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ゲイメン・ドラマにはまっている!10 queer as folk 

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恋をするにも実のらない。デートするもうまくいかない。
しかし、めげないラブ・ストーリー(か!?)を毎週連載形式でお送りしています!

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美しい男の同士の絡みに歓喜を発見し、胸をときめかし、街を歩くゲイカップルを見かけるとブライアン&ジャスティンに見えてしまったり、DVDを何度も再生し台詞を書き留めて自分で言ってみたり、架空の世界と知りつつすっかりはまってしまったドラマqueer as folk

ショータイムの製作で2000年〜2005年までの5年間にシーズン5まで放映されたゲイメンの友情と愛を描くドラマだ。ショータイムはNo Limits(制限なし)というコピーと一緒に同ドラマを宣伝したほど、コントラヴァーシャル的なドラマだったらしい。

この気持ちを誰かとシェアしたいという思いで書いている。
DVDレンタルの宅配サービスで借りて観ていて、ドラマの終わりにさしかかっている。
ここまで来たかという思いと終ってしまう寂しさは隠せない。
昨日はシーズン5のエピソード10までをお伝えした。

ブライアンとジャスティンの恋愛関係にフォーカスして書いている。
超訳ならぬ超あらすじだ。

***以下、ネタバレ注意!***

I LOVE YOU!とやっとジャスティンに告白したブライアンは、ジャスティンのボロボロ・スタジオで
今度は「俺と結婚するのはどう?」となんとプロポーズをする。
驚きの展開で仰天の発言なのは言うまでもない。

「ふざけるのは止めて!」と真剣に受け取らないジャスティン。
「ブライアンは結婚なんて偽ヘテロ関係って思ってるし、それに結婚なんて信じていないし……」。
「方針が変わったんだよ」とブライアンは乞うような眼差しで見つめる。
「結婚しても失敗する相手と分っているから、ボクは結婚しない」と、ジャスティンは冷静だ。
「ジャスティンなしでは生きては行けない」と弱気とも取れる発言をする。
「マイケル(爆破事件で生死を彷徨っている)のことで怖くなっているだけなんだよ。
ブライアンのことはこのボクがよーく知っている。だから答えはNO!!!」ときっぱり、はっきりと断る。

ジャスティン!偉い!結婚に憧れて結婚すると失敗するだけだ。
ブライアンのF*CKING AROUNDは一生止まらないし、それを受け入れたくないジャスティンが苦しむのは目に見えている。

***

バビロンの爆発は爆弾によるテロだった。
住民投票(Prop.14)を支持するホモホビアの手によるものは明らかだ。
4人の死者、67人の負傷、11人の重傷者が出た。
追悼会が開催されるが、ホモホビアの集団が現れ、ゲイは死ねばいいぃ〜と叫び、乱闘騒ぎになる。
親友マイケルは手術が成功し、回復に向かう。
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追悼会

ブライアンとジャスティンがドライブ。ピッツバーグから車での30分のウエスト・ヴァージニアにブライアンがジャスティンを連れて行くのだ。
そこにはドォ〜〜ンと大邸宅が!
英語で言うマンションだ!プールもテニスコートも厩舎もある。部屋数は20は下らないだろう。

ジャスティンのボロ・スタジオを訪れ、プロポーズを断られた時に「豪邸じゃないけど小さくてもボクの住処だからね」と言ったことをしっかり覚えていて本当に立派な大邸宅をジャスティンとの結婚生活のために買ったブライアン。
極端な行動に唖然!でも、こんなスケールの大きいお金持ちは魅力的だ。

「結婚は反対だったが、気が変わったんだ。どれだけ愛しているかを愛している人に示したいんだ」とか、
「ボクの王子さまのために、彼が欲しいものは何でもあげたい」とかのたまうブライアン。
バビロン爆破事件は余程彼に衝撃を与えたのだろう。
「自分の葬式の夢を見たんだよ。棺桶にはマイクじゃなくて俺がいた……」
リバティー・アベニューのロフトもバビロンも売ると言う。
「ボクの返事を聞かないで決めたの?」
「愛に賭けているんだ」
ブライアンの発言は真剣だと感じたジャスティンは「OK」と言う。
「OKだって?」返事に不満な様子のブライアン。
OKとは日本語のニュアンスで言えば、「うん」のようなものだ。軽い。
「Let’s do it/じゃ、しようか!」とジャスティンは更に気軽な返事をする。
しかし、ブライアンはその返事も全くもって遺憾という表情。
ちゃんとした返事が欲しいのだ。「言ってくれ」とお願いする。
ジャスティンは「YES!結婚します」とプロポーズの返事をする。
しかし、ブライアンの態度がなんとなく変なので「気が変わったなんて言わないでね」と念を押す。
そして、暖炉の前で婚約記念!エンゲージ・セックス!(エピソード11)

