酷評!酷い映画を鑑賞した!Disturbia!

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『Deeeeep!New York! 〜林檎の芯〜』

菊楽 恵著
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***

映画を映画館で鑑賞するのが好きだ。
自宅でDVDも観るが、大画面で限られて空間で、大音響で観る映画が好きなのであ〜る。

時々、拙ブログに鑑賞した映画を紹介しているが、Deeeeep!New York的に面白かったものを偉そうだが、えっへん!私なりに厳選して書いている。Deeeeep!New York的推奨映画の定義とは? 下記の要素がひとつでも入っているものであ〜る。

1. 下ネタ満載
2. 性描写がいっぱい
3. 下品で笑える
4. 心が痛くて辛い
5. ゲイ(メン&ウーメン)

土曜日の夜、鑑賞した映画は上記のどの要素にも全く入らず、一言、つまらなかった。
DVDになったときに観るべきものだったと酷く後悔。
それに、ブログのネタにもならないし「あ〜あ」と思っていたのだが、『つまらない映画=観るのをお薦めしない
非推奨映画』を紹介するのもいいかと思い直した。

Deeeeep!New York的酷評映画はDisturbia。
劇場で観たら、必ずや後悔するであろう映画だ!
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監督は、D.J. Caruso。ドリーム・ワークスの映画だ。

高校生が主役の殺人スリラー・恋愛映画だ。

ストーリーは、妙齢の女性の行方不明事件が発生。問題のある高校生オタク(GEEK)男子とオタク男子の隣に引っ越してきた美人でスレンダーな女子が近所に住むある男性を疑い始めて……。

と、まぁ、永遠の不滅のテンプレートである「美女と野獣」の現代版である
「美女とおたく」の男女の高校生が主人公。
いかにものキャラクターが登場なのでコメディーなのかと笑ってしまった。

水着シーンもふんだんにあり、おたく高校生が見つめるその姿は「半魚人」と全く同じ。
「美女とおたく」の主人公を盛り上げるのドジでおちゃめな友達役は、韓国系アメリカ人の同級生が登場!
定番のラテン系でなくアジア系が起用されるとはアジア人もアメリカ社会に浸透した証拠だ。

殺人ものスリラーなので血が出たり、暴力シーンもあり、ドキドキはちょっとだけするが、とにかく不満なのが
ストーリーが安易過ぎ。
予告編を観たことがあるのだが、予告編のままなのには驚いた。
ひねりが無い!無さ過ぎだ!
この手の映画を観る醍醐味は、どんでん返しなのに!
「えええ〜〜? 彼が犯人だったのぉ〜?」と叫びたかったのに叫べなかった。だって、そのまんまなんだもの。

***

ユニオン・スクエアのリーガル・シアターで鑑賞。満員。
高校生のカップルの激しいラブシーンはないが、キスシーンに触発されてだろう、若いカップルがチュッチュしていた。
MPAA RatingはPG13(13歳以下は保護者同伴)なので若いティーン・エイジャーが観に行ける映画だ。
道理で、子供もたくさんいた。
あっ、この映画Disturbia、ティーン向けとして作られた映画なのだ!!
ということを今、気がついた。
ティーンをドキドキさせて、性的にもやもやさせるのが目的の映画というわけだ。
それなら、尚更、もっとプロットを考えるべきではなかったかと思う。

プロットが安直で安易過ぎ!
善悪の二極だけしかないという終わり方よりも高校生が主人公の映画だからこそ、他の側面で見ると全く考え方も変わってくるということをストーリーで示してあげれば良かったのにと思わずにはいらない。

人間そんなに単純じゃない。

***

補記(超個人的メモ):最近観た映画で心の琴線に触れなかったもの、期待し過ぎてちょっとがっかりしたもの。
括弧内は鑑賞した映画館。

28 Weeks Later (Village Cinema)
The Invisible (Reagal Theater)
Paris, je t’aime (Shunshie Cinema)
Shrek the Third (Reagal Theater)

でも、感動したものもある。

The Page Turner (Landmark’s E-Street Cinema)
原題は、La Tourneuse de pages。
監督:ドゥニ・デルクール
キャスト:カトリーヌ・フロ、デボラ・フランソワ。

この映画はワシントンDCで鑑賞。レズビアン・ティストのまさに私好みの仏蘭西映画。
そこまでしなくてもいいぃ〜のにぃ〜と怖くなる。
暴力や殺人という分りやすい表現方法を使わずに怒りと復讐を映像化している点が、この映画の見所だ。
楽譜をめくるデボラ・フランソワの冷酷な眼差しが素敵だ。ダルデンヌ兄弟の映画L’ Enfant (The Child、『ある子供』)に主演していた時は、もの悲しい眼差しが印象的だった。
観客にはレズビアン・カップルが多数。

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左側がカトリーヌ・フロ演じるピアニスト。左側がタイトルにもなっている“楽譜をめくる人”だ。

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年上のピアニストは、楽譜をめくる彼女に恋をして……。©The Page Turner

酷評!酷い映画を鑑賞した!Disturbia!」への6件のフィードバック

  1. Han-Koh Chungさん

    お返事が遅くなりました。ごめんなさい。

    女性の性学者の本、タイトルを忘れましたが、女性が同性愛に気がつくのは20代の始めと40代になってからだそうです。
    40代の場合は子育てが一段落した時に気がつくそうです。
    ロージーがそうですね。
    だから、ピアノ教師も40代だと思われますので、ようやく自分のセクシャリティーに気がついたのかもしれませんね。

  2. 主人公の女ピアノ教師はやはりバイセクシュアルということですね。
    二十歳を過ぎてから自分の真の性的指向に目覚める人もいるという訳でしょうか?
    彼女の旦那さんはちょっと可哀想に思います。

  3. Han-Koh Chungさん

    主人公の女優さん、きれいですよね。
    復讐に燃える彼女の冷たく熱い演技素晴らしかったです。

    同じ映画を見て同じく感動している人がいることを知るのって、映画以上に感動です!

  4. 楽譜をめくる少女が復讐を実行するレズビアン物語は最高でした。
    台湾でDVDを借りて深夜自分の部屋でたっぷり堪能いたしました。
    少女の恐ろしく執念深い復讐心と一歩一歩罠にはまって行くもう一人のピアニストの間に繰り広げられる物語は私を絶句させました。

  5. パリの君さま
    魅力的ですよね。 本国お仏蘭西では人気があるのでしょうか?

    ロマンスがデーマの18人の監督による18編の短編映画のオムニバス映画、Paris, je t’aimeを観ました。
    http://www.imdb.com/title/tt0401711/

    Luc BessonのAngel-Aも今週末から公開ですし、パリに行けなくても映画でパリを堪能できるから嬉しいです。
    でも、映画じゃなくてパリに行きたいなぁ〜と思いました。
    “je t’aime”って言ってみたいです(笑)!誰に?が問題ですけどね。
    http://movies.yahoo.com/movie/1809425023/info

  6. 私的に、デモラさんは意外と気になる女優さんです。

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