悩めるゲイメン

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***

どうしても眠くて夜の9時に寝た。
目が覚めたのは午前2時30分であった。
インターネットでもしようとコンピュータをつけた。
gmailのブラウザを開けた。
しばらくすると、プラハの君からチャット機能を使って挨拶が来た。
プラハの君とは週に1回はチャットしている。
プラハとニューヨークの時差は8時間。
プラハの方が先に進んでいる。
プラハは朝の10時半過ぎ。


プラハの君!

プラハの君は朝ぱっらから酒をかっくらっていると言ってきた。
彼はサイコセラピーに行ってどうにも気に入らないことを言われたようだ。
彼も情緒不安定でセラピストに通っている。
ルームメイト氏は鬱病で苦しみ、現在は薬は服用してはいないが、セラピーに通っている。

「ボクは不細工なの?」
「どうして誰もボクとセックスしてくれないの?」
「ボクのペニスは小さいの?」
「ボーイフレンドもできないまま人生終わってしまうの?」
と自信を失っているようだ。

私はひたすら励ます。
「ハンサム!」
「みんなセックスしたいよ!私もアナタとしたい」
「スゴい大きい!」
「ボーイフレンドどころか生涯のパートナー、夫ができるわよ」

励ますためでなく、プラハの君とセックスできるならしたい!
彼が目の前にいたら私は即効で欲情するだろう。
ジャスティンと一緒にスリーサムをしたのはもう1年も前になるのだ。
ジャスティンと私とで交互にプラハの君のをブロージョブをした。
コンドームを装着してだ。
プラハの君はジャスティンには挿入して、私には挿入しなかったが(泣&笑)、
ジャスティンのお腹の上に射精したのを見た。


時間は癒しにもなるが、残酷に過ぎるものであ〜る。この日々に戻りたいなぁ。

「ボクは悲しい。ニューヨークに戻りたい」
「いつでも来てよ!」
「キミがシアターに来てくれて、一緒にブルックッリンのパーティーに行ったのを思い出す。
あの時は楽しかった・・・」
「うん、うん」

「来年、必ずプラハに行くから!落ち込まないで!」

彼はネガティヴなメッセージを書き、私は励ますというやりとりをチャットで2時間続けて、
はっと気が付くと非常に疲労していた。
プラハの君は酒を飲み、気分は高揚し、悲劇のヒーローになっているわけで、
酔っぱらいは時間の流れ方が違うのは、酔っぱらいの達人である私がよ〜く分かる。
「もう寝るね〜」とメッセージを送ってチャットを終えた。

***

早朝2時間、プラハの君を励ました同じ日の午前中、今度はルームメイト氏から、胸が苦しくなる、と言っても恋の苦しさではなくクローゼットのゲイとして生きていたゲイメンの悲哀がヒシヒシ感じるメールが来た。

「今日は元妻の誕生日です。
誕生日カードを送ろうかどうしようか、ずっと悩んでいました。
しかし、送らないことにしました。
カードと一緒に、彼女に手紙を書きました。
読み返すと涙が溢れて、手紙に涙の粒がポタポタと落ちて、声を出して泣いてしまいました。
元妻を思い出す度に罪悪感と悲しみで胸がひしげていましたが、今日からは彼女を思い出す度に
彼女と過ごした幸せな日々だけを思い出そうと決めました。
今夜、この誕生日カードを燃やして、私の思いを昇華させたいと思っています」

ルームメイト氏よ(泣)!

元妻の誕生日。

ストレートの男性と知り合って、子供も生まれて家庭を築いているのか? 
それとも男性不信になって独身生活を続けているのか?
現在、どうしているか具体的な消息は分からないらしいが、楽しい誕生日を過ごして欲しいなぁと
写真でしか知らない女性でも、同じ男性を好きになった者として願う。

元妻が純白ウェディングドレスを身にまとい、ルームメイト氏の隣で幸せに微笑んでいる姿の写真を
思い出す。ルームメイト氏は捨てるに捨てられず、封印したいけど封印できずにいた結婚写真。
これからルームメイト氏はどんな思いで見るのかは想像しかできない。
彼の罪の意識は彼の心の中で消えることはないだろうが、「過去の思い出」になるように祈りたい。

***

共に心が不安定なプラハの君もルームメイト氏にも幸あれ〜と思う。

私の幸は彼らに愛されることであるが、それは叶わない願いなので、ため息をつく。
(はぁ〜)。
それに私の悩みは新しいゲイ友カールくんから連絡が来ないことだ(泣)。
くだらない?


この日にも戻りたい・・・。ルームメイト氏に胸を揉まれている(笑)

***

午前2時30分に起きると一日が非常に長かった(笑)。

悩めるゲイメン」への11件のフィードバック

  1. かかしさん

    今日は昨日とは打って変わって晴天です!
    でも太陽が夏の太陽ではなく秋のそれも冬になるぞぉ〜の光でいささか寂しい気持ちです。

    かかしさんのように手を伸ばせば届くような身近にゲイの親友はいませんが、こんな私で良ければ、メールをください。

    infoアットmegdon.comです。
    アットを@に置き換えてくださいませ〜。

  2. めぐみさん、

    私と友人は、世間の人がうんと仲のよい人を「家族みたい」というよりも、もっとぎゅっと中身が詰まった手応えのある「家族」みたいな関係です。

    私にとっては両親と兄弟を足して割ったような存在です。よく喧嘩も(それもすごく真剣に!)にしますけれど、そばにいると安心していられる存在ですかね。とても大切な相手です。

    性的なものはほぼないですね。身体的な距離は近い(あくまでも二人でいるときだけです。友人のパートナーは、些細なことでも神経に触るタイプですし、私も友人もあまりそうとはっきりと話し合ったわけではないですが、周りの人たちにどうのこうのと言われたくないので)ですが、それはそれだけ至近距離に相手を受け止められるという意思表明のような。

    うーん。いろいろ考えるのですけれどね。悩んでいないわけではないです。だからめぐみさんのブログも覗かせていただいているのですから。知的にどう考えるべきかということにも関心があります。

    でもどうしても不特定多数の人が見ているところで話す気持ちにはなれません。よかったらメールをください。

  3. かかしさん

    親友氏は忙しいから・・・と返事が来て良かったですね!

    かかしさんは親友氏さんとは性的な接触はないのですか???
    (余計な質問なので無視してください)

    親友氏のパートナーはかかしさんに嫉妬しているんですね。
    それだけ仲が良いということなんでしょうが、
    どんなふうに密度が濃いのかよろしければ教えください。
    気になってます!

  4. めぐみさん、

    励ましの言葉をありがとう。
    今朝、「いったいどうなっている訳?」とメールを出したら
    「単に忙しかったんだよ。落ち着いて。後で電話するから」といってきました。

    恋愛に燃えているってことはないと思います。なんせ、あそこは10年近く一緒にいるカップルですから。

    私たち、密度が濃すぎるって周りの人たちには言われます。
    彼のパートナーにとって私は永遠のライバルです。
    とはいえ、普段は3人で家族みたいなのですけれど。
    時々、テンションが高まって3人のうちの誰かがぶちきれます。
    私対友人か、友人対彼のパートナーという喧嘩で
    私と友人のパートナーは直にはぶつかりません。
    そうなれば修復不可能なことが分かっていますから。

    めぐみさんって不思議です。
    ゲイの人をゲイとして性的に愛するって。
    (否定とか非難ではなくて)
    一度、ゆっくりお話してみたいように感じられます。

  5. かかしさん

    ニューヨークも灰色で雨が降ったり止んだりしています。

    お友達さんが親友のかかしさんと話す時間を持たない・・・。
    異常事態なんですね。

    私の貧相な想像では彼が恋愛に燃えているとか、
    仕事に熱中しているとか・・・。
    かかしさんに秘密を隠しているとか・・・。
    それとも単なる行き違いだったりかもしれませんよ。

    元気出してください!

  6. めぐみさん、

    カールくんとの行き違いが解消してよかったですね。

    私はこのところずっとわが親友となんかびみょーにうまくいっていません。期間限定なのですが、私は今友人とは別の街に暮らしています。

    かなり気分が滅入っております。もう2週間くらいろくに話していません。私たちにしては異常事態です。やつが何を考えているのかさっぱり分からず、鬱々として目覚めれば当地は灰色で雨降り。余計暗くなります。

  7. かかしさん

    哲学的なコメントをありがとうございます。

    性的に惹かれる・・・。
    これは自然なことで、私の場合、自然にゲイに惹かれている・・・。
    この傾向を受け入れることができました。

    ルームメイト氏はかかしさんの言う通り、元妻のことは人として好きだったようです。

    酔った時にも書き込んでいただいて感激です!

  8. momoたん

    顔やスタイルが良い!人の悩みもあるようです。
    お金持ちでも悩みがあるように。
    人間は悩みが尽きない生き物なんだなぁと思います。

  9. ごめんなさい。なんか、昨夜の書き込みは酔っ払いが天下を憂う!
    みたいでしたね。

  10. みんな幸せになって欲しいし、幸せであって欲しいですね。
    でも、みんな馬鹿野郎です。

    ほんと。
    人間の愛情って、そんなに偏狭なものなのでしょうか?
    性的に引き合うものだけが愛情の最高のベクトルなんですかねぇ。
    フロイトおじさんに言いくるめられているだけなのじゃないかと。
    もしも、性的に感じる愛情が、人間の持ちうる愛情の原型であり、
    至上の形であるなら、
    人間は現在進行形でただ一人しか愛せないということになるし、
    性的に結ぶつかない、あるいは、性的に惹かれない人間に感じる愛情は
    すべて二次的以下の価値と意味しかないということになります。
    そんなことを人は信じて、日々、無数の人々との係わり合いの中で暮らしているのでしょうか?

    私はそちらのほうがよっぽどリアリティーがないと思う人間です。

    人間の愛情と人を大切に感じる心はもっと深く豊かで複雑だと思います。

    どうしてみんな、もっと自由で広く愛情を捉えられないのでしょうね。

    ルームメイト氏がそれだけ苦しむのは、そこに性的な愛情がなくても
    それ以外の深い感情があったからです。
    それを否定する必要もないし、
    性的に惹かれないからといって、愛していなかったと
    元妻に罪悪感を持つ必要もないのように思います。

    もっと違う形でいろいろな人が愛情を紡いでいけたらいいのに。
    そしてそのことで傷ついたり、自分に自信をなくしたり
    罪悪感を持ったり、
    相手をなじったり
    そういう否定的な感情から離れて
    大きな笑顔で、あなたが好きですと言うことができて
    そのことで誰もが傷つかないでいられる世界が可能だと
    そういう日がいつか来るのだと、いささか酔っ払いの私は信じるのでした。

  11. どんなにかっこいい人でも心が不安定だと自信をなくすものなんですね。また、ルームメイト氏が元妻の誕生日を覚えてる時点で、自分がしたことに対する罪悪感や、彼女のことを忘れてはいけないんだと思ってるその決意??が伝わります。
    長い1日お疲れ様でした(笑)。

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