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あの時は、辛くて死にたかったんだ!!左手首のキズ・・・

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月曜日の夜なのに、それも朝になってしまっているのに、まだ眠れずにいる。
ゲイバーをはしごした。
酔っているからなのは分かっている。
しかし、眠れない。

こんな異国の地で家族もいない、友達もいない、愛もない、
そんな状況でどうして生きていかなければならいのだろうと思うと辛い。
サンクスギビングデーというアメリカのお盆が近くなると、孤独のせいか精神が不安になる。
去年は日本に帰った。

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大学生の時に、同級生の男子に振られて、カッターナイフで左手首を切った痕を見つめる。
数十年経った後でも生々しく残っている。

彼は心変わりをした。
好きな後輩の女子ができたのだ。

「死んでやる〜」と手首をカッターナイフで切った。
もちろん真剣ではなかった。
皮膚り切る刻むことは難しかった。
感覚のある皮膚を切るのは大変だった。
痛かった。
何十回も試みたがうまくいかなかった。
その代わりに、痛くない髪を自分で切って自らを坊主にしてしまった。

私を振った男の子に死ぬって電話した時に(当時は携帯はなかった)、
「死ねば」と言われた。
だから、死のうとしたが、死ねなかった。

死ねずに今で来ているわけだが、
誰もが見てもくっきりはっきり分かる傷が左手首(それもいっぱい)にある。

どうしたの?と聞かれるが、今では笑ってごまかすことができるようになった。
しかし、決死の若かった自分へのリスペクトは根底は忘れない!!!!

あの時は、辛くて死にたかったんだ!!