アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第5回 虹の彼方は……

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***

話は少々飛ばしてサンフランシスコからロサンジェルスへ!

今回の西海岸の旅はひとり旅ではなかった。
私には同伴者がいた。
ニューヨークからずっと一緒だった。
それも男だ。

うふ。
と、はにかんでみる。

同伴者の男には彼女がいるのだが、世間ではゲイと噂されている。
彼の名前はKEN。
そして彼女の名前はバービー。

サンフランシスコ空港で、なぜだかそわそわ気味のKENだった。
故郷(マテル社があるロサンジェルス)に帰ることができて嬉しいのだろうと思っていたのだが、
真相はそうでなかったことが後日判明するのだが。
それは追って報告する。

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なぜか、そわそわして落ち着かないKEN。サンフランシスコ空港にて。

***

サンフランシスコからロサンジェルスまでは飛行機で1時間。
東部でいえば、ワシントンDCからボストンくらいの距離があるそうだ。
窓から極小ではあったが、はっきりハリウッドサインが見える。

hollywood.jpg
タイミングを逃してしまったが、写真左側にあのHOLLYWOODサインがある。

ロサンジェルスのLAX空港にニューヨークで知り合った親友と呼べるゲイ友、ジャスティンが迎えに来てくれることになっている。

ケータイにテキスト・メッセージが入った。
「着いた? 今、どこにいるの?」
「荷物を受け取ったところ。今から外に出るよ」と返事。
「セキュリティーの関係で駐車できないから、ぐると回って来るから、外で動かないで待っていてよ」。

***

LAはサンフランシスコより暑い。
気候がいい。
コートを着ているのは明らかに私を含め寒い所からの旅行者だ。
ジャスティンの車はどれだろうか?とキョロキョロしていると……。

「メグミィ〜! キクラァクゥ〜〜〜!」
と私の名前をフルネームで叫ぶ声がする。

声がする方向を見ると、そこに立つ男は……。
「ジャスティ〜〜ン!!」

走るのは大嫌いで苦手だが、この時は体が勝手に動く。
1ヶ月ぶりで会うジャスティン。
メロドラマならスローモーションで見せる感動の場面だ。
たった1ヶ月なのに、それはそれは出口のないトンネルに迷い込んだような長い歳月に感じられた。

ハグする。
涙が出て来る。

ジャスティンは半袖のTシャツに短パンだ。

再会の感激に浸っていると、助手席から見知らぬ男性が降りてきた。
えっ? 誰だろう? タイプではないが、まぁまぁイイ男だった。
ジャスティンのルームメイトだろうか?

ジャスティンの元彼のリチャードだった。
ニューヨークでジャスティンと一緒にいると、必ず彼から電話がかかってきた。
決まってジャスティンが鬱陶しそうに「いい加減にしろよ。邪魔するなよ。俺は忙しいんだ」
と電話をブチッと切っていた。

リチャードはジャスティンとやり直したいのだが、ジャスティンはまだまだ落ち着きたくないと
かたくなに元の鞘に収まることを拒否していたのだが、そうは言っても電話がかかってくると嬉しいそうに話していたし、電話がかかってくると無視せず、いつも取っていた。

2人の関係が復活したのだろうか?
と詮索したくなる気分に駆られる。

リチャードは気を使ってくれて私を助手席に座らせてくれる。
一路、ジャスティンのアパートに向かう。

***

ロサンジェルスのハイウェイは巨大だ。
「何レーンもあって、ホント大きいねぇ〜」と感心していると、道路の向こうにあるものが見えた。

見えたのはコレであ〜る。下記写真をご覧あれ。
rainbow11.jpg
見えたものの正体は、見えるであろうか?

車が進むにつれ、もっと大きくはっきり見えてきた。
rainbow21.jpg虹であ〜る。レインボーであ〜る。

サンフランシスコで素敵にはためくレインボー・フラッグを見て感動したばかり。
虹の彼方にあったのはロサンジェルスだったのだ!
エメラルドの都はロサンジェルス!!

ジャスティンとの再会を祝福してくれるかのような鮮やかな虹がロサンジェルスの雨上がりの空にかかった。
ゲイのシンボル、レインボー!
嬉しい偶然ではないか!

***

ジャスティン、リチャード、そして私の3人でOver The Rainbow『虹の彼方』唄った。
心から願えば叶うというこの歌詞は大好きだ。

♪Somewhere over the rainbow
♪Way up high
♪There’s a land that I heard of
♪Once in a lullaby

♪Somewhere over the rainbow
♪Skies are blue
♪And the dreams that you dare to dream
♪Really do come true

rainbow31.jpg
虹を見たのは何年ぶりだろう。そういえば、ニューヨークでは一度も見た事がない。

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アメリカ西海岸ゲイバー巡礼の旅 第5回 虹の彼方は……」への9件のフィードバック

  1. Hiromiさん

    懐かしい歌ですね。確か工藤静香。

    そんなことは置いといて、従姉妹さん、幸運でしたね。
    私は一目惚れする方なんですが、されたことは皆無です。
    威張れることじゃありませんが。
    Hiromiさん、めげずに次ぎですよ、次ぎぃ〜!

