同じ月の下にも太陽の下にも星の下にも

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***

ルームメイト氏からのテキストメッセージ「メグミの気持ちに添いたいけど、考えさせて欲しい・・・」。

もしかして私の英語力が足りず、違う意味なのかもしれないと、つまり前向きな言葉であって欲しいという僅かな願いにすがりたくて、英語も日本語も完璧で通訳をしている日系アメリカ人の友達にルームメイト氏からのテキストを送った。

「なんて言っているの?」

日本で生まれて育って、子供の頃、海外で育ったことはないし、大人になって英語を学び、しかも凡人の才能では
言葉の壁は大きく立ちはだかっているままだ。

気になる友達からの返事は、私の解釈と同じだった・・・。

「メグミの気持ちに添いたいけど、考えさせて欲しい・・・」

全く同じ。
そのままの意味。

あ〜ん。

***

しかし、いつものように朝、お昼のご挨拶のテキストはLAから送られて来た。

そして、夜のテキストは肝心なことには触れたくないような雰囲気を醸し出していた。
「今日はどんな一日だった? ごめんね。メールにまだ返事をしなくて。メグミがここにいてくれたらと思うの」

私がLAにすぐに行けないことをルームメイト氏はこだわっているのだと思った。
だから、「すぐには行けないけど、LAには行きます」
と返事を出したが、1時間経っても返事がなかった。
私は体外受精のためにニューヨークに来て欲しいが、ニューヨークに住もうとも言っていないし、LAに行かないとも言っていない。しかし、彼は振られたボーイフレンドのことを思い出したくないからという理由でニューヨークに来たくないのだ。

ため息が出る。
はぁ。
どうして、そういう時だけ女スイッチなの?

子供が欲しいと言っておきながら、結局は過去にこだわってニューヨークにすら来れないなんて。
やっぱり、私の選択は間違っていたのではないだろうか?と悩む。

ジャスティンがLAに帰ってからも時々一緒に遊んだゲイガイはお金持ちのゲイが友達にたくさんいた。
その中のひとりはシングルだったし、ブルクッリンに家を買ったと言っていた。
彼のセンスは素敵だったし、ジョークも面白かった。
そうだ、彼だったらいいかもしれない。
LAに引っ越すなんて無理。
そうだ!やっぱり、ニューヨークのゲイだ!
スコットもいる!

でも、でも、でも、この気持ちはどうすればいいの?

ルームメイト氏にはっきり言われれば、しばらくは傷つくかもしれないが、時間が癒してくれる。
辛い失恋は何度も経験しているじゃないか。
痛いのは慣れている。
子供・・・。
諦めたくはないけど、ルームメイト氏は無理だ。

***

「ニューヨークで私は孤独です。アメリカに家族はいません。でも、それは私の選択です。どう言ったらいいのか分からないけど、あなたがどんな結論を出しても私は受け入れます」
とテキストを送った。

すぐに返事が来て「何を受け入れるの?」
「多分、あなたがNOと言うのを・・・」と私は、辛い気持ちでNOと打った。NOは切り裂かれる言葉だ。

「私はね、私はね、メグミの気持ちに添いたいの。自分の家族が欲しいわ。でも、でもね、LAは仕事も家も母も姉もいるし、私の心はLAにあるの」
とまたもや速攻で返事が来た。

「それは理解しているし、LAに行かないなんて言っていない。ルームメイト氏と一緒にLAに住みたいと思っている。
6月にあなたに会いに行きます。その時に会って直接話した方がもっと理解し合えると思う」

メールでやり取りしても、電話で話しても通じない。
私はただルームメイト氏に射精しにニューヨークに来て欲しいだけなのに、彼はそれを拒否している。
でも、会って話したら説得できるかもしれない。
そう願うことしか今はできない。

「そうね。6月に会って話しましょう。ところで、ニューヨークには行きます」

えっ?
「ニューヨークには行きます!」
私は目を疑った。
しかし、そう書いてあった。
・・・ということはルームメイト氏は、受精のためにニューヨークに来てくれるのだ。

