心の傷を癒すのは・・・。

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ルームメイト氏の精子を使って妊娠を真剣に考えていた時、抗鬱剤を服用していたことを告げられた。
それも服用を止めたばかりだということも。

アメリカでは、精神医学が日本よりは身近で、落ち込んでいれば精神安定剤や抗鬱剤を日本よりは簡単に処方してくれることぐらいは知っていたが、ルームメイト氏がと信じられなかった。
はじめて会った時に鬱で苦しんでいるとは思えなかったからだ。

自分のことはさて置き、父親は心身ともに健康な男性をだと思っていた。
それでルームメイト氏を父親にと思ったのだが、薬を服用しなければならない精神状態だったとは
正直驚いた。

抗鬱剤は気分をアップしてくれるがそれはとても人工的らしく、それはそれで苦しいと言っていた。
時々、突然悲しくなって泣くこともあると言っていたが、それは薬を止めたからはどうかは私には分からない。

6月にルームメイト氏を短い期間だが訪ねた。
その時、私を空港まで見送った後、パーキング・ロットで声を出して泣いたとニューヨークに帰った翌日、
ルームメイト氏からメールが来た。
私が帰ったことで、寝ている間に家を出て行った元妻を思い出し、振られたニューヨーク在住の彼を思い出し、
さらに恋人がいない現状を悲しみ、様々な思いが去来したからだと書かれていた。

かわいそうだなぁと思う反面、私がニューヨークに帰ったことよりも、恋人がいないことの方が
悲しいのが分かったので、彼には言わなかったが私も大泣きし、想ってくれない人のために必死に想っている
自分が哀れに思えて、涙は止まらなかった。

現在、何十人とデートしたが、結果『ミスター・ライト』に出会えなかったらしい。
セックスすると相手が興味を失ってしまうとこぼしていたが、それはルームメイト氏のテクニックがないからか、
ペニスが相手の好みに合わなかったからか、それは分からない。
反応がとても女性的なので、私はとても嬉しかったが(赤面)。

ルームメイト氏はマドンナも信仰する宗教の勉強会に最近入会した。
「幸せになるものの考え方」を学び、デートの相手が翌日連絡してこなくても落ち込まずにいられるという。
抗鬱剤の代わりに、宗教が彼の精神を安定させている。

しかし、宗教家は人生をどう幸せに生きるかを教えてはくれるが、恋人やパートナーのように
人生の幸せをシェア(共有)はできないのが難点だとルームメイト氏は言っていた。

宗教で精神が安定しているが、とても危なっかしく思えて仕方がない。

ところで、妻が出て行き、ルームメイト氏は母親にゲイであることを告白した。
母親は最初は困惑したらしい。
「今まで私が知っていた我が子は仮面を被っていた・・・。それに気がつかなかった・・・」
責めるのではなく、我が子の本当の姿を知らなかったことに困惑したのだ。

私が最初にルームメイト氏の母親に会った時に
「アナタがゲイが好きなのは分かるわ。美しいものね」と言ったその言葉通り、
ルームメイト氏の母親はストレートの仮面を捨てた息子も愛している。

恋人はいなくても、母親は身近にいるし、遠いが私も毎日、朝昼夜と連絡しているのだから、
幸せでいて欲しいと思うが、親よりも思いを寄せる女よりも宗教よりも、
恋人が何を差し置いても一番にルームメイト氏を幸せにするものなのだ。

心の傷を癒すのは・・・。」への2件のフィードバック

  1. momoたん

    『やっぱり私は今日から一人なんだと感じる気持ち、ほんとに辛いですもん。』
    momoたんの言うとおり、ほんと辛い!
    でも、信じている宗教がその辛い気持ちを和らげてくれるのかもと思う。
    悲観的になってしまうのを止めてくれるのだと思う。
    だから信じている人にとっては救いの教えだと思う。

    マドンナも熱心な信者なようで、教えを乞うにもそれなりにお金もかかるようです。

  2. 恋人の存在が、彼の心を大きく落ち着かせてくれるんですね。確かに気持ちは分かります。失恋した翌日なんかの、これは夢だったの?やっぱり私は今日から一人なんだと感じる気持ち、ほんとに辛いですもん。

    宗教か~。これってほんとに難しい問題ですよね。宗教故に戦争もあるし。頼らなければならない精神状態にならないと分からないんでしょうけど。私は幸せって教えてもらうものでもないから、自発的に感じて生きて行きたいです!まだまだ甘ちゃんなんかな~・・・。

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