Splash考

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恋をするにも実のらない。デートするもうまくいかない。
しかし、めげないラブ・ストーリー(か!?)を毎週連載形式でお送りしています!

***

ジャスティンくんのニューヨークでの仕事が終わった。
終わったらすぐLAに帰る予定だったが、ちょっとだけ引き伸ばして私のアパートに滞在することになった。

私のアパートはワン・ベット。
居間と寝室がある。
ジャスティンくんは居間に寝て私は自分の部屋で寝る。
一緒の布団には寝ない。
一応、書いておく。

私の希望でSplash(ゲイ・ダンス・クラブ)に行くことにしたのだが、ジャスティンくんはSplashが大嫌い。
来ているお客さんはフレンドリーじゃないし、チェルシーの他のゲイバーもそうなのだが、
なんとなくお高く止まっているという表現が合うのは否めない。
確かにヘルズ・キッチンのゲイバーやイースト・ビレッジの方が気軽にゲイメンと話せる。

ジャスティンくんが一人で土曜日に行った時、愛飲のラム、キャプテンモルガンを置いていないのにもかかわらず、
偽って別のラムをサーブされたことに激怒して、二度とSplashに行くもんか!!と言っていたのだ。
そのバーテンダーはダンくんはではないことを彼の名誉のために書いておく。

Splashでは飲まないと1セントも持参しなかったジャスティン。
そこまで嫌(きら)っている。

私はダンくんとちょっとだけ話して幸せになる。
ちなみに彼が愛用しているアンダーウエアはH&Mのものだという。
お手ごろな価格で、デザインがキュートだ。

今回のメインの目的は大好きなGO-GOボーイ、ブランドンくんをジャスティンくんに紹介しようと思ったのだ。
写真は見せてある。
ジャスティンくんは「今夜の相手はブランドンかな~」と冗談を言っていたが、眼がキラリんと光っていた。

GO-GOボーイが登場し、お立ち台やバーカウンターで踊り始めるが、ブランドンくんは現れない。
彼の登場を待つ間、ジャスティンくんはいろんなゲイガイズに声を掛けられていた。
どこでもモテモテだ。

一人、しつこい男がいた。
ジャスティンくんは嫌な顔をせず対応していたが、その男は別のゲイバーに行こう!行こう!とうるさい。
これは私が助け舟を出さなければならないと思い、「彼は私のボーイフレンドです」と言ってみた。
男は諦めずに、「証拠にキスして見せてよ」と言い出す。
私はキスしてジャスティンくんの股間をさすった。
男は諦めて消えた。

***

結局、ブランドンくんは現れずだった。
それにしてもいつ行ってもブランドンくんはSplashにいない。
もう踊っていないのだろうか。
それとも大きく羽ばたくべく、GO-GOボーイは辞めてしまったのだろうか。
もう彼を見ることができないと思うと残念だ。

ジャスティンくんに「メグミが行こう、行こうって、しつこく言うから来たのに、Splashつまんねぇ~」と言われ、
ドーンと落ち込む。

ダンくんは見てるだけで幸せにしてくれる美青年バーテンダー。
しかし、ブランドンくん以上に心をときめかすGO-GOボーイがいない。

Splash……。
ミラーボールがきらきら輝いていて胸がときめかずにはいられなかったのに。
悲しいことに、つまらない場所になってきたのは事実だ。

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