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ゲイの友達とロマンチックに大好きなゲイマン

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LAに行った時、ジャスティンは仕事に行ってほとんどの時間を勉強に費やして、30分間セックスをしていた。
セックスの相手は掲示板で出会った男の子で私と話している時もテキストのやり取りをしていて、1時間後、
ピンポーンとドアがベルが鳴った。

わざと私が出て、どんな男とセックスするのかを確認した。
ジャスティンは「早く消えて〜」と私に小声で言った。

ゲイばかりが住むルームメイト氏のお宅ではそういうことはOK!だし、みんな別に気にも留めていいないようだった。
セックスは秘め事ではなく、太陽のもとで行われている健康的なことなのだ。
ちなみに、男の子はボトムで痛がってできなかったとジャスティンが言っていた。

ジャスティンは勉強を優先しお酒もゲイバー行きも止めた。
だからゲイバーに行かないで映画を借りて一緒に過ごそうと提案してくれたが、私はルームメイト氏を選んだ。
ジャスティンは冗談ぽっく「俺はもう愛されていないんだぁ」と言っていた。

「ニューヨークの冷蔵庫では食べ物が何も入っていなかったな。
ベーコンも卵もリンゴも買って冷蔵庫に入れておいたから好きに食べなよ」
とルームメイト氏のお宅で言ってくれたのはジャスティンだった。

私の冷蔵庫には映画のフィルムが入っているくらいで何もなかった。
最近は卵や野菜が少しだが入ってはいる。

ルームメイト氏が私とゲイバーに行きたがっているのは、私とジャスティンのような関係になりたいのではないかと
ふと思った。

ニューヨークのゲイバーで知り合って、それからゲイバー・ホッピングに暮れて、しかも一緒にゲイをナンパして、クレイジーなパーティーに一緒に行き、しかもプラハの君というチェコ人のハンサムなゲイを性的に共有し、ルームメイト氏も私とジャスティンともセックスしてるゲイだし、友達以上の同志(コモラード)のような感覚が漂っているからで、それに勉強机に向かって勉強しているジャスティンの背中にひっついて「ジャスティン、匂いかがせて〜」とずーっと離れなかった姿を見たルームメイト氏は「2人の間には入れないわ〜。どうしていつもそうなの?」と言って飽きれていた。

ジャスティンはわざと私の目の前で下着を取り替えてペニスをふりふりさせたり、私をバスルームに呼んでおしっこをしている姿を見せたり、相変わらずエンターティナーであった(笑)。

ところで、ルームメイト氏もジャスティンもストレートの女友達がどれくらいいるかを競っている感じがした。
ジャスティンが「レベッカはどうしたの?」といきなりルームメイト氏に質問していたので、
「誰なの?」とジャスティンに聞くと、ルームメイト氏のストレートの女友達だという。
「他の女の目にくらんだのね。嫉妬ぉ〜」とわざと騒ぐと、
「全然〜、連絡を取っていないわ。今はメグミがいるからいいの」とルームメイト氏が言っていたが、
自分に引っ付いて来るおこげ(faghag)の存在で、自分が男性的にどれくらい魅力的かを競っているかのようだった。
女の友達で日本人がわざわざニューヨークから飛んできたということが、他のゲイにとって自慢のネタのような存在のような気がしたし、他のゲイガイズに自慢される気分も悪くなかった。

ジャスティンは仲の良いゲイの友達。
ルームメイト氏は大好きな男性でゲイだ。

***

私が近所のゲイバーで知り合ったゲイのアパートに車に乗って行ってしかもセクシャルな遊びをして顔も名前も覚えていない(コンドーム装着はしていたのはしっかり覚えているが)ということをジャスティンに伝えた時、ジャスティンは驚きのあまり人を轢いてしまった。
それからジャスティンから連絡が来たが、相手の怪我もたいしたことがなく、警察が来て違反切符で済んだようだ。
刑務所に行くような最悪な事態にはならなかった。
私の悪影響を遠いLAにも及ぼしてしまったようで、罪悪感を感じている。

「メグミがどんなことをしても俺は永遠に友達だから・・・」と電話の最後に言われたが、私が見知らぬゲイと関係を持ったことをかなり根に持っている表現だった。

***

ルームメイト氏には長いメールを書いた。
ジャスティンをはじめ私の友達がゲイとの間に子供を作ることを反対しており、ルームメイト氏は私のことは愛していないし、一緒に住む気もないとジャスティンにも言われたこと。他のゲイとセックスしたら嫉妬してくれるんじゃないかと思って見知らぬゲイのアパートに行ったこと。自分の気持ちがコントロールできずに困っていること。兄が死ななければ、母になりたいなんて思わなかったこと。もうニューヨークのゲイバーに一人では行かないし、新しいゲイを積極的に探そうなんて思わないこと。子供ぽっい行動だと反省しているから、二度としないと書いた。

(・・・もう大好きなヘルズ・キッチンのゲイバー某には行けないのかと思うと本当に悲しい・・・。)

そしてルームメイト氏からはこんな返事が来た。
「ゲイマンは女性には恋愛感情を持てないのは事実ですが、愛し続けるサポートを惜しまない友達です。私が愛している人が去って行きますが、私は私を愛してくれる人を裏切ったり去ったりはしません。6月に来た時にもっと話しましょう」

