ゲイ雑誌の最高峰OUT Magazine記事秘話 〜コラムニスト 円山てのる氏〜

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私が協力したOUT Magazineの記事だが、旅行特集の東京は新宿2丁目のゲイバーについての案内だ。
書かれたのは円山てのる氏。
円山てのる氏が記事を書いていただくまでに至った話を書こうと思う。
円山てのる氏とは面識がないが、私がなぜ円山氏を知っているかといえば、私は彼のブログのファンなのだ。

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OUTのライター、ジョシュアから私に日本の作家の某さんを紹介していただけないかと聞かれたのは9月。
ベストセラー作家さんだった。
彼がどんな二丁目のバーでお酒を飲むか、それをインタビュー形式で記事を書きたいと言われた。
彼ってゲイだったの?と最初に思ったのはそれだった。
ゲイだったとしてもカミングアウトしたという話は聞いたことがないし、
ゲイを公言している日本の作家で私の記憶にあるのは『YES・YES・YES』の比留間久夫氏だけだ。
拙ブログにコメントをいつもくださるもんくうさぎさんとカケル青年が丁度日本に帰国していたので、
カケル青年に某有名作家さんがカミングアウトしているか聞いたことがあるかをメールした。
お二人からの返事は「聞いたことがない」ということだった。
彼はゲイではないがゲイ・フレンドリーな作家というスタンスなんだと思う。
ジョシュアは勘違いしているのかもしれない。

兎に角、私は日本の某有名出版社に連絡をして主旨を伝えると、1日してから某有名作家先生の担当編集者から
丁寧なお断りが届いた。
「先生はたくさんの締め切りを抱えてインタビューに答える時間がありません・・・」

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ジョシュアに電話で報告すると誰か東京のゲイシーンについて書いてくれる人はいないだろうかと聞かれた。
私は、6月、クリスチャンと行った時、二丁目のゲイバーで「無視」されて私はニューヨークに住んでいるということで、
クリスチャンはアメリカ人ということで「差別」された話をした。

ジョシュアは二丁目に行ったことも日本の事情についても詳しくない。
ゲイであることをカミングアウトして生きるには社会の態勢・体制が全く整っていないということ。
アメリカやヨーロッパよりも50年は遅れている。
トランスジェンダーのタレントは多いが、ゲイを公言している著名人、有名人、俳優は全くいない。
日本に住む日本人のゲイはクローゼットの中に入って生きている。
結婚して普通の生活を送っている人も多い。

二丁目には外国人と日本人が出会うゲイバーもあるが、ほとんどは誰かの紹介がないと行けないような
閉鎖的なバーばかりということをジョシュアに伝えた。
そういう事情を全て書いてくれる人がいたら〜とジョシュアが強く希望した。

・・・私が浮かんだのは、東京ゲイ・プライドの主催者で、ゲイの活動家、コラムニスト、作家の円山てのる氏!

彼のブロブは毎日読んでいる。
更新がないと悲しい気持ちになる。
円山氏のブログはパートナーさんとのLOVE LOVEの話でもうんちくがあり、人生の深みがある。
単に「彼とこんなことしましたぁ〜!幸せ!」と手が先に出てしまって殴りたくような内容は決して書かないという点が
「痛い女」の私には嬉しかった。

そして、いつも「ゲイとしての真剣な社会活動」について書かれている。
ゲイが抱える日本の社会問題に真っ向に立ち向かう姿勢は日本人では彼しかいないのではないかと思う。
私の内容がないブログとは大違いである。
円山氏のようなブログができたら〜!という憧れの対象の人でもある。

東京プライドの後、何か事務局内でもめたらしく、来年の主催者からは下りるという記事を読んだ時は
悲しくなった。
そして分かるような気がした。
日本人特有の「出る杭は打たれる」ではないかと私は思っている。
才能がある人や目立つ人を嫌う傾向が日本人にはある。
悲しい事だが。

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ところで、円山氏にブログの欄にある連絡先からメールで連絡をすると、快諾の返事が!!!
そして今回の記事となったわけである。

円山氏は英語で記事を書かれた。
ジョシュアが編集してかなり掲載された記事は短くなったが、円山氏の「二丁目の記事」は掲載された!!!

ジーーーーン!!!!

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これから世界のコラムニストとして日本のゲイ事情を発信してください!!!
どんなに杭が出てももっと出るようにと応援するメディア・国・人々がいます!!!

円山氏のブログ、てのる【Gay】タイムズはこちら!
ブックマークしてください!

