アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第8回 ありきたりの形容だが、映画みたい!

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ゲイバーMother Loadにルームメイト氏の友達が来た。

友達も口を開いたらゲイと分るフェミニンな話し方だ。

英語では日本語のように女言葉があるわけではないのだが、語尾を上げたり、甘ったるい声を出す。
帰国してテレビで観たのだが、植松晃士さんのような話し方を英語でもしていると思っていただければと思う。
そう、ゲイの文化人の元祖「おすぎとピーコ」の話し方を思い浮かべていただければご理解していただけるかと。
あの感じで英語を話すのである。

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ルームメイト氏の車でビリオネアの家を目指す。
ルームメイト氏の友達クリスはビリオネアとは友達でもなんでもなく、友達の友達ということだ。
つまりゲイのネットワークで今夜どこでパーティーが開かれているのかを知るそうだ。
既にパーティーに言っているという。

LAの高級住宅地といえば、知らない人はいないだろうのビバリー・ヒルズ。
しかし、我々の目的地はハリウッド・ヒルズ。
ソコも高級住宅地らしい。

こんな山の上になぜ家を建てる???と疑問に思うくらい急勾配な場所に家があるのだが、
LAでは山の上にあればあるほど資産価値が高いとのこと。

***

目的のお家に到着。

玄関にはバレット・パーキング担当のメキシコ人のお兄さんがたくさんいた。
ホーム・パーティーなのにそういう人も雇うんだなぁと私とはそれだけでも別世界を見たと思った。

※バレット・パーキング……鍵を渡して車を駐車してくれる。
LAは車社会なのでレストランでもバレット・パーキングが普通。
ニューヨークの高級アパートもバレット・パーキングが当たり前だが、私はそういうところと対極な位置で暮らしているので感激するのであ〜る。

最初に、案内されたのは庭。
プールが広がる。
「キャァ〜!ロサンジェルス!ハリウッドだわ!」

豪邸といったら、プールは定番だ。
☆の照明が施されてロマンチックだ。

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ブレブレの写真で申し訳がない。手前にあるのがプール。

「今までこんな豪華な所に来たことがない」と狂喜乱舞しつつも、フリードリンクは何処じゃと、バーを探す。
ジャスティンがすぐに庭に設置されているバーを見つける。

バーテンダーのお兄さんもハンサムだし、並々にワインをついでくれるし、LAはなんて素晴らしいのと感涙。
プールにスペイン風の豪邸。
さすがに泳いでいる人はいなかったが、招待客は200人はいただろう。
女性もちらほらいたが、ほとんどがゲイらしい。
ありがちな表現なのだが、ハリウッド映画の一場面みたいだった。

ゲイのお宅なのでビキニの美女が泳ぐのではなく、立派なパッケージ(もっこり)のGO-GOボーイばりの
お兄さんが泳ぐにちがいない。

***

自宅を開放してのホームパーティーは、どんな部屋も見れるという特典もある。
4人で豪邸を探検。
キッチンも納戸もウォークング・クローゼットも見れる。
ベットルームにもお邪魔できる。
もちろんメインベットルームの大きなベットにも寝てみた。

居間にあった巨大なクリスマス・ツリーの前で記念撮影なんぞもする。
ウォークング・クローゼットにはKENの人形が置いてあって、ゲイメンはKENが好き!という私の説(?)
を裏付けることとなった。

ルームメイト氏の友達、クリスが入手した情報では、ホームパーティーではなく、お誕生日パーティーで、
バースデー・ボーイはY☆ho☆の創立者の1人だそうだ。

***

ルームメイト氏と友達クリスとは別行動。
探検の結果見つけた使用人の部屋なのかベットしかない小部屋でベットの上に座ってジャスティンと語る。

ジャスティンにとって数ヶ月のNew Yorkの滞在は様々な人種と世界の人々に出会って社会問題について考える機会になったと言う。社会問題だからといって、それはゲイの社会活動家になることではなく、将来的に人種や貧困問題に取り組みたいと目をキラキラさせていた。

***

「あらぁ〜、そんな狭い所でセックスしているんじゃないでしょうね」
ルームメイト氏が私たちの秘密の小部屋を見つけて入って来た。
「サンタのGO GOボーイのショーがあるから行きましょうよ」。

プールの横にはテントが設営されていてステージもあるディスコになっている。
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写真奥の白いテントがそうだ。写真が同じでスミマセン。

「サンタのGO GOボーイはイヤだな。セクシャルな存在じゃないのに」
と言うジャスティンは結構ロマンチックで少年のままな部分もある。
「(テントには)食べ物があるから、行きましょうよ」とルームメイト氏が言う。
「お腹が空いたから、観なくてもいいから食べに行こうよ」とセクシー・サンタを見たくないジャスティン
を無理矢理連れて行く。

ジャスティンと話ながらガンガン酒もすすみ、実はかなり酔ってしまった私は足元がおぼつかなく、テントに行く途中、石段でよろけて、そのまま植え込みにドサッと倒れて、かつ整然と飾られていたポインセチアの鉢を壊してしまった。
鉢はプラスチックでなくセッラミクだったのだ。お金持ちだから細部にもお金がかかっているのだ。

