックで顔面をガンガン殴られていたし(また不謹慎にもレスラー主演のミッキー・ロークを思い出してしまいましたが)、それに顔面をグーでその女子から殴られていました。彼女には一切手を出していませんでした。理解していただけるように弁護しました〜。

  3. なんだか、すごいですね。
    カール君にはお気の毒です。
    それにしても、医者なのだから
    気をつけたほうがいいとお伝えください。
    一般の人だったらたいしたことでなくても、
    医師や弁護士だと、なにか法律に触れることをすると、
    下手をすると資格剥奪という制裁を受けます。
    あの長年の苦労とトレーニングが、パーになります。

    少なくとも、私の医者の友人は、
    いつもそういうことを気をつけています。
    交通事故とか。
    恵さんが、その場で、カール君が医師であることを
    言わないほうがいいと考えたのは、
    とてもよい判断だったと思います。

    • かかしさん

      そろそろ破天荒な飲み方を変える時ではないかと言ってみます。
      他にストレスの発散を変えるとか・・・。
      ご心配ありがとうございます。
      長年の苦労と努力がぱぁー、それだけは避けないとですよね。

  4. いやはや大変な目に遭いましたね
    それにつけても、ウエストサイド物語だの
    旗本退屈男だの、ムショで輪姦され喜ぶの図、
    だのだの、不謹慎妄想連射されちゃうと
    同情すべきなのにおモロ過ぎて笑ってしまいました
    スンマセン

    • ますやんさん

      不謹慎と知りつつ、そんなことばかり・・・。
      失礼しました。
      警察官も夜な夜な、酔っ払いの喧嘩で出動する回数って多いんだろうなと思いました。
      ストレートのクラブなんてきっと激しい男同士の喧嘩がありそう・・・。

  5. 映画のようですね!!!
    僕が肋骨を折った時も裁判所行きましたよぉ〜
    超めんどくさいですよねぇ。
    医師の診断証明だの、状況を詳しく教えろだの。
    呪文の様に唱え続けましたからね笑
    僕の場合手をあげる前に階段からあ〜れぇ〜。状態でしたよぉ。
    でも友だちが弁護士って強いですね!!
    僕は雇ったから結構な額払い、勝つために本気で行きましたからね笑
    本当に念には念をです!

    • 誠次さん

      肋骨にひびが入ったこと、もちろん覚えております。
      いろいろ大変だったんですね〜。
      そのお気持ち良く分かります。
      呪文のように唱える・・・そうですよね。
      訴えたとか訴えられたという状況ではなく、Public disorderの違反チケットでしたか?

      ところで、肋骨の方はその後、大丈夫ですか?

      • もう何ともなくて毎日のんきにノホホーンと暮らしていますよ。
        ご心配おかけしました。でも気にかけてくれていたなんて。
        ニューヨークからの愛情シアトルでキャーッチ。ありがとうございます。
        ちなみにですねぇ、僕は訴えるつもりも全くなかったのですが、
        相手と色々あり、弁護士事務所に軽い気持ちで行き、よくまぁ、こんなにも難しい英語がスラスラ出てくるものだ!と感心している間に電光石火の様に裁判が始まってしまったと言う状況でしたねぇ。笑
        治療費より弁護士費用の方が高かったと言うさんざんな結果ですけどね笑

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