怒りの中和剤

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ルームメイト氏がクルージングの旅から帰ってきた。
「生まれて初めての『男の子』と2人きっりの記念すべき旅で楽しかった!!」
と無機質なデジタルのテキストだったが、彼が幸せを感じているのが分かった。

元妻とは新婚旅行も含めて、何回も旅行をしているが、ゲイとして「男子」との旅は初めてのルームメイト氏。
で、私は私で男子と初めての2人きっりの旅行を思い出した。

大学生の時、1泊で安房小湊の鯛の浦に行った。
ソコに行きたかったわけでもなく、行き当たりばったりの旅だった。
何軒か旅館を直接訪ねて安くて綺麗な所に泊まった。
シーズンオフだったので、泊まり客はほとんどおらず、大浴場といっても小さな浴場だったが、
仲居さんから「一緒にお風呂をどうぞ」と言われた。
セックスをするのも電気を消していた時だったので、一緒にお風呂だなんて〜凄く緊張した記憶がある。
ルームメイト氏のような豪華なクルージングの旅ではなく、観光漁船に乗って鯛を見たのだが。

ルームメイト氏自身も書いているように「記念すべき旅」は私が初めての男子との旅行を20年近くなっても
今でも色褪せずに思い出されるように、将来、たとえ仏蘭西人のボーイフレンドと別れても記憶に刻まれると思う。

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ルームメイト氏に「くだらないことでごめんね〜」と断りを書いて、カールくんの愚痴をメールでこぼす。
ルームメイト氏ならば私の気持ちを理解してくれる、彼なら分かってくれるという前提があるから、
思いっきり遠慮せず書く事ができる。
人はおかしなもので、自分の意見に反論する人には愚痴はこぼさない。
「分かる、分かる、分かる」と言って欲しいのだ。

ルームメイト氏は私の気持ちを「分かって」くれて(大勢は苦手!少人数がいいとか)、
しかも「新しいゲイガイズを探すのを助けるよ」と新たなゲイ友達募集広告の文章作りをしてくれると言ってくれた。

一方、嫌になって嫌いになったカールくんからは「ゲイバーお誘い」のテキストが何回かあった。
嫌になって嫌いになったので無視していた。
すると、彼は察知したのか、一緒に行かなかったことを後悔していて、
「今度はボクを束縛する友達から略奪してくれ〜」というテキストが来た。
それで、嫌になって嫌いになったはずだったが、カールくんとまた週末遊びに行く約束をした。

ルームメイト氏が私の怒りの中和剤になっていることは確かだ。

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職の無い、貧乏なお仏蘭西人のセバスチャンはルームメイト氏の家に近々引っ越してくるという。
ルームメイト氏に幸あれ〜!

怒りの中和剤」への5件のフィードバック

  1. 私のゲイ友はかなりのおっさんです(笑)。おなかも出て手足も短く口が悪いけど、憎めない彼。お坊さんの恋人がいたみたいなんですけど、相手が精神的に病んでしまって最近は会えてないと言ってました。

  2. momoたん

    カールくんは自分が中心じゃなきゃ嫌ァ〜、勉強も一番になって、
    誰からもモテて好かれて〜、ゲイだけど女性とつるむのが好きで、
    自分勝手でムカーと来ますが、momoたんもお気付きの通り、非常に魅力的な人物です!
    momoたんのゲイ友はどんな感じなのかしら?

  3. むいむいさん

    こんにちは!
    コーンブレッドはおいしかったですか?
    先日も書きましたが、わたくしの好物であります。
    つぶつぶがあるのも好きです。
    南部が本場なので、ニューヨークではどこでも食べられるものではありませんが、近所の南部料理のBBQで食べられます。
    食べたい!

  4. カール君うまいこと言いますね♪そういう言葉には弱いですわ。たとえ嫌いになってても、そんな一言でその思いは消されたりしますよね。
    いいバランスがとれてるんでしょうね。

  5. 丸く収まってよかったですね!(*^_^*)

    昨日コーンブレッド作ってみました!
    材料の計量も作り方も簡単そうなレシピ焼いてみました!
    甘党家族なので今度は砂糖が入ったレシピで挑戦です!

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