怖じ気づく。〜ところで、私のお医者さまはDR.KEN♥♥♥〜

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前回の検査の時の痛みを思い出すと震えて、よく眠れなかった。
「数を3からバックワードで数えて」と言われて、「スリー、ツー、ワン」と「ワン」と言った瞬間、
バチッと私の組織を切る音が聞こえたような気がした。
そしてうまく切れなかったようで、再度、引っ張られ組織を切られた。
それがとっても痛かった。
「あああああああ〜痛いぃ〜〜」と叫ぶ。

出血が止まらないと医師が言う。
「生理痛の激しい痛みだけど我慢して〜」と言われて、器具がギューと内部を直撃!
これがあの酷い生理痛のあの差し込みで、もう痛くて、もう痛くて、絶叫!
「うげげげげ〜、あっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
看護師さんに「助けて〜〜〜、手を握って」と懇願する。

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良く眠れないまま婦人科に向かう。
ニューヨークは朝から雨が降っていて、気分が落ち込む。
何度もキャンセルしよう、キャンセルしよう、引き返そうと思うが、勇気を出して行く。

アメリカの婦人科の診察室は完全な個室だ。
ちなみに、医師が男性の場合は必ず女性の看護師が一緒にいなければならないという決まりがあるらしい。
スモッグのような患者ガウンに着替えるように看護師さんに言われる。
通常、全裸になってその患者ガウンを着る。
洋服が汚れないし、これは良いと思う。

しかし、怖くて足が震えて、涙も出そうになった。
着替えられなかった。
怖くて、怖くて、怖くて、完全に怖じ気づく。

「今日の検査はキャンセルして後日改めて来たい」と看護師さんに言う。
「じゃドクターに相談してください」。

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患者ガウン!

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お医者さんにこんな精神状態じゃ検査を受けれないと説明すると理解してくれた。
あの痛みには堪えられそうにもない。
そして検査の結果、私の子宮頸の部分の細胞の写真を見せてくれる。
インターネットで見た、アブノーマルな細胞そのものだった。
しかし、すぐに手術というわけではなく、現在の状況だと癌になる可能性は15%。
自然に治っていく可能性が高いが、次の段階に行ったら、
癌の前の段階なので切除した方がいいと言われた。

「どうしたら自然に治癒するのですか?これ以上、進行しない方法は?」と質問した。

薬などはなく、以下の生活で治るかもしれないと言われた。

睡眠をとる。
栄養をとる。
ストレスのない生活を送る。
適度な運動。

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これから健康的な生活、つまり、朝までお酒を飲むという生活を改めようと思ったが、
果たしてできるか?
しかし、健康がかかっている。

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ところで、私の細胞の異変はセックスによるHPVの感染だ。
いわゆるイボのウイルスらしい。
セックスの経験のある女性なら誰でもといえるくらい感染するウィルスということだが、
女性が感染するのだから、当然、大抵の男性のペニスも感染している。

付き合って、お互い信用し合って、そして彼が大好きならば、、コンドームなしでのセックスはありだ。
しかし、これで感染するのだ。

嗚呼。
嗚呼。
嗚呼。

ゲイ友のカール医師が言っていたが、ペニスにおいては陰茎癌にはなかなかならないが、女性の子宮の頸の部分では癌化しやすいらしい。

女ばっかりでなんだか損している気がする。

女性の子宮の頸の部分がペニスより癌化しやすいのは、なぜか私には分からないが、
体内(子宮)と体外(亀頭)という違いがあるのかもしれない。
肛門癌も引き起こすので、アナルセックスをしている方やゲイガイズも気をつけなければならない。

またカール医師によれば、オーラル(口)で感染する可能性は低いらしい。
だから、オラールはコンドームなしでしてもOK!と言っていたが、
可能性はないわけではないから、気を付けたことにこしたことはないと思う。

イボができてもいつの間に治っている様に、子宮頸に感染したウィルスもなくなることもあるらしいのだが、年齢を重ねると新陳代謝も悪くなり、さらにストレスなどが重なると免疫力もなくなり、ウィルスを撃退できずに病にかかるという。

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以前も書いたが、日本の子宮頸癌のサイトはネガティヴな表現ばかりでなんだか悲しくなる。
男は千人斬りなどと言われ誉れ高く絶賛されるが、女性が多くの性体験をしていると世間では
絶対良くは思われない。

下記のような表現では子宮頸癌の検査に行こうとは思わないだろう。
私は男とたくさん寝ているから検査に行きます!的でよくない。
もうちょっと女心を分かってくれる表現はないのだろうか。
「セックスの経験がある人ならば可能性がある、ありふれた病気です。必ず検査しよう!」ではいけないのだろうか。

セックスの初体験が早い人。
セックスした数が多い人。
パートナーが大勢とセックスしている人。

たった1回のセックスでHIVに感染した人もいるし、何百人とセックスしても感染しない人もいる。
私はセックスの経験は早くないし、相手も多くないし、パートナーだって大勢とセックスしているような人ではなかったが、それでもHPVに感染したわけだし・・・。

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次の生体検査は来週だ。
今度は覚悟を決めて、痛みに挑もうと思う。

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実は、良いこともあった。
ebayでDR.KENを勝ち取った!
お医者さんのKENである。
ずっと欲しかったのだがこれまで値段が高く諦めていたのだが、
今回なんと獣医のバービーと4体で26ドルで競り落とした!!
現在、カリフォルニアから郵送中である。
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競り落としたKENは黒人のKEN医師と白人のKEN医師。産婦人科医ではあって欲しくないなぁ。外科医か精神科医が希望。

怖じ気づく。〜ところで、私のお医者さまはDR.KEN♥♥♥〜」への10件のフィードバック

  1. momoたん

    私も毎年検査していました。
    兄が亡くなる直前に検査しており、結果は全くの異常なしだったのですが、それから5ヶ月後に異常が発見されました。肉親を失うのは今まで経験したことのない悲しみで、心が激しく沈みます。もしかしてそのストレスで免疫力が低下したのかなぁと自己分析しています。
    1年喪に服すというのは残された者が己の体を労る期間なのかもしれませんね〜。

    お互い、体に気を付けて、9月に会えるのを楽しみにしていますぞ!