ところで、赤々と燃える暖炉の前でセックスはラヴストーリーでは欠かせない必須シーンであるのは言うまでもない。
ブライアンとジャスティンの2人のカップルで観れて感無量。
私の憧れでもある。生きている間に、いつか経験してみたいものであ〜る。

***

結婚式の招待状が送付され、みんな一同に驚く。
あのブライアン・キニーがコミットした!とうとう結婚するのだ!

結婚が決まり、さらにラブラブ度は増す一方。激しいセックスが繰り広げられる。
いつものシャワールームでも、テーブルの上でも、冷蔵庫の前でも。
「結婚してもフェラチオしてくれるかな?」なんてことをブライアンはジャスティンに聞いている。
「大邸宅の部屋ぜ〜んぶでエッチしてくれたら、し・て・あ・げ・る」。
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し・て・あ・げ・る。

突然ですが、どうでもいいだろうのワンポイント英語レッスン
フェラチオとはブライアンは言ってないない。blow=吹くという動詞を使っている。to blow me.
笛を吹くことに似ているからだと思われる。

2人の激しい濡れ場はブライアン&ジャスティンのファンとしては嬉しい。
しかし、人間の心理とは不思議なもので不幸のどん底の濡れ場の方が萌える!

ジャスティンは結婚披露宴の席順を考え、レジストリーではブライアンがプラダの靴を入れたのに、ポッタリー・バーン(家庭用品のデザイナーブランド)の製品を入れた方が実用的でいいんじゃないかと考えている。

アメリカでの結婚式ではご祝儀を出さない。その代わりプレゼントをする。
デパートのオンラインで結婚する2人のレジストリーを作成し、欲しい物のリストを作成する。
親戚や友人がそのサイトに行き、リストから商品を選び買うのだ。
その中にブライアンはプラダの靴を入れたのだ。誰がお祝いに買ってくれるだろうか?
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幸せそうなジャスティン。披露宴の席順を考えるところを後ろから抱き締めるブライアン。

ジャスティンの絵画がアート雑誌に掲載された。
ジャスティンはブライアンに秘密にしていたのだが、リンジーが雑誌をブライアンに見せたのだ。
画家になるにはニューヨークに行った方がいいとリンジーは言う。
批評家は大絶賛でしかもニューヨークはジャスティンに征服されるのを待っているとまで書かれたのだ。
しかし、ジャスティンは行きたくない。
結婚するからだけではない。
ジャスティン作画であるアメコミRage映画化のためにハリウッドに行ったが、企画は頓挫した。
結局、口約束だけで何も実現されなかった。
ニューヨーク行けば画家になれるという訳ではないのだ。将来の全てが約束されるわけではない。
「約束を破らない人間はブライアンだけ……」と言ってクチビルを重ねるジャスティンとブライアン。

その後、アート雑誌がアップになって話が終わる。(エピソード12)

雑誌のクロースアップは2人の未来を隠喩しているように感じるのは私だけだろうか?

***

残すところ最後のお話であるエピソード13になった。
netflixからのメールでは明日送られてくるという。

ジャスティンとブライアンはこのまま結婚しハッピィ〜エンドになるのか?
2人の結婚式で終るのもいいだろう。

しかし、バビロン爆破とマイケルの危篤がブライアンに結婚したい!落ち着きたいと考えさせたが、
一時的なものではないのだろうか? 人間そうそう変わるものではない。
悪意に満ちた人は悪意に満ちたまま死んでいくように。

これが日本のドラマならば結婚式のシーンと数年後にブライアンとジャスティンが子供と乗馬しているシーンで
終るのは想像に難くない。
しかし、アメリカのドラマだ。
結婚が幸せのゴール的な終り方で視聴者も製作者サイドも満足するだろうか?

ジャスティンとブライアンが結婚して落ち着いたカップルになって欲しい反面(絶対、無理だと思うが)、
モテモテ・ブライアンのままで、ジャスティンには主夫ではなく藝術家としての道を突き進んで欲しいと私は思う。

でも、2人の結婚式も観たい。一緒に祝いたい。
ファンは複雑だ。
(7月17日記す)

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