ルームメイト氏は「大丈夫? 痛くない? ケガしていない? 壊しちゃったの? 気にしなくて、大丈夫よ。
大金持ちなんだから〜」
と一気にしゃべりながら、手を差し伸べて植え込みから私を救出してくれた。

「酔っぱらいは恥ずかしいわ〜。止めてね」
と厭味を言われて意地悪されるのかと思ったら、そうでなく、逆にハプニングがあって楽しそうにしているのが意外だった。ルームメイト氏、やっぱり良い人なのかもしれない。

ルームメイト氏、軽々私を引き上げてくれたのは男そのもの。
話し方は女。
でも見かけも腕力も手のゴツゴツ感も男そのもの。
彼の男の部分に接して不思議な気持ちになってしまった。

***

テントに辿り着いたら、GO-GOボーイのサンタのショーは終っていた。
多分、ストリップだったのだろう。

サンタがストリップだなんてジャスティン少年には堪えられなかったに違いない。
私は観たかったけど、ジャスティン少年の心を傷つけずに済んで安心した。

安心するとすすむのは食欲で、ステーキを3枚ほどいただいた。

ルームメイト氏が「彼女、有名よ。写真撮りなさい」と今度はミーハーのおばさんになって私との記念撮影を
お願いしてくれる。

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有名なコメディアンらしい。名前を聞いても覚えられかったのだが……。

***

ロサンジェルスの第一夜が、何度も使用して、かつ他の形容が見つからず申し訳ないのだが、
まるで映画のような豪邸の豪華お誕生会!それも主役はゲイ!
こんな出来過ぎな出来事に驚くばかりだった。

誰がバースディー・ボーイだったのかも分らずに、パーティーを後にした。
こんな私のような見ず知らずの者までにもアルコールと食べ物を与える誕生会を開くことができるなんて
お金が有り余っていないとできないよなぁとつくづく思った。
そして財布にある1ペニー、1ペニーを一枚ずつ数える私であった。

***

補記:お庭にはファイヤープレース(暖炉)が二カ所にあった。
暖炉の前でセックスをするのが夢なのだが、外の暖炉でするのもいいなぁ。
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パチパチと燃える薪を見ると心が落ち着く。

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アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第8回 ありきたりの形容だが、映画みたい!」への8件のフィードバック

  1. uiさん

    映画関係の知人でニューヨークからLAに引っ越して仕事をしている人が数人います。仕事数も機会もたくさんあるようです。
    次回作に向けてスポンサー探しはLAかな。

  2. では、恵さんと一緒にL.Aで待ち合わせ・・・ですね♪

    本当に現実世界を映画にしたりドラマにしたり・・・だから、ヒットするんでしょうね。
    しかし、お金のある所は、本当にあるんですね~。
    映画のスポンサー捜しは出来たのかしら・・・なんて、思ってしまいました(^_^;)

  3. momoたん

    確かにLAの空から地上を見るとプール、プール、プール。

    建設費も水代も塩素代もかかるし、ある程度お金がありますよの
    ステータスなんでしょうね。

    ルームメイト氏はまめだし、気を使うのが好きみたいです。

  4. uiさん

    使用人だなんてとんでもない。
    一緒にパーティーに行きましょう!

    「映画の世界」は現実にあるから映画になったんですね!
    驚くばかりでした。

  5. Hiromiさん

    私はすごい世界に住んでいませんが、ルームメイト氏の友達がすごそうです。
    SATAは確かプレイボーイマンションでしたね。
    あの豪邸にも負けるとも劣らずの邸宅でした。
    LAに住んだら毎日あのようなパーティーなのかしらと思わずにはいられませんでした。

  6. いや~、誰がバースデーボーイかも分からないほど色んな人が来てるって、すごいな~。何て裕福なお方なんだ!
    LAを上空から見たらプールがたくさん見えますよね。初めて見たときびっくりしましたよ。プール=お金持ちでしょ!?こんなにたくさん!?って。

    ルームメイトちゃん、かわいいですね♪ジャスティン君よりめぐたまのことケアしてあげてる感じがする。ごつごつお手手の母性をくすぐるのかしら。

  7. 本当に夢の様なパーティーでしたね~♪
    しかし、ますますルームメイトさんの株は上がります↑
    たとえゲイメンでも、酔った恵さんをサポートしてくれて・・・人間として素敵ですね!

    しかし、本当に映画の世界の様な出来事が、日々あるんですね~(^_^;)
    私も一度で良いので(使用人で良いので)、生で見てみたいです。
    やっぱり、恵さんに頑張ってもらい、大金持ちになって私を住み込みシェフとしてやとって下さい~(⌒о⌒)

  8. 恵さんへ

    ホンマに映画のような世界ですね。
    SATCのキャリーがLAに行った時も、豪邸が出て来ましたよね。
    あんな感じなのでしょうか。
    しかも、日本人が地味~に見えてしまうような、よくある
    ブロンドのビキニ姉ちゃんがいっぱいのパーティーじゃなくて
    gayがてんこ盛りですか!?
    パラダイスですね。

    凄い世界で生活してる恵さんなんですね~。。。う、羨ましいです!

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