友情も愛情も永遠であるというのは錯覚。

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発売日:12月14日(金曜日)3部構成で1部300円!
女の子が楽しめるセクシャルなニューヨークのエンタテイメントを紹介するコラムが今度はケータイで登場!!
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***

日曜日は母の日だった。

ジャスティンはお母さんとブランチに出掛け、私はルームメイト氏の実家に彼のお母さんを訪ねることになった。
LAから北に30分のところにルームメイト氏の実家がある。

ルームメイト氏のペットである日本の狆、チューリップちゃんと一緒に車に乗る。
フリーウェイを北上する。

「このあたりが私が生まれ育った街よ」
と教えてくれたのは乾いた土地に樹木が繁るカリフォルニア!と思わせる郊外だった。
ニューヨークでは決して目にすることのない景色に見とれながらも、「生まれ育った場所」を見せてくれるとは、
たまたま母の日だったからもしれないのだが、私のことを身近な人間として思ってくれているのかもしれない
とジーンとする。

実家に到着する。
ドアベルを鳴らし、ドアが開けられるとお母さんとお姉さんが迎えてくれた。

ルームメイト氏の実家のインテリアはルームメイト氏のお家のインテリアと同じテイスト。
お母さんからの影響が多大なのだと思う。
お庭にはたくさんのお花が咲き乱れ、ルームメイト氏とお母さんはお花の話をしている。

ルームメイト氏のお母さんとお姉さんとは既に12月に会っている。
お姉さんはアメリカ人特有のフレンドリーな感じが全くなく、
一見すると歓迎されていないのかと思うが、次第に打ち解けるとルームメイト氏と同じく
親切でやさしい女性であった。

「チューリップもメグミも二人とも日本生まれは小さいわね〜」とお姉さんに言われる。
決して小柄ではない私だがアメリカでは小柄と言われるのは、単に周りが大きいのである(笑)。


ルームメイト氏宅のプールサイドを歩くチューリップちゃん

***

お母さんがガーデニング用のフェンスが欲しいというので、いわいるホームセンターに出掛ける。
家族の中に入って買い物をするのも感動する。
一員になれたような気がするからだ。

お母さんもお姉さんもルームメイト氏がゲイというのは知っている。
私の位置はなんだろうとふと思うが、ガールフレンド(彼女)だとは思っていないのは確かだ。
「ニューヨークから訪ねてきたジャスティンのゲイ好きの女友達」ということで落ち着いていることが会話から読み取れる。

ルームメイト氏のお宅にアウトサイド用のダイニングテーブルのカタログが置いてあって、
私はそれを見ながら、こういうテーブルでディナーパーティーができたらいいなぁ〜と夢を描いたことを
ルームメイト氏に言った。

「そうね〜。いつかできるといいわねぇ〜」とルームメイト氏が言ったのだが、まさかそれがこの滞在で実現するとは思いもよらなかった。


カタログにはこういうダイニングセットが掲載されてあった。憧れのディナーパーティー。

ホームセンターに現品限りのアウトサイド用のアンブレラ付きのディナー・テーブルが激安で売られていた。
それもセールス・タックスはお店が負担してくれるという。
ルームメイト氏はなんと購入したのだ!

「今夜はこのテーブルでささやかなお別れディナーパーティーをしましょう」とルームメイト氏。

母の日の午後9時の飛行機でニューヨークに戻るのだ。
到着は早朝5時。

車にテーブルと椅子を詰め込んだ後、実家に戻り、お母さんが育てた植物を受け取るルームメイト氏。
私のフライトがあるので少々慌ててロサンジェルスに向かう。

車の中では、チューリップちゃんは私の膝にいた。
吠えもしないで大人しく私の膝の上に乗っている。

ルームメイト氏は運転しながら私たちを見て「TWO JAPANESE!!」と微笑んでくれた。

「赤ちゃんのことが気になるだろうけど、一番大切なのはメグミの体よ。まずは病気の治療に専念してね。
いろいろ悩まないでね。赤ちゃんができなかったら、狆を飼いましょう〜。かわいいわよ。日本生まれだしね」

