当たり前過ぎで話題にも上がらない日が来るだろう。

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今日、ストレートの男友達から教えてもらった。

「ニューヨーク州の民主党は来年の議会で同性婚の合法化についての議案を提出しないことを決めたらしい。」

ゲイの街!
人口でいったら全米一である。
世界一かもしれない。
そんなニューヨーク市があるニューヨーク州なのに・・・。
今度の大統領は民主党の黒人の大統領である。
ニューヨークの州知事は、民主党で、黒人でしかも盲目の男性、パターソン州知事である。
盲目の政治家がいて、その政治家が県知事を務めているなんて日本では考えられないだろう。

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理由を探るために、ニューヨークタイムズの記事を読んだ。

民主党は同性婚を支持している。
全米の同性婚のサポーターがニューヨーク州での合法化を応援するための政治資金を投入している。
そして、ニューヨーク州の州の議員62人のうち、民主党は32人でかろうじてだが、過半数を占めている。
状況は同性婚について追い風かと思われるが、来年ではなく2011年に議案を出した方がいいだろうという結論に達したらしい。

それは、僅かに過半数を占めているだけは議案が通るのかが心配だからということだ。
「確実」が欲しいのだろう。
だから、次の選挙でもっと議席数を増やし、パターソン知事が二期目に入るので政権が安定する
という予測のもと、現在の状況よりも議案が成立する可能性が高いという見通しからだ。

それに、もし、来年、議案が通らなかったら、10、20年以上も前にゲイ・ライトの状況が逆戻りになってしまうこと
を恐れているようだ。

カリフォルニア州が州民の直接投票でゲイ結婚が合法化されないだろうという状況に陥り、
さらにニューヨーク州までもが・・・になったら・・・?
考えるだけで絶望してしまう。
自由の国、アメリカの面子が丸つぶれである。

経済が停滞どころか悪化の一途の現在、お金がないと人々(ストレート)は保守的になる。
待つことは懸命な選択かもしれない。

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ストレートの友達、トムは、「ゲイの結婚について話題にもならないようにしなくちゃだ。
できて当たり前の世の中にしなくちゃ。ストレートの男よりゲイの方が圧倒的に人口が多い
ニューヨークなんだぜ!」

その通りである。

今日、地下鉄に乗り座ったら、私の左隣はゲイガイズ(多分、友達同士)で右隣はゲイマンだった。
ゲイバーに行かずとも日常、ゲイのサンドイッチだ。
それは「普通のニューヨークの風景」。
ニューヨークではストレートの男性が少数派になる日が来るかもしれない。

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