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GAYのGすら口にするのは御法度である!?

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ゲイ友、カールくんのお母さんがニューヨークに来ている。
お母さんは人に会う用事があったので、カールくんと一緒にディナーをした。
お母さんには「日本人の女の子と食事をする」と言ったという。
お母さんは当然「どんな人なの? どんな関係なの?」といろいろ質問したらしい。

カールくんは「シリアスな関係じゃないよ。気軽にセックスしている関係だよ」と
お母さんを安心させるために嘘をついたという。

カールくんにとってはゲイであることを隠すことが第一なわけだから、
息子が女性とカジュアル・セックスをしていることが母親を安心させることには全くもって
ならないことに気がつかなかったらしい。

お母さんは非常に心配している。

「お母さんにゲイであることを言わないの?」
「マムが死んだ後に言うか、ボクが死んだら言う」とカールくん。

何れにしても事実は告げられないようになる回答だ。
お母さんには何がなんでも知られたくないとカールくん。

「なんで?」
「がっかりするから・・・」

カールくんはお医者さんだし、身長は180cm以上だし、やせているし、ハンサムだし、
周囲は放っておくはずがなく、たくさんの縁談があるらしい。
母親としても自慢の息子の将来つまりファミリーを含めて楽しみなのだと思う。

今のところ、仕事が激務で知り合ってもなかなか女性と関係が築けない・・・と言い訳を言っているそうだが、
お母さんは信じているようである。
そして、新たな事実(カモフラージュだが)が付け加わった。
激務の合間に日本人の女性(私のこと)とカジュアル・セックスをしている。

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ゲイであることがなぜ親を落胆させるのか?
それは、子孫が残せないと思うからだと思う。

しかし、ゲイだからと実子を諦める必要はなく、リッキー・マーティンのようにお金を払って
我が子を産んでもらい、子育てをパートナーとする!ということも可能だ。
ゲイであることを隠して女性と結婚しなくてもいいわけだし、
女性と無理にセックスしなくてもOK。

私はストレートで女だが、子孫を残せずに人生を終えると思う。
ゲイマンでなくても子孫を残さず、人生の幕を閉じる人間もいるのである。
我が両親は「孫の顔を見たい」とか一言も言わない。
諦めているのだと思う。

なぜ私がゲイガイズと一緒にいると安心できるか?
実は、そこに真実がある。
はなかっら、家族を持つことを諦めている節があり、結婚したいとか、子供が欲しいとか
そういう話にならないからだ。

夫や子供の幸せな家庭話を聞くと、まだまだ心が痛く、完全にどうでもいいぃ~という心境にまだ私は達していない。
できるなら、聞きたくない話の分野である。
いじけであり、嫉妬している心の狭い人間、それが私。

もちろん、養子をもらったり、実子を頼んで産んでもらったり、
家庭を第一に考えているゲイ・カップルもいる。
そういうゲイは郊外に住み、ゲイバーに入り浸ったりしないだろう・・・。

ところで、・・・だからと言って、全ての孤独女がゲイメンLOVEになるわけじゃないじゃない・・・とある方から指摘された!! やはり、私は生まれながらにゲイメンLOVE!
家族も恋人もいないから不幸に見えるかもしれないが、ゲイ友と遊んで、ゲイ友が増えていくのは
心から幸せ〜と思える。

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カールくんのお母さんと日曜日、ブランチをする。
気軽にセックスをしている相手として・・・(笑)。
ばれないように演技するつもりであ~る。

カールくんからのお達しで、お母様との会話ではGAYのGのすら口にするのは御法度!!

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御法度といえば、大島渚監督の『御法度』である。
英語の題名はTABOO
既に5回観ている私のお気に入りの作品である。
松田龍平のデビュー作であり、水野忠信との衆道関係にときめいてしまった。
新撰組では衆道(ホモセクシャル)が御法度(禁止)だったという司馬遼太郎先生のお話が原作である。
もちろん、原作も購入して書棚に飾ってある。
taboo
新撰組では衆道(ホモセクシャル)が御法度(禁止)だったらしい!? 武士道といえば、衆道よね!