ミス・ユニバースと国際おこげ大賞受賞者

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Deeeeep!NY 〜女の夜遊び〜にもどうぞ!
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恋をするにも実のらない。デートするもうまくいかない。
しかし、めげないラブ・ストーリー(か!?)を毎週連載形式でお送りしています!

***

ヘルズ・キッチンのゲイバー、POSH。
Therapyはすっかりご無沙汰。
最近はPOSHによく行く。The Ritzも好きなのでPOSHと両方に行く。

POSHのカウンターでひとりで飲んでいた。
LA出身のMY ゲイガイ、ジャスティンくんを待っていたのだ。

ある亜米利加人のゲイガイが声を掛けて来た。
「ミス・ユニーバースのリヨ・モリでしょう?」
「はっ?」
「ミス・ユニーバースでしょう?」
「違いますよ」
「嘘だ、嘘だ、嘘だ。ミス・ユニーバースだ!」と言ってケータイのカメラで私を写す。
私は思いっきり顔を隠す。
その行動が増々、本物だと思わせたようで
「きゃぁ〜!ミス・ユニーバス!」と大騒ぎ。
彼の友達にもPOSHのバーテンダーにも言う。

私の隣にピタァ〜と寄って来る。
「お酒、飲み過ぎだよ」ときつく言う私。
彼は完全なるビール・ゴーグルを掛けているようだ。

その時にジャスティンくんが登場!
「ジャスティン、説明してよ。彼、私をミス・ユニバースと勘違いしている」
「ハハハハァ〜。そうだよ。彼女はミス・ユニバースだよ」と更に彼の誤解に拍車をかける。
私は真剣に否定する。
「ミス・ユニバースじゃなくって国際ファグハッグ(おこげ)大賞受賞者なの」

スツールから下りる。
「身長低いし、太っているし、全然違うでしょう?」と証明してみせる。
ミス・ユニバースのリヨ・モリは180cmぐらいはあるだろう。
私は154cmだ。
体重は私の方が遥かにある。

彼は納得したようだ。
こんな女がミス・ユニバースなわけがない。
それでも彼は、「ミス・ユニバース。ボクと踊ってください」とダンスを申し出てくれた。
で、私たちは一緒にRihannaの♪Don’t Stop The Music♪で踊る。

***

ゲイガイズはきれな女性が大好きだ。
マドンナに代表されるように強い女も大好きだ。

しかし、私はきれいな女性ではないし、稼ぎは悪いので金もないし、金がないので権力もない。

色気づいてきた小学校4年生の時にモテモテのクラスの女の子に激しく嫉妬して母親に
「なぜ?かわいく産んでくれなかったの?」と泣きついた。
母は「ごめんね。お父さんもお母さんも不細工で」と娘の私を慰めた。
近眼だったのでメガネを掛けていた。
男子からは「デブは必ず近眼だ」と悪口を言われた。

そんな私がニューヨークのゲイバーで美しいものが大好きなゲイガイから世界の美女、ミス・ユニバースに間違えられた。
本物のリヨ・モリがゲイバーに来たら目立つし、大騒ぎになるだろう。
彼女との共通点は女で日本人ということだけだ。
思いっきり誤解したゲイガイが酔ってビール・ゴーグルを掛けていたとしても、実は嬉しかった。

***

次の日もPOSHに行ったのだが、バーテンダーのお兄さんが
「ヘイ!ミス・ユニバース」と言って、ビールをごちそうしてくれた。
もちろん、彼は冗談で言っているのだが、こういうことをケガの功名というのだろうか。

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「ボクのFAGHAGになりなよ」と言ってくれたショーンくん。気取っていないところがまた格好いいぃ〜!
彼もゲイです!素敵なゲイ・バーテンダーがいるのもゲイバー通いが止められない理由だ。

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ミス・ユニバースと国際おこげ大賞受賞者」への4件のフィードバック

  1. いちごさん

    間違えたゲイはビール・ゴーグルを掛けて以外に理由は見当たりません。
    私をブスと呼ばずして誰がブスなのでしょう~の私なんですから。

  2. いい話じゃないですか?
    とても輝いていたんでしょうね。
    やっぱり巻髪いいですね。

  3. 888さん

    まぁ失礼な〜。大罪だなんて。
    でも、そうだと認め得ざるをえない現実が……(爆)。

    男色に萌える日本人女性。
    美しい男のセックスシーンは二度美味しい、アーモンドチョコのようなものだからね。

  4. 受賞、おめでとうございます。

    しかし、メグとミス・ユニバースとを勘違いしてみせたゲイは、ヒゲの恰好だけを見て私に「竹野内豊みたいですね」といった美容師に等しい大罪を犯していると言えるでしょう。

    ま、それはさておき昨日、大型書店で珍しくコミックなんか探していたら「ボーイズ・ラブ」というコーナーがありました。男性同士の色恋漫画に萌える女性が日本にも多いのは以前にも書きましたが、想像以上の市民権を得ていることに驚きました。

    日本向けに「ボーイズ・ラブ」の原作をジャンジャン書いて大儲けしちゃえよ!

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