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公称20万部を誇る世界最大のゲイ雑誌OUT Magazine!!
11月号のTRAVEL特集のTOKYOについての記事に協力しました!!!

新宿二丁目の案内が載っています!
書かれたのはコラムニスト、円山てのる氏!!!

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オフィシャルサイトはこちら。

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この表紙です!ハンサム〜〜〜!!

ゲイ雑誌の最高峰OUT Magazine記事秘話 〜コラムニスト 円山てのる氏〜」への2件のフィードバック

  1. たしかに、僕らは直接あったことはないけれど、お互いにどんな顔なのかは、おおむね分かっているはず。僕のブログには僕の顔写真が貼ってあるし、菊楽さんのお顔は、僕ら、二人ともGoogle-Mailユーザーなので、分かっちゃう。

    菊楽さんは、かなり愉しくて面白い方ですね。僕は超・変人だけど、僕に負けないぐらいの変人かも知れない。

    菊楽さんのブログは、『お気軽に ちょっとエッチな ニューヨーク』がコンセプトのようですが、菊楽さんが僕のブログを、じっくり読み込んでくださっているほど、僕は、まだ菊楽さんのブログを読み込めていません。事実なので、それは正直に言っておかないとね。

    だから、これから、日々じっくり読んでゆきます。
    そして、ニューヨークのゲイたちの有り様を、僕なりに感じ取りたいなあと。
    そのために、菊楽さんのブログを利用しちゃおうと企んでいます。

    本当は、ニューヨークへ行っちゃうのがいいと思っています。
    できたら、僕の連れ合い=♂♂パートナーと一緒に行きたいな。

    アメリカには何度か行ったことがあるのですが、アメリカ人と結婚した実姉を訪ねるのが目的だったりしたので、大きな都市をゆっくり観光したことって、あんまりないんです。

    ニューヨークには興味はありますけど、行く目的が、これまで無かった。

    でも、これからはありますね。
    菊楽さんを訪ねに。そして、菊楽さんのゲイ・コネクションを味わい尽くすという目的が。

    菊楽さんのゲイ・コネクションを辿ると、ものすごく、いろんな人と、しかも重要なポジションにあるゲイの方々とも会えそうなイメージがあります。

    僕は、これまで、日本のゲイ活動家の方たちと、たくさんお目にかかってきました。これからは、ニューヨークをベースに活躍しているアメリカのゲイ活動家の方たちとも、お目にかかりたいものです。

    日本で、ゲイが置かれている状況を変えるためには、外圧も必要だろうなと考え始めています。もう、日本国内だけのムーヴメントだけでは限界かも知れないと……。ただし、どういう形で外圧を起こして利用するか、戦略を練らなくてはなりません。

    外国のゲイ活動家の方々と、海外在住の日本人ゲイ・レズビアン~の皆さん方との連携を通じ、日本へ外圧をもたらす……。

    僕の思索は、新しい展開を必要としています。
    菊楽さんとの日々の交流が、その新しい展開に結び付くといいなあと考えています。

    また書きますね。
    これから、よろしく!

    • 円山さん

      私のゲイ友には活動家は残念ながらいませんが、
      医師、看護師、弁護士、エリートビジネスマンと社会的に成功しているゲイ友ばかりです。

      経済力=発言力が資本主義の社会ですから心強いです。

      でも、知人の知人に全米を講演しているゲイの活動家がいるので
      ご紹介できるかと思います!

      アメリカだと人種問題があるので、ゲイ社会でも人種差別問題があるようです。白人のゲイが上位で・・・というようなことを以前、中国系アメリカ人のゲイ活動家に聞いたことがあります。彼はアジア系のゲイの地位向上のために活動しています。

      ぜひニューヨークに来てください!
      普通にゲイ・カップルが普通のストリートを手をつないで歩いています!それが普通なので誰も奇異な目では見ません。
      それを見ていただきたいです!

      円山さんの仰る通り、日本は外圧に弱いですよね〜。
      アメリカの連邦政府自体が同性婚を認めるのはいつのことなのでしょうか?日本も認められるのは?
      円山さんがブログでご指摘しているように日本ではゲイであることは
      法律違反でもなんでもないですよね。
      生死に関わる国とでは、意識の差は計り知れない位大変大きいと思います。
      でも、私が生きている間に日米両国にあったらいいなぁと願っています。

      私は単なるゲイガイズが好きな変(らしい)女。
      超微力ですが、円山さんのお手伝いになれれば嬉しいです!

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