練習!練習!練習!広げる練習!

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カールくんとカールくんの親友であるフランクと3人でディナーを一緒にした。
フランクはLAに帰る。

世の中は不景気である。
レストランは客離れを食い止めようと、通常よりも安い決められたメニューに、各コースに種類の違うワインを並々でなく、
ちょっとの量を出して試飲コースとして組み合わせ、ボトルのワインをオーダーするよりも安く、かついろいろなワインが楽しめるという趣向が現在主流のようである。
ということで、景気が良くても不景気でも安定して貧乏な私には、安く!おいしい食事ができるという
嬉しい機会が訪れた感は否めない(笑)。

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最近、ワインにアレルギーがあるのだが、今回は遠慮してワインを飲まないということはせず、
食事とワインを楽しんだ。

ワインを飲むたび、クチビルが腫れていくのが分かったが、それでもワインはおいしく、
どこまで腫れるだろうか?という自分にチャレンジ精神もわき起こり、
それにカール医師と看護師フランクという医療チームが一緒にいるので、アレルギーで呼吸困難になっても
大丈夫!という安心感があったからワインを飲めたというのもある。

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ワインが入れば、ま、入らなくてもゲイガイと一緒にいれば、セックスの話になる。

カールくんもフランクも私がずぅーーーーーとセックスしていない事実にひたすら驚く。
セックスが全てではないが人生の95%の喜びを失っていると言われる。

私もできるものならセックスをしたいが、できないのだ。
相手がいない!という理由が第一だが、その前にトラウマがある。
かつて付き合っていた人がいたが、子宮内膜症の手術の後、
セックスが痛く、痛いとする気にもならず、拒否すると相手は怒る。
そして関係は悪化〜。

痛い→したくない→男はしたい→激怒→泣く→我慢してする→喜び皆無→まぐろ→男・激怒→泣く→痛い→体が離れる→心も離れる→さようなら

いろいろ思い出すと、セックスは実際にしなくても、いざ〜!これから挿入ということになったことは何度かあった。
痛くて無理だった。
好きじゃない相手だと更に苦痛・無理の度合いが増す。

ということをドクター・カールに話す。

「その相手のペニスは大きかったの?」
「うん」と思い出す。
確かに大きかった。
太かった。

「ディルドーを使って、大きいのが入るように自分で練習するしかないな」とドクター・カール。
「ええええ〜?」
ディルドーとは日本語で言うところの張形である。
シリコンなどできた勃起したペニスの形をしたものである。
実は、私はまだ使ったことがない。

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「冗談じゃなくって真剣に言っているんだよ」
SERIOUSLYという単語を使ったドクター・カール。

「挿入の練習をすれば、大きい彼のを受け入れられるし、彼もメグミも気持ち良くなって両方幸せ〜」とカールくん。
「カールくんも練習したの?」
「もちろん!」

ルームメイト氏も受け入れられるようにお尻の穴を広げる努力したと言っていた。
カールくんもversatileである。
「受け入れる」のも「する」のも両方するゲイである。

ゲイメンは男だけど、ゲイメンのボトムとversatileはペニスを体内に入れるという行為で女性と共通・共感するものがある。
お互い自分の体じゃないものを受け入れるのだ。
そして、それが性的な欲求なのだ。
だから、ゲイメンは「女性の気持ちが分かるのだろう」か。
多分そうだ。

「じゃ、今度、一緒にディルドーを買いに行こう!練習!練習!練習あるのみ」
「ははははぁ〜」
と大笑いしたが、カールくんに出会って本当に良かったと思った。

私の人生に光を見た思いがした。
できるかもしれない!セックス!

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補記:練習した結果、出会った人が極小だったら・・・?

「練習を止めればいい」とカールくん。

セックス・アンド・ザ・シティのサマンサの彼を思い出す。

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補記2:ルームメイト氏の名誉のために。

彼とできたのは大量のLubricant(潤滑油)と彼が思いっきりタイプだったからだと思う。