ルームメイト氏の言葉に涙してしまった。
ルームメイト氏は手を差し出し私の手を握りながら、「泣かないで、泣かないで」と言い続けてくれた。

***

最後の晩餐は、憧れのディナーパーティー・ダイニングテーブルでのアップルサラダ。
これは私が作った(というか切った)。
アイスティーはルームメイト氏の特製だ。お庭でなっているレモンが入っている。肉厚だ。
レモンが自宅の庭になるとは、ニューヨークでは考えられない。


青いTシャツはジャスティンであ〜る。

ルームメイト氏の実家に母の日を祝いに行き、憧れのアウトサイド・ダイニング・テーブルで夕食をいただき、
嬉しいことこの上ない時間を過ごすが、無情にもフライトの時間が近づいて来る。
ニューヨークに戻る時間だ。

***

ところで、幸せな気持ちを胸にいっぱい充電してニューヨークに帰って来たのだが、
信じられないことにロサンジェルスでは問題が発生。

ジャスティンとルームメイト氏の間に亀裂が入り現在、揉めている。
ルームメイト氏からもジャスティンからテキスト、メールがひっきりなしに送られて来る。

そして私はルームメイト氏のサイドに・・・。
ジャスティンのことは大好きだが、彼に非があると思わざるを得ない状況なのだ。
ジャスティーーーン!!

友情も愛情も永遠かと錯覚をするがそうではない。
またしても簡単に行かない状況に目眩がする。
2人の仲の修復可能性はあるのだろか?

頭が痛い。

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友情も愛情も永遠であるというのは錯覚。」への6件のフィードバック

  1. チコさん

    欲情してくれるのなら、それは大変嬉しいですし、その際はもちろんです!ルームメイト氏が私に抱いている気持ちを私の場合に例えるとどんな感じだろうと想像します。女友達の感覚?でも、性別が違うし。
    じゃ、性的に興味のないストレートの男の友達で仲の良い人だろうか?と想像しますが、いまだにはっきり分かりません。

    ゲイの人を好きになるって選択じゃなくって惹かれてしまうんですよね。ストレートの男性にはない決してない部分があり、しかも男性という点かなと分析しています。
    辛い恋だと言う人が大半ですが、そう言われても好きです。

  2. momoたん

    LAは太陽も空気も違うので写真もニューヨークとは違った色が出ますよね。気に入っていただけて何よりです。
    ニューヨークもオープンカフェで食事するのは大変おいしいですが、まだまだ寒いです。

  3. すっごく気持ちがよくわかって、私も泣いちゃいそうでした。
    私もゲイの人が好きです。
    どうしてかわからないし、なんでワザワザ…って思います。
    でも何故かわからないけどゲイの人を好きになっちゃってるのです(T.T)
    普通にシモネタ言ったり、セックスの話までしたりするんだけど
    それもまた楽しいけどだからといって私も彼とセックスしたいのかといわれれば決してそれはないのです...。恵さんもですか?
    恵さんの体が心配ですが、思えば願いはかなうって信じてます!
    恵さんはルームメイト君にとって確実にSPECIALだって事がすごくよく伝わりました★いつも楽しみにしてます!

  4. 素敵な写真の数々、ありがとうございました。大分私の目の保養になりました♪LA行こう!お外でご飯食べるって、憧れますよね。私も自宅の小さなベランダにテーブル出して食べたりしてます。広くて景色がよいとこで食べれたら、もっと幸せだわ。

    ジャスティ~ン。友情が壊れたら修復するのは難しいですからね。愛情、、、親が子を、子が親を思う気持ちは永遠だけど。

  5. 友情も愛情も永遠にするのは、本人の心なのだと思っています。(たとえ一方通行であっても)
    Jastinとルームメイト氏の間にもそれがあると良いのですが・・。

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