うぁ〜〜〜あ〜ん。

涙が溢れて来た。
彼に私の気持ちが通じた。
1回だけでいいからニューヨークに来て欲しい。

涙を拭いていると、アパートの窓のカーテンの隙間から夜空に浮かぶ月が見えた。
カーテンを開けると、マンハッタンの狭い夜空にお月様がほわーと光っていた。
この月は、きっとLAにいるルームメイト氏も照らしているのだと思うと胸がまさにいっぱいになった。
アメリカ大陸の東の端のニューヨークと西の端のロサンジェルスを照らしている。
ルームメイト氏の本当の名前をお月様に向かって呼んだ。

私は彼にテキストを送った。
「愛している!ルームメイト氏。お月様見える? 私のアパートの窓から見えている。
私たち、同じ月の下にいるんだね。おやすみなさい」

そして、ルームメイト氏のメッセージは・・・
「同じ月の下にも太陽の下にも星の下にも私とメグミはいるのよ・・・」


私のアパートから見えた月。ロマンチックというよりエドガー・アラン・ポーの小説に出てきそうな月だ(笑)

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同じ月の下にも太陽の下にも星の下にも」への10件のフィードバック

  1. 水無月さん

    直接、劇場に買いに行こうと42nd Streetに行ったのですが、
    観光客に買い物客にごったえがしていて中々歩けない状態で、げんなり。行った時間を間違えました。
    出直してチケット買いに行きま〜す!

  2. ランディくんの舞台、都合つきそうですか?
    是非私の分まで観て来てくださいな。
    そして出待ち報告も楽しみにしてますよ~♪

  3. momoたん

    まぁ、momoたん、ドラマしていたんですね!
    素敵!

    月は太陽よりもロマンチックですよね。
    ギラギラしていなくて、影があって、形も変わるし・・・、ときめく要素があるのかな。

  4. 水無月さん、こんばんは!

    これからが大変だとは思いますが、祈るばかりです。
    ところで、ランディーくんのショーを観に行かなければ!
    かわいいままかな?気になっています!;

  5. makiさん

    お久しぶりです!
    お元気でしたか?

    最近はめっきりダンスミュージックにミラーボールの世界から遠ざかっていますが、不思議な幸せが舞い込みました。

  6. uiさん

    ジャスティンには連絡取っていないです。
    彼から何の連絡もないです。
    向こうは2人で暮らしているので毎日会っているはずですから、
    何か話しているとは思いますが。
    ジャスティンは彼がいるから、私なんてどうでもいいはずです。

  7. ロマンティックですね!
    「NYには行きます。」速攻の返事でしたね。色々絡んでた糸がほどけてきて、ほんとに良かったで!!NYで会うルームメイト氏。また新鮮かもしれませんね。

    同じ月を見てるんだーって、ものすごく力強い。海を越えたところに住む人と、よくこんな会話をしてました。月だけでも共有したいもん。

  8. 恵さん、こんばんは!

    ちょっとご無沙汰してる間に、展開が・・・。
    ドキドキしながら過去ブログも読ませて頂きました。
    ルームメイト氏、恵さんとの事本当に真剣に考えてくれてるんですね。
    NYに来てくれることになって良かったです。これからですね!

    >「同じ月の下にも太陽の下にも星の下にも私とメグミはいるのよ・・・」

    なんて素敵な言葉。泣けます。。。
    こんなことを言ってくれる人に愛されてる恵さん、絶対幸せになれますよ。

  9. いやーん、メグ様~~、ワタクシ忙しくて全然ココに遊びにこれなかったんだけどupdownが色々あり、気持ちのupdownも色々あり?
    anyway,ルームメート氏がNYCに来てくれるのね~!!!!!!!!
    良かったねー!

    イヤハヤ、本日の日記はちょっとウルっと来ちゃったじゃないのよ~

  10. お互いの擦れ違いが解決されて、本当に良かったです。
    確かにメールや電話では、相手の表情見れないし・微妙な意味も伝わりにくい(特に英語では・・・)ですよね。
    6月にお互いの顔を見て話し合えれば、もっと理解が深まるのでは・・・と思います。

    そして、ルームメイト氏がN.Yへ来てくれるんですね!
    元カレを乗り越えて、恵さんに逢いに来てくれるんですね!!

    本当に・・・本当に良かったです。
    そして、1日でも早く二人が逢えて、もっと絆を深める事が出来ますように・・・。

    追伸:ジャスティン君へのフォローは大丈夫なのでしょうか??
    ちょっと気になっています・・・。

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