彼に恋愛感情を抱いている私には辛い表現ではあるが、ルームメイト氏が私が彼を好きで好きでいることを踏まえて
しかも「去らない」とまで言ってくれた。

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ところでクリニックに再検査に行った。
「癌ではありません」と言われた。
癌ではなかった。

今度は体外受精の専門医に会いに行く。

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男を求める。

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お酒をたくさん飲めてしまう体質に加えて、精神的に不安定だとさらに拍車がかかり、酩酊という状況に陥る。
・・・というのは素面の時に理解していて、飲まないように気を付けていても、いざアルコールを口にしてしまうとすっかりコントロール権は私の理性ではなくアルコールの方にある。
毎日飲まなければ済まないのがアル中ではなく、私のようにたまに飲んで爆発してしまうのもアル中。
私はアル中なのだ。

***

私とルームメイト氏は毎日テキストとメールを交換したまに電話をするし、ジャスティンとは電話をよくする。
ルームメイト氏は何かをしている時に電話で邪魔されるのがイヤらしい。

先週のある時、私はジャスティンと長電話をした。
私が酔ってゲイバーからつまみ出されて、ナンパされたゲイのアパートに行く前のことである。

蛇のことと引っ越しのことについて話をした。

ジャスティンはアメリカの法曹界に進むのが夢で現在働きながら学校に通っており目的の土がある。
だから、ルームメイト氏との『スネーク・ドラマ』はLAから飛び出す機会を作ってくれたと言っていた。
「ジャスティン、おめでとう!って言っていいの?」
「うん、いいよ。俺は先に進まなきゃいけないんだ」

ジャスティンと私が未来に膨らむ夢を話している同時刻、ルームメイト氏と他のハウスメイト2人は
プール・パーティーだったらしい。

ルームメイト氏がテキストを送ってきたし、翌日メールで詳細を伝えてきた。
ハウスメイトが2人が全裸になってブールで性的に燃えたのであろうというのは、内容から察することができたし、その輪の中にルームメイト氏は入っていなかったという書き方だった。

そして、翌日、ジャスティンから、
「スリーサムをしよう!」
つまり3Pしよう!とハウスメイト2人からルームメイト氏が誘われたが、キスで終わり、
ハウスメイト2人がプールサイドでセックスをした、という話を電話で聞いた。
ルームメイト氏の不参加は本当だった。

「ジャスティン、ねぇ〜、どっちがトップで、ボトム?」
「それは・・・」とジャスティンが教えてくれた。
ハウスメイト2人とも会っているから、気になったのだが、ジャスティンとの挨拶のような会話だ。

「どうしてルームメイト氏はセックスしなかったの?ハウスメイト2人のことかなり気に入っていたじゃない?」
「そりゃ、一緒に暮らしているからセックスで関係をダメにしたくなかったんじゃない?」

ルームメイト氏が他の2人とセックスをしなかったことに安堵したが、今後、可能性はある。
セックスしないはずがない。

ジャスティンはこんなことを私に言った。

「ルームメイト氏との間に子供を作るのは止めた方がいい。不幸になるだけだよ。メグミも子供も。
ゲイだよ!ルームメイト氏はゲイなんだよ。メグミのことなんか愛せないし、一緒に住みたいなんて思っていない。
男が好きで、男から愛されたいと思っている。ストレートの男との間に子供を作った方が幸せになるよ。
止めろ!」

「ルームメイト氏は私のこと愛しても好きでもないの?」
「うん。その通り、愛しても、好きでもないね。子供の母親ぐらいにしか思わないと思うよ」

***

ルームメイト氏が私を思う気持ちとは自分自身に例えるとどんなものなのだろう。
私が仲の良い女友達を思う気持ちだろうか?
でも女友達は同性だから違う。
じゃ私が性的に全く興味のないストレートの男友達のようなものだろうか?
しかし、ここまで仲良くはなれない。

私が他のゲイとセックスしたら、ルームメイト氏は嫉妬の炎を燃やしてくれるだろうか?
私のことをこんなに好きだったのかと嫉妬で胸を掻きむしり思ってくれるだろうか?
好きならば、愛しているならば、相手の浮気ほど辛いものはない。

そう思考が動いた結果だった。

***

ルームメイト氏は私を許してくれた。
それは愛情ではなく、友情があるからだと彼自身が書いてきた。

ルームメイト氏がどんな男とそれこそたくさんの男とセックスしても気にならないと思っていた。
ストレートの彼や夫だって、妻や彼女に隠れて風俗に行ったり他の女性とセックスをしている。
他の女性とセックスをするなら、男としている方がまだ傷つかないと思っていたが、
その起点になる私の理想とする男は「ストレートの男」だったのだ。

ストレートの男は女性を愛する。
私を心から愛してくれる男性がセックスはしたいけれど私のことを心配し、気にかけて、私が焼きもちを焼かないように、女性ではなく男とセックスをする、そんな都合の良い男性をゲイに探していた。

しかし、ゲイはゲイなのだ。
女は愛せない。
世間でも言われているし、ジャスティンも言っていた。
・・・この酩酊・ゲイ浮気事件で身を以て分かったことだ。

傷つきたくないために求めて探していたゲイの男性。
結果的、私の心はひりひりして痛い。
ストレートの男もゲイの男も、そう男という生き物は私には棘のある存在なのかもしれない。
しかし、それでも求めるのは母になりたいからだろうか。


ビーチ・チェアのKEN2人。

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