「レズビアン・シェフ」と「不思議な情」

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先週はなんとクリスチャンと週4回会った!!!
ディナーに3回行って映画を観た。

クリスチャンの微妙な恋人ダイスケくんよりも私の方がなんとクリスチャンと会っている!!
(ダイスケくん!私は女だし、時々クリスチャンとmake outするけどmake outしても濡れないし、
彼も勃っていないから安心してね!)

ディナー3回のひとつはクリスチャンのお友達(ゲイガイ)の自宅アパートでのディナーパーティーだった。
招いてくれた人が料理をするのか思っていたら、シェフを呼んで自宅アパートのキッチンで料理をしてもらうという本格的なものだった。

しかもシェフは雑誌等でお顔は拝見したことがある女性で驚いた!!

確かウエスト・ビレッジに彼女の名前を冠したレストランを所有しているはずだ。
わざわざ彼女が来てお料理とは!!!

シェフのお名前はデボラさん。

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平日とは言え、ビジネスを放っておいてオーナーシェフ本人が出向いて来るとは、ホストの彼ととっても仲良しだとか、他に何か特別の理由でもあるのだろうか? 余計なことと知りつつ「レストランの方は今晩は大丈夫なんですか?」と聞いてしまった。

「レストランは今年の1月に閉店したんです」とデボラさん。

えええええええ???

自転車で走行中に車にはねられ、重傷を負い、手術後、回復したが、その後全身に痛みが襲い、仕事どころではなくなり、レストランのパートナー・シェフがいたのだが、彼ひとりではどうにもレストランを切り盛りすることができず、閉店することにしたという。

私が招かれたディナーパーティーのようにプライベートシェフとして現在は働いているという。
ホストの彼もファンのひとりでデボラさんの味がまた食べられると大喜びだった!!!デボラさんの料理ファンはたくさんいるとのこと。

料理をサーヴしていたのはデボラさんの妻。
2人はレズビアンカップル。

クリスチャン曰く「ゲイと違ってレズビアンは付き合いが長いんだよ」。

ヘテロセクシャルのカップルがゲイカップルより続く傾向にあるのは、女性が辛抱強く、わがままで浮気性な男を母性愛で包み、安定を求めるからだろうか。生物学的に種を蒔きたい!男同士のゲイカップルは他に目がすぐに行ってしまうのだと思う。共に女性のレズビアンカップルは愛と忍耐と包容力があるから続くのだと思う。

カラマリの前菜に、メインはハンバーガーだったが、豪華グルメバーガーだった。
デザートはビーツ(赤かぶのケーキ)。
お酒は、日本酒をベースにしたSAKEサングリア。
アメリカではハンバーガーでも立派なディナーなのであ〜る。

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シェフ、デボラさん(右)とパートナーの方。お名前はすみません忘れてしまいました!!
うらやましいと思ってしまった!!内助の功とはまさにこのこと。素敵なカップルだった!!

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ディナーが始まる前に、カールくんからヨーハンとイースト・ビレッジのレストランで食事をするから来ない?
と電話があった。
私はクリスチャンとディナーパーティーに招待されているから行けないと返事。
「それは残念!」とカールくん。
ヨーハンとカールくんは別れた。しかし、友達として付き合っている。

ヨーハンと食事かぁ〜、心の奥底で嫉妬を感じる。
が、私にはクリスチャンがいる!!!

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ディナーが終わったのは夜11時。
ちょうどカールくんからテキストが来た。
「帰る前に、会いたいんだけど、イースト・ビレッジで待っているよ」

こんな内容で嬉しくない人はいないだろう。
ニヤニヤしていると、クリスチャンが「誰からのテキスト?」と聞いて来たので、「カールくんからだよ」
「ねぇ、見ていい?」と日本語でクリスチャン。
カールくんからのテキストを見せると「恋人同士みたいだね。カールは本当の友達だね」と言われて、また嬉しくなる。

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私はタクシーに乗り、待ち合わせのセント・マークスのブックストアに行く。
本屋さんにはカールくんはおらず、
「どこにいるの?」とテキストを送ると、返事もなく、もう帰ってしまったのだろうかとがっかりしながら外に出ると
カールくんがひとりでいた。
ヨーハンはいなかった。
カールくんのことを独占できるから嬉しいと思ったのは事実だ。

「カールくん!!」と抱き締める。
話そうと思ったら、カールくんに電話が掛かってきて、彼はその電話を取った。

うげげげ〜。

電話取るなよ〜、と思う。

LA在住のカールくんの第一夫人である(笑)。
カールくんは「今、メグミといるから後で電話をする」と電話を切った!

わぁ。

去年、カールくんと知り合ったばかりの頃は、私がいるにも関わらず思いっきり無視されて彼女と電話で30分も話していた。それから比べれば、私の立場はかなり上昇したといえるだろう。

カールくんは「朝早いからこれからバーに行くのは無理だけど、顔を見ただけでも良かったよ」と言う。
こんな不細工な顔だけど、そう言ってくれる人がこの世にいるだけでも生きる張り合いが出るというものであ〜る(笑)

「地下鉄の駅まで一緒に行く」と14丁目の駅まで歩く。

「なんでディナーパーティーに呼んでくれなんだ!」と、相変わらず乱暴に首を締められた。
「痛いから止めて〜」とお願いすると、「愛は痛みを伴うんだ」と訳の分からない自分勝手な理論を言う。

オフ会のための私の化粧も髪型のスタイリングもしてくれたのはカールくんだった。
私をセクシーに少しでも見せたい!とカールくんが申し出てくれた。
花やベルトは前日買い物に行き、彼が選んだものである。
私が着たい!という服は却下された。

顔を触られ、髪の毛を触られると「不思議な情」が湧く。
東京から新潟に引っ越したエスティシャンを追いかけて同じく新潟に引っ越したというお客さんの話を聞いたことがある。そのような気持ちなのである。

カールくんは何のためらいもなく、私の顔を触り、髪の毛を触る。
医師という職業柄、人に触るのは慣れているのだと思う。
私は気軽に人には触れない。
カールくんに聞くと人を触るのは躊躇はないし、どんな裸を見ようが全く気にならないと言っていた。
そう聞くと、私は人に接することに慣れていないし、慣れていないどころか人に触ることに恐怖を感じる。

ためらなく私に触ってメイクと髪の毛をスタイリングをしてくれたカールくんへの「不思議な情」。
私は彼と一緒に歩きながら、その「不思議な情」に浸った。
アドレナリンのように気持ちが良いものなのである。

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地下鉄が来るまで待ち、彼が地下鉄に乗って姿が見えなくなるまで手を振った。
会ってからバイバイするまでたった30分だったが、会えて良かったと思った。

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メイクが見せられないのが残念だが、なんとなく雰囲気は分かっていただけるだろうか。オフ会での私。胸がでかく見える写真を故意にセレクトしてみた(笑)。ゲイガイズにきれいって大絶賛だった!!「ドラァグクィーンみたい」とカールくんに言ったら、首を絞められたのを付け加えておこう(笑)

「レズビアン・シェフ」と「不思議な情」」への2件のフィードバック

  1. ほのぼのと、こちらまで温かい気持ちになりました。
    めぐたんとカール君の友情は、どんどん深まっていきますね。
    お二人はお似合いカップルよ~☆(またまたごめんねクリスチャン♪)

    • momoたん

      こちらは寒くなりました!!
      友情が深まるのは嬉しいと思いつつ、愛情(性欲!!)を打ちまけられる人を探さないとと思っております(笑)!

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