デスペラートなゲイたち

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ところで、先日、LAに行った時の、カールくん、カールくんの親友フランク、そしてカールくんの当時の恋人ヨーハンが
ルームメイト氏のお宅に来た時の出来事で、思い出すと今でも微笑むというか笑ってしまうような出来事があった。

日本では訪問者に寝室を見せることはないが、アメリカではというか西洋では、ベットもデコレーションしており、
立派なインテリアとして人様に見せるのである。

というわけで、ルームメイト氏は、お宅ツアーの一環として、カールくんご一行様を自分のベットルームを案内した。
私はルームメイト氏のインテリア・センスが大好きだ。
彼がセレクトするものは、本当にいいなぁ〜と私は思う。

インテリア・デザイナーといえばゲイメンの仕事!
というのはアメリカでの定説になっているくらいなので、ゲイの方々はインテリアのセンスにも長けている。
(カケル青年によれば、そうでないゲイもたくさんいるらしいが)

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カールくんは「このベットフレームとベットヘッド、◎◉◎◉のものでしょう?」とブランドを指摘。
「ボクも買おうかなぁって思ったけど、オーダーで自分の欲しいデザインを作ってもらったわ」
と顎が上がる。

カールくんのアパートも素敵なインテリアだ。

フランクは「このチェスト、、◎◉◎◉のものでしょう?」とルームメイト氏の鏡張りのチェストのブランドを指摘。
ルームメイト氏は「カナダからオーダーして届くまでに4ヶ月かかったわ」と言うと、
フランクは「私のは、本物をカナダじゃなくってお仏蘭西から取り寄せたわ。おほほほほ〜〜」とカナダじゃなくってを強調し、カウンターパンチ。

ルームメイト氏は負けていなかった。
別のチェストを指して「これはルーマニアから輸入したのよ」とヨーロッパものであることを強調。

それにしても、カールくんやフランクがルームメイト氏に敵意をめらめら〜燃やしているのが分かったので、
ルームメイト氏を掩護(えんご)する気持ちが生まれ、
「まぁ〜、まぁ〜、そんなに張り合わなくてもいいんじゃない」と言うと、
「私たちはゲイよ。これでもかって競うものなの。当たり前じゃない」とカールくんがまた顎を上げて、
わざと女ぽっく言った。

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この見栄の張り合いというか、負けず嫌いというか、競い合いというか、なんというか、
ドラマ『デスペラートな妻たち』を生で見ているようで大変面白かったが、
実際、こんな感じのあからさまに敵意を示す戦いは女同士の場合ないような気がする。

闘争本能は男性の方が遥かにあるわけだし、
そう、男性ホルモン、テストステロンが流れている!!!
ゲイガイズの場合は腕力で示すというよりは、所有物で勝負!ということなのだろうか。

もちろん、「私の方がこんなに優れているのよ〜」「違うわ!私の方よ」というのは女性にもあるのが、
極めて控えめだと思う。
男性を巡っての嫉妬では敵の女に直接攻撃に出ることはあるが・・・。

そういえば『デスペラートな妻たち』の脚本家はゲイだし、「妻たち」は女性というよりはゲイメンのことを描いた
ドラマかもしれないとこの出来事を目の当たりにして思った。

1bedroom
敵意(!?)むき出しの戦場のベットルーム。このベットにはこれまで何人寝たのだろうか?ってまた余計なことを考えてしまう・・・

デスペラートなゲイたち」への2件のフィードバック

  1. かかしさん

    あの競争心が世界を動かしている!
    と言っても過言ではないかもしれませんね!

    ほんと、かかしさんの仰る通り、経済力をつけ、発言権を強くしているんでしょうね!

    ビバ!テストステロン!
    私も欲しいな。

  2. ありますね~そういうこと。ほんっとにたくさん。
    私と友人は、いつもテストステロン過多と二人で後で笑っています。
    あの競争心はすごい。
    私は謙虚を美徳とする国の生まれなので
    正直、あれは好きではないです。
    私が友人を好きなところに
    どんなに成功しても、何を持っていても
    絶対に見せびらかさないという育ちのよさがあります。
    でも、友人のパートナーは、カール君たちと同じですよ。
    だからいつも私と友人とで「押さえて、押さえて」と
    なだめています。

    でも、あのパワーでゲイは経済力をつけ
    政治の場面で発言権を強くしているのでしょうね。
    ま、かわいいといえばかわいいですね。

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