  2. Coppeさん

    治るかもしれないといわれた4つの項目は免疫力を
    つけるためのものですね。
    —>そうなんですね。勉強になりました。

    免疫力が落ちてきていてアレルギーもでてきたのかしら・・
    —>その通りだと思います。

    仰る通り、ゲイバー行きを止めるとストレスになるので、
    朝6時に帰っていたところを2時には帰宅するように心がけたいと思います!

  3. かかしさん

    お励ましのお言葉ありがとうございます!
    前向きに考えていま〜す。

    一人暮らしじゃなかったら、大騒ぎして周囲に迷惑を掛けていたかもしれませんが、一人暮らしなのでぐっと噛み締めています。

  4. 玲さん

    YOGAはいいんですね〜。
    チャレンジしてみようかなぁ。
    実は、YOGAの宇宙とコンタクトするという締めの儀式が嫌いで、
    続きません。でも、あれは宇宙というよりは自己とコンタクトなんでしょうか??

    他人はウルサいですよね〜。
    その気持ちよく分かります。

    私の親友はシングル・マザーです(東京在住)。
    赤ちゃんの時は大変そうでした。しかし、仕事もバリバリしていますし、彼女と同じ顔の子供がいてうらやましいです。
    玲さん、がんばってください〜。

  5. ミキコさん

    お元気ですか?
    ご無沙汰しています!

    ミキコさんも同じような経験をしたんですね〜。
    ブログを拝見しました。

    それにしても私のお医者さんは不器用なのかもしれません。
    痛くて、痛くて、今でも怖いです!
    自然に治癒する可能性が85%とのことで、
    免疫力をつけたいと思う今日この頃です。
    お互い健康で長生きしましょう〜。

    ところで、そちらではゲイバーあるんですか??

  6. 私は年末に必ず子宮頚癌の検査をしています。婦人科って、意外にみんな行かないんですよね。でも、我々婦人ですもの!自分の体はやはり知っておきたい!確かにもっと気楽に行ける感じならいいですよね。

    だけど私もめぐたんと一緒で痛いのは嫌だ。こわい~~~。それを経験して分かってるなら尚更ストレスですよね。今週は一度気持ちを落ち着けて。そして来週がんばって下さい!

    自然治癒項目もがんばってやってみて~!

  7. 治るかもしれないといわれた4つの項目は免疫力を
    つけるためのものですね。

    免疫力が落ちてきていてアレルギーもでてきたのかしら・・

    おいしいものを食べ、栄養をつけて下さい。
    好きなゲイバーに行くのを我慢するのはストレスになるから
    適度に楽しんで・・

    とても不安で心細いでしょう。心配です。我慢しないで誰かを頼ってね。

  8. めぐみさん、

    身体に異常があるとわかるととても不安ですよね。
    それに一人で暮らしていると余計に重い気持ちがのしかかってきます。
    でもまだまだ前癌状態のその前ですし、
    気にするなというのは無責任ですが、
    どうか明るい方に目を向けてお大事になさってください。

  9. 恵さん、具合はいかがですか?
    うちは母方が乳癌家系なので、心配です。
    今のところは子宮系は「軽度の糜爛」がある程度ですが、お付き合いした方の素行には今ひとつ自身がないので、多分HPVはポジティブだと思います(HPVの感染検査はしてませんが)。
    HIVは検査の結果大丈夫でしたけど(笑)。

    多分、未経産婦なのも関係があるかもしれませんね。
    私も、予定がないので深刻に考えています。

    近頃になってなかなか未婚の30代女に日本は厳しい仕打ちがあるのを実感しています(オジサンだけでなく同性も色々言うんですよ・・・トホホ)。

    未婚の母になるべく、経済体制を整えようと画策していますが、この国は子供より、男性に妻をあてがうことの方が大事みたいですね・・・。

    ヨガや真向法が骨盤内の血流を良くして婦人科系には(あとEDにも)良いそうで、私も週休2日で5日間はやっています。
    整理痛にも効くので、良いと思いますよ。

    月並みですが早期発見、早期治療が少しでも被害を最小限に抑える秘訣だと思って、検査に挑んでくださいね

    Dr.KENが早く届いて、添い寝してくれると良いですね~。

  10. 菊ちゃん、
    時々こーやってブログ読んでるよ〜。
    色々共感できること多し!!(ゲイ好き以外の、オンナひとり海外生活やらコドモが欲しい等々。。。)
    なんだかすごく多いんだよ、子宮頸癌手前状態の経験者。
    何をかくそう、アタクシもその一人。1月に生体検査して大丈夫だったけど、また6月に行かなきゃ。私の場合は、ラッキーなことに、そんなに痛くなかったんだけど。。
    私のブログにも、この件書いてるから、よかったら読んでー
    http://charly.exblog.jp/10805308/

    痛みに対しては、深呼吸だけじゃなくて、その痛みを注意深く観察することでも上手く対応できることが分かってます。ちょっと練習が必要だけど、面白いよ。その痛みが正確にどこからどこまでの範囲にあるかとか、特に痛いところはどこか、その痛みの質はどう説明できるかとか、、興味あったら詳細メールします。
    検査、スムーズにいきますように。

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