段ボールいっぱいのラブレター。

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女の子が楽しめるセクシャルなニューヨークのエンタテイメントを紹介するコラムが今度はケータイで登場!!
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テキスト・メッセージが送られて来なかったらどうしよう、送られて来ても「二度と電話を掛けてこないでください」
と書かれていたらどうしようと、怖くて電源を消したまま丸一日経った。
酔って電話して、不安をぶちまけてしまった事実は変わらない。
過去の自分に責任を持つのが現在の酔ってない自分の責任だ。
心を決めて、えいっとケータイに電源を入れた。

するとテキストメッセージが3通来ていた。
全てルームメイト氏からだった。

「おはよう!今日一日幸せに過ごそうね!Love U」
「ニューヨークのお天気はどう? Miss U」
「もうベットに行きます。良い夢見てね!Love U」
朝、昼、晩とテキスト・メッセージを送ってくれたのだった。

彼は怒っていなかった。
なんて、やさしいのだろう。

そして私が酔って電話を掛けて話した後にルームメイト氏が送ってきたテキストメッセージを
素面で改めて読んでみた。

「真剣に子供が欲しいなら、真剣に考えよう。
LAに引っ越してくれば、私が家族として面倒を見るから、心配しないで欲しい・・・。」

***

ところで、話はルームメイト氏に会った12月に飛ぶ。

ジャスティンが忙しくルームメイト氏と一緒に過ごすことが多かったので、いろいろ話を聞いたのだ。
いろいろ話をしたのではない、彼の話を聞いたのだ。

段ボールいっぱいの手紙を見せてくれた。
2年間、付き合っていた彼からのラブレターだった。
手紙に混じってメールのプリントアウトもちゃんと取ってあったのには驚いた。

ルームメイト氏のボーイフレンドはニューヨーク在住のグラフィック・デザイナーだった。
遠距離恋愛だった。
ボーイフレンドは出張で頻繁にLAを訪れていたので、LAでデートをしていたらしい。
昨年の夏の休暇にルームメイト氏はニューヨークに彼に会いに来た。
しかし、彼はヨーロッパに出張することになり、2週間の予定だったのに、たった2日間しか一緒にいられなかった。
その彼が出張先からメールで「もうキミを愛していません」と一方的に振られてしまったのだという。

「とっても愛していたのに。振られてるなんて思ってもみなかったわ。今も胸が痛いの・・・」
と涙を浮かべながら言っていた。

読ませてもらったラブレターは、愛の言葉がいっぱい綴られており、
ルームメイト氏が好きで溢れ出す想いを書いているというよりは、何枚も何枚も甘い言葉をつらつら〜と書くのが
好きな人なのではないかというのが私の印象だった。
第三者の私にとっては愛のささやきというよりは、背筋が寒くなる言葉だった。
もちろん、そんなことは本人には言わなかった。
恋している人にそんなことを言ったら、残酷以外の何ものでもない。

私は酔っている時に、ルームメイト氏に言った。
「今年の夏休みもニューヨークに来て!」
「行けないわ・・・」とルームメイト氏。

ニューヨークに来て、ゲイバーなんぞに行ったら、振られた彼に会ってしまうかもしれない。
ゲイバーに行かなくてもレストランなどで会ったら・・・?
そう思うと怖くてニューヨークには行けないのだと言う。
ルームメイト氏はいまでもニューヨークの元ボーイフレンドに恋心を抱いているのだ。

これが現実。
ゲイは男が好き。
これも大泣きした原因のひとつである。

酔って愛を叫んだのは、そのルームメイト氏を振ったゲイに対抗したかったからかもしれない。
ルームメイト氏の心に届いると願いたいが、クレイジーな女のうわごとにしか聞こえないのだろうか。
「ゲイで男しか愛せないと分かっていても、アナタを愛するのを止められない。精子が欲しいんじゃない。
アナタに愛されたい。だって、愛しているから〜!!」

私もルームメイト氏に段ボールいっぱいのラブレターを書くべきだろうか。

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ルームメイト氏宅はシャンデリアがいっぱい・・・

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段ボールいっぱいのラブレター。」への6件のフィードバック

  1. tadさん

    性別も性的志向(セクシャル・オリエンテーション)を越えての関係。
    私はルームメイト氏の気持ちを想像しようと躍起になっているのです。
    ゲイだけど、女性の私に対してどう思っているのか?

    宝塚の男役、彩吹真央さんが好きで、ルームメイト氏のことを考えつつも彼女のことを考えると萌え〜ます。こんな感じなのかなと思っているのですが、頓珍漢ですね。

  2. 水無月さん、こんばんは!

    愛なのか、どうなのかは、正直なところ、本当に分かりません。

    しかし、私の大げさな「ドラマ」に付き合ってくれるのもゲイだからこそと思います。
    ストレートの男性だったら、「またおんなじ事言って、面倒くせぇ〜、うるせぇ〜」と怒鳴って終わらせるところを、女性特有の粘着性を受け止めてくれて、しかも一緒にドラマしてくれる、その点に感動すら覚えます。

  3. akiさんのコメントを読みまして、自分のことなのに気がつきました。
    私に恋して欲しいんです。

    でも、逆に言えば、恋していないから、冷める・覚める・醒めることもないということですよね。

  4. いつでも恵さんを受け入れてくださるルームメイト氏は、本当に素敵な方ですね。
    僕も、水無月さんと同じように、彼の恵さんへの愛は性別を超えていると思います。そんな方に出会える恵さんが、正直うらやましいです。

  5. 恵さん、こんにちは!

    遅ればせながらひとつ前のブログも読ませて頂きました。
    恵さんの不安になる気持ち、大泣きしてしまった気持ちわかります。
    愛した人が、女性を愛せない。一見致命的にも見えます。
    でも!ここまでルームメイト氏の人となりを恵さんのブログから見るに、
    彼の恵さんへの愛は性別とか超えているように思いますよ。
    とにかく彼は懐の深い素敵な人です。
    ありのままの恵さんを愛してくれていますよ。

  6. カップルの関係は往々にして「恋愛」から始まり、どんどん愛の量が増えて恋の量が減る。
    ルームメート氏の場合は恵さんに愛情を表現しているけど、恵さんに恋、もしくは情熱的な愛情を表現していないと感じるのが、心にひっかかるのでしょうか。
    私は、ルームメート氏のような静かな愛情は暖かくて素敵なものに思えます。

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