アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第6回 いじわるルームメイト。

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***

ジャスティンのアパートに着く。

LAのアパートはNYのと違っている。
LAの典型的なアパートとは2階建。
しかし、日本のように1階と2階に別々の居住空間があるのではなく、1階にも2階にも部屋がある縦割りになっているのだ。

ジャスティンは1人で暮らしているのではなく、ルームメイトがいる。
ルームメイトもゲイだとジャスティンから聞いていた。

アパートのドアを開けると広いリビングルームであった。

ルームメイトがカウチに座っていた。
「メグミ、ようこそ」と立った。
私の名前をジャスティンから聞いて知っていたのだろう。呼んでくれたのには感激した。
ルームメイト氏はティッシュで鼻をかむ。
「ごめんなさい。風邪を引いているの」

ブロンドでブルーアイで、背が高く、ハンサムだ。
「きゃぁ〜!素敵!なんでジャスティン、ルームメイトがハンサムだって言わなかったのよ!」
と責めたくなる。

プラハの君系だ。
思いっきり私のタイプであ〜る♥

ロマンチックでロココ調なリビングルームは彼がデコレートしたに違いない。
絶対、ジャスティンがしたのではないのは分かった。
ジャスティンは髑髏好きのゴス・ゲイだからだ。
ルームメイト氏からはインテリアやファッションが好きなオーラが漂ってくる。

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シャンデリアがアパートのいたる所にある。

ジャスティンのルームメイト氏はフェミニンな話し方をする。
外見(服装)は男性だが、女以上に、女らしい。

過去の経験からなのだが、フェミニン・タイプのゲイは女性に厳しい。
だから、私はフェミニンに話すゲイを警戒してしまう。
苦手なタイプなのだ。

嗚呼!悲しい哉。
ルームメイト氏とは仲良くなれないだろう、私のタイプなのに……。
落胆。

***

夜、一緒に遊べるかと思ったのだが、ジャスティンの元カレ、リチャードは自宅のあるサンディエゴに帰るという。
元カレが二泊したジャスティンの大きなベットで今度は私が寝ることになる。
ジャスティンは悪態をつきながら地下の駐車場まで送りに行ったが、リチャードは嬉しそうだ。

***

しばらくお邪魔するジャスティンの部屋で荷物の整理をした後に、私は同伴者がいることをジャスティンに告げなければならないことに気がついた。

「ジャスティン、実は友達を連れてきたんだけど彼も一緒にいい? あなたも知っている人だよ」
「誰? もしかしてプラハ?」
「プラハの君が一緒だったらサイコーだね。あのね、彼なんだけど……」
私はバックからおもむろに同伴者を取り出した。

「あ〜〜〜!KENだ!久しぶりぃ〜」
とキスをするジャスティン。

同伴者KENをタンスの上に置く。

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全員がKENなのだが、眼鏡をかけている右側のKENが人気で、私の旅の同伴者であ〜る。

***

ジャスティンの大きなベットに一緒に寝転がってデジカメで撮影したサンフランシスコでの出来事写真を
見せながら話す。
スコットの豪華アパートには彼も驚いていた。
ブログ上での公開は憚れる写真もある。

二人で騒いでいると、「何がそんなに楽しいの?」とルームメイト氏が部屋に入ってきた。
すると彼はタンスの上に置かれたKENを発見!
「知っているわ!KENでしょう? ジャスティンが撮った写真の中にチェコ人と一緒に写っていたわよね」

プラハの君もいろんなKENがいる中、私と同じKENがお気に入りで何枚も記念撮影をしているのだ(笑)。

***

午後9時。
そろそろ夜遊びの時間だ。

ルームメイト氏は気分がすぐれないから一緒にゲイバーには行けないと言った。

私の予想では彼は女にいじわるなゲイ。
だから、一緒にいなければツンツンされずに済むし、ネガティヴな感情で落ち込んだりとか全く願っていない精神活動しなくてもいい。
最初からジャスティンと2人きっりで行くつもりだったから全く気にならなかった。

ジャスティンは車の運転をするとお酒が飲めないから近所のゲイバーに行こうと提案。
パリス・ヒルトンは度重なる飲酒運転で刑務所行きになったが、1杯くらいはいいだろうとすら
思わないジャスティンの態度に感動。

するとルームメイト氏は「近所のゲイバーぁ〜!? それではメグミが可哀想よ。ABBEYに連れていかないの?」
「一緒に酔っぱらいたいんだもん。歩いて行ける近所のゲイバーでいいよ。なぁっ、いいよな」
「限られた滞在なんだから、案内しゃなきゃダメよ。ジャスティン、アンタって本当に悪いホストね。
私が運転するからウエスト・ハリウッドに行きましょう」。

***

車の中では「メグミが好きな曲でしょう」とipodからセレクトして流してくれた。

美形で長身で美しさを鼻にかけて、女にいじわるなフェミニン・ゲイに違いない!と先入観を持って接していたが、ハンサムなお顔におおよそ似つかわしくない鼻水を垂らしながら車の運転もしてくれるし、私が好みそうな曲を選んでくれるし、予想に反してルームメイト氏は底意地が悪そうな人物でなく心の根のやさしい良い人かもしれない。

