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花婿候補

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発売日:12月14日(金曜日)3部構成で1部300円!
女の子が楽しめるセクシャルなニューヨークのエンタテイメントを紹介するコラムが今度はケータイで登場!!
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目がくりくりの青年のおかげでニューヨークのゲイバーに再びデビューできて、しかも翌日はお酒を飲んでいないから、二日酔いもなしで身も心も爽やかに朝を迎えることができて本当に嬉しかった。

バー・ホッピング二軒目で新たなゲイガイズと知り合になった。
目がくりくりの青年に「あの人が私のタイプ」と長身の白人男性のことを目で合図した時と時を同じくして、
その青年がくりくりの青年に話しかてきたのだ。
かわいいゲイガイが呼び水になって、かわいいゲイが寄ってくるのである。
(「僕は釣りの餌ですか?!」とくりくりの青年が言うのが聞こえるが、そんなことはないとは言えないことを正直に言おう)
それがきっかけで、長身の青年と彼のお友達とくりくりの青年と4人で会話が始まったのだが、
なんと長身の青年はLA出身。そしてお友達はローマ出身で現在ロサンジェルス在住で、UCLAにて博士号を取得中だという。

ロサンジェルスと縁がある!

しかも長身の青年はカリフォルニア人の特徴であるしゃべる速度がゆっくりで、しかもルームメイト氏と同じような話し方で、背の高さも同じぐらいだし、ルームメイト氏が恋しくなってしまった。
ちなみに、ニューヨークの話方はマシンガンの如くの速度である。

今度LAに行くから、その時にゲイの友達(ルームメイト氏)がプールパーティーをするから良ければいかがぁ〜と
ローマ人のゲイガイを誘う。

お友達のイタリア人のゲイガイは落ち着いていて、理知的で、いい感じなのだ。
ふと、思ったのが、彼がルームメイト氏のお婿さんだったらいいなぁ〜と思った。
専攻が文科系じゃないのがいい。理系なのだ。
ルームメイト氏との間に赤ちゃんが産まれて、一緒に住むかは分からないが、
イタリア人の彼が子供に勉強を教えてくれて、ルームメイト氏が子供と一緒にガーディングをして、
私はクッキーを焼いて(焼いたことは一度もないが(笑))・・・。

考えただけでも胸に幸せが広がる。

ルームメイト氏の夫になる人は、典型的なアメリカ人の男性よりは、ヨーロッパ人の方がいい。
身勝手かもしれないが、私が好きなタイプだったら、嫉妬もしないし、ルームメイト氏と協力して
幸せな家庭を築いて欲しいと願える。
我が子に才能豊かな二人の父親がいることが何よりも嬉しい。
ルームメイト氏の花婿さんが子育てに協力的という前提な妄想な訳だが。
私は男性と暮らすことに2回も失敗しているから、三度めはそれこそスープの冷めない距離に私たち親子が住む。
通い家庭である。

私はルームメイト氏にテキストを送った。
「花婿候補を見つけました!パーティーに招待してもいい?」
「きゃぁ〜!!もちろん」とルームメイト氏から返事が来た。

私の妄想で終わるかもしれないが、私が好きなゲイがルームメイト氏の夫になったら嫉妬しないことに気がついたことだけでも妄想したかいがあったというものだ。

かわいいだけじゃないスマートで目がくりくりなCUTEな青年に出会えて、ゲイバーに再デビューできて、
しかもルームメイト氏の花婿候補に出会えて、最高の一夜だった。

くりくりの青年はイーストビレッジのゲイバーについてヘルズ・キッチンと違って文学の香りがすると言っていたことを付け加えておこう。

体を鍛えてピチピチのTシャツを着ているのがゲイだと思っている方が多いかもしれないが、
そういうタイプが目立つだけで、外見を磨くよりも文学を愛して、ボヘミアン的なゲイもいるのである。
それはストレートだっていろんなタイプがいるのと同じなのだ。

そうそうルームメイト氏に全てを報告し、「お酒を飲まずに楽しんだなんて、本当に嬉しい」と再度、言われた。
余程、酩酊状態の私のメッセージは酷かったに違いない。

***

ところで、ジャスティンのプロポーズは全く進展はない。
好きな男性はルームメイト氏だし、毎日何回もテキストとメールをくれるルームメイト氏の方が
ロマンスの対象ではないにしろ、大切にされているような気がする。
それに、私の思いは変わらずである。
ルームメイト氏曰く「ジャスティンは今、私のことが好きじゃないから、対抗しようとしているのよ。
ゲイの父親は止めとけって言っていたのに父親になりたいなんて矛盾したことを言っているし・・・」

ジャスティンとルームメイト氏の関係は険悪のままだ。


ルームメイト氏がKENの股間に桃を合わせて二人で喜んだ。