ゲイ友と映画鑑賞する醍醐味とは?

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金曜日は「パーティー!イェ〜〜イ!踊って飲みまくるぞ〜!ゲイバーで」の日で、朝からずっと夜遊びのことだけを考えて過ごすような日なのだが、今朝、起きた時から全くその気にならず、加えてカールくんは仕事で忙しく金曜日も土曜日も遊びには出掛けられないというし、たまには自宅アパートでゆっくりするのもいいだろうと思い、夜遊びなしの金曜日にすることに決めた。

そう思っていたところに、ゲイ友のクリスチャンからテキストが送られて来た。
「ホラー映画を観に行かない?」と映画のお誘いだった。

クリスチャンと知り合ったのはカールくんを通してだ。
カールくんのゲイ仲間は10人ほどいるのだが、カールくん以外に私に電話をまめにくれて誘ってくれるのはクリスチャンだけ。彼は白人男性だ。

クリスチャンが観に行こうと誘ってくれた映画はThe Last House on the Left。ホラー映画である。
ゲイメンはセックス・アンド・シティーのようなおしゃれでロマンチックでエッチなのものが大好きだ。ステレオタイプと言われるだろうが実際そうだ。カールくんは実際の血を仕事で見ているにもかかわらずホラー映画は怖くて観れない。
ゲイメンなのにホラー映画が大好きなクリスチャン。
おばけ〜血だらけ〜暴力映画OKなのだ。

私もホラー映画ファンなので、いつか一緒に観に行こうという言っていたが、
社交辞令でなくちゃんと誘ってくれたクリスチャン。
嬉しい。

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暴力!強姦!The Last House on the Left

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The Last House on the Leftは1972年の映画のリメイクだ。
邦題は『鮮血の美学』。
オリジナルの監督はウェス・クレイヴン。『エルム街の悪夢』の監督である。
『エルム街の悪夢』を観た後は眠るのが怖かった。私のホラー映画ベスト3に入る。

私はホラー映画ファンといっても「へなちょこ」の部類に入るので、The Last House on the Leftオリジナルは観ていないのだが、それにしても最近、ホラー映画のリメイク・ラッシュである。
スパーナチュラルの兄弟役がそれそれ主演したMy Bloody Valanetin 3DFriday the 13th、『エルム街の悪夢』のリメイクも公開予定である。

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The Last House on the Leftはホラー映画でも、幽霊ものではなく、生の人間の暴力話である。
ハラハラ〜ドキドキ!
痛い!ヒドい!助けて〜の内容ではあったが、以前、鑑賞したEDEN LAKEの100万倍救いがある。
そこはハリウッド映画!救われないとアメリカ人の観客が納得しないのだと思う。

ところでタイムズ・スクエアにある映画館で鑑賞した。
ホラー映画を観るには最適な場所だ。
というのは皆、大騒ぎだからだ。
善玉が悪玉に対してやり返したら拍手大喝采だった!

複合映画館で、上映される劇場に入る前はID(身分証明書)を提示しなければならなかった。
R指定の映画だったからだ。
R指定は17歳以下は入れないというわけでなく、
親か大人の保護者の同伴が必要。
ちなみにR指定の理由は、サディスティックな残酷な暴力シーンがあるから。
(レイプや恐ろしいイメージ、裸、ドラッグ使用)
R for sadistic brutal violence including a rape and disturbing images, language, nudity and some drug use.

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クリスチャンは怖いシーンでは手で目を覆い、私に寄り添い、汗ばむ手で私の手を握ってくる。
そして日本語で「メグミちゃん、コワいよ〜」。
「よしよし、コワくないよ〜」と頭をなでてあげる。

彼は日本語を話せる。
クリスチャンはかわいい白人の男の子だが、私のタイプではないので、
手を握られてもベタ〜と体を密着してきても変な気分にならない。
ゲイガイズと映画を観る醍醐味のひとつに恋人のようなスキンシップがあるのだが、
お互いに流れるのは友情。
私は男性に欲情するストレートの女だから、友情といってもゲイガイズによっては
性的な神経を刺激される場合もあるが、相手がさらに刺激を高めるような行動に出ないし、
私も出ないことを知っているので、その不思議な刺激が楽しいのである。

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私が英語を話して、クリスチャンが日本語を話すという奇妙な会話形式だが、
しっかり通じ合ってるいるのが面白い。
クリスチャンは日本ゲイ男児が大好きである。

「RICE QUEENじゃん」
「ライス・クィーンという言葉好きじゃないんだ」
「じゃ〜アジ専?」

アジ専とはデブのことが好きな人のことをデブ専というようにアジア人専門に好きな人のことを指す短縮語。

「アジア人なら誰もいいわけじゃないんだよ。ボクは日本人だけが好きだから」
「じゃ〜、ジャパ専?」
「そうだね。ライス・クィーンよりいいよ。メグミちゃんは白人が好きだから、白専?」
「HAKUSEN? そうだね」
「日本人には興味ないの?」
「人によるけど、おたくで高学歴で身長が6フィート以上なら考慮してもいい」と偉そうなことを言う。
「おたくぅ〜?」
「うん」
「ははは〜。ボクさ、日本人のストレートとエッチしたいんだよね〜」

クリスチャンはするのもされるのも両方OKなゲイである。

「するのは無理だとは思うけど、クリスチャンはかわいいから、やってくれるストレート日本男児いると思うよ」。
クリスチャンはオネエではないが、かわいい。
しかし、「いると思うよ」と言ったものの、積極的に白人でかわいいとはいえ、男としたいと思う日本男児はいるだろうか???
どんなに不細工でも女とセックスしたいと思うがストレート男の性のはずである。
しかし、いないことはないと思う。

「こないだ、日本人の男の子とちょっとエッチなことをしたんだけどね〜」
「エッチでどんなことをしたのよ〜???どんな日本人と??」
「口でさぁ〜・・・」

映画が始まる前も終わった後もこんな話を彼とした。
ゲイガイズとセックス話をしたり、恋愛の話をしたりするのが楽しい。

ストレートの男子と話すとペニスを口に入れることととか、ペニスのサイズが好みだったとか
そういう話が出ないからつまらないと思ってしまう今日この頃。

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映画鑑賞後、クリスチャンと別れて、ゲイ・ハズバンドのいる場末のゲイバーすら寄らず、真っすぐアパートに帰った。

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ゲイ友と映画鑑賞する醍醐味とは?」への3件のフィードバック

  1. akiさん

    座椅子を壊した!?
    それは、それはスゴい!

    自宅アパートで1人で幽霊の映画も暴力映画観られます!!!
    自慢してどうする!?

    幽霊は信じていないのですが、あのドキドキ感を求めて鑑賞します。
    そうは言っても、中には怖くて電気をつけたままで寝る時もあります(汗&笑)。

  2. 途中から後ろがぱっと消えちゃいました。ので、続きです。
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    怖い映画がそこまで怖くなくなると、作りこみ含めて映画として楽しんで観れるのだろうなぁ~、といつも思うので羨ましいです。

  3. うわぁ~、怖い映画OKなんですね。尊敬~。私はへたれなので、昔っから全然だめ子です。

    高校生の頃にLivingから暗い自分の部屋に戻るのも怖く、私の部屋に私を驚かそうと潜んでた妹に驚いて、近くにあった座椅子(懐かしい・・)を大破して逃げた覚えがあります(汗。怖がりのくせして、力があるだけに傍迷惑です。

    あ・・もちろん今はそこまでだめ子じゃないですよ。

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