ちなみにルームメイト氏が流してくれた曲をご紹介しよう。
Aqua“Barbie Girl”であ〜る。
実は全く知らなかった。

KENは本物の方が断然ハンサムだ。

台詞の部分もいい。
KEN: Hi Barbie (ハイ!バービー)
BARBIE: Hi Ken!(ハイ!ケン)
KEN: Do you wanna go for a ride? (ドライヴしたい?)
BARBIE: Sure Ken! (もちろんよ!)
KEN: Jump In… (乗りなよ)

I’m a barbie girl, in the barbie world (私はバービーの世界のバービー)
Life in plastic, it’s fantastic! (プラスティックの世界!ファンタスティックだわ!)
you can brush my hair, undress me everywhere(私の髪の毛をとかせるし、どこでも服を脱がせられる)
Imagination, life is your creation(想像力よ!人生はあなたの創造なんだから)

KEN: Come on Barbie, let’s go party! (バービー、行こうぜ!パーティーだ!)

***

最近はパパラッチとお付き合いしているらしい、人生迷っているとしか思えない、お騒がせブリトニーが(ジャスティンによれば)超酔っぱらいになり、大虎になった挙げ句、追い出されたこともある、LAで一番、有名なゲイバー、ABBEYに向かう。

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アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第6回 いじわるルームメイト。」への10件のフィードバック

  1. 水無月さん、こんにちは!

    そうです!そうです!
    エメットみたいな話し方に腰つきです。
    それに手の動きも。でもファッションは男!
    バビロンでも流れていたんですね。

    ゲイガイズはバービーのこと好きみたいですね!

  2. 恵さん、こんにちは!

    ルームメイト氏面白いですね。
    QAFのエメット(実物はもっとハンサム?)風なしゃべり方なのかな?(笑)
    あとこの曲、私のipodにも入ってます。
    QAFのたしかS3でバビロンで流れててお気に入りになりました♪
    巡礼の旅、気付いたらどんどん更新されてるじゃないですか!
    さぁ~、一通り読まなくっちゃ!また後ほど!

  3. momoたま
    L WORDのイベントには参加するのでしょうか?
    もし参加されたら、ご報告楽しみにしています。
    やっぱり吹き替えなんでしょうね〜。

    みんなKENなんですよ。でも、世代が違うんですよ。

  4. おしゃるさん
    おねえ言葉をしゃべる=いじわる
    と先入観を持ってしまったんですが、いじわるな人じゃなかったんですよ〜。
    AQUAのケンは、かなりKENのイメージから(声も外見も)かけ離れていますが、ハンサム過ぎると緊張してしまう傾向にあるので、気軽に話せるケンになるかもしれませんよ。

  5. akiさん、はじめまして。

    コメントありがとうございます。
    3ヶ月も読んでくださったんですね、嬉しゅうございます。
    akiさんもNY在住。ということは、手を伸ばせばすぐそこにゲイバーが!!ですね。

    これからもどうぞよろしくお願い致します。

  6. 3体とも(3人と言うべき??)みんなKENなんですね!知らんかった~。よく見る右の彼だけをKENと思ってました。失礼。

    ルームメイトの彼はいい人で良かったですね~。鼻たれながら連れて行ってくれるなんて、優しいやつやん。

    いよいよ今週末からLの世界解禁です!地元の高級デパートではDVDを上映するとかイベントやるらしいです。やるな。

  7. このケンは...ちょっとイメージと違いすぎましたね(汗)
    せっかく久しぶりにジャスティンに会えたのに、横槍がはいったのかっ!?と心配しましたが、そうじゃなくて良かった!
    人は見かけによらぬもの~ですね~

  8. 恵さん、はじめまして。
    3ヶ月程前にDeeeeep NYを偶然見つけてからいつも楽しく拝読させていただいております。
    これだけ長く読んでおきながら黙って読むのが心苦しくなり(笑 コメントしています。

    恵さんのBlogを読みながらだんだんGayの世界に興味が出てきて、NYに住んでいるため行く事も不可能ではない環境から、いつ自分がDeeeeepNYの世界に入るのか楽しみです。

    これからもブログも恵さんも応援しています~。

  9. uiさんは既にこの曲をご存知だったんですね。
    知らないのは私だけ?
    ダンス・ミュージックというのもいいですが、歌詞が気に入りました。私の場合は、バービーをKENに置き換えて、I am a KEN BOY!と唄ってくれて、♪You can undress me everywhere! Do whatever you please♪とも唄い上げてくれる生身のKEN BOYがいたらと願わずにはいられません(笑)。

  10. ドキドキしながら読んでしましました(^_^;)
    素敵なルームメイトの様で良かったです。
    そして、この曲、私も大好きです♪
    (一時期、よく日本のラジオでもかかっていました)

    風邪なのに恵さんの為に車を出してくれて・・・本当に優しいですね。
    そして、部屋のインテリアが・・・♪
    一枚ずつ、ユックリ写真を見てみたかった~~~!!

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