  2. 恵さんへ

    同じ場所に度々の投稿、すみません。

    話はちょいと、それますが
    私の従兄弟(女)は白人男性に一目惚れされ、
    英語もロクにしゃべれないのに、なんと出逢って
    2ヶ月で結婚してアメリカに住んじゃいました。。。

    「目と目~で通じ合うっ♪」(ふ、古っ)
    ってー事が、現実にあるんだ!と、
    私も勇気を出して、男性に声をかけたんですが・・・・・・・・・・・
    どうも私には、人目惚れされる程のオーラは持ってなかったようです。

    頭の中で、「次は何をしゃべろうかな」と考えている間に
    彼は別の女性に話し掛けてました。

    あぁぁぁ・・・・

  3. Hiromiさん
    ご報告ありがとうございます。

    街灯の件。オレンジのムーディーな街灯ですよね。慣れないと暗くて怖いかもですが、逆に日本は白っぽい街灯で隅々までも照らしています。

    SPLASHは残念でしたね。
    でもストレートのクラブに行ってジャーマンをナンパとはスゴイ。
    APTも麻布のクラブも行ったことはありませんが、似ているんだ。
    へぇ〜、そうなんですね〜。

    文には書かれていなかった、その後が気になります。
    言葉は他にもボディ・ランジェージつーのもございますので。

    それとポンタニ・シスターズを観られて、おっさんのようなマレー・ヒルにいじられたとは何よりです。

    続編も楽しみにしています。

  4. momoたんの仰る通り、あまりにも「完璧なストーリー」に驚きました。こういう偶然ってもあるのね。偶然も必然という人がいるけれど、
    それにしても嬉しい偶然でした。

    今年はレインボー・イヤーですな(“な”を付けて、真似してみました)。

  5. uiさん

    LAの空に掛かる虹を見た時に、LAのゲイガイズが「歓迎!ようこそ!」と言っているように思えました。
    LAは車を飛ばすには最適な所ですよね〜。
    って私は運転できませんが。

  6. 恵さんへ

    こんにちは。無事にNYに戻られたんですね。よかった!

    NYのJFKに着いて、友人とタバコを吸いに外に出た。
    私は「やっと来たぜ~NY!」って感動してる私に、
    「・・・・有楽町みたい」って言葉が友人から出ました。
    ガード下の喫煙スペース。。。。妙にオレンジな街灯。
    よりによって、NY相手に有楽町とぼやく友人には
    失笑してしまいました。

    今回、めちゃめちゃ腹が立つ諸事情によって
    SPLASHにはたどり着けませんでした!!
    めたくそ(←関西弁)ムカツク!
    ・・・私だけが、腹の中で
    「また、来るからな!」と叫んでました。
    みんな、SPLASHの為に、1ドル紙幣をしこたま
    用意してたのに・・・・。
    次回は是非!恵さんとご一緒したいです。

    CORIOには行けました!
    なんと最前列。周りを見ると日本人どころかアジアンさえいない・・・。
    マレーヒルさんに、いじられ、話を振られまくりましたが、
    誰も、それに返せる英語力はありませんでした。。
    ポンタニ姉妹の華麗な舞を目の前に、
    ニッポン人4人は全員、口が開きっぱなしでした。
    アンジーが出てきた時に、思わず涙!
    なんってキュートなの♪
    もっと観たかったのに、時間が過ぎるのが早すぎました!!
    衣装と踊りと笑顔とスタイル・・・どれをとっても
    素晴らしかった!
    ここでもまた、私だけが
    「また来るかんね!」と、今度は口にしてました。

    クラブに行こう!と、
    MPDにある「APT」という店に行きました。
    あぁ!おしゃれなお店ね~!なんて思って数分後、
    逆にNYを感じなかったんです。
    そうです。
    「白人の多い、麻布辺りのクラブ」感がめいいっぱいしました(笑)
    女4人、踊って飲んで騒いでましたが、
    だーれにも声をかけてもらえず時間だけ流れました。
    勇気を出して、白人男性に声をかけましたが、
    なんと同じ観光客。おまけにドイツ人(笑)
    英語すらしゃべれないのにドイツ語なんて
    医者でもない私には未知の言葉でした。残念!

    ・・・テンションが上がり過ぎて、毎日が寝不足で、
    毎日が酔っ払いで、毎日、目が充血で真っ赤でした。

    長々と失礼しました。
    また、続編を書き込みさせて頂きますね。

  7. 追伸
    kikurakuって名字をきちんと覚えてて言えるジャスティン君すごい!親友じゃないとなかなか名字まで覚えてくれませんよね。

  8. uiさん同様また行きたい感に駆られかました。行きたい行きたい!!

    虹がめぐちゃまを迎えてくれるなんて、ほんっとにすごい!虹だよ虹!!完璧なストーリだな。私もスイスの滝で年始早々虹を見ました。あと、地元で神社から帰ってくるときもおっきくてはっきりした虹を見ました。

    まさしく今年はゲイの年だな!

  9. 文章を読んでいると、L.Aに行った時の記憶が蘇えってきました。
    そして、《また、行きたい・・・》と。

    ジャスティン君との再会♪
    謎の元彼に恵さんの謎の同伴者・・・。
    続きが楽しみです。

    やっぱり、恵さんは運命で繋がっているんですね~(⌒о⌒)
    綺麗な虹に私も感動してしまいました♪

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