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メグミ・ピーチ

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講談社パブリからDeeeeep!New York!のケータイ版が発売されました!
発売日:12月14日(金曜日)3部構成で1部300円!
女の子が楽しめるセクシャルなニューヨークのエンタテイメントを紹介するコラムが今度はケータイで登場!!
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ニューヨークに戻って来た。
三日間という短い期間だったが、ロサンジェルスに行って本当に良かったと思う。

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ジャスティンは仕事で忙しく、私はルームメイト氏とずっと一緒に過ごしたが、
土曜日の午後、プールサイドに植える花を購入しに3人で苗木屋さんに行った。

私も記念になる植木を買うよとジャスティンに提案する。
ジャスティンは紫のブーゲンビリアがいいと言ったので、ジャスティンが選んだブーゲンビリアを購入することにした。

しかし、私はなんとなく不安になった。
ルームメイト氏が気に入らないのではないかと思ったからだ。

「ルームメイト氏に聞かなくていいの?」と言うと、「大丈夫。聞かなくていいよ」と言うジャスティン。
ルームメイト氏はお庭に植える木やお花についてしっかりとした意見があるので、
ジャスティンが希望する花は却下される可能性があるような予感がしたのだ。

ルームメイト氏に聞くと、案の定「もうブーゲンビリアは買って植えているからいらないわ〜」だった。
「果物がいいわ〜。ピーチはどう?」とルームメイト氏は桃の木が欲しいと言う。
じゃ、ルームメイト氏が桃の木がいいというなら、ジャスティンが欲しいと言ったブーゲンビリアを止めて
桃の木を買うことにした。

「ジャスティン、ルームメイト氏がピーチがいいって言うから、ピーチ・ツリーを買うね〜。ピーチだったら食べられるし、食べながら私のことを思い出してね〜」とジャスティンに言うと、
「う〜、また裏切った。俺のことなんか、どうでもいいんだよなぁ〜。いつもルームメイト氏を優先して・・・」
とすねるジャスティン。
「ごめ〜ん。ごめ〜ん」

ジャスティンは大げさにふんと私に向かってして背を向けた。

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苗木屋さんは日系人が経営するところで、私が日本人だと分かると「桃太郎の話を教えてあげないとね」と言われた。
桃太郎は、桃から生まれたのである。
ルームメイト氏に話すと、
「きゃぁ〜!秋になったら赤ちゃんが出てくるのかしら? このピーチ・ツリーはメグミ・ピーチと名付けるわ」
と感動するようなことを言ってくれる。

***

ジャスティンは機嫌を直してくれたが、忙しく出掛けてしまったので、ルームメイト氏と桃の木を一緒に植樹した。


「メグミ・ピーチ」と名付けてくれる。

小さいが実をつけていた。
「The testicles(睾丸)みたいぃ〜」と喜ぶルームメイト氏。
「ちゃんと毛で覆われているよ」と私が言うと、
「キャァ〜」と大騒ぎして、舌を出して舐める真似をする。
睾丸も大好きなんだなぁと改めて思ったが、エロい話を一緒にできるのも彼と一緒にいる醍醐味のひとつである。


たまたまのようなヘアリー・桃!まだまだ小さい。かわいい。

***

「桃が大きくなったらニューヨークに送るわね!」
と言ってくれた。

桃から生まれた桃太郎。
私からも桃太郎が出て来るといいのだが・・・。

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