インディペンデント・ゲイ・ホラー映画を鑑賞の巻 〜身近な美〜 

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有名な映画会社やテレビ局が製作した監督も有名で、セットも豪華で俳優もハンサムで既に有名な映画がドラマが
面白いのは当然である。
才能もお金も集結しているからである。

昨今、インディペンデント映画といえどもスタジオ(ハリウッドの映画会社、狐とかワーナー兄弟社)がインデペンデント系のレーベルを持ち、製作費だってそれでインデペンデントといえるのだろうかのミリオン単位だったり、有名な俳優が出ていたりする。

真のインデペンデント映画とは制作費が日本円で言ったら、1千万円はどころか100万円か、またはそれ以下、
最高で300万円程度の映画ではないかと思う。超低予算映画である。
そういう映画こそ面白かったりするのである。

私の友人にホラー映画に詳しい人物がいるのだが、彼はアメリカ人で、自らもホラー映画を撮る
ホラー映画監督である。
セクシャル・オリエンテーション(日本語でいう性的指向)はストレートである。

インデペンデント系だが、インデペンデントの映画会社に作品が買われたのでプロの映画監督だ。
私も一応、電子文庫だが講談社さんから出ているので、言うのがとっても憚れるが作家である(赤面)。
ホラー映画監督と私の作家の儲かり度つまり人気度合いを比較した場合、彼の方が金額的に遥かに儲かっているので
ホラー映画監督の方が人気がある。
(張り合ってしまった・・・)。

ところで、ホラー映画監督が友人のプロデューサーのために出演したホラー映画があるというので
DVDを貸してくれた。
ゲイ・ホラーである。
最近、鑑賞したDANTE’S COVEのようなゲイ・チャンネルが製作しているのではない、
それこそ真のインデペンデントのゲイ・ホラーである。
低予算ゲイホラー映画であ〜る。

ゲイ・ガイズといえば、ブロードウェイ・ミュージカルが大好きだと世間一般に思われているが、それはそれで本当だし、私もそう思っていた。

しかし、ルームメイト氏は全く興味ないし、ジャスティンに至っては「ゲイだからミュージカルを観なくてはいけない的な逆強迫観念」でニューヨークに滞在していた去年、ブロードウェイミュージカルを観に行っていた。
日本人だからお寿司が大好きだと思われているが、本当はあまり好きではないのに食べるようなものと同じだと思う。

ゲイメンだからおとぎ話や美しくて綺麗なものばかりが好きと限らないのである。
ホラーが大好きなホラー・ファン・ゲイ・ガイズもいることを知った次第であ〜る。

恐怖も下半身を刺激する。

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ホラー映画監督が友情出演している映画のタイトルは、DAS HAUSE
ドイツ語で「家」という意味で、この映画も吸血鬼ものである。
ドイツのホラー映画といえば、吸血鬼なののだろうか。


ゲイホラー、DAS HAUSEのジャケット写真。安ぽっい感じがいい!と思いつつ、
真ん中の俳優さん、ハンサムだと思いませんか??

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あらすじをざっとご紹介しよう。

リアリティーTVの企画で、いわくつくの海辺の家で3つのグループが3日間宿泊する。
肝試しだ。
優勝したチームには賞金が贈与される。
2つのグループはアメリカ人の4人の高校生と大学生の男子の混合チームで、
1つのチームはドイツ・ルーマニア(!?)からの参加だ!!
ルーマニアといえば、吸血鬼ドラキュラのお国ではないか!
きゃぁ〜〜〜(恐怖の雄叫び)。

当然、リアリティーTVのプロデューサーも参加者もテレビクルーも全員男である。イェ〜イ!!

いわくつきの家とは、ボストンの銀行家が所有していた別荘で、妊娠中の妻に隠れて浮気をしようとしたが
妻にバレて妻は夫を射殺。生まれた子供が相続したが、17歳になった子はやはり何者かに殺され、
その後、ゲイが別荘を購入。ボーイフレンドとのセックスの最中に父親に見つかり、射殺されたという3つの事件が発生した家なのである。

そこで身の毛もよだつ事件が・・・。

***ある

画像も高画質ではないし、俳優も誰ひとり有名ではないし、全てに渡って超低予算というのが分かる映画だった。
だが、しかぁ〜し、俳優の男性がそれぞれ魅力的で、ニューヨークのゲイバーにいそうな身近なハンサムだったのだ。
ゲイ・ゴシック・ドラマ、DANTE’S COVEに出演している俳優は美しいし、髪型もメイクも完璧でお金がかかっている。
かなり人工的で、不自然なのは否めないが、身近にはない、トップクラスの美がある。

しかし、インデペンデント・ホラー映画の俳優には、現実的な美しさがあった。
そこに胸がときめいた。
身近な美を鑑賞できたのだ。

「こういうハンサムな人って、ヘルズ・キッチンにいるよなぁ〜。
チェルシーにもイースト・ビレッジのあのゲイバーにもいそう」な俳優さんばかりで幸せを感じだ。

コレって、男性がポルノを購入する時に身近に感じる「隣のお姉さん的な女性」を求める気持ちと同じなのだろうかと
思った。

ところで、知人のホラー映画監督はクルーの役だったので絡みはなかった。
個人的には残念である。

ホラー映画監督がDVDを貸してくれる際に「みんないい男ばかりだよ」
と言っていたのだが、低予算の映画にいい男が出るわけがない!
いい男と一見思っても微妙に変なはずに違いないと思ったのが間違いだった・・・と思いつつ鑑賞を終了した。

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下記がインデペンデント・ゲイ・ホラーの映画会社Dead Guy Cinemaのサイトだが、
内容がホラーであるということと、セクシャルな内容を含むサイトなので、
閲覧は18歳以上のみである。
DVDも購入できる。
残念ながら、DAS HAUSEは現在、販売されていない。
きっとメールでオーダーしたら買えると思う。

【注意】
ホラーが苦手な人が行くことはおすすめしない。
恐怖感や不快感を催すだろうのDVDジャケット写真もあるからだ。
個人の責任でクリックしてください。

こちら。