もうこの主題については話したくないというのが本音である。

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ルームメイト氏(LA在住のゲイ)は先週の日曜日、ベビーシャワーに行ったそうで・・・、

(ベビーシャワーというのはアメリカの習慣で、日本だと出産後にお祝いをするが、出産を控えた女友達のために開くパーティーでベビー服やお金などをプレゼントをする・・・。)

たくさんのストレート・カップルが子供連れで参加していた。
そんな家族連れに接して「ボクはゲイだから子供を持てないんだ」と悲しくなったという長〜〜い長〜〜いメールが来た。

私は、もうこの主題については彼とは話したくないというのが本音である。

しかし、私はゲイとかストレートとか、金持ちとか貧乏とか、頭がいいとか悪いとか、不細工とか美しいとかに
そんなことに関係なく、健康なら誰でも自分の子供はできると返事を書いた。
近親でも子供はできるのである。

ルームメイト氏は、健康問題はあるが、それでもゲイは自分の子供を持てない率がストレートよりは比較にならないほど高いというのを私は認めるべきだ!!とメールを送って来た。

彼は私に同情して欲しかったのだろう。
「ゲイって大変ね。自分の子供が持てなくて。同情するわ。でも、願えば叶うで、いつか我が子を抱ける日が来るかもしれないわね」って、私に言って欲しかったのだろう。

しかし、同情の言葉を送りたくなかった。

ルームメイト氏は、ゲイなのにストレートのふりをして、女性と結婚して、妻と結婚生活を送っていた時、子供ができなかったのは彼がゲイだからではなく、精子の数が少ないからであり、それをゲイのせいにしているのが、他人事と言ってしまえば終わりだが、嫌悪感を感じたからだ。

それに、子供を持って当然と思われているストレートでしかも女で、子宮に問題があり、自然には妊娠できないことをルームメイト氏は知っているのに、「ゲイの方が子供が持てない率が高いのを認めるべきだ!!」というメールを送ってくるなんて、この男は何も分かっていないと思った。

ゲイが我が子を持つのはストレートの男性より大変なことは、女性に性的な興味がないのだから、女性と生殖活動ができないのだから非常に困難を極めるのはわざわざ認めろと言って来なくても分かる。

***

かつて2人の子供を持とうとしたルームメイト氏と私。
健康なら誰も子供は持てるなんていう意地悪なメールをわざわざ私も送らなくてもよかったのである。
喧嘩を売ったようなものだ。

「子供を持てないから悲しい。ゲイだから」という内容ではなく、
もしかしたら僕たちもベビーシャワーしていたかもしれないね!
と明るく言ってくれても良かったのに・・・。

「子供がいなくてもがんばっていこう」とか、やさしい言葉を送ってくれても良かったのに・・・。

私が彼を好きだったことを知っているのに。
子供を持とうと真剣に考えていたことも知っていたのに。

そんなやさしい言葉は「妄想の王子created by 自分自身」しか言ってくれない。

それにしても、ゲイも辛いのかもしれないが、子供を産むのが自然で普通なストレートの女で石女も非常に辛いのである。

また今夜も一人の部屋で泣いている・・・。
お酒は飲んでいない。

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もうこの主題については話したくないというのが本音である。」への6件のフィードバック

  1. 不幸も幸福も相対的ということでしょうか。
    いや、ほんとうは相対的ではないのだと思うのです。
    でも、人は往々にして、自分の幸不幸を相対的に捉えるんですね、きっと。
    そこには「こうあるべき」というモデルがあって。
    モデルに合致すれば「幸せ」であり、
    不一致なら「不幸せ」。
    「結婚している人」は「独身より」「幸せ」
    よって「独り者」は「不幸せ」。
    「子供を持っている人」は「幸せ」で
    「子供の無い人」は「不幸せ」。
    「ストレート」は「幸せ」で
    「ゲイ」は「不幸せ」。

    こういう考えの人は、あるべきモデルに「合わせよう」と
    考えているところですでに自分を「不幸」にしていると、
    そう見えるのは気のせいでしょうか?

    誰のほうが、誰よりも幸か不幸かなんて、
    そんな単純じゃない。
    そういう考え方や、心の受け止め方は、
    一回しかない自分の人生に失礼です。

    なんてね。

    • かかしさんの言う通りだと思います。

      「あるべきモデルに「合わせよう」と
      考えているところですでに自分を「不幸」にしていると」

      私もそうですが、やはりこういう傾向の人は多いのではないでしょうか。

      自分にないもの(お金だけじゃなく才能)を持っている人をうらやましく思ったり、みじめな気持ちになってしまうのも否定しないで、そんな自分も肯定してしまうのもいいんじゃないかなぁと思います。

  2. めぐみさん!お久しぶりです!!
    お元気でしたか?今日パソコン買いました!!
    ちょくちょく、携帯から見ていましたけどね!
    いやぁ、パソコンを半分に折られ、オーメーン。と心のそこから叫んだのはあの時が人生で初めてでしたね。笑

    ルームメイト氏ワールド炸裂ですね!!
    別にルームメイト氏の肩を持つ訳でもないし、本当にそうかは分かりませんけど、
    僕もたまにストレートの家族を見ていて
    自分はゲイだから自分とパートナー両方の血を受け継いだ子供は出来ないんだな。とはたまに思いますけどねぇ。
    でもそれは仕方が無い事で、嘆いてもしょうがないですしね。
    ルームメイト氏はハンサムに生まれたんだから良いじゃねーか。それ以上欲張るな。というどうでも良い方向性に僕は進んでしまうので、ルームメイト氏はめぐみさんの様なしっかりとした考えを持った人と友人で幸せだと思いますけどね。
    すぐそばでいつも真剣に考えて討論し合える仲間がいて、自分の事を認めてくれる人が居る事の方が僕はよっぽど幸せだし、子供が出来ない事で悲しむのはおかしいと思います。ルームメイト氏。やっぱり、イケメンの法則である、周りが見えない。と言う感じですね。

    僕はめぐみさんにいつまでも健康で長生きしてもらい、Deeeeep New York 22 Centuryくらい、頑張ってもらいたいです。
    その頃はうちにドラえもんが来てるかもー
    (今でもたまにドキドキしながら開いてみる机の引き出し)

    • 誠次さん

      お久しぶりです!
      お元気かなぁ〜と思っていたところです!

      子供が持てないのはゲイメンだけじゃないです。
      ストレートの男女も手術したトランスジェンダーも。
      みんな胸のどこかは痛いはず・・・。
      でも、前向きです!

      「イケメンの法則である、周りが見えない・・・」
      確か誠次さん、以前もそんなことを言っていましたね。
      ちやほやされて生きてきて、自分中心で回っているから?

      Deeeeep New York 22 Century!
      嬉しいことを言ってくれますね〜
      22世紀!!見てみたいですね、どうなっているか。
      健康に気を付けて長生きしま〜〜す!
      誠次さんも22 Century版も読んでくださいね!
      お互い長生きしましょう!

  3. ケンチャナヨ。
    私もめぐたんの意見に100%賛成です!
    子供ほしくても、できない人だっていて、ゲイだからというのは
    理由にはならないもん。肉体的にも精神的にも健康であること。
    この二つがどうしても必要になってしまう。
    しかも女性は、ある程度の年齢だって考える必要がある。
    そちらの方が不利に思えるんですけど。

    • momoたん
      そう言ってくれてなんと心強いことか!
      ルームメイト氏、かなり悲劇のヒロインになるの大好きだからね〜。
      何かできなのはゲイのせいにするんじゃなくって、
      ゲイで良かった!と思って欲しい。

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