南アフリカからのゲイ・ボーイ

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ゲイ友100人を目指すと今年の目標を掲げた。
そして目標を達成すべく、着実にゲイ友の数は増えている。

最近、「友達」になったのは、モニーという黒人の男の子。

最初に会ったのはウエスト・ビレッジのゲイバー、ピーシーズ。
去年の9月頃だ。
コサージュ(お花)を胸につけていたのだが、それを褒めてくれた。
帰ろうとしていた時だったので交わした言葉は短かった。

それからしばらくして、ヘルズ・キッチンのセラピーで再会。
その時もコサージュをつけていて彼から「お花がかわいいね〜!また会ったね」と声を掛けてくれた。
カールくんと一緒だったので、その時も挨拶程度で終わった。

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コサージュを着けていると必ずゲイガイズが声を掛けてくれる。うふふふ〜。こんなに不細工な私でも!

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そして今度は近所のゲイバーで会った。
今回も彼から私のことを気が付いてくれた。
くぅ〜、嬉しいではないか。
私は髪の毛に花を着けていた。

テーブルに座って話す。
モニーくんは南アフリカからの留学生で、ファッションを学びにニューヨークに来たという。
今年の5月に卒業が決まったということだ。
一度も帰っていないので、数年ぶりに両親に会えると喜んでいた。

近所のゲイバーに来る前に既にどこかのゲイバーで飲んでいたらしく、ちょっと酔っている感じだった。
マドンナの曲が流れた。
すると、いきなり踊り出すモニーくん。

脚は縦に180度上がり、床にエビぞりして、周囲のゲイガイズもびっくり。
激しい。
プロのダンサーのようだ。

ステレオタイプと言われるだろう。
もちろん踊れない黒人も広い世の中いるだろう。
しかし、黒人は踊りがうまい!とモニーくんのダンスを見て思わずにはいられない、
それくらいうまい!

学生なので飲み代は大変だろうとドリンクをおごる。
モニーくんはぐいぐいと飲むと、どこかに消えてしまった。
どこにいるのだろうと思うと辺りをきょろきょろすると、白人のおじさま、50歳は越えているだろうと親しく話している。
「ヴォーグの編集者だった〜」と喜んで戻って来た。
そしてまた別の白人のおじさまの所に行く。
しばらくして戻って来た。
「ボクが通っている大学の教授だった」と教えてくれる。

マドンナの曲が流れると、また脚を縦に180度上げ、床に寝転んでエビぞりをして、周囲の度肝を抜く。
マドンナは彼のダンスのトリガーになるらしい。

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Give it to me! No one’s Stop Me Now♪ 歌詞の通り誰も彼を止められなかった・・・(笑)

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そしてモニーくんは三人目の白人のおじさまを見つけ、
「ボク、離さないぃ〜」としがみついている。

その時、ビルもいて、「白人、おやじ、つまりお金を持っている。だからいいんじゃないの〜」とボソっと言っていたが、
お金目的にしては筋が通っているような気がする。
モニーくんは単に歳を重ねたおじさまが好きなのだ。フケ専に違いない。

そして、モニーくんはその白人のおじさまと消えて行った・・・。
ビルもインド系の男性といなくなり・・・。
私もしばらくして家路に着く。
もちろん、ひとりで(笑)。

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今日、チェルシーを歩いていたら、モニーくんと消えた白人のおじさまが歩いた。
場末のバーでは高級に見えたコートもくたびれていて、おじさま自身も疲れているようだった。

モニーくんからもらった手書きの電話番号とメールアドレスは、判読不能で、連絡のしようがない。
文化が違うとアルファベットの書き方も数字の書き方も違うが、読めないとはよほど酔っていたに違いない。

大騒ぎ!クレイジー!の度合いはこれまで会ったゲイガイ・べスト3に入るモニーくんだ。
ちなみにベスト3は、カールくん、ジャスティン、モニーくんだ。

またどこかで会えるといいな。

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