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喫煙の恐怖とジェンダー・スタディーズ

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ビルのホーム・パーティーに呼ばれて出掛ける。
彼はほぼ毎週、自宅アパートで「飲み会」をしている。
ビルのアパートは私のアパートから徒歩10分くらいにあるので簡単に行けるのが楽ちんでいい。

ビルはカールくんのように「ボクが中心じゃなきゃイヤだ!!」というタイプとは全く違う。
服装も余り気を使わず、緊張感もなく、英語的なオヤジ・ギャグを飛ばす!
カールくんはスウェーデン人の彼、と言ってもボーイフレンドではなく、セックス・フレンド(Fuck Buddy)
と「忙しい」ので私と一緒に遊ぼうという気持ちは現在希薄である。

ビルのアパートも個性的でセンスが良くデコレーションされている。
インテリア・センスのないゲイもこの世に存在しているとは思うが、
センスのないゲイメンのお宅を見たことはない。

ルームメイト氏のお宅しかり、カールくんのアパートしかり、そしてビルもしかり。
ゲイガイズはインテリアのセンスがあるという定説を破っていない、素晴らしいセンスである。
きら〜〜〜ん。

私のゴミ部屋を見せる勇気が出ない(笑)。

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ビルは喫煙者で、彼の友達も喫煙者が多く、みんなタバコを吸っている。
実はそれが怖い。
私はガンガン、タバコを吸っていたが6年前に止めた。
タバコを吸うと胸は痛かったし、何よりもニコチンに体を乗っ取られている感じがイヤだったので、
止めて本当に良かったと思う。

タバコを吸ってしまい、罪の意識に苛み、はっと目が覚めて、
タバコを吸ったのは夢だったぁ〜とほっとするような夢を連続で止めてからしばらく見ていた。
それくらい私の中でタバコを再び吸うことは「悪」であり「罪」なことだったのだ。

お酒を飲むと、タバコはおいしい。
私の脳はそれをしっかり記憶している。
で、ビルに「1本くれ〜」といただき、吸ってしまった。
あ〜。

翌朝、目醒めた時に、かつてのような「タバコを吸いたい!」という目覚めの一本の
衝動はなかったので安心する。
止めたのに、また喫煙習慣が復活するのを非常に非常に恐れているのである。
ビルくんといると楽しいが、喫煙の誘惑が・・・。
それに喫煙の誘惑に打ち勝つ自信がない・・・。
「ない」と自分に暗示をかけてしまってはいけない。
私は吸わない!と己に誓わないとだ。

***

ところで、ビルのパーティーに来ていたビルの友達のブラジル人の方(ゲイです!)がニューヨーク大学で
現在、博士号論文の執筆中で、来年には大学で教鞭をとるかもしれないという。
勉強嫌いで得意でもない私だが、いつか大学院で勉強したいという野望がある。
勉強したいテーマは「ジェンダー・スタディーズ」である。
日本語で言えば、「性についての研究」だろうか。

彼にその野望を伝えると、彼もたくさん「ジェンダー・スタディーズ」のコースを取ったという。
「ジェンダー・スタディーズ」といっても細分化しているので、
どの時代のどの文化のどの人種のどの性の・・・と自分が勉強したいことを絞った方がいいとアドバイスをしてくれた。

「なるほどぉ〜」

江戸時代の元禄時代の陰間茶屋の陰間・・・に興味がある。
陰間茶屋とは、ウィキペディアをどうぞ。
男性だけではなく、女性も「買っていた!!」
私の前世は、そういう女性!? (実は前世も信じていないが・・・)

「ジェンダー・スタディーズ」について漠然と学びたいという気持ちだけしかないのが事実である。
それにジェンダーなので、女性も男性もホモセクシャルもバイセクシャルもトランス・ジェンダーなど
全ての「性」を含めて学ぶ学問かな?程度の知識がない。
具体的には何も分からないので、今後リサーチをしなければならない。

後は、時間と学力とお金の問題だが、決めたら、障壁は低くなり、飛び越えられるはずである。

諦めなければ、この夢も叶うだろうか?

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またゲイ友が1人増えた!