ストレートがゲイガイズに見えてしまう理由。

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日本人のゲイ友(多分、友情は復活〜)フミオと二丁目のゲイバーで飲んだ。
新たなゲイバーを開拓しようとは思ったのだが、次に新宿に来られるのはいつになるか分からない、
だから、この絶好の機会を利用したいと思った。
新宿といえば、私にとっては、二丁目とゴールデン街だ。

ゴールデン街に学生時代から時々通っていたバーがあった。
恋人と呼べる男と行ったこともあるし、東京で会社勤めをしていた時に、好きな人に冷たくされて、
泥酔状態でお店に行き、ママさんに泣きついたこともあった。
名前が覚えられるほどの常連ではなかったが、時々行きたくなるお店でいつも行くとベロベロに酔ってしまった(笑)。
独特な美しさを持つママさんだった。
アングラ劇団の女優さんのようであり、実際、彼女が女優だったのかどうかも知らないが、声がハスキーで、
笑顔がなかったのも彼女の魅力で迫力があった。

そのバーのママさんが数年前にガンで亡くなられたことを友達から聞いていた。
彼女の冥福を祈りたいと思った。
フミオにゴールデン街に行きたいと言った。

「わぁ〜、一度も行ったことがないからぁ〜、行きたいわぁ〜」と快諾。

二丁目のゲイバーを後にして、ゴールデン街を目指す前に日本のゲイ雑誌BADI(バディ)を購入しようと
またルミエールに立ち寄る。
BADI(バディ)のバックナンバーがズラァ〜と平積みされている。

「この子、かわいいぃ〜(表紙の男の子を見ながら)」と私が言うと、「ぜんぜぇ〜ん」と真っ向から否定するフミオ。
「こっちの方がいいわぁ〜」とフミオが言う男は「冗談でしょう」と私は言い切る。
私たちの好みは完全に違う。

すると男子2人組(歳の頃は20代前半)も私たちの隣でBADI(バディ)を見ていた。
フミオは彼らに話しかけた。
フミオはかなり酔っていた。

「ボクはゲイだけど、友達はのんけだよ」と2人組は自己紹介(!?)した。
ルミエールというゲイ専門の本屋さんにいるのだから、ゲイなのだろうが、
それにしてもニューヨーク・スタンダードからいえば、ゲイだと自己紹介する青年は全くゲイに見えない。

つまり、ぴちぴちTシャツも着ていないし、ジムに行って体を鍛えているとは思えないし、
歯も真っ白じゃないし、極端に人工的にきれいにしていないからなのだが(って、ニューヨークのゲイのことを
悪く言っているようだが、こういう男は本当に美しいのだ)。

日本男児のストレートのファッション・センスがゲイガイズと同様に良いとしかその理由を見つけられないのだが(笑)。

そうそう、日本ではストレートのことを「のんけ」と言うのであった。
新鮮な響きだ。

「のんけの友達は気がついていないだけでバイセクシャルからしら?」と、軽い挨拶のつもりで言ったら、
フミオが激怒!
「何よ、バイって!人のセクシャリティーって分からないものなのよ。
のんけの友達はゲイかもしれないし、やっぱり、のんけかもしれないし、勝手なことを言わないで」

ヒートアップしている。
私に怒ったと思ったら、2人組に対してセクシャリティーに関する演説を始めたので、フミオをなだめて
ゴールデン街に向かう。
午前2時。

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哲学の道のすぐ横がゴールデン街だ。

***

ゴールデン街のバーは場所も雰囲気も全く変わっていなかった。
カウンターしかない狭い狭いバーだ。
ママさんの旦那さんであるパパさん(オーナー)がいた。

男だけ2人で飲みに来ているお客さんが「どうにもゲイ・カップルに見える」と私がフミオに耳打ちをした。
「ボクもそう思ってたのよ。ぜったぁ〜〜い、そうでしょう? 日本はクローゼットのゲイが多いのよ」

ママさんのご冥福を祈りながら、静かに飲もうと思ったが、ゲイ話題に花が咲いてしまった。
男同士で来ているお客さんがもう一組いたのだが、彼らもゲイ・カップルにしか見えなかった。

彼らは多分、ゲイ・カップルでもゲイの友達同士でもないだろう。
しかし、なぜ、ゲイ・カップルに見えるのか?
見えてしまうのか?

それは肩と肩を寄せ合うように飲んでいるからだ。
顔も接近している。

アメリカではストレートのバーで男同士飲んでいる場合、距離がある。
必ず距離がある。
日本のように接近していない。

すり寄っている男同士=ゲイの図式が成り立つニューヨーク。

ストレートの日本人男性は友達同士ならば体が接触して飲むことに何の躊躇もないのだと思われる。
日本人の生活様式の基本が他者との距離がほとんどない「こたつの文化」だからだろうと思う。

***

パパさんも加わりゲイのセックスの話になり、ルームメイト氏がきもいという話にまた戻り・・・(フミオ、酷い)、
「店が二丁目に移転したのかと思ったよ」と言いながら帰るお客さんがいた。

厭味なのか、褒め言葉なのか、私には判断はつかないが、
パパさん(オーナー)には酔って大声で話をしてお騒がせしましたということで謝り、バーを後にした。

「またおいでよ」と言ってくれたのが嘘でも救いであったのを付け加えておこうと思う。

***

ホテルに戻ったのは午前5時。
フミオを寝かせたままにして、私は所用があり朝の7時にホテルを出る。
久しぶりの新宿の朝はさわやかだった。

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ホストクラブと思われる看板。歌舞伎町。ニューヨーク基準でいえばストレートには見えないが、彼らはきっとストレートなのだろう。

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ストレートがゲイガイズに見えてしまう理由。」への3件のフィードバック

  1. 恵さん、こんにちは♪

    「体を鍛えてるとゲイ」・・・だからQAFのジム(とサウナ)はゲイばかりだったのね。
    アメリカは、ストレートよりゲイの男性の方が美しいんだから
    恵さんが惹かれるのも当然な気がしますよ。
    きっと私もNYに行ったらゲイの男性を好きになってしまうかも。

    上のホストらしき写真の彼ら、半分以上が同じ髪型だ~!!

  2. momoたまのコメントを読んで、日本人は痩せている人が大半で、アメリカ人(人種に関係なく)はデブが大半ということろ、つまり体質の点で大きな違いがあるのではと思いました。アメリカのゲイはきれいに見せようと体を鍛えているので目立つのではないかと思います。ストレートはデブデブ(メタボ)でも気にしなぁ〜い。体を鍛えているとゲイに間違われるという話しもありますし。

    日本版White Partyのモーレツにキョーレツな写真見るだけでもいい、見てみたいです!
    男だけの世界!すごそう!
    ふんどし姿満載か?って想像していま〜す。

  3. 日本のゲイガイで美意識高い人って知らない気がします。私が知ってる人たちも、みんなぽっちゃりだったり、服装はおしゃれなんだけど、体型は・・・、おっさんだ!って人たちばかりです。かっこいい人も絶対いるんだろうけどNYみたいに一目で分かる素敵なゲイって人は少ない(知らない)気がします。

    大阪で年に1度会員制ゲイガイズのとっても大きなパーティーがあってるそうです。そのモーレツにキョーレツな写真をゲイガイに見せてもらった事があります。全国からその日は集まってくる超ビッグイベントだそうです。ビル貸し切りなんだって。行ってみたいけど、女人